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多肉植物・サボテン
セダム属 マジョール,多肉植物,マジョール花芽実験の投稿画像
はなずきんさんのセダム属 マジョール,多肉植物,マジョール花芽実験の投稿画像
セダム属 マジョール
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はなずきん
2024/05/27
ちょっと前に
「この時期にマジョールを増やしたい時は、花芽をカットしてその下部分を挿せばいいんですか?」
という質問を受けたのですが…
私は、花の時期にセダムを増やそうとしたことがなかったのでよくわからず、答えられなかったので、実験をしてみました。
★まずは親株のマジョールふた鉢で…(※写真1枚目)
ひとつは「花芽を全く切らない」(右)
もうひとつは「花芽を切ってみる」(左)
すると、今のところの経過は
「花芽を切ったほうも、また花芽をつけてきた」
のでした。
花芽を切らなかったほうは今花が咲いていて、
花芽を切ったほうは、今蕾の状態です。
つまり…、花芽を切ったほうが、さらにまた花芽をつけるという余計なエネルギーを消費させてしまったわけですよね。
根元のほうを見ると、すでに花が咲いているほうは、新芽がわりと出てきていますが…(※写真2枚目)
花芽をカットしたほうは、新芽の数が少ないです。(※写真3枚目)
花が咲いてから、新芽が出てくるのかもしれませんが。
★そして、写真4枚目は…
カットした花芽の部分を
「花芽があるまま挿したもの」(右)と
「花芽をカットして挿したもの」(左)を作りました。
花芽をつけたまま挿したものは、今花が咲いていますが…
あまり根付いておらず、咲いたら枯れそうな感じですね…、
花芽をカットして挿したほうは、また花芽をつけてしまいましたが…
根はついているかも?って感じです。
咲いた後、どうなるかですねえ。
また、経過を報告したいと思います。
しかし、この途中経過の時点でも言えるのは
「花芽がつく時期にセダムを増やそうとするのは、効率的ではない」
ということですかね…
やってやれないことはないかもしれないけど、この時期でないほうがよさそうな気がします。
私はなんとなくそう感じていたので、この時期にいじることはしてこなかったんですけど…
今回の実験で、それがはっきりしたような感じです。
たいがいのセダムは、親株に力があれば、花芽が咲いた後に下から新芽が出てきます。
ただ、親株が貧弱だと枯れてそれっきり、ということもありますが…。
増やそうとするなら、花芽がつく前に親株を立派にしておくことのほうがよさそうです。
ただ、あまり立派にしすぎると花が咲きすぎる気がするので、そのちょうどいい加減が私もまだつかめていないのですけれどね。
年に一回しか花は咲かないので、「加減」をつかむには、まだまだ経験が必要だな~と思います。
こむぎ
2024/05/27
うーむ、興味深い実験ですねぇー咲かせ過ぎると枯れますよーーと聞いて、はい、いくつかお花楽しみましたーーと割り切って、せっせと花芽を切っていますが、切った下の方はやっぱり元気がないように感じて、このまま枯れてしまうのかなーーと感じます。切ったと思ったら、また蕾の無限ループだなぁ~~とも思ってしまいます💦💦
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はなずきん
2024/05/27
@こむぎ
さん
花芽と多肉の関係を考えるについては「その植物の性質によっても対応の仕方は違う」と思います。
エケベリアは、ある程度伸びた花芽を切ったらもうそんなにバンバンは出てきませんが…
セダムの場合は「切っても出てくる」「切ったところで元気が保てるわけではない」という感じがするのですよね。
多肉だからと、セダムとエケベリアを一緒に考えないほうがいいかなと思います。
まだ検証不十分ですが、
私は「咲きたいものはそのまま咲かせたほうがいいのではないか」と感じています。
途中で花芽を切ったところで「咲きたい!」状態になっている株は、その変化はもう止められない気がするのです。
次の花芽をつけなかったとしてもです。
咲いた後は、切ったほうがいいような気がしますが。
枯れた株が日陰を作ったり蒸れの原因になったりするし、種を作るのにもパワーを使うためです。
そもそも、大半のセダムは「花が咲いて全滅する」ということは、ほとんどありません。
ちょっと弱めの種類だと、そういうこともありますが…
いわゆる普及種なら、花を咲かせて枯れたとしても、また新芽が出てきます。
「花芽をカットすることによりパワーを保つ」ことよりも
「枯れたらまた出てくるという自然のサイクルにまかせてあげる」ほうがいいのではないかと…
花芽の時期になって、あたふたするのでは遅いのですよね。
その前に、花が咲いても枯れない(※花芽のついた株は枯れても、また新芽が出てくる)ような力をつけておいてあげればいいのだと思います。
私はプロなので、花のあとに枯れて終わり、では困るのでいろいろ試していますが、
趣味で育てているのなら、花芽をカットしないと枯れてしまうような、手のかかる種類は育てない!
