*･🦁✨🍃ﾟ･*薄化粧を飾る🍃🐑✨.｡.:･*

『3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去る』。英語のことわざを倉嶋厚さんが訳した本を以前、小欄でも紹介した。『春風ノ狂フハ虎ニ似タリ』は中国のことわざという。

もっぱらお天気の『春嵐』の災害への警告だと思うが、『荒れる3月』は近年、地震に当てはめても違和感がないように思う。宮城県と福島県を震度6強の地震が襲った。

11年前の東日本大震災とほぼ同規模。しかも当時の大震災と異なり、今回は深夜11時半を過ぎた時間帯。暗闇の中を高台や避難所を目指した住民たちの心中はいかばかりだろう。昨年2月にも最大震度6強という同規模の地震が、ほぼ同じ場所で起きている。

われわれ南国の人間には、ぽかぽか陽気どころか汗ばむほどの日が続いていた。その意表を突く出来事だった。テレビに緊急地震速報が流れて以降、津波注意報が解除されるまで、まんじりともせず夜を明かした。

地元民にとって、この苦難は「生きた心地がしない」ものだったに違いない。東日本大震災を上回るかもしれない超大震災級の不安には誰もこたえられないかもしれない。でも、できる限りの対策には万全を期したい。それを頼りに前を向いて進むしかあるまい。

今回の地震は3月のライオンの「獅子吼」（ししく）。大いなる警告として、教訓をしっかり受け止めていきたい。やがて子羊のように優しく3月が去っていく日がくることを信じて。

　　　　　　　　今日の新聞🗞【小社会】

⭐️薄化粧（セダム）花言葉『静寂』
『私を思って下さい』『枯れることのない愛』

地震に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます
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