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★ どうぶつシリーズのんちゃんの一覧

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1つ目〜2つ目 エビヅル  蝦蔓 海老蔓  ブドウ科ブドウ属のつる性落葉木本 在来種 北海道西部〜本州〜四国〜九州に分布 雌雄異株 カミエビ この写真は、10月上旬 果実は  直径5~6㎜ エビヅルの居場所は覚えてるんです。でもうかうかしてると、鳥たちに食べられちゃうので、その前に!と、撮ってきました。 標準和名を調べると、水生の甲殻類動物のエビ海老の漢字が付いてます。でも、名前の由来はそのエビではなく、昔はブドウ葡萄の事をエビと呼んでいたことから、命名されたようです。 葡萄と書く『ブドウ』と読みますね 葡萄色と書くと、『エビイロ』と読みます。 エビヅルは日本に自生している野生のブドウの一種で、ヤマブドウの仲間。昔はヤマブドウもエビヅルもひっくるめて『エビ』と呼んでいて、後にそれぞれ分けられた名付けられたのだそう。 なるほどねぇ〜 エビヅルは海老って書くから ★ どうぶつシリーズに入れておくけど、本当の意味は違うんですね 撮影 2025  10/8 北区赤羽自然観察公園 ★ どうぶつシリーズ ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 3つ目 アオツヅラフジ 青葛篭藤 別名 カミエビ  ツヅラフジ科アオツヅラフジ属落葉つる性木本 在来種 北海道、本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄に分布 低地の道端、林縁に生育 お花は見逃しちゃったけど、葉っぱを見っけて楽しみに待っていたら刈られちゃったので…(あーザンネン)   10月半ば、小石川植物園の薬園保存園で撮りました 蔓が青緑色をしており、藤のように丈夫で、昔は蔓で籠(つづら)を編んだことから名付けられました。 別名カミエビの由来は諸説あるようです。 その1つ「神のエビズル」 このアオツヅラフジの果実とエビヅルの果実、似ていますね。 エビヅルは食べられるけど、 このアオツヅラフジは有毒で  その毒は薬となり利尿、鎮痛、解熱など、薬効あらたかなので「神」が付いたというもの。 へー!おもしろーい! 撮影 2025  10/12 小石川植物園 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ
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夜な夜な  くらべっこ カラスウリ 烏瓜 ウリ科カラスウリ属のつる性多年草 在来種 本州、四国、九州に分布 1つ目 職場の近所、路地裏の駐車場のフェンスに絡まる葉っぱを発見! こんな所にカラスウリ?!って、少し疑いつつ見てたら一度刈られてしまいました。 でも、キッチリ駆除できていなかったみたい。またツルを伸ばし生えてきました。 いひひ 頑張れ〜 通るたびに  楽しみに眺めてました。 葉っぱは、毛が多くフワザラで光沢が無いんです。 2つ目 9/15 休日出勤した日  蕾  発見!  夕方  急いでたので  別の道を通って帰宅したら  どうやら この晩に咲いたようで、翌朝見たら萎んでました。。。残念 撮影 2025  9/15   スマホ 3つ目 9/18 朝 見っけた蕾は、もしかすると今夜咲くかも!と、思えたので、仕事帰りに  覗きに行くと ヽ(=´▽`=)ノ  やった~  咲いてる! コレは雄花ですね。黄色の雄シベが見えてます。 (雌花は淡黄緑色の柱頭が3裂している) 日が暮れると開花し、朝早くには閉じる  1夜花。 私の行動範囲では  圧倒的にキカラスウリしか見かけず、カラスウリは ニリンソウ群生地付近や 石神井川沿いのうっそうとした辺りで生えています。 なので!びっくり! テンション  ↑ (´∀`∩) ↑ age ↑ 撮影 2025  9/18     スマホ 職場近くの駐車場フェンス 4つ目 くらべっこ カラスウリ → ← キカラスウリ 明日はキカラスウリを投稿します ★ どうぶつシリーズに追加
