2021年11月17日(水)、晴れ。
今日は、庭仕事5時間、歯科通院2時間、買い物2時間の日であった。
投稿写真は、右から「クイーン・エリザベス3本」、「つるバラ/フラウ・カール・ドルシュキ1本」、「ティファニー1本」、「つるバラ/ブルー・ムーン2本」、「オンシジューム1本」である。秋バラの数は少ないが、それでもうれしい。

「クイーン・エリザベス」は、蝋細工のようにツヤツヤしている。

さて、とかく、人は目的と手段を転倒させてしまいがちである。人間の性であり、不幸である。
例えば、私自身を見てもそうである。
初心は「園芸は妻の心の安定のために」と思って始めたのに、いつしか、それが転倒してしまい、バラを育てることが目的となってしまい、妻にバラへの嫉妬心をわかせ始めている。

思い出してみると、園芸を始めた当初は、妻が喜ぶからと始めたとなのに、どうせやるなら、小さな庭部門の日本一のローズガーデン(そんな部門は無いが)を目指したいと思う私がいた。
そうなると、そう思った時点で、目的と手段が逆転してしまうのである。

このようなことは、会社やあらゆる組織においても起こりうることなのだ。
また、組織内においても、組織目的よりも組織維持目的に走り、ひいては、一部のその組織の上層部の地位を守るという自己目的化をしてしまうのだ。

よほど、「初心、忘れるべからず」という言葉が心に刻みついていなければ、この不幸はやってくる。
私は、夫婦においては、新婚旅行の写真が「初心」を忘れないスイッチになっている。

さあ、今日は妻の要望で、紅葉を見に出かける。庭のことは忘れよう。