醜男さんのヨウシュヤマゴボウ,洋種山牛蒡,雑草の投稿画像

洋種山牛蒡

ヨウシュヤマゴボウ

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醜男

2021/08/26

洋種山牛蒡(ヨウシュヤマゴボウ)

ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草。明治時代初期に渡来した北アメリカ原産の帰化植物。空き地や道端などにふつうに見られる。茎は太くて赤みを帯び、高さ1～1.8mになる。葉は長さ10～30㎝の長楕円形で先は尖る。花期は6～9月。花序には長い柄があり、果期には垂れ下がる。花は白色でわずかに紅色を帯び、直径5～6㎜。ヤマゴボウ属の花には花弁はなく、花弁状の萼片がふつう5個ある。果実は直径約8㎜の扁球形で、黒紫色に熟す。果実を潰すと紅紫色の汁が出るので、アメリカではインクベリーと呼ぶ。

名前は、外国産なので『洋種』がつき、果実の色が在来種の丸実の山牛蒡(マルミノヤマゴボウ)に似ているため『山牛蒡』がついた。名前にゴボウとつくが、根には硝酸カリやフェトラッカという毒成分を含んでいるため食べられない。

名前に『山牛蒡』とつく仲間は、古い時代に中国から渡来した薬用の山牛蒡(ヤマゴボウ)、在来種のマルミノヤマゴボウがある。お土産のヤマゴボウの漬け物はモリアザミ(キク科アザミ属)のこと。オヤマボクチ(キク科ヤマボクチ属)も山里でヤマゴボウとして食用になっている。なお、野菜の牛蒡はキク科ゴボウ属で別属であり、ユーラシア大陸原産の二年草で、野菜として利用するのは日本だけ。

出典『野に咲く花』『野草の名前』

twam

2021/08/26

近所で毎日見る植物です。今はまさに黒紫色に熟しています😃

最初に見たとき（今年6月）
名前を調べて「ヨウシュヤマゴボウ」であったことに、少なからず驚きました。洋種・山・牛蒡、どの部分もピンと来なかった💦　面白いとは思いました。

記事を拝見して興味深かったのは、キク科ゴボウ属のいわゆるゴボウを野菜として利用するのが日本だけ、という点。カミさんに知ってた？と聞いたら、知ってました。
戦争中に外国人捕虜にごぼうを食べさせたことが、戦後に虐待として裁判になったこともあるそうな。

私、ものを知らないな〜😅

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