warning
error
success
information
ログイン
タイムライン
マイアルバム
アカウント設定
注文履歴
ログアウト
カテゴリから探す
観葉植物
多肉植物・サボテン
ガーデニング
花
家庭菜園
ハーブ
植物の栄養・効能
植物の病気・害虫
植物の種類・品種
雑草
野草・山草
読みもの
植物図鑑
買いもの
投稿
投稿一覧
みどりのまとめ一覧
植物SNS GreenSnap
ガーデニング
雑草
ヤドリギ,雑草,山野草の投稿画像
醜男さんのヤドリギ,雑草,山野草の投稿画像
ヤドリギ
いいね
180人
がいいね!
シェア
ツイート
投稿の削除
この投稿を削除しますか?
いいえ
はい
醜男
2021/01/15
寄生木/宿木(ヤドリギ)
ビャクダン科ヤドリギ属の常緑小低木。普通の植物は土に根を張るところを、ヤドリギはほかの樹木の幹に根を下ろす。ケヤキ、エノキ、ミズナラ、サクラなどの落葉樹の幹にくさび状の根を食い込ませ、相手の道管から水や養分を奪い取り、径1mほどの球状になる。緑葉を持ち、光合成は自分で行う半寄生植物。常緑で一年中葉をつけているので、木々が葉を落とす冬は特に目立つ。枝は年に1節ずつ、二又分枝を繰り返して広がり、厚くなめらかな葉が対生する。花期は2~3月。雌雄異株で、花は雌雄とも径約4㎜と小さく目立たない。果実は液果。晩秋になると雌株に径約8㎜の半透明の黄色い果実が熟し、冬にも残る。果肉は粘液質に富んでほのかに甘く、1~2個の緑色の胚が透ける種子を包み込む。種子は楕円形で角張り平たく、両肩に丸い突起がある。果実を冬鳥のレンジャク類が食べると糞が粘って納豆のように糸を引き、その中の消化されずに出た種子が枝に付着し、寄生根を伸ばし新しい株に育つ。果実が朱赤の株もありアカミヤドリギと呼ばれる。ヨーロッパには果実が白いセイヨウヤドリギがあり、クリスマスに飾る。
ヤドリギは果実や幼植物の機能を特殊化させて、寄生することに成功した。種子は樹上で発芽するとまず緑色の腕を伸ばし、先端を吸盤の形に変形させて樹皮の表面にとりつく。そして先端から樹皮を溶かす酵素を出し、寄主の幹に穴を穿ちつつ根を奥へと挿入する。このくさび状の寄生根は最終的に幹の内部で水や養分を運ぶ配管組織である道管の内部に到達し、寄主から水や養分を吸い上げる。だがこの間は緑の腕の部分の微々たる光合成に頼らねばならない。そこで種子が取りついてから順調なパラサイト生活に至るまでに、約3年という年月が必要になる。
ほかの樹木に半寄生して成長することから、他の木に『宿る木』という意味でこの名がある。古名をホヨやホヤといい、『万葉集』や『源氏物語』にも登場する。
出典『里山の花木 ハンドブック』『種子たちの知恵』『したたかな植物たち 秋冬編』『身近な草木の実とタネ ハンドブック』
みにゃ
2021/01/15
知りませんでした!
マレーシア、インドネシアでも見かけた事があります❣️
いつも不思議に思っていて、鳥の巣かしら? ここだけ葉っぱが成長したのかしら⁉️と長年の謎でした😅
ありがとうございます💕
いいね
1
返信
醜男
2021/01/15
[@id:1063758] さん
恐ろしい植物です😱
いいね
0
返信
醜男
2021/01/15
@みにゃ
さん
読んでいただきありがとうございます🙇
いいね
0
返信
さっちゃん
2021/01/15
醜男様
宿木 ほよ ほや と聞くと綺麗なイメージですが……😯😰な植物ですね…三年もかけてこんな技で寄生していくなんて……
大伴家持さんも万葉集でほよを読んだときはこんなことつゆ知らなかったのでしょうね…😯😥😆
(万葉集ひいてみました!)
あしひきの 山の木末(こぬれ)の ほよ取りて
かざし(挿頭)つらくは ちとせ(千年)ほ(寿)くとぞ
いいね
2
返信
よんちゃん
2021/01/16
宿り木、気になってました。
栃木の倉の街の川沿いの桜の木に沢山あり
オレンジ色の実のつくころ
みにいきたいと、
万葉集や源氏物語にも登場するなんて😊
実は今頃なのかな?
いいね
1
返信
醜男
2021/01/16
@さっちゃん
さん
万葉集の歌も学のない私には『ほよ?』という感じです💦
昔の人も今と同じ植物をみて何かを感じとっていたと思うと嬉しくなります☺️
いいね
1
返信
醜男
2021/01/16
@よんちゃん
さん
果実は成っていると思いますが、高い木の上に生えていて、木登りをしないと確認できません…残念😩
いいね
0
返信
さっちゃん
2021/01/16
@醜男
様
ほよッ! ほよょょょ〜ん😆😊
いいね
1
返信
よんちゃん
2021/01/18
おはようございます。
木登りまで考えてませんでした😊
でも面白い~。😊💕
桜の木にオレンジ色のかんざしがついたようにみえるかなと思ってました。
色々情報ありがとうございました。。
いいね
1
返信
み〜ちゃん
2021/02/12
詳細な情報を有難うございます♪
つくづく不思議植物ですが、昔から観察されていたのですね〜❣️
何だか素敵ですね、パラサイトだから決して素敵なことではないのですが〜😅
いいね
1
返信
醜男
2021/02/12
@み〜ちゃん
さん
調べてみると植物は色々なタイプがあって面白いですね☺️
いいね
0
返信
投稿する
GreenSnapのおすすめ機能紹介!
