ハオルチア・シルビアエ。


ピグマエアに近縁とされる中型ハオルチア。

かつてはピグマエアの変種アルゲンテオマキュローサと呼ばれていたようですが少し前にシルビアエという名に改名、新種として独立したようですね。

全体的にピグマエアよりも大型でグラマラスなスタイルをしており、ピグマエアのような窓のザラつきがない代わりに無数の細かい白点が入ります。

白点の入り方は例によって様々でほとんど真っ白になるくらい白点が多いものから全く白点の入らないもの、白点が筋状に入るものなど個体差がありますね。


調べてみたら自生地のエリアがピグマエアと被っているようで、たぶんそこらへんがピグマエアの変種から独立種に昇格した理由なのかしらん？と。

同じエリア内に形態の異なる二つの種が存在していれば、その場合変種ではなく別種として区別する方が自然ですからね。

我が家の環境ではピグマエアは春咲き、シルビアエは夏咲きになるので、もしかしたら自生地でも開花期のズレにより二種類が交わることなく二種類のまま存在できているのかもしれません。