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もちっこのオトギリソウ属の一覧

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もちっこ
6月4日撮影 東京都薬用植物園 入り口までの植え込み。門の近くに来ると 花がこの形になりました。 これもオトギリソウ属ですが これはタイリンキンシバイですね。 学名のカタカナ読みはヒペリカム・ヒドコート。 ビヨウヤナギは雄しべの花糸は花弁より長いですが、こちらは花弁の長さの2分の1より短いです。 キンシバイは花弁がカップ状でしっかり開きませんが、タイリンキンシバイは花弁が平開します。 名前がよく似たセイヨウキンシバイ(ヒペリカム・カリシナム)は樹高が低く、草のような高さであることと、雄しべが長くピーンと真っ直ぐに伸びています。また、葯が赤いので目立ちます。 タイリンキンシバイ(大輪金糸梅) オトギリソウ科オトギリソウ属 キンシバイ H. patulumと似ているが、本種は葉が平面上に並ばず、十字対生状に節ごとに角度がややずれてつくことや、花の径が約6 cm(センチメートル)と大きいことからキンシバイと区別される。かつてはキンシバイの園芸品種 Hypericum patulum 'Hidcote' として扱われた。また、Hypericum forrestii とセイヨウキンシバイ H. calycinum の雑種と考えられたこともあった。 樹高0.3–1 m(メートル)(1.5 mとも)。褐色で円柱状の枝を出し、叢状に密に茂って横方向への広がりは1.5 mに達する。枝は赤みがかっており、稜をもたない。葉は長楕円形から狭卵形、また披針形で、長さ(3–)4–5(–6) cm、最大幅は基部寄りにある。向軸側は暗緑色なのに対し、背軸側は薄い青みがかった緑色で、網状脈の葉脈(側脈)がはっきりしており、キンシバイに比べよく見える。葉柄はごく短い。葉はキンシバイに比べて厚い。対生で平面に並ばず、節ごとに角度がずれてつく。 花は少数が集散花序として頂生し、6月から10月にかけて咲き続ける。花冠は平開し、径は5 - 7 cm、花色はゴールデンイエロー(黄金黄色)。花弁は基部3分の1だけが重複し、縁はよく多少切れ込む。雄蕊は花弁の3分の1の長さしかなく、葯は橙色。花柱は5本で、離生し、子房とほぼ等長。稀にしか結実しない。 (Wikipedia より) 花はキンシバイと違って大きく開き、直径6 cm近くなる。雄蕊は5本の束となる。 …と、Wikipediaにも書いてあり 5本の束ってなんだろう?と思っていたのですが、 この日、「これかぁー!!」と分かりました。 今までわたしが見てきたのは上のような状態の花が多かったのですが、ここの植え込みは下の状態の花がたくさんありました。 確かに!5つの束になっていますね!!
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もちっこ
5月29日撮影 この日は、前日が仕事でへろへろだったので、のんびり起きましたが この日くらいしか出かけられないかも!?と思って、近所の花ハシゴをしましたよ。 脚がつらくなったらタクシーだって使っちゃうぞーと思って🤭(トトロの森まではタクシーなんて通らない道ですよ。その後ね!) まずはトトロの森へ。 ヤエドクダミを見てから出発です。 公園の反対側の端はフヨウとビヨウヤナギ。 この頃はまだフヨウは葉のみ。 ビヨウヤナギはそろそろ終わりそうです。 一昨年、セイヨウキンシバイを初めて見て、オトギリソウ属の花たちの美しさ、可愛らしさを知りました。 ビヨウヤナギはその中でも、ちょっと和風な感じがして好きなんです。 見たい見たいと思っていたら、我が家から1分くらいのところに咲いていて(通勤路の反対側で…😅) わーーーい🥰と思った記憶があります。 ビヨウヤナギ(未央柳) オトギリソウ科オトギリソウ属 花屋さんでヒペリカムとして売られているので あの、実がついたものをヒペリカムと思っていらっしゃる方が多いですが ヒペリカムとはオトギリソウ属のことなので いうなら、このビヨウヤナギもヒペリカムです。 学名はHypericum monogynum L. なんてよむのかな? ヒペリカム モノジナム…?とか読むのかな??? (真理さんより、モノギナムと教えていただきました🥰ありがとうございます) オトギリソウ属の花たちはみんなヒペリカムなのでした。 あの、実が付いたものはヒペリカム アンドロサエマム。 和名はコボウズオトギリです。
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もちっこ