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ヘビウリ 蛇瓜 ウリ科カラスウリ属の蔓性1年草 インド原産 熱帯地域で食用に広く栽培されている栽培種 日本へは明治時代に渡来 1つ目 昨年秋に出会ったヘビウリの果実です。 お正月、今年の干支『 巳 』に 因んで 投稿しました。長さ1〜2mにもなり 本当、蛇みたーい! 2つ目 夏、カラスウリにそっくりなお花を咲かせると知り、そろそろかなぁって、7月半ば  会いに行きました。 カラスウリのように夜咲くのではなく、日中咲いてます。 朝だったので  レースがまだ広がりきっていないのかなぁ? クルクルッとカールしてますね 雌雄同株 雄花は総状花序、お花が8~15個つき、花序柄は長さ10~18㎝。 雌花は葉脇に単生、しっかり太めの子房がお花の下にある。 って、ことは この写真は雄花のようですね 雌花は見つけられませんでした。咲き始める時期がちょっとズレてるのかなぁ? 3つ目 仲良くゴーヤーの雄花と ツーショット 4つ目 日中に咲いてる ⬆️ ヘビウリ 夜咲いてる ↙️キカラスウリ  と ↘️カラスウリ 撮影 2023  9/2  カラスウリは夜咲きますが、ヘビウリは  日中咲く一日花。 お花の大きさは、直径3~5cm(レース部分は含まず)  なので、ぱっと見 、 カラスウリ(5~10cm)や  キカラスウリ(5〜10cm) より  小ぶりだなぁって感じます。 お花 撮影 2025  7/12 葉っぱ・果実  撮影  2024  10/14 都立舎人公園野草園 ★ どうぶつシリーズに追加!
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ウマノアシガタ 馬の脚形 キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草 在来種 北海道〜本州、四国、九州に分布 日当たりの良い山野に自生 去年  小石川植物園の薬用保存園に植えられていると知り  今年も会いに行きました。 1つ目 全身の姿 一株 草丈は30〜70cm 2つ目 数株  群れている様子 よく似たお花に  同属のキツネノボタン、ケキツネノボタン、タガラシなどがよく挙げられてます。 私が知ってる  ケキツネノボタンと比べると… ケキツネノボタンは 茎が太くガッシリして茎、葉が毛深いです。かわいい  お花のわりに  ガテン系って感じ。 こちら ウマノアシガタは 遠くから見ても  近寄って見ても  茎が細く華奢な  乙女って感じ。 3つ目 黄色のお花は  2cmくらい。光沢がある5枚の花びらが上を向いて咲きます。 根生葉の 幅は3~7cm。3つ〜5つに中~深裂 上部に付く葉は基部まで深く切れ込むので 細長い小葉が5枚付いているようにみえる。 小さなゴツゴツトゲトゲの果実(集合果)は  2.5〜5mm ケキツネノボタンの果実と比べると  ハッキリ小さいなーって感じます。 4つ目 気になる  お名前の由来 根生葉の形が馬の蹄の形に似ているからと。 うむぅ~?似てないよね?! 山と渓谷社の「野草の名前」では、花の形が由来だと掲載されているそうです。蹄鉄を打たない時代に使われていた馬わらじ(馬沓うまぐつ)の形と  上から見たお花の形が似ていたからと… うむぅ~? 撮影 2025  5/5   小石川植物園 薬用保存園 ★ どうぶつシリーズ 5つ目 おまけ 馬の脚形だけに …  馬  🐎 ぷぷぷっ 馬 大好きなんです。たまに会いたくなると、ふら〜っと  立ち寄ります。 このコ大きく見えますが一応ポニーなんです。  体高が(肩までの高さ)147cm 以下 の 馬を総称 してポニーと呼びます。 撮影  2025  5/11 板橋区立こども動物公園
