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★ 食べて遠くへ運んでシリーズの一覧

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のんちゃん
今日のお花 ムラサキシキブ くらべっこ 紫式部  と  小紫 どちらも クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木 1つ目〜2つ目 ムラサキシキブ 紫式部 古名 ミムラサキ 実紫    タマムラサキ 玉紫 在来種 北海道南部〜沖縄 山野、丘陵、低山の林内や林縁に生育 樹高は2〜3m 枝は斜上し  葉脇から実柄を出す実はまばら お名前の由来 江戸時代の『大和本草』には、 タマムラサキと、記され  また  〘京にては紫シキミといふ〙と、されています。 江戸時代に刊行された華道の指南書の『抛入花伝書』には「ミムラサキ実紫」の名を挙げた上で、 〝植木売は紫式部といふ〟と、注釈しているのだそうです。 紫式部と命名したのは、江戸期の園芸ブームを支えた植木師たちだったということのようですね。見事なイメージ戦略! 平安時代の女流小説作家  紫式部。歌人としても  和歌 作品を多く残しています。 紫式部集より一首 恋ひわびて  ありふる程の  初雪は  消えぬるかとぞ  疑はれける 撮影 2025  11/1 赤塚植物園 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 3つ目 コムラサキ 小紫 在来種 本州〜沖縄に分布 庭木として園芸栽培される事が多く自生しているものは少ない 樹高は 1.5m ほどでムラサキシキブより低く 枝は枝垂れ 葉脇から少しずれて実柄を出す 実は みっちり たわわになる 現代の園芸店もイメージ戦略でしょうか、コムラサキに紫式部の名札を付けて販売していることもあるそうです。 ややこしくなるから、やめてほしいんですけどね〜 撮影 2021  10/30 暗渠遊歩道 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ
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のんちゃん
イシミカワ  石見川  石実皮  石膠 タデ科イヌタデ属つる性一年草 在来種 北海道〜沖縄に広く分布 川原や砂地、田のあぜ、草地に生育 今年は  継続して観察できてません。今年の9月末頃の様子と、去年の11月の様子を織り交ぜて投稿します 1つ目 花後、花被(萼)が多肉質になって痩果(そうか)を包み、直径4~6mmほどの球状になります 藍色になるまでの変化中 撮影 2025  9/28 都立舎人公園野草園 2つ目 この藍色の花被(萼)の中に、3〜3.5mmくらい黒紫色のそう果が 包まれてます。 開けてみたいけど、野草園のものなので、我慢ガマン。 撮影 2024  11/10 都立舎人公園野草園 3つ目 お花が咲いてる姿は見つけられませんでした、コレは蕾。ぐぐーんと拡大してみると茎のトゲトゲも見えると思います。 撮影 2025  9/28 都立舎人公園野草園 お名前の由来は諸説あり、 •江戸中期に薬草として利用されていて、かつての石見川村(現・大阪府河内長野市付近)のものが良質だったからと言う説、 生薬名  コウバンキ  紅板帰 •折れた骨を  石や膠(  にかわ=牛の皮または魚のうき袋を煮つめた汁でつくる接合剤) の 如くよくつなぐことから石膠(いしにかわ)だと言われてる説  •果実がまるで石のように固いことから石実皮(いしみかわ)という説        …などなど
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のんちゃん
1つ目〜2つ目 エビヅル  蝦蔓 海老蔓  ブドウ科ブドウ属のつる性落葉木本 在来種 北海道西部〜本州〜四国〜九州に分布 雌雄異株 カミエビ この写真は、10月上旬 果実は  直径5~6㎜ エビヅルの居場所は覚えてるんです。でもうかうかしてると、鳥たちに食べられちゃうので、その前に!と、撮ってきました。 標準和名を調べると、水生の甲殻類動物のエビ海老の漢字が付いてます。でも、名前の由来はそのエビではなく、昔はブドウ葡萄の事をエビと呼んでいたことから、命名されたようです。 葡萄と書く『ブドウ』と読みますね 葡萄色と書くと、『エビイロ』と読みます。 エビヅルは日本に自生している野生のブドウの一種で、ヤマブドウの仲間。昔はヤマブドウもエビヅルもひっくるめて『エビ』と呼んでいて、後にそれぞれ分けられた名付けられたのだそう。 なるほどねぇ〜 エビヅルは海老って書くから ★ どうぶつシリーズに入れておくけど、本当の意味は違うんですね 撮影 2025  10/8 北区赤羽自然観察公園 ★ どうぶつシリーズ ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 3つ目 アオツヅラフジ 青葛篭藤 別名 カミエビ  ツヅラフジ科アオツヅラフジ属落葉つる性木本 在来種 北海道、本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄に分布 低地の道端、林縁に生育 お花は見逃しちゃったけど、葉っぱを見っけて楽しみに待っていたら刈られちゃったので…(あーザンネン)   10月半ば、小石川植物園の薬園保存園で撮りました 蔓が青緑色をしており、藤のように丈夫で、昔は蔓で籠(つづら)を編んだことから名付けられました。 