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植物の記録の一覧

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なごちゃん
ミカン科 ミカン属 中国中央~西域 揚子江流域上流が原産と言われる 日本には平安初期には渡来 また飛鳥 奈良のころより 栽培されていたとの記述あり 常緑広葉樹小高木 ミカン属の中でもっとも耐寒性の ある樹木 平均気温12~15℃の 涼しい地域が適している 柑橘類に多発する そうか病等の 耐久あり 無農薬栽培も可能 冬至 二十四節季 第22 太陽視黄経 270度 冬至の瞬間を含む日を 冬至日 また期間の意味があり 次の小寒前日までをさす 北半球で太陽の南中高度が もっとも低く 昼がもっとも短く 夜がもっとも長くなる (南半球では その逆 桃栗3年 柿8年 枇杷はなりはじめ 柚子の大馬鹿18年… などと揶揄されるほど 種を撒き果実の結実に時間を 要する樹木です。 一般には接ぎ木で出回りますか。 少々 葉が傷みがちですが 柚子が実をつけています。 本日は冬至日とあって 各ご家族で柚子湯を なさるでしょうか… 冬至→湯治 柚子→融通 お湯に入り融通よく暮らそう との由来だそうです。 柚子をいれるとポカポカと 芯から暖まる心地です。 そうそう カボチャも できればあるといいですね。 昔の風習はかならずしも 現在の暮らしに適している わけではありませんが 身体を暖め 滋養のあるものを 食べ これからの一年を 息災にすごしたいとの願い それは今でも変わりありますまい。 そして 自然に近しいありかたを いまなお 教えてくれている のではないでしょうか… 日南の限りを行て 日の短きの至りをなれば也 穏やかなる 年の夕日の沈むとき 銭湯のゆず湯より 吾がかへるなり 土屋文明 雨が降り より一層 寒さが増します。 柚子を湯船に浮かべて ゆっくりと暖まっては いかがでしょう 今日1日 お疲れ様でした。
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102
なごちゃん
ミズキ科 ミズキ属 中国 原産 中国浙江省から朝鮮半島にかけ 分布 自生する 日本には江戸享保年間に渡来 おもに薬用として栽培 日当たりのよい 肥沃な土壌を好む 落葉広葉樹の小高木 椿の花の終わりごろ うららかな日射しに やわらかく霞がかかる頃 枝先にポツリボツリと 黄色の花が咲いていました。 すでに盛りを過ぎて 木全体が黄金色纏う姿を 見損ねたのを思いだします。 別名 春黄金花 葉が開くより早く 梅の香る時期に咲く花 全体が早春の光あび 黄金色に輝く と言われる所以です。 季節は巡り 葉を染め 落葉するころに 艶やかな珊瑚色の実 グミに似た果実をつけることから 秋珊瑚 ともいわれます。 そして漢字表記の山茱萸の茱萸は グミをさします。 春と秋から冬にかけ 異なる舞台を演じる樹木 実に見ごたえありますね。 余談ですが 近隣種に欧州原産の セイヨウサンシュユがあり 独特な菌がつきます。 暖めたミルクに枝や葉を 浸しておくとヨーグルトが できます。 ちなみに この山茱萸でも同じ現象です。 全く同様の菌かどうかは不明 笑 面白いですね。 実は漢方の生薬 民間療法 加工して果実酒やジャムなど 用途は多様 生食向きでないのが 惜しいところですか… 来春には是非とも 満開の黄金色に輝き咲く花を みたいものです。 今日1日 お疲れ様でした。
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99
なごちゃん
