レンゲソウ
(蓮華草・紫雲英)

中国からの帰化植物です。古くから水田の緑肥として栽培されてきました。今では野生化していて、昔ほど見る機会は少ない様です。しかし蜜蜂の蜜源でもあり、その有用性は未だに高いです。
花はマメ科特有の蝶形花で、熟すと真っ黒になります。
花を輪状に咲かせるさまをハスの花に見立てたのが名前の由来です。図鑑などでは、「ゲンゲ」と表記している場合があります。

スズメノテッポウ
(雀の鉄砲)

田起こしをする前の水田に群生しています。名前は容姿から、スズメが使う鉄砲に見立てたものです。昔の子供たちは、穂を抜き取った筒状の葉鞘で草笛を作って遊びました。