別名カミエビの由来は諸説あるようです。 その1つ「神のエビズル」 このアオツヅラフジの果実とエビヅルの果実、似ていますね。 エビヅルは食べられるけど、 このアオツヅラフジは有毒で  その毒は薬となり利尿、鎮痛、解熱など、薬効あらたかなので「神」が付いたというもの。 へー!おもしろーい! 撮影 2025  10/12 小石川植物園 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ
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のんちゃん
昨日の  オニグルミ鬼胡桃に続いて くらべっこ 1つ目  ヒメグルミ 姫胡桃 クルミ科クルミ属の落葉樹 在来種 北海道~九州に分布 オニグルミの変種で、果実がより小さいので、お名前に『姫』が付けられました。 オニグルミよりも 果実の殻が割りやすいため果樹として普及し栽培されています。 果実はオニグルミよりも丸っこく、大きさは  2.5~3.5cm 鬼グルミは  殻が硬くゴツゴツ 姫グルミは  殻が滑らかで薄く割れやすいのが特徴です。 撮影 2023  9/17 小石川植物園 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ ★ お姫さまコレクション お名前に 『姫』がついているものをコレクションしています いろんなお姫さまがいるんですよ。よろしければ、タグ🏷️からご覧下さい 2つ目〜3つ目 ノグルミ 野胡桃 クルミ科ノグルミ属の落葉樹 在来種 東海地方以西〜九州に分布 日当たりの良い林縁に生える 小石川植物園で出会いました。 上見て、下見て、キョロキョロ歩いてると、ハリネズミ🦔みたいな松ぼっくり?が落っこちてました。 どの木から落っこちたのかな? 名札付きの木が直ぐに見つかりました。 『ノグルミ』 へー?! オニグルミやヒメグルミとは  姿が全然違うんですけどね~  クルミ科の仲間なのだそうです。 果穂は 長さ2〜3cmの卵状楕円形。 苞が密に重なり  苞の間に  翼を持った平たい 5mmくらいの堅果が付いてます。 熟すると苞が開き 1つずつバラバラ落ちながら  風に吹かれ旅立ちます。 松ぼっくりと同じですね〜 撮影 2025  10/12 小石川植物園 ★  翼で 飛ぼう シリーズ 種子散布方法別に分類し シリーズ化しています。コレは風散布の内、種子が翼を持っているものです
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お正月帰省してました 沖縄で出会った植物たちのお土産です はじめましての海浜植物 テリハクサトベラ 照葉草扉 方言名:  スーキ、ハマスーキ クサトベラ科クサトベラ属の常緑低木 日本では種子島・屋久島・琉球諸島・小笠原諸島と 台湾、太平洋諸島、オーストラリア、マダガスカル島の熱帯地域原産 海岸の岩石や砂地に生育 1つ目 先に  投稿した モンパノキが植えられていた  ローカルビーチに このテリハクサトベラも  一緒に植えられていました。 樹高は1〜3m モンパノキもそうですが、この木も  今まで普通に目にしていたはずで  珍しいものじゃない印象なのに  お名前を知らない木でした。 2つ目 照りのないモンパノキの葉っぱとは真逆のテリテリ。 波をかぶっても塩を弾くように、葉の表面にワックスを発達させて内部まで塩を通さないようになっています。 そして強すぎる日の光を斜めに受け止めるために、葉を外側にカールさせるそうです。色々工夫してるんですね! 3つ目、4つ目 近寄ってみると  不思議な形のお花が咲いてました。 花期は  4〜12月 花びらが  半分ちぎれて落っこちたのではなく、これが咲いてる姿。扇状に5深裂、長さ2cm程の唇弁花。 花びらの上に降り立った虫が  奥の蜜を得るために体をねじ込むと、雄性先熟の雄しべから花粉を出し背中に付けます。上に向いて立ってるのがそうです。 めしべは後から成熟し、背中に花粉を付けたハチが次に訪れた際に背中から花粉を貰います。 5つ目 わずかでしたが  果実も見っけ! 1〜1.5 cm位。白色に熟します 核果で種子を2つ含み ます 果実を鳥が食べて種子を運んだり、その場に落っこちた果実が波に乗って  大海原へ旅立ったりするようです。 ★ 海を旅する種子シリーズ んっ?!ひとつ前に投稿したモンパノキの方言名と同じだ! スーキを漢字で書くと、潮木。 ハマスーキって、『浜に生える潮木』って意味なのだそう 確かに双方ともハマスーキだわぁ 撮影 2025  1/1〜1/3 スマホ 沖縄
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のんちゃん