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母の日に寄せて     1つ目 ハハコグサ   母子草 キク科ハハコグサ属 の越年草 花言葉   いつも想っています                忘れない、無償の愛 お名前の由来は、 白い綿毛に 覆われた茎や葉のうえに、小さな花が集まって咲く姿が、母親が子供をやさしく抱くように見えるため…と言われているそうです。 産んでくれた 母 に ありがとう。 母 で いさせてくれている子供たちに ありがとう。 撮影 2025  5/5 小石川植物園 2つ目〜3つ目 ペンペン草 神様が  たった1度だけ この腕を動かして下さるとしたら 母の肩を  叩かせてもらおう 風に揺れる  ぺんぺん草の 姿を見ていたら そんな日が  本当に 来るような気がした 作:星野富弘  『風の旅』 ナズナ  薺・撫菜 別名 ぺんぺん草 アブラナ科ナズナ属の越年草 ユーラシア、アフリカ原産の帰化種 撮影 2025  4/5 暗渠緑道 4つ目 シロイヌナズナ 白犬薺 アブラナ科シロイヌナズナ属の一年草 ユーラシア大陸〜北アフリカ大陸原産の帰化種 日本では北海道〜九州の海岸や低地に分布 小石川植物園の冷温室の小さな鉢で咲いていました。 へー!おもしろ~い! 白犬って…  つい  CMに登場するあの白い「お父さん犬」を連想しちゃった。ぷぷぷっ  加えて、ほほ~  ナズナとな! お名前の由来は お花は白く、ナズナは食べられるのに対し、こちらは食用にならないので イヌ。ナズナは「愛でる草」を意味する「撫菜(なでな)」から転訛したのだそう。 全身の姿が撮りにくく(スペースの都合) ちゃんとご紹介出来ず、すみません。 葉っぱは 丸みがあり小さい 花茎は 10〜30㎝ 茎頂に総状花序を出し、 白いお花の大きさは  3〜4mmくらい (出会ったこの個体は 総状花序じゃなかったですが  もしかすると 咲き終わり頃で  残り僅かのお花だったのかも) 花期は  3〜5月 果実は長線形で 長さ9〜18㎜ の長角果 シロイヌナズナを調べ学習していると、“  植物の研究を行う上での代表的なモデル植物  ”  という文言が目につきます。 ちょいと小難しいお話になるので割愛しちゃいますね。 テヘペロ 撮影 2025  5/5 小石川植物園  冷温室 ★ どうぶつシリーズ
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1つ目 ミドリハコベ 緑繁縷 ナデシコ科ハコベ属の越年草 在来種 日本全土に分布 春の七草の1つで「はこべら」と呼ばれますね 茎は明るい緑色 そっくりなコハコベは 茎が暗紫色を帯びるので見分けるポイントです 白いお花は 5〜7mm くらい 雌しべ1つ花柱は3本、雄しべは4〜10個 撮影 2025 3/23 小石川植物園 2つ目 ウシハコベ 牛繁縷 ナデシコ科ハコベ属の二年〜多年草 在来種 北海道〜九州に分布 ミドリハコベに比べて大きいため、“ 牛 ” の 名が 付けられている。(葉っぱも草丈もお花も全体的に大きい) 茎は緑色の場合は節部が暗紫色になり、茎全体が暗紫色になる場合もある お花は 8〜10mm程 雌しべ1つ花柱は 5個 あることが特徴。