本日は小雪の最後 橘始黄 橘はじめてきばむ 七十二候にあるように 橘の実が黄色く色づいてくる 時期であるとされています。 あいにく 橘ではありませんが この頃になると 至るところで 柑橘類の果実が黄色 あるいは橙色に染まっています。 幼果のうちは葉緑素により 緑色をしたものが しだいに葉緑素が分解され カロチノイドにかわり 黄色や橙色になります。 不知火は糖度13%以上 酸度1%以下 となるものはデコポンと命名され 市場に出回りますね。 清美オレンジとポンカンの 交配品種で甘くジューシーな 美味しい中晩柑です。 早生ミカンが美味しい 季節ですが不知火は 路地では もう少し後 2月の終わりから4月頃。 もいですぐは酸味が強く 追熟させると甘くなりますね。 まさに冬を乗り越えた先… ミカン科 ミカン属の柑橘類は 寒さに弱いため寒冷地には 向きません。 海岸近く日照と海からの照り返し のある斜傾地 温暖であることが 栽培に適しています。 地の利を生かし こちらでは 蜜柑農家さんが多く 蜜柑をはじめとした柑橘類が 栽培されています。 柑橘類の色づき始めるを 通り越し すでにすっかり橙色 明日は そらさむくふゆとなる 大雪となります。 山や平野にも雪が多く降り 本格的な冬の到来 そして 新しい年の準備を 始める 正月事始めの時期 もろもろ気忙しく さらに寒さが厳しくなります。 ご自愛ください。 今日1日 お疲れ様でした。
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なごちゃん
モチノキ科 モチノキ属 日本 中国 台湾自生 日本においては 関東以西 四国 九州 山地 山間部に自然分布 本州の北限は新潟と宮城県 雌雄異株 常緑広葉小高木 モミジが紅葉する樹木全体を さす言葉ならば  冬でも青々とした葉を 繁らせる樹木を冬青といいます。 そして このモチノキ科の樹木の 漢字表記にも用いられています。 区別するために具柄冬青とも… 生育緩やかで 材質は 固く緻密であることから 道具の柄に用いられ 具柄冬青との名づけ。 ほかにはそろばんの珠や櫛の 原材料でもあります。 生育地で自然分布しますが 近年のガーデニングブームで 庭木としても人気があります。 雌株ならば赤い実をつけ 特筆すべきは生育が緩やかで あることです。 あまり大きくしたくなければ 樹高を抑えることが可能 加えて耐陰性があります。 一本立ちでも株立ちでもよく 庭木として扱いやすいといえます。 常に変わらぬ常磐の緑 あまり代わり映えしないと 思われるやもしれませんが 落葉樹が葉を落とし 冬枯れの姿を現す今時分 その常磐色に かつて ひとびとは強い憧れを 抱きました。 常緑樹のすばらしさを 再認識できる時節 それが冬なのかもしれません。 今日1日 お疲れ様でした。
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なごちゃん
ウルシ科 ウルシ属 東南アジアや東アジアが主な原産地 日本 関東以西 四国 九州    沖縄 小笠原諸島分布 海の近場 山野に自生 かつて蝋をとるために栽培 分布 自生は鳥などに運ばれ 野生化したものといわれる 落葉小高木 雌雄異株 日本への渡来は 安土桃山末期 中国より 江戸中期 蝋採取のため 盛んに栽培 以前の蝋を作るために 使われたウルシに 取って変わる 20世紀以降 安価な合成ワックス の需要により生産は衰退 近年は見直されているもよう 遠目からでも 燃え盛る炎のような あでやかな その色 もみじも ともすれば 両手をあげて 降参するやもしれない 美しい韓紅色です。 かつて この樹木の果実で 蝋燭が作られていました。 今みたいな電気のない時代 灯される蝋燭の焔は 闇を朱に 煌々と  映しだしていたのでしょう。 ウルシ科ですので 同じ科のヤマウルシや近隣種 同様に樹液によりかぶれることが ありますね。 赤く染まった葉が美しいからと むやみにふれることは 避けられますように。 ゆめゆめ お忘れなきよう… もっとも ヤマウルシほど ではないですが 笑 君子危うきに近寄らずが肝要かと… 近くの公園にありまして やはり厄介者扱いされたのでしょう。 無残に斬り倒した後が残り その脇から蘖が出ています。 ひとの都合で重宝したり 邪魔者扱いしたりと… ひととは勝手なものですね。 さりとて もみじにも ひけをとらない紅葉の鮮やかさ 櫨紅葉 はぜもみじとは秋の季語 晩秋を通り越し 冬の始め 寒さの増す この頃 己を燃やし尽くさんばかりに 艶やかな色の衣を纏います。 今日1日 お疲れ様でした。
