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ラベンダー・グロッソは地中海沿岸地域を原産とするシソ科ラヴァンドラ属の草花で、ラベンダーとヒロハラベンダーの交配によって生まれたとされています。
ラベンダーの香りと知られる香料のなかには、ラベンダー・グロッソの花穂から抽出されたものが多く存在しているそうです。今回はそんなラベンダー・グロッソの育て方についてご紹介します。
ラベンダー・グロッソの種まき時期は3~4月が適しています。
ラベンダー・グロッソの植え付け時期は4~5月が適しています。
ラベンダー・グロッソは地中海沿岸地域にゆかりをもつこともあり、風通しと日当たりのよい環境を好む植物です。
ラベンダーのなかでも耐寒性はと耐暑性ともに強く、-12℃まで寒さに耐えることができるので、比較的地域を選ばず地植えでも育てることができるでしょう。
ただし、ラベンダー・グロッソは日照条件に生育が大きく左右されやすく、最低でも6時間以上日に当たるようにしましょう。
ラベンダー・グロッソはやや乾燥気味の土壌を好みます。
基本的に土の表面が乾いてから2〜3日後にたっぷりと水やりしてください。夏場は過湿に注意し、土の表面が乾いたら軽く湿らせる程度に水やりしましょう。
ラベンダー・グロッソは通気性と水はけのよい土を好みます。市販の野菜用培養土や赤玉土小粒5:腐葉土3:川砂2の配合土がおすすめです。
ラベンダー・グロッソには、3~4月の植え付け時の元肥として緩効性化成肥料を施します。
花つきをさらに良くしたい場合は、春から花期が終わる6月ごろまで、月1回、緩効性化成肥料を追肥するとよいです。
ラベンダー・デンタータはうどんこ病に注意します。通気性が悪いと発生し、葉茎の表面にカビが繁殖して白っぽい粉がかかったようになります。剪定をして通気性をよくすることで予防しましょう。
ラベンダー・グロッソの剪定適期は7〜9月です。ラベンダー・グロッソは過湿に弱いため、切り戻し剪定をして通気性をよくしましょう。
ラベンダー・グロッソの増やし方は挿し木が一般的て、5〜6月と9〜10月が挿し木に適しています。
ラベンダー・グロッソは強健な性質をもつゆえに、数あるラベンダーのなかでも比較的育てやすい部類に入ります。一度自宅で育てれば、その花姿と香りに夢中になってしまうことでしょう。
GreenSnap編集部