雄しべは10個 撮影 2025 5/5 小石川植物園 ★ どうぶつシリーズ 3つ目 ノミノツヅリ 蚤の綴 ナデシコ科ノミノツヅリ属の越年草 在来種 北海道〜沖縄まで広く分布 ナデシコ科つながり、ハコベたちとは別属ですが 小さな小さなコを!ヒメスミレに会いに行くと すぐそばで こっそり咲いてました。 見ーっけ! 草丈は5-25cm 茎はよく分枝して枝が多い 白いお花は 長い柄があり斜め上に伸びる 上を向いて開き、5枚の萼と花びらが互い違いになってる 萼片は先っちょが尖り 花びらは 萼片より少し丸っこく ほんの少し短い お花の大きさは 5〜7mmくらい 蚤の綴って、不思議なお名前ですよね~ 小さな葉っぱを 小さな蚤(ノミ)が着る綴り(布切れをつなぎあわせてつくった簡単な服)に見立てたのがお名前の由来なのだそうです。発想も想像力も豊かな命名だなぁと思ったら どうやら 牧野富太郎先生が命名なさったようです。 撮影 2025 4/19 スマホ 道端
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昨日に引き続き、小石川植物園で出会った ざっ草です。おっかけ観察して来ました チャボタイゲキ 矮鶏大戟 トウダイグサ科トウダイグサ属の1年草 ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア原産 世界中で帰化していて、日本では江戸時代に長崎で発見され 関東以西に自生している 1つ目 2月 お日さまを浴びてる姿に出会いました。(全身の姿、眩しすぎたので別日に場所を変え撮影) 草丈は 10〜25cmくらい はじめまして! 君のこと知ってるわー GS投稿で見せてもらっていたチャボタイゲキね!ヽ(=´▽`=)ノ それにしても不思議なお名前ですよね~ チャボ 矮鶏って? 若い茎や葉は 赤色を帯びることが多く 小さくて色のきれいなチャボに例えたのではと、考えられているそうです。 実際、もっと真っ赤な個体がたくさんありました。 タイゲキ大戟って? トウダイグサ属のお仲間で 背が高くなるタカトウダイ高燈台の根から作られる 生薬のこと。 たくさん居る タカトウダイのお仲間 近縁種 達の多くに 〇〇タイゲキってふうに 名付けられているのだそう。 チャボタイゲキもその1つって事ね。そしてチャボタイゲキも皮膚病のお薬になるのだそうです。 2つ目 花期は 初夏〜夏 ですが 一年中咲いてることもあるのだそう。 トウダイグサ科独特の杯状花序  3つ目 雌性先熟で、 ↑ ボケててゴメンナサイ。 1mm位の雌花  丸っこく コロンと倒れているのは 子房 こうして コロンと倒れた後  雄性期になり ↓ 1mm位の雄花 インゲンマメ形をし両端に角をもった 腺体が4つ集まり輪を作ってます。真ん中に雄しべ 腺体は蜜に満たされる 4つ目 ↑ はじめコロンと倒れていた子房は受粉、結実すると上に起き上がります。果実は 直径 2〜2.5 mmの蒴果。う熟すと裂開して種子を飛ばします。 なるほどね〜 だから近くで群れて生えてるんですね。 ↓ 上にピンっと、伸び出しているのは …??? なんだろう? 撮影 2025 2/16 、3/23、5/5 小石川植物園 ★ どうぶつシリーズ