お正月帰省してました。 沖縄で出会った植物たちのお土産です とは言っても、どれも外来種ばかり。アメリカ、セイロン、恒春など… 1つ目 コトブキギク 寿菊 キク科コトブキギク属の多年草 熱帯アメリカ原産 熱帯、亜熱帯地域に広く分布し 日本では  主に沖縄と小笠原諸島に帰化。発見年の順に辿ると、まず沖縄に移入して  次第に本州太平洋側に広がって行ったのかな?と推測してます。 茎はよく分岐し這って広がり  長い花茎が立ち上がり  30〜60cmになる。 お花は  茎先にひとつ  1.5〜2cm。舌状花は淡いクリーム色で先っちょが3裂し不揃い 筒状花は黄色 茎も葉っぱも毛深いなぁ そして、ふわふわ冠毛も出来上がってました。 気になる お名前の由来ですが… 不明なんです。 ★ ふわふわシリーズ 2つ目 セイロンマンリョウ 錫蘭万両 別名:コウトウタチバナ     ウミベマンリョウ 海辺万両 サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑低木 スリランカのセイロン島原産 スリランカ、マレーシア、インド、インドネシアに分布、日本では沖縄に分布 熱帯の森林や海浜に生育 マンリョウと同じヤブコウジ属で、マンリョウと良く似たお花を夏に咲かせます。 1cm弱の小さな果実は  ピンクから赤、赤紫、黒色に熟していきます。毒はないので食べられるそうですが…(おいしいって記載は無いなぁ)  鳥たちにはご馳走だそう! ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 別名の海辺マンリョウが気になるけど、海浜植物ってことではなさそう 3つ目 アメリカスズメウリ  亜米利加雀瓜 ウリ科アメリカスズメウリ属の蔓性一年草 北アメリカ原産  沖縄では2000年頃に確認 道端、海岸近くの草地、日当たりのいい林縁等に生える ビーチに植えられてるビヨウタコノキの幹に何か絡んでるのを発見!(草丈4~8mになる) むむむ???  黄色くて5〜6mm位の小さなお花が咲いてるぞ。 オキナワスズメウリに似てる気もするけど、違うよなー はじめまして。あなたはだぁれ? 雌雄同株で   ↗  雄花 雄しべが3つ  ↙  雌花 お花下の子房が見えます ↘ この写真は果実は、まだ若い実ようです。 白い点々になり 次第に膨らみを増し、完熟の頃には黒紫色になるようです。大きさは 長楕円形の長さ0.8~2cm、直径0.7~1.5cm *  ついでの覚書 本州〜四国、九州に分布している在来種の  スズメウリの果実は真っ白 熱帯原産の外来種 沖縄に分布している  オキナワスズメウリは 赤い実に白いシマシマ模様 お名前に『雀』どうぶつ名が入ってるので ★ どうぶつシリーズ 4つ目 コウシュンカズラ 恒春葛 キントラノオ科コウシュンカズラ属のつる性常緑低木 台湾、東南アジア、太平洋諸島、オーストラリア、日本では沖縄が原産で  熱帯から亜熱帯に分布。 マングローブ域の後背地や海岸の岩場に生育 台湾の恒春半島の恒春という地名とがお名前の由来になってる、葛=つる性の植物。 沖縄では  自生のものは 減少し  稀だそう。この写真のコウシュンカズラはパーゴラに見事に絡んでました。 2〜3cmくらいの黄色く鮮やかお花が  ポツリポツリ2つ3つ咲いてました。花期は4~12月 コレは名残りかな。  種子はコルク質で海に浮き波に乗って旅立つそう。 ※本来の生育環境や種子散布方法から考えるとコレはきっと海浜植物だ!って考えたのですが、イマイチハッキリしません。ちゃんとわかるまで保留にしますね。 5つ目 ジュズサンゴ 数珠珊瑚 ペティウェリア科リヴィナ属の落葉性多年草 環境によっては常緑 熱帯アメリカ原産 大正時代の初めに渡来 沖縄では 本土復帰後に観賞用に導入したものが逸出して雑草化している 皆さんの投稿でよく拝見する  お花&赤い実が かわいい  ジュズサンゴ。私が見たことある実物は鉢植えで  小さな株でした。 今回の出会いは、首里城公園の外  城南側の一般道沿い。石垣を部分的にフェンスが覆っていて(補強かな)  そのフェンス一面に  半つる性のジュズサンゴが  這うようにバーーっと広がってました。全体の様子をうまく撮れずお伝えできないのが 悔しいなー ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ ★ 気分は南の海へ  珊瑚コレクション (お名前にサンゴが付いている植物を集めてます) 撮影 2025  1/1〜1/3 スマホ 沖縄
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のんちゃん