7月11日撮影 都立薬用植物園 オトギリソウ属のまさにオトギリソウ発見です。葉に黒点を発見することができたので、わかりました☺️ でもまだ咲いていません。咲いているところを見たいなあ。 (去年、蔵王の御釜で見つけていたかも???) オトギリソウ オトギリソウ科オトギリソウ属 日当たりの良い山地や丘陵地に生える多年草で、高さは40~60 cmになり、葉は対生し、広披針(こうひしん)形で、裏面から透かして見ると、黒い油点(黒点)が多数観察できます。7~8月頃、茎頂の円錐状花序に淡黄色の花を多数つけます。  学名Hypericumはギリシャ語のhypericon「雑草の間に生ずる」の意味で、erectumはerectus「直立した」の意味があります。オトギリソウの名は、江戸中期の寺島良安の「和漢三才図会(わかんさんさいずえ)」(1713)に「弟切草」と記述されています。春頼(はるより)という名の鷹匠が秘密にしていた薬草を弟が密かに洩らしてしまったことに激怒し、弟を切り捨ててしまったという伝説にその名は由来しているようです。実際にオトギリソウのアルコール抽出液は血液にも似た暗黒色を呈します。オトギリソウは別名で青薬(アオクスリ)、鷹の傷薬、盆花(ボンバナ)とも呼ばれています。欧米ではオトギリソウ属植物をSt. John's wortといい、洗礼者聖ヨハネの祝日(6月4日)の前夜、魔女たちが活動するとされるMidsummer Eveningに、この薬草を摘めば悪魔払いになると信じられていたようです。  晩夏から初秋にかけて、果実が成熟する頃に全草を採取し、日干しにしたものを生薬で「小連翹(ショウレンギョウ)」といいます。煎じ液は止血、月経不順、鎮痛の目的で服用され、リウマチ、神経痛、痛風には浴剤として鎮痛効果があるようです。また、薬酒でリウマチ、神経痛の予防に、煎汁を扁桃腺炎のうがい薬として用いるなど、多くの用途が知られています。虫刺され、切り傷や打撲傷には生の葉を絞って塗布すると効果があると言われていますが、皮膚炎を起こすことがあり、注意が必要です。(高松 智、磯田 進) [参考図書] 牧野富太郎 著、原色牧野植物大図鑑(合弁花・離弁花編)、北隆館 三橋博 監修、『原色牧野和漢薬草大図鑑』、北隆館 朝日新聞社 編、『朝日百科植物の世界 第7巻』、朝日新聞社出版局 難波恒雄 著、『和漢薬百科図鑑[Ⅱ]』、保育社 伊澤一男 著、『薬草カラー大事典―日本の薬用植物のすべて』、主婦の友社 水野瑞夫 監修、田中俊弘 編集、『日本薬草全書』、新日本法規出版 内林政夫 著、『生薬・薬用植物語源集成』、武田科学振興財団杏雨書屋 (公益社団法人 日本薬学会 生薬の花 より) おおお、そうでしたそうでした。 英名はセントジョーンズワート。心に効くハーブでもありますね。 (学名カタカナ読み)ヒペリカムより、 (英名)セントジョーンズワートの方が薬効が分かりますね。
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もちっこ
5月23日〜6月5日撮影 場所はいつも見ている遊歩道や公園です。 続けて投稿したところ、比べやすいとご意見をいただいたので、もっと比べやすいように、並べてみました☺️ すべてオトギリソウ科オトギリソウ属の花たちです。オトギリソウ属の学名がヒペリカム。種名ではありません😊 すべて木本(もくほん。木のこと)です。 ビヨウヤナギ     セイヨウキンシバイ 葉は十字対生。    葉は2列対生。 花は平開する。    花は平開する。 雄しべの葯は黄色。  雄しべの葯は赤い。 花弁より長く、湾曲  花弁より長く、直線的に伸びる。 する。 コボウズオトギリ   タイリンキンシバイ 葉は十字対生。    葉は対生〜十字対生。 花は平開する。    花はカップ状に開く。 雄しべの葯は黄色。  雄しべの葯は黄色。 花弁より長い。    花弁の長さの1/2より短い。   木本ですが、セイヨウキンシバイとコボウズオトギリはまるで草本のように低いこともあります。 (参考資料:葉と枝による樹木検索図鑑) ちなみに… オトギリソウという種もあります☺️ (キンシバイ…というものも) …が、わたしの近くで見つけられていないので投稿できませんでした🙇
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もちっこ
5月29日撮影 オトギリソウ科オトギリソウ属の花を 先ほどあげたので、 日付け順ではなく、ちょっとまとめてあげてみようかなと思いました☺️ これは以前、ヒマラヤユキノシタを撮影させていただいたお宅です。 実が可愛らしい。 花屋さんではヒペリカムといって売られていますが、ヒペリカムとは〝オトギリソウ属〟という意味の学名のカタカナ読みです。花の名前ではないのですよー。 この花の和名はコボウズオトギリ。 オトギリソウ科の花で、小坊主の頭に似た実がなることがその名の由来です。 高さ60~90cmになる落葉または半常緑低木。 基部からよく枝分かれし、こんもりと茂ります。 枝には稜があります。 葉は対生する単葉で、長さ4~15cmの広卵形~長楕円形となり、つぶすとわずかに芳香を放ちます。 葉の基部は切形~心形となり、しばしば茎を抱き、葉柄はありません。 花は枝先の集散花序に1~11個つき、径1.5~2cmほどの黄色の5弁花で、星形に開くかカップ状になります。 花弁は長さ0.6~1.2cmの卵形で萼片と同じ長さもしくはわずかに短くなります。 雄しべは多数あり、束状には分かれず、長さは花弁の長さの0.9~1倍と花弁とほぼ同じかやや短くなります。 萼片は0.6~1.5cmの長楕円形~広卵形となり、先端は丸みを帯び、全縁です。 萼片は開花期は開出して、果実期には反曲します。 果実は蒴果でまるく肥大し、赤から紫、黒色へと熟すにつれ色が変わります。 花が大きく、葉が赤みを帯びているタイプでは、果実は黒ではなくしばしば赤褐色(錆褐色)を保つこともあります。 (植物図鑑 EVER GREEN より)
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