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植物園へ遊びに行く時は 「今回は○○○に会いたい」と 目標を1つ2つ定めて訪れます。名札がついているので 助かります。 でも 名札のついてないコたちが のびのびイキイキと咲いてると そちらへ気を惹かれ 毎度のことですが 今日の第1目標に なかなか 辿り着けなくなっちゃいます。 あははっ 昨日投稿した キバナムラサキの花後も見たかったのですが、ココで蔓延っちゃダメなコのようです。全部キレイさっぱりバッサリーノでした~残念 1つ目 コゴメイヌノフグリ 小米犬の陰囊 オオバコ科クワガタソウ属の越年草 原産地 ヨーロッパ 1960年〜小石川植物園で栽培 70年頃には園内に広がり 更に都内に逸出〜最近では東京近県でも見られる ワサワサ群生してます!草丈は10〜30cm  ヤドリギに宿られてるヤマナシの木の足元はこんな事になってました。  オオイヌノフグリに そっくり! お花は真っ白で 中心奥のほうが黄緑色。大きさはオオイヌノフグリよりも一回り小さくて6〜7mm 撮影 2025 3/9 小石川植物園 2つ目 今日 おっかけ観察して来ました この辺りだったなーって、しゃがみ込んで 目を凝らすと … いひひ ニコイチ 見〜っけ! コゴメイヌノフグリの果実です お名前の由来 お花はコゴメグサに、果実はイヌノフグリに 似ていることから 名付けられました。 撮影 2025 5/5 小石川植物園 ★ どうぶつシリーズ ★ ニコイチって かわいい 3つ目〜5つ目 ヤマアイ 山藍 トウダイグサ科 ヤマアイ属の多年草 在来種  本州〜四国、九州、沖縄に分布 山地、林内、林縁に自生 まずは全身の姿 草丈は30〜100cmとありましたが 今の時期  ここで見たのは 30〜45センチ位。 葉っぱは深緑色で光沢がある 4つ目 雌雄異株ときに雌雄同株 雄花序は茎頂につき長さ5~12㎝ 雄花をアップで。花びらは無く、萼片が3つ花びらのように開いてます。開いた状態で 5〜6mm程 雌花序は葉腋につき長さ3~9㎝ 雌花を見つけられなかったー 花期は3〜4月 お名前の由来は、 タデ科のアイが畑で栽培するのに対して、ヤマアイは山地に産するから このお名前がつけられたのだそう。 かって宮中で神事に用いる小忌衣(おみごろも)[白布に青色で花鳥や蝶を摺り込んだ着衣]を染めるのにヤマアイが使われた。中国からタデ科のアイ(タデアイ)が渡来するまでは日本における最古の植物染料のひとつなのだそう。 そっかー!アイと言えど、このコはトウダイグサ科。タデ科イヌタデ属のアイとは親戚でもなんでもないんですね。 撮影 2025 3/9 小石川植物園 5つ目 今日おっかけ観察して来ました。 結局、雌花は… 見逃し… 若い果実がなってました。 直立した果柄の先に、5~6㎜くらいの 球が 2こ 接合した 蒴果がつきます。 いひひ ニコイチ 見〜っけ! 種子はそれぞれの1室に1個入ります。 撮影 2025 5/5 小石川植物園 ★ ニコイチって かわいい
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冬のお楽しみ《 冬芽 & 葉痕 》 毎度の事ですが  投稿するまでに時間掛かっちゃって  あっという間に季節が流れていきます。冬芽•葉痕を慌てて投稿して来ました。今シーズンは  これにて最終回です 1つ目 タラノキ 楤の木 ウコギ科タラノキ属の落葉低木 在来種 沖縄以外の北海道〜九州に広く分布 山林、林縁、荒地に生育 春にはニリンソウやヤマブキソウなどが咲く 赤塚城址崖下の林縁の生物多様性保護エリアで 出会ったときには、びっくり!なんじゃこれ?! 落葉樹なので冬場は葉っぱは無くて、杖くらいの太さのトゲトゲの棒が  一本地面から生えてて  棒の先っちょは  こんな感じ。 U字型の葉痕がネックレスのよう。 あのぉ~私  タラノキって、見たことなかったんです。後で調べて、これが山菜として食するタラの芽の木なんだ!と知りました。 ずいぶん前に撮影した写真です。収穫する頃の『一番 芽』や、あわよくば誰にも収穫されず育った木の姿をみたかったのですが、私の目が探しきれないだけなのか?どうか?姿が見えなくなってしまいました。 