☆  Merry  Christmas  ☆ 1つ目〜3つ目 クリスマス毎年恒例の ヤドリギ     宿り木    ビャクダン科ヤドリギ属の半寄生常緑低木 ヨーロッパでは ヤドリギの不思議な生態から 神秘的な伝説がいくつかあり  クリスマスシーズンに『 ヤドリギの下でキスをしたふたりは、幸せになれる 』というロマンチックな言い伝えもあるんですよね。 ヤドリギ=  mistletoe  が 歌詞の中に登場します。 ♬︎*.:*・。♪*+o All I Want For Christmas Is You                 Mariah Carey Merry Christmas, Baby                B.B.King                                                                   *.:*・。♪*+o♬︎ 撮影 2024  12/8 小石川植物園 バラ科ヤマナシの木に宿ってます 4つ目 くらべっこ ヒイラギ 柊 モクセイ科モクセイ属の常緑小高木 在来種 本州福島県〜四国、九州、沖縄に分布 ヒイラギは、11月~12月に 小っさな お花を咲かせ、初夏5~7月に 実が黒紫色に熟します。 クリスマスのお飾りに使われるのは   ↓  次の セイヨウヒイラギ 5つ目 くらべっこ セイヨウヒイラギ 西洋柊 英名  ヨーロピアンホーリー 別名  クリスマス  ホーリー モチノキ科モチノキ属の常緑小高木 ヨーロッパ西部・南部、アフリカ北西部、アジア南西部の原産 春4月〜5月にお花を咲かせ、晩秋 〜クリスマスの時期  赤い実をつけます。 この木、葉っぱがギザギザじゃないので、ヒイラギっぽくないですよね。木が古いので 葉っぱのギザギザがとれてます。私も歳を重ね角がとれて優しくなれたらいいな。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 撮影 2024  12/7 小石川植物園
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のんちゃん
本格的に寒くなってきましたね。 赤い実で  温まりましょっ 1つ目 ヤブサンザシ 藪山櫨子 スグリ科スグリ属の落葉低木 在来種 中部以西の本州〜四国、九州に分布 雌雄異株 花期は4~5月で黄緑色の小さな目立たないお花が咲きますが、コレまた見逃しちゃったー 科が全く違いますが、バラ科のサンザシの果実に似てることからヤブサンザシと名付けられました。 2つ目 サクラバラ 桜薔薇 バラ科バラ属落葉低木 在来種 野バラの一種 在来のノイバラと、中国に分布するコウシンバラの自然交配と考えられている お名前を聞くと、、、 桜なの?薔薇なの?  で!?  どっちなの〜?って言いたくなっちゃうお花ですね。と、投稿したのが  6/9(撮影は5/5) バラなんだけど 一重で淡いピンクの風情が桜のようだと名付けられたのだそう。 そんじゃー果実はどうなの?って  思ってたので  見てきました。 ローズヒップですね! 3つ目 アカモノ 赤物 別名 イワハゼ 岩黄櫨 ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木 在来種(日本固有種) 北海道、本州、四国に分布 高山の岩場、礫地に生育 小石川植物園の冷温室に居ます。 5〜7月 ドウダンツツジのような釣鐘型のお花が咲き、 秋になると  長い毛のたくさんある  赤い萼が大きくなり  実を包みこんで  その中で成長成熟するのだそう お名前の由来は 赤い桃 が 訛って『アカモノ』に。 桃とは  ちょっと違う味だけど、ほんのりと優しい甘みがあり  ネズミなどの小動物もよく食べているようで、熟して食べごろになるとすぐになくなってしまうのだそう。 4つ目 ヤドリコケモモ 宿苔桃 ツツジ科スノキ属の常緑低木 奄美大島のみに分布する固有種 シイの老木の有る森林にしか育たず  既に個体数は減り絶滅危惧ⅠA類に指定されています スダシイなどの腐植葉が溜まるような幹に着性して育ち、樹高は20〜60cm程。 5月頃 スズランのような壺状  釣鐘型  の小さなお花を咲かせるそうですが、残念見逃しちやってます。 秋には5〜6mmくらいの実がなり  これくらいの色味が美味しそうに見えるけど、まだ熟してないようです。あ、赤くは無いですねっ ピンク、赤紫色、ボンドー? 熟すと藍黒色になリます。 着生植物とは、 木の幹や岩石の表面に根を張って、そこにくっ付いて暮らしています。でも、ただ足場にしてるだけで、ヤドリギのように  寄生しているわけではないのだそうです。 へー!そーなんだぁー! ヤドリギを撮影し  その後  冷温室で このヤドリコケモモに出会ったので、『 宿り 』繋がりで、てっきり  ヤドリギのお仲間かと思っちゃったわ。           ぷぷぷっ 1〜4 撮影 2024  12/7 小石川植物園 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 種子散布方法別に分類して、勝手に名付けて色々シリーズ化しています。 動物に果実を食べてもらい移動した先で 糞に混ぜ排泄した種子を散布する作戦です。被食散布といいます。
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のんちゃん