と割り切るのもアリだと思いますよ。
セダムはそのタフな生命力が魅力でもあるのですから。
意外と『そのままでも大丈夫』(むしろそのままのほうがいい)なものは多いと思いますよ。多肉の生命力を信じて見守ってみてはどうでしょうか?
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はなずきん
多肉もGSも2021年10月スタート。多肉4年生です。最愛の多肉は、多肉にはまるきっかけになったミルクゥージ。 うちの庭の植物は、グランドカバーも含めて100%多肉なのです😆 草系セダムについて、マニアックに語っています🥰 夢はセダム図鑑を出版することです! 増えすぎた多肉たちをお嫁に出そうと、自宅無人販売をしています。 『多肉植物 ちまちま屋』 GSにもショップページあります。 ※花ずきんちゃんの画像は、国際花と緑の博覧会記念協会の許可を得て使用しています。(03花記協記事第125号) ↓はなずきんとちまちま屋のサイト総合案内
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多肉植物
マジョール花芽実験
植物
セダム属 マジョール
「この時期にマジョールを増やしたい時は、花芽をカットしてその下部分を挿せばいいんですか?」
という質問を受けたのですが…
私は、花の時期にセダムを増やそうとしたことがなかったのでよくわからず、答えられなかったので、実験をしてみました。
★まずは親株のマジョールふた鉢で…(※写真1枚目)
ひとつは「花芽を全く切らない」(右)
もうひとつは「花芽を切ってみる」(左)
すると、今のところの経過は
「花芽を切ったほうも、また花芽をつけてきた」
のでした。
花芽を切らなかったほうは今花が咲いていて、
花芽を切ったほうは、今蕾の状態です。
つまり…、花芽を切ったほうが、さらにまた花芽をつけるという余計なエネルギーを消費させてしまったわけですよね。
根元のほうを見ると、すでに花が咲いているほうは、新芽がわりと出てきていますが…(※写真2枚目)
花芽をカットしたほうは、新芽の数が少ないです。(※写真3枚目)
花が咲いてから、新芽が出てくるのかもしれませんが。
★そして、写真4枚目は…
カットした花芽の部分を
「花芽があるまま挿したもの」(右)と
「花芽をカットして挿したもの」(左)を作りました。
花芽をつけたまま挿したものは、今花が咲いていますが…
あまり根付いておらず、咲いたら枯れそうな感じですね…、
花芽をカットして挿したほうは、また花芽をつけてしまいましたが…
根はついているかも?って感じです。
咲いた後、どうなるかですねえ。
また、経過を報告したいと思います。
しかし、この途中経過の時点でも言えるのは
「花芽がつく時期にセダムを増やそうとするのは、効率的ではない」
ということですかね…
やってやれないことはないかもしれないけど、この時期でないほうがよさそうな気がします。
私はなんとなくそう感じていたので、この時期にいじることはしてこなかったんですけど…
今回の実験で、それがはっきりしたような感じです。
たいがいのセダムは、親株に力があれば、花芽が咲いた後に下から新芽が出てきます。
ただ、親株が貧弱だと枯れてそれっきり、ということもありますが…。
増やそうとするなら、花芽がつく前に親株を立派にしておくことのほうがよさそうです。
ただ、あまり立派にしすぎると花が咲きすぎる気がするので、そのちょうどいい加減が私もまだつかめていないのですけれどね。
年に一回しか花は咲かないので、「加減」をつかむには、まだまだ経験が必要だな~と思います。