撮影 2021   2/20 都立赤塚公園 赤塚城址崖下の林縁の生物多様性保護エリア 2つ目 オニグルミ 鬼胡桃 クルミ科クルミ属の落葉高木 在来種 沖縄以外の北海道〜九州に広く分布 川沿い、窪地の湿った場所に生育 じつは  しつこいんです、私。 何年も前に見失ったタラノキが  こっそり姿を現してやしないかと、先日 探しに行きました。 見つからなかったのですが、その代わりに…  コレまた  葉っぱの無い  太い油性マジックペンくらいの太さの棒が 地面から生えてて、高さは私の背より低く …  あれれ???トゲトゲは無いなぁ 先っちょをよ~く見ると、 ムムム!コレは! 思い当たる冬芽•葉痕があります!フォロワーさんが  投稿し 見せてくれていた  オニグルミだー! 細かな軟毛に覆われた  お猿さんみたいな、羊にも見える この お顔(葉痕)でわかりました。 それにしても  赤塚城址崖下の林縁の生物多様性保護エリアで  出会えるなんて、びっくりです。 さて、どうやってここへ来て芽吹いたのかな?そんな事も含め  この先の観察が楽しみです。 撮影 2025  3/2 都立赤塚公園 赤塚城址崖下の林縁の生物多様性保護エリア 3つ目 サルトリイバラ 猿捕茨 別名 サンキライ 山帰来 サルトリイバラ科シオデ属の落葉つる性低木 在来種 沖縄以外の北海道〜九州に分布  山地の林縁に生育  (沖縄には常緑のオキナワサルトリイバラがある) オニグルミを見っけたとき、このサルトリイバラも同じ保護エリアで撮りました。なぜだか、サルトリイバラは赤いリボンと手製の名札がつけられてるので、直ぐにわかりました。 赤い1枚の芽鱗に包まれた円錐形の冬芽は、芽鱗の上に更に1枚  茶色の葉柄に包まれています。上の方に  托葉由来のクルクル巻きひげがあるのも  ポイントですね〜 撮影 2025  3/2 都立赤塚公園 赤塚城址崖下の林縁の生物多様性保護エリア ★ どうぶつシリーズに追加 4〜5つ目 トチノキ 栃の木 ムクロジ科トチノキ属の落葉高木 在来種(日本固有種)沖縄以外の 北海道〜九州に広く分布 山地の沢沿い、渓流沿いに生育 は~い、コレまでも何度か登場して来た  我が家の玄関の真ん前に立ってる大きなトチノキです。まるで家族のような存在。 4つ目 3cm位のピカピカ光ってる弾丸状の冬芽は  十数枚ほどの芽鱗に覆われてます。(葉芽・花芽が含む)  赤褐色の芽鱗の表面には樹脂で覆われ  触るとメッチャ  ベトベトなんです。 ↘ 芽吹きの季節には、このベトベト芽鱗がたくさん落っこちて来て  靴の裏にくっつく  困りモノですが、耐寒性や耐乾燥性をアップさせ、更には  虫や鳥に芽を食べられるのを防ぐ役割もあるのだそう。 5つ目 ↗   ↙ 葉痕は腎形、三角形~心形で大きい。維管束痕は5~9個で V字U字に並ぶ。 《  維管束=枝から葉っぱの方へ水分や養分の通り道。落葉樹の葉っぱが落ちたあとに見られる維管束痕は樹木によって数や配列が様々  》 なるほど~ トチノキの葉っぱ  大きいから たくさん水分・養分  通さなきゃなんないから  維管束痕は たくさんなのねー! ↖   枝から落ちた  葉柄の  先端。 葉痕の形とぴったりきますね この尖った先っちょでゴミ袋が破けちゃうし、うっかりするとトゲのように刺してくるんです。秋の落ち葉掃除のときは  この尖りにやられないように気をつけます。 ↘   葉っぱは  7~5個の小葉をもつ大形の掌状複葉が互生します。 そばにA4サイズのノートを並べてみました。 掌状複葉の状態のまま  こんなふうに落ちてくると  ガサッと音が聞こえます。 撮影  2022  11月 〜 2023  1 月〜5 月初    