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なごちゃん
キク科  ムラサキバレンギク属 北米東部 原産 原種は約9種ほど確認 宿根性多年生植物 日向向き 北米原住民の間にて 薬草として用いられ 欧米諸国ではハーブとし 民間医療に利用 免役系に有効といわれるが 正否は定かではない 特にアレルギー疾患に たいしては増悪する 危険性があり むやみに 用いないほうがよい 夏の花として知られる エキナセア 我が家でも この一輪を残し 来年の初夏までは しばらくお休みします。 最盛期の勢いは ありませんが パープル ではなく赤に近い深い色合い 薔薇をはじめジニアやダリア 気温が下がり花の終わりが 近付くとより花色は発色が 濃く深みを増しますね。 エキナセアは和名 ムラサキバレンギク  昔 火消しの用いた 纒を飾るばれんに似ること から名付けられています。 咲き進むと花の中心が 盛り上がりイガグリのように なり 花弁は下に垂れ下がる 姿からですね。 画像のお花は中心の雄しべが 退化していますから みる影もありませんが 笑 よく知られる桃色花パープレア 白花のアルバ 黄花のパラドクサ あたりを見ればなるほどと 納得なさるはず… さらにパリダは バレンそのもの 暑さ寒さに強い植物ですが 品種改良を重ねたものは それなりにひとが手をかけねば ならないものもありますね。 さりとて なくなることなく 根を残してくれますから やはり丈夫で初夏から夏の植栽の 主役をはるお花です。 まあ 我が家のように暑い所では 真夏はお花はお休みしますが… 今では花の色形 高性矮性と バリエーションは豊富 近隣種のルドベキアとの交配種 エキベキアなるものもあり 選びたい放題です。 ルドベキアは寒さにやや弱く 地に植え付けるには春先以降が よいですが エキナセアは 今の時期で大丈夫です。 よりしっかりと根をはり 丈夫に育ちます。 北米東部はニューヨークや ワシントンDCなどがあり 雪もふりますね。 雪の降る寒冷地に お住まいの方にも おすすめのお花です。 品種は違えど庭いじりを 初めたころより 我が家に欠かせないお花の一つ 野趣溢れ とても魅力的なお花です。 興味ひかれたなら来年の 植栽に迎えてはいかがでしょう。 注)園芸店の回し者では ありません! 再び 笑 今日1日 お疲れ様でした。
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なごちゃん
メギ科 ナンテン属 中国 原産 日本では茨城以西の本州 四国 九州に分布 古くからの 栽培種が野生化したものと されている 暖地の山野 渓間に自生 一種一属 常緑広葉低木 樹高 平均1~3m 株立ちし 幹は叢生する 幹の先端のみに葉がつく 独特の樹形 名の由来は諸説あり 中国の名 南天燭または 南天竹を音読みしたものとされる 赤芽柏の黄葉が日に透け 南天の赤い実がことさら鮮やか 本日の昼下がりの一枚です。 難を転じて福となす 縁起物として広く知られています。 鬼門 裏鬼門などに植えられ 厄をよせつけないようにと… また江戸のころは火を避ける とされ 家々の玄関先にも 植えられていたとか。 これからは福寿草などとともに お正月飾りにも用いられます。 南天のお箸を使うと病気に ならない 難転の意味合いから お赤飯に南天の生葉が添えられる など枚挙に暇ありませんね。 蛇足ですが 画像は赤い実の南天 ですが白い実のなるものもあり 咳止めの生薬になります。 厄難の畏れ 福への願い 時代は移り変わっても ひとのそれらに違いは そうそう ありますまい。 笑う門には福来る 特別なアイテムを 駆使しなくても 日常の心がけだけでも 幾分 違ってくるのでは ないでしょうか 眉間に皺よせ毒づくよりも どうにもできないことに くよくよするよりも まずは笑ってみてください。 幸せとやらは 案外身近にあるものです。 それに気付けるかどうか? ではないでしょうか これは自戒でもあります。 いつもニコニコしていられたら もっといいのに なんてね。 しつこいようですが 笑う門には福来る 皆さん 笑ってください。 今日1日 お疲れ様でした。
