アカバナ（ 赤花 赤葉菜 )
　アカバナ科 アカバナ属
　7~9月　25~80cm　多年草　在来種
　子房下位



山地の湿った場所や湿地に生える
秋に赤く紅葉することが和名の由来だそう


葉は対生(上部では互生)
長さ2~6cmの卵状披針形でしばしば茎を抱く

茎に稜は無く、断面は円い


全体に腺毛が多い



花弁の長さは6~8mm
開花時の花径は1cm弱

花弁は4個で先が2浅裂

柱頭は棍棒状(~楕円体)

雄しべは8個(長4、短4)



花の下部の花柄に見えるやや太い部分が子房(下位子房)で、後に果実となる

花柄は3~13mm



果実は長さ3~8cmの細長い蒴果で短い腺毛がある

果実は熟すと先端から縦に4裂し、白色の種髪ｼｭﾊﾂを付けた種子が風に乗って飛ばされる


多くの記事で「種髪は赤褐色」と記されています
↓
「ルーペで覗いて確認すれば確かに赤褐色だが、色は薄いし光沢もあるため、肉眼でも写真でも白色にしか見えまい」
という記事があって、何かナイス!👍と思った(笑)

「赤褐色ではなく白色である」
と断言しているものもあります(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)✨




画像では、花が落ちた後の若い果実も写っています✨