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冬のお楽しみ  《 冬芽 & 葉痕 》 冬芽と葉痕、それぞれ個性的な表情で面白いんです。 GSフォロワーの皆さまから教わった、お花が少ない時期だからこそのお楽しみ。 ヤバい!もう3月になっちゃった ちょっと慌てて投稿していきます。 犬がもう1匹いました! 1つ目 イヌザクラ 犬桜 バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木 在来種 本州〜九州に分布 日当たりの良い谷間などに生育 先に言い訳…  小石川植物園で遊んで  閉門ギリギリに大慌てで撮影したので  暗くてボケてます。ぺこり 冬芽は  長さ2〜5mmの卵形、先はとがる。 芽鱗はふつう5個 紅紫色で光沢がある 葉痕は半円形〜腎臓形 撮影 2025  2/16 小石川植物園 ★ どうぶつシリーズ 2つ目 ウワミズザクラ 上溝桜 バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木 1つ目のイヌザクラと同属のお仲間で  よく似てるので  くらべっこしたくなります。 葉っぱの付き方にも違いがあるので  冬芽、葉痕の様子に違いがあるようですが… 事前学習不足で撮ってきたら… よくわかんないなぁ〜 冬芽は長さ3〜6mmの卵形 芽鱗は5〜8個。赤褐色〜紅紫色で無毛 葉痕は三日月形〜半円形で、つきでる。維管束痕は3個 撮影 2025  2/16 小石川植物園 ★ 冬芽 & 葉痕 のんちゃん 冬芽・葉痕
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冬のお楽しみ  《 冬芽 & 葉痕 》 冬芽と葉痕、それぞれ個性的な表情で面白いんです。 GSフォロワーの皆さまから教わった、お花が少ない時期だからこそのお楽しみ。 一昨日の  (ΦωΦ)にゃんこに引き続き  今日は犬を2匹! 1つ目 イヌビワ 犬枇杷 クワ科イチジク属の落葉小高木 在来種 関東地方以西〜沖縄に分暖地の山地や丘陵に自生 黄色い玉っころに惹かれて  近寄って見ると  イヌビワでした 花嚢〜果嚢は  黄緑色から赤くなり黒紫色に完熟して行きます。 こんなふうに黄色くてまだ5〜6mm位の小さなのは初めてみました。初夏にはもう少し大きくなって花嚢の中でお花が咲きます。 さてさて本題の冬芽  長さ7〜12mmの円錐形で先はとがり、2〜4個の芽鱗におおわれてます 小さくてボケちゃってるけど葉痕も見えるかなぁ 撮影 2025  2/16 小石川植物園 2つ目 イヌブナ 犬椈 ブナ科ブナ属の落葉高木 在来種(日本固有種)   本州の東北以西殻〜四国、九州に分布 やや標高の低い山地に生育 昨年末 イヌブナの美しい紅葉に出会えました。別の個体ですが同じ小石川植物園で冬芽を観察して来ました。とても大きな木でしたが株元にはたくさんの  ひこばえ があり  低いところで見られました。(ブナとの違いのポイント) 冬芽は長さ1〜2.7cmの披針形  シュッと細長く先は鋭く尖る 芽鱗は16〜22個 ↓ イヌブナの葉っぱは毛深いのだそう 芽鱗が脱げた姿が1〜2つありました。フサフサの毛を撫でてみると、柔らか〜い 撮影 2025  2/16 小石川植物園 3つ目 コレは1月末に 見っけたものです。 頼みの名札は無く、イヌブナかなぁ?と思ったけど  初めて見たのでイマイチよく分かリませんでした。 答え合わせをしたくて小石川植物園へイヌブナを見に行ったのです。 イヌブナであってたかなぁ 間違っていたら教えてください。 撮影 2025  1/27    スマホ 北区赤羽自然観察公園 ★ 冬芽 & 葉痕 のんちゃん 冬芽・葉痕 ★ どうぶつシリーズのんちゃん
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