1つ目 イソギク 磯菊 キク科キク属の多年草 日本固有種 本州千葉県~愛知県太平洋側の海岸の崖地に生育 和庭園や花壇に植えられてるので、けっこう身近なイソギク。 お名前に 『磯』と、ついてるだけあって、海浜植物なんですね。 葉っぱは丁寧な白い縁取り。裏返してみると白銀の毛が密生してて 僅かに表側に反り返ってるので 縁取りしてるように見えるのだそう。 撮影 2024  11/17 葛西臨海公園 2つ目 ツワブキ 石蕗 キク科ツワブキ属の多年草 在来種 本州、四国、九州、沖縄に分布 海岸の岩上、海岸近くの林縁に自生 木陰で咲いて  数メートル先のキラキラ眩しい海を 眺めるツワブキの後ろ姿 を撮ってみました。 半日陰のお庭や  様々な所に植えられてて よく見かけますね。葉っぱは厚みがありツヤピカ 強く吹き付ける潮風にも耐える強靭なヤツなのだそう。 撮影 2024  11/17 葛西臨海公園 3つ目〜4つ目 ココスヤシ  (ココヤシじゃなくて、ココスヤシね) ヤシ科ブティア属の常緑低木 アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル原産 ヤタイヤシとブラジルヤシの交配種を総称してココスヤシと呼び、日本で植栽されているものは  ほぼ交雑種 昨日投稿した  ハマベノキのすぐそばに 植えられています。 春にも  夏にも  何度もこの木の前を通ってるのに スルーしちゃってました。 9月 ハマベノキを見っけて観察しているとき 近くに コロコロ コロリと  オレンジ色の実が  落っこちていたので  ようやく  この木を見上げました。 7~8月頃に細長い赤い花を咲かせるそうです。あ~あ見逃しちゃった。 9月頃に小さな丸い緑の実を付け 黄色、赤へと熟していきます。 種が大きく 実は食べる部分が少ししかありませんが、果実を漬けてシロップにしたりジャムに加工できるそう。 ヤシの木って、ワシントンヤシやココヤシのように  20〜30mの大きなのを思い浮かべますが、このココスヤシは5m〜大きくても10m位。 それに  暖かい地域のイメージが強いですが このココスヤシはヤシの木仲間たちの中でも  耐寒性があり  −7度位で雪が降る地域でも耐えられるのだそう。 海浜植物ではありませんが、潮風にも強いので  海岸近くに植えられていることが多いようです。 撮影 2024  9/23 葛西臨海公園 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 5つ目 木々のトンネルを抜けると海 わくわく ドキドキ 今年は   故郷の海に昇る初日の出 に 始まり  故郷の海や海近く、 梅雨入り前の湘南の浜、 春、夏、秋の葛西臨海公園の浜や護岸近くで 海浜植物や  海浜植物の枠には入ってないけど 海や海の近くで生きてる植物たちなど たくさんの出会いがありました。 大好きな海を眺めつつ  いろんな植物たちに出会え ハッピーな1年でした。 また 来年も海で  いろんなコに出会いたいなぁ 撮影 2024  11/17 葛西臨海公園
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今年は いろんな  グミに出会えちゃいました。 1つ目〜2つ目 アキグミ 秋茱萸 グミ科グミ属の落葉低木 在来種 北海道〜本州、四国、九州に分布 * 春にお花が咲き、秋に実る  秋グミ 葛西臨海公園の船着き場周辺に植えられてます。花柄が短く 密に付くので、春見っけたとき、お花がびっしり咲いていました。 この写真のお花は白いので咲き始めですね。次第に黄色へと変化していきます。 花弁のように見えてるのは萼、先端が四つに裂けます 葉っぱの表面には 銀色の鱗状毛があるので  シルバーリーフのような趣き。その鱗状毛は果実が熟す頃には脱落する。 果実は  6〜8mmの球形〜楕円状球形。他のグミたちと比べると 丸っこくて小さ目かな。 秋9〜11月に赤く熟し 表面には赤褐色や白色の鱗状毛がある。 このコ  グミ っぽいなぁ〜 もしかしたら  秋に実がなるかなぁ だとしたらアキグミよね。とか何とか 思いつつ… 秋を待ちました 11月様子を見に行くと  赤い実がなってました。 やったー  ビンゴ! お花  撮影 2024  4/14 果実  撮影    2024  11/17 葛西臨海公園 3つ目〜4つ目 ナワシログミ 苗代茱萸 グミ科グミ属の常緑低木 在来種 本州関東地方以西〜四国、九州に分布 *  秋にお花が咲いて、  苗代を作る頃(田植えの3〜4週間前) に  実がなります。 葛西臨海公園の鳥類観察『下の池』を囲む林・茂みに  ワサワサボーボー自生かなぁって感じで生えてます。海岸もすぐそこ。 4月半ばに実がなってるのを見っけました。 この時期になってるグミは  ナワシログミだよねっ  お花の季節を待ってみました。 11月半ば、クリーム色のお花が 葉腋に数個ずつ咲いてました。 茶褐色の点々が目立ちます。 葉っぱは  細長い楕円形で、長さ5~10cm。 革質で縁が波打ち表面は濃い緑色でツヤピカ光沢があり、裏面は独特の銀白色。 果実は  1.5cm位の縦長楕円形で  点々がハッキリ見えます。 果実の先っちょに  萼筒の上部が残ってるのも特徴 果実  撮影 2024  4/14 お花  撮影    2024  11/17 葛西臨海公園 5つ目 ナツグミ 夏茱萸 グミ科グミ属の落葉低木 在来種 北海道南部、本州(福島県〜静岡県の太平洋側)に分布 *  春にお花が咲き、初夏に実がなります。 クリーム色のお花は、形がアキグミに似てるけど、花柄が長くて葉腋に1~3個ブラリンぶら下がってるので  アキグミの付き方とは  ハッキリ違うなぁってわかります。 葉っぱは、広楕円形。表面には銀色の鱗状毛、裏面には銀色の鱗状毛が密生。 5〜7月に熟す 果実は 長さ2cmの広楕円形。ナワシログミより大きくて、ナワシログミのような萼筒は残って無いですねっ。 お花  撮影 2021  4/3   果実  撮影    2021  5/29 北区赤羽自然観察公園 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ
