★ 食べて遠くへ運んでシリーズ
ナンキンハゼ 南京櫨

トウダイグサ科 ナンキンハゼ属
の落葉高木

えっ？！
昨日投稿した ハゼノキの お仲間じゃないの？？？
ハゼは ウルシ科
ナンキンハゼは トウダイグサ科
な～んだぁ てっきり お仲間だと 思っちゃた 。 ぷぷぷ

南京＝中国が原産地。
江戸時代に有用樹として やって来たんだそう。
ハゼと 同じように 種から蝋が採れるので、 ナンキンハゼって お名前がついたそうです。

はぁー そうでしたか！

春、若葉が 清々しく…
夏には 枝先に長さ6〜18cmの総状花序を出し ( 長くぶら～んとした感じ) ちっちゃな黄色い花が沢山 咲き…
秋に 黒く熟して…
紅葉が 美しく…
冬、落葉後もしばらく木の上に残った実は 寒くなるにつれて実の殻が割れ、中から白い種が 姿を見せる…
( 白い種＝仮種皮 この部分が高脂質で 鳥たちの大好物。黒い種を仮種皮で コーティングしているって事なのね )

なんほど～ この写真、 最後の 白い種の姿 なんですね。
白い種は １cm 足らずのサイズ。高～い木の上で 北風に気持ちよさそうに 吹かれていました。

ぜひ 拡大してみて下さい。
ピントは 甘いですが １粒ひとつぶの種の様子、見えると思います。

お花にも 黒い実にも 紅葉した姿にも 会えなかったけど、最後の姿に 会えて良かった～
はじめまして、ナンキンハゼさん。

撮影 2019年 12月 半ば