【無料で利用できる】写真を撮るだけ!アプリが植物・花の名前を教えてくれる『教えて!カメラ』のご紹介!
雑草に関連するカテゴリ
ガーデニング初心者
園芸
アレンジ
DIY・ハンドメイド
ガーデニング雑貨
ガーデニング用品
ガーデン・庭の参考
庭づくり
造園
芝生
害虫
ガーデニングの通販
成長記録
お出かけレポート
開催中のフォトコンテスト
コンテスト一覧
雑草のみどりのまとめ
8
2024/06/27
荒れ庭更生中 チガヤとナツヅタとドクダミとダンゴムシ
4月に越してから賃貸庭の整備中。 刈ってあった庭から生えてきたのは難除雑草トリオ。 雑草エリアが減っていくにつれて植栽エリアに侵攻してくるダンゴムシ。 自分頑張ったと書き残したいだけのまとめ。
31
2024/01/09
秋の雑草駆除モニター
秋の雑草駆除モニターキャンペーンに当選しました。 私のお庭では使えないので、母の庭の隅で試したいと思います。 花木や球根を植えているのでちょっと心配ですが、ススキの様な雑草が何年か前からどんどん増えて、ネコソギ取り除けなくて、昨年は手が痛くなるほど抜きました。 でも今年もたくさん生えました。 このネコソギトップW800を試してみたいと思います。
542
2023/05/26
ネコソギロングシャワーV9を試してみる
皆さんは、草取りは好きですか? 私は、実を言うとそんなに嫌いではありません。 ただ、もっと違う事に時間を使いたいので、しなくて良ければしない方が良いですね。 このたび、除草剤のモニターとなりましたので、使用感や効果を報告できればと思います。 草花が植わっている所には使えませんので、コンクリートの隙間等の雑草で試してみます。 お庭を綺麗に見せる、一番シンプルな事は ①花がらを取る ②雑草を取る ことです。簡単なことですが、なかなか実現できません。
雑草の関連コラム
PR
2024.04.05
植物成分生まれ!みんなにやさしい除草剤「おうちの草コロリ」を使ってみよう
PR
2023.09.30
初心者さんにもおすすめ!芝生のお手入れに芝生用除草剤「シバキープ」を使ってみよう!
PR
2023.09.29
秋の除草に備えよう!雑草駆除&ドクダミ駆除モニターのまとめ
PR
2023.03.24
食品成分由来の除草剤「おうちの草コロリ」で今年こそは雑草を生やさない!
PR
2022.07.27
夏の雑草対策には草刈り機を使って、ラクチン!キレイ!に済ませたい!
PR
2022.04.28
楽して簡単にキレイを保とう!長く効き続ける除草剤「ネコソギ」
雑草の関連コラムをもっとみる
醜男
・見ていただきありがとうございます ・いいね返しはしません ・コメントのやり取りは苦手です ・きれいな写真は他の方の投稿をご覧ください
キーワード
雑草
山野草
野草
花木
スマホ撮影
木の花
寄生木
宿木
植物
ヤドリギ
ビャクダン科ヤドリギ属の常緑小低木。普通の植物は土に根を張るところを、ヤドリギはほかの樹木の幹に根を下ろす。ケヤキ、エノキ、ミズナラ、サクラなどの落葉樹の幹にくさび状の根を食い込ませ、相手の道管から水や養分を奪い取り、径1mほどの球状になる。緑葉を持ち、光合成は自分で行う半寄生植物。常緑で一年中葉をつけているので、木々が葉を落とす冬は特に目立つ。枝は年に1節ずつ、二又分枝を繰り返して広がり、厚くなめらかな葉が対生する。花期は2~3月。雌雄異株で、花は雌雄とも径約4㎜と小さく目立たない。果実は液果。晩秋になると雌株に径約8㎜の半透明の黄色い果実が熟し、冬にも残る。果肉は粘液質に富んでほのかに甘く、1~2個の緑色の胚が透ける種子を包み込む。種子は楕円形で角張り平たく、両肩に丸い突起がある。果実を冬鳥のレンジャク類が食べると糞が粘って納豆のように糸を引き、その中の消化されずに出た種子が枝に付着し、寄生根を伸ばし新しい株に育つ。果実が朱赤の株もありアカミヤドリギと呼ばれる。ヨーロッパには果実が白いセイヨウヤドリギがあり、クリスマスに飾る。
ヤドリギは果実や幼植物の機能を特殊化させて、寄生することに成功した。種子は樹上で発芽するとまず緑色の腕を伸ばし、先端を吸盤の形に変形させて樹皮の表面にとりつく。そして先端から樹皮を溶かす酵素を出し、寄主の幹に穴を穿ちつつ根を奥へと挿入する。このくさび状の寄生根は最終的に幹の内部で水や養分を運ぶ配管組織である道管の内部に到達し、寄主から水や養分を吸い上げる。だがこの間は緑の腕の部分の微々たる光合成に頼らねばならない。そこで種子が取りついてから順調なパラサイト生活に至るまでに、約3年という年月が必要になる。
ほかの樹木に半寄生して成長することから、他の木に『宿る木』という意味でこの名がある。古名をホヨやホヤといい、『万葉集』や『源氏物語』にも登場する。
出典『里山の花木 ハンドブック』『種子たちの知恵』『したたかな植物たち 秋冬編』『身近な草木の実とタネ ハンドブック』