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今日のお花  1つ目 ナツメ 棗 クロウメモドキ科ナツメ属落葉小高木 中国原産の帰化種 毎年  今の時期の 赤塚植物園 へ行くと ナツメの果実がコロコロ転がってるのを見っけて 枝を見上げるってのが恒例になってます。 お花の時期は  うっかり忘れちゃうんですけどねー    ぷぷぷっ この果実は乾燥させお薬に用います。 生薬名 大棗(たいそう) 撮影 2024  10/6 赤塚植物園 2つ目 サネブトナツメ  ナツメと同属のお仲間 中国原産の帰化種 去年の初夏  小石川植物園で撮影しましたが タイミング逃してお蔵に入れちゃってたので、ようやく登場。サネブトナツメさんお待たせしました。 引用:  小石川植物園の公式サイト 【「小石川植物園草本目録(明治10年発行)」に、享保12年(1727年)に中国から輸入されたものと記されています。大正6年(1917年)の暴風で倒れ、1979年の台風の影響も受け、現在の樹形になりました。】 倒れた姿ですが、生きているんです。柵で囲われ  解説が 添えられています。毎回 この木の前に立ち  生命力に感動。勝手にパワースポットって思ってます。 次に  3つ目 枝先、葉っぱの様子を。 当年枝は、緑色で下垂しています 小さなお花も咲いてるんですよ。見えないですね。 4つ目 お花を拡大。 6~7月頃に  黄緑色の 小さな(8mm)  お花を咲かせます 果実は  ナツメとくらべ,小さな球状で  ナツメと同じように秋に赤褐色に熟します。種子が果実の大きさの割に大きく,扁平で楕円状。 うっかりしてて  果実はまだ一度も撮ってないんです。あーあ。 お名前の由来は、 果実の果肉が薄く,そのため相対的に種子( = 核:サネ )の割合が大きく太いことから名づけられたのだそうです。 種子がお薬になるので、サネブトナツメを検索すると、薬学系のサイトが次々出てきます。 生薬名は、酸棗仁(サンソウニン) 撮影 2023   6/7 小石川植物園
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のんちゃん
1か月遅れですが4月半ば 葛西臨海公園で出会った                   はじめましてのコ達です 撮影 2024  4/14 葛西臨海公園 1つ目 オオジシバリ 大地縛り キク科タカサゴソウ属の多年草 在来種 日本全土に分布 砂地の海岸、低地の開けた荒れた場所、野原、やや湿った道端、水田の畔に生育 私の行動範囲では見かけないような気がするんです。 西なぎさの浜から上がった日当たりの良い草地にたくさんいました 2つ目 ノヂシャ 野萵苣 スイカズラ科ノヂシャ属の越年草 ヨーロッパ、北アフリカ、アジア(コーカサス、西部)原産の帰化種 おっ!このコ  はじめましてだ! 茎は二股に分かれてるのが特徴かなぁ?丸っこい花序に小さなお花がたくさん集まってるのね。お花は直径1.5~2.5㎜。 帰宅し調べてお名前がわかった頃 投稿でも  拝見して、ヨシ!ノヂシャで  OKねっ。 このコもオオジシバリと同じ 浜から上がった日当たりの良い草地で  咲いてました。 3つ目 アコウグンバイ あこう軍配 別名  あこう軍配薺、 犬軍配薺 アブラナ科マメグンバイナズナ属の多年草 ユーラシア大陸(中国、ロシア〜南西アジア〜ヨーロッパ)原産 公園の中を散策していると 草丈が 膝っこぞうよりも上まである  (草丈20~80cm)  白い小さなお花(3〜4mm位)が集まって  ふわふわ〜っと 感じで咲いてました。 あなたは  だぁれ? 調べてみて ナズナのお仲間で軍配ナズナに近い種とわかりましたが…「アコウ」???? お名前の由来はわかんなかったです。 ヨーロッパでは畑の害草になってる困ったちゃん。日本では千葉県以西に帰化しているようですが 数は まだ それほど多くはないようです。 アコウグンバイ、増えすぎないでね。 4つ目 はじめましてじゃないけど… 白く小っさな愛おしいざっ草たち ↑  オランダミミナグサ阿蘭陀耳菜草 ナデシコ科ミミナグサ属の越年草 ヨーロッパ原産 お花の大きさは7〜8mm程 ↓   ノミノツヅリ 蚤の綴り ナデシコ科ノミノツヅリ属の一〜二年草 在来種 日本全土に分布 お花の大きさは  5mm程 ★ どうぶつシリーズ 5つ目 タンキリマメ 痰切豆 別名 キツネマメ 狐豆 マメ科タンキリマメ属のつる性多年草 在来種 関東以西〜四国、九州、沖縄に分布。 海岸近くや平地から低山地の草原、林縁などに生育 この日の1番の目的は  浜辺のハマダイコンでした。