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ニシキギ科 ニシキギ属 日本 朝鮮南部 中国原産地 北は北海道 南は九州と 山谷や丘陵地に自生 落葉広葉樹小高木 和名の由来 以前はこの材にて 弓がつくられた 強くしなりのある 材質であり ま とは弓の美称(真弓 にあたる 雌雄異株とされているが 雌株一本で結実は可能 果実は品種により  白 桃 赤とあり熟すと 果皮が4つに割れ 鮮紅色の種子が4つ現れる 花期は晩春から初夏 薄い緑色の4弁の花が咲く 基本的に丈夫な樹木である ものの根張りが浅いため 乾燥しすぎると株を傷める こととなる 昨日から朝方まで 降り続いた雨が嘘のように 明るく暖かな日和となりました。 花よりも目立つ果実が 枝にたくさん実っています。 日本に自生するとあり 古くから知られていた樹木 弓の利用の他は和紙でしょうか 飛鳥~奈良のころは皮を仕用し 檀紙とよばれる和紙に加工 されていたと記述があります。 また 平安のころに楮により 和紙がすかれるようになるころに 質の点から姿を消すことに… 新芽の萌出から始まり 花が咲き 秋には紅葉 そして すべてが落葉して後も 紅色の実が目をとらえます。 長く楽しませてくれる樹木です。 紅葉も終盤がそろそろ もの寂しくなるものの この時期に際立つ植物と いえるのではないでしょうか… みこもかる 信濃の真弓 我が引かば 貴人さびて いなと言わむかも   久米法師 万葉集
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なごちゃん
キク科 キク属 中国 原産 短日性の多年草 一般に栽培されるキクは 古来中国より もたらされた 中国で改良されたものが 日本に伝来したが 本来は キクの野生種は存在しない 日本で野菊とされるものは ヨメナをはじめ約350種ほど 近隣種とされているものの 外来種との見方が強い 日本においては 観賞用多年生植物として 栽培されるものを 和菊 18世紀末 中国より 西欧にわたり その後 100年あまりを経過し 日本を訪れた英国人 ロバート フォーチュン により 再度欧州に もさらされ 爆発的な 人気を集める 西欧で品種改良されたもの 洋菊 とされている マムとは 和菊および仏花に 用いられる小菊をのぞく洋菊の総称 タンボーラ デコラ咲きマム ブロンズ~サーモンオレンジ 花径 7~11㎝ 中輪 仏花のイメージの強い菊花 江戸のころより多種多様な 栽培菊が作り出されてきました。 所変われば姿は違い 洋菊の流れを受けるお花です。 あたたかな色目 ふっくらとした花姿 寒さの増す いま時分に なにやら ほっとするものを 与えてくれます。 視覚 嗅覚 聴覚 味覚 触覚 ひとに備わる 五感 とりわけ視覚 目に入るものに 私たちは少なからず影響されます。 11月も下旬になり 冬のおとずれを否応なしに 感じるようになりました。 寒冷地にお住まいの方は すでに雪をごらんに なっていることでしょう。 暖地といわれるこちらでも 冬支度 待ったなしの体 それでなくとも 師走まじか 忙しい日々をお過ごしでしょう。 美しくあたたかな色のお花を 紹介させていただきました。 今日1日 お疲れ様でした。
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