↑↑ いろんなはじめましてのコ達にも出会えて  かなり満足してましたが… キョウチクトウに   何か  赤黒いヤツが  絡んでるぞ?!?! むむむ! 誰だ?誰だ?近寄ってみると! 会ってみたいと願ってた  トキリマメ?タンキリマメ?  そっくりさんだから  どっちかわかんないけど、どっちにも会いたかったのーー! キャーキャー ぴょんぴょん 帰って  調べてみて  タンキリマメとわかりました。 やったー キツネマメだ! ★ どうぶつシリーズに追加〜 秋に 赤く熟した お豆サヤが  裂け開くと  中には 黒いお豆(種子) が1〜2コ入ってます。 他の豆果の多くは  種子を弾き飛ばしますが  このコは弾き飛ばさずに サヤにくっついたままです。 鳥に食べてもらって種子散布する作戦のようです。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズに追加〜 黄色いお花が  7月〜9月に咲きます。また  見に行かなきゃっ! お名前の由来は このお豆を食べると痰が切れるから。と、なっていますが 実際には確かな薬効は認められていないようです。この黒いお豆が痰切りの丸薬に似ていたから?って面白そうなお話も見かけました。1 ) 1)  薬効、名前由来について  参照サイト 重井薬用植物園  おかやまの植物事典 https://www.shigei.or.jp/herbgarden/album/tankirimame/album_tankirimame.html このタンキリマメと、そっくりさんなトキリマメは、 葉っぱや  全体の毛の様子などで見分けるようです。 まだトキリマメに出会っていないので  写真並べることはできませんが いつか  出会ったときのために  覚え書き ◇  今回投稿の  タンキリマメ 葉っぱは 3出複葉で  丸みを帯びた菱形で厚みがある。葉柄近くよりも葉先近くが幅広い。表裏に褐色の毛がある。 全体に毛が多く茎には下向きの毛が密生するので  茎の色は黄褐色っぽく見える (写真の茎を見ると黄褐色) ◇ いつか出逢いたい  トキリマメ 在来種 関東地方以西〜四国、九州に分布 山野に生育 花期7月〜9月 葉っぱは、3出複葉、頂小葉が卵形で  葉柄に近い方が幅が広く葉先が尖る。葉質は薄い。 茎葉の毛が  少ないので 全体的に緑色に見える お豆サヤが熟して赤くなる様子や  裂けて黒いお豆がくっついてる様子は  タンキリマメてそっくり!
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のんちゃん
ひきつづき  1月半ばの 練馬区立牧野記念庭園です。 1つ目 ムサシアブミ 武蔵鐙 お花を包む仏炎苞の形が、むかし武蔵の国で造られた鐙に似ている事から名付けられました。 現代の鐙とはゼンゼン違うので 想像しにくいですよね。 熟した赤い実をたくさんつけて倒れてました。ムサシアブミは全草毒なので食べちゃダメですが、鳥たちは食べるようです。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花投稿 2020  4/30 2つ目 エノキ 榎木 ・熟した実を野鳥が好んで食べることから「餌の木」 ・鍬などの農機具の柄に使われていたから「柄の木」 枝がよく伸びることから「枝の木」 縁起の良い木を意味する「嘉木(よのき)」が訛ったもの など、数々のいわれがあります。 それだけ昔から親しまれているってことなんでしょうね。 小さな  果実は 毒は無いので口に入れて大丈夫。ほんのり甘みがあるとフォロワーさんから教わって 味見したことがあります。 ん〜?可食部分は少なくポソポソした感じで甘さは?? 鳥たちには人気のようです。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 いい頃合いの果実投稿  2020  9/18 中山道志村一里塚の榎木投稿   〃 3つ目 ウバユリ 姥百合 うつむき加減のお花の姿が  赤ん坊を抱き俯いている姥の姿のようだと  このお名前が付けられました。 花後の実は  しっかり上を向いてます。これは完熟し薄い膜のような翼を持った種子を  こぼした後の実ガラですね。 因みに、背後のフェンス越しに  自動車教習所の 練習風景が見えて なんとも不思議な感覚を味わいました。 ★  翼で 飛ぼう シリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花投稿 2022  7/19 種子投稿 2022  2/26 4つ目 マルバフジバカマ 丸葉藤袴 同じキク科だけど  在来のフジバカマとは 属が違うようです。 コチラは北アメリカ原産のアゲラティナ属。 他のお客さん達が「何か枯れてるのばっかりだね」と通り過ぎて行くのを横目に こんなに美しいのに…  もったいないって、カメラを向けながら  この種子たちが  風に乗ってふわふわ〜っと  旅立ち  命を繋ぐ未来を想像してみるのです。ぐぐーんと拡大してみて下さい。小さな種子が見えます。 ★ ふわふわシリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花の投稿  2021  10/19 5つ目 アカシデ 赤四手 枝を見上げて撮っていると「何か鳥が居るの?」と質問されます。 鳥ではなく、コレ、赤シデを撮っていると答えると「なぁんだ⤵」って反応されちゃいました。 子孫を残す戦術  なかなか面白いんだけどなー ぐぐーんと拡大してみて下さい。 枯れ葉のように見えるのは果苞です。果苞の基部に堅果が1つずつくっついてて 冬の風に吹かれ 果苞を翼にして種子(翼果)が  旅立ちます。 ★  翼で 飛ぼう シリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園
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のんちゃん
ひきつづき  1月半ばの 練馬区立牧野記念庭園です。 1つ目 オモト 万年青 不老長寿の縁起のよい植物。 古来から、庭に万年青を植えると災難を防ぎ万年も家が栄えつづけるといわれています。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花投稿 2020   5/27 2つ目 キチジョウソウ 吉祥草 お名前の由来は、この草はめったに花を付けず、花が咲いたときは幸せが訪れるという吉事(吉祥)から名付けられたのだそう。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花投稿 2023  11/26 3つ目 フッキソウ 富貴草 地下茎を伸ばし、青々としたの葉っぱを輪状につけて 年中茂っていることから  繁栄をイメージして、縁起が良いとされこのお名前が付けられました。 個人的には  このクリオネみたいな実が 可愛くて お気に入り。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花投稿 2023  3/4 4つ目 モチノキ 黐の木 モチ(持ち)が良いといった語呂合わせから、財産を持つ、子孫を持つといった縁起の良い  いわれがあります。 モッコク・モクセイに並ぶ日本三大庭木の1つです。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花投稿 2020  4/29 5つ目 クチナシ 梔子 クチナシって、お名前の語呂合わせ。「朽ち無し」= 「朽ちることがない」と言う意味で縁起が良いとされているそうです。 それとは真逆で縁起が悪いとされる事もあるそうですが、私は、そっちの方はムシー。 春のジンチョウゲ、秋の金木犀に加えて 夏のクチナシは『日本の三大香木』ですよね。 ★ 食べて遠くへ運んでシリーズ 撮影 2024  1/14 練馬区立牧野記念庭園 お花投稿 2021  6/21
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のんちゃん
沖縄土産 今日は、 ご神木であり人々の暮らしに欠かせないクバの木と、 精霊キジムナーが棲むガジュマルです 1つ目    ビロウ 蒲葵、枇榔、檳榔 沖縄方言名 クバ  古名 アジマサ ヤシ科ビロウ属の亜熱帯性常緑高木 四国南部、九州及び沖縄に分布 数少ない日本のヤシの一種で古くは大和朝廷時代から珍重されていた ①/1  葉っぱは  直径1mほどの円形で手のひら状に深く裂け、葉の中程からさらに二つに裂けて 長く垂れ下がる。 沖縄では  神聖な木とされ、各地のウタキ(御嶽)やハイショ(拝所)に多く植えられています。 この大きな葉っぱを 屋根材として利用したり、 団扇、笠、傘、扇、帽子なども作られます。 『クバ』という名称は聞き覚えがありましたが どれがクバなのか?知らなかったんです。 やっとピンと来ました! あ~クバ扇!なるほどね~ この木の葉っぱなのね!! ②/1  青黒いこの果実は核果で 長さ1.5cm〜2cm位の楕円形。 鳥が食べるのかなぁ? 撮影 2024  1/1 沖縄 2つ目 ガジュマル クワ科イチジク属の常緑高木 アジア東南部の熱帯から亜熱帯地域に分布。屋久島と種子島以南、主に南西諸島に分布 ①/2  枝から気根を垂らし  徐々に土台や自分の幹に複雑にからみつきます。ヒモのように細い気根が、成長し次第に太くなり  幹のように樹皮が発達します。地面に達すると幹なのか気根なのかわからないくらいになります。 クグーンと拡大してみて下さい。細い気根も見えますよ。 ②/2 とても身近な木なのに そーいえばお花って??? あれれ?見たことないなー GSを始めてから イチジクやイヌビワなどのお花は花嚢(果実の形)の中で咲くってことを知りました。 ガジュマルもイチジクなどと同じ仲間、中が見えないこの中でお花が咲きます。小さな花嚢は枝先につき、ガジュマルコバチに受粉のお手伝いをしてもらい結実すると果嚢になり、8月ごろに黄色または淡紅色に熟すそうです。 これは熟してるってことかなぁ?まだなのかなぁ? ガジュマルの大木や古木には、赤い髪の男の子の精霊キジムナーが住んでいると言い伝えられています。私はきっとキジムナーがいるだろうなって思ってます。 撮影 2024  1/1 沖縄
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