【カット苗の発根】

苗が元気だとすぐ発根するから大丈夫だが…
なかにはなかなか発根しない子も^^;

上 『ティッピー錦』
下 『ロメオ』

この違いは何だ？

最近分かって来た事をまとめます。

うちでは、発根管理は室内でLED管理の元やっています。

多肉植物の培養土の上に置いて茎の接地面付近に水やりし、その湿気で発根を促進し……
まぁだいたい皆さんと変わらないかと(^^ゞ

後日水やりして…1～2週間で発根してからが問題で
下の『ロメオ』は一度は発根したものの…止まってしまいました^^;

上の『ティッピー錦』は、そのまま発根し続けています。

この違いは
茎や根に直接霧吹きなどで濡らしたか、土だけ濡らしたかの違い。

よく、発根したか苗を持ち上げて見るのは良くないと言われていますが…
その逆で、持ち上げて多肉の培養土だけを濡らして、苗は軽く乗せるだけ。

蒸れ防止で苗を軽く乗せるだけ(多少の隙間は気にしない)
多肉の培養土の表面が乾いたら水やり。

蒸れないように風通しよく、かつ培養土は湿っている状態を維持する事で発根が止まらずにいます。

発根が止まってしまった原因は常に根が湿っていた為に黒く腐ってしまった事^^;

濡らせば良いと思っていたけど…
乾いてからが発根が進むから(水を求めて)

特に錦(斑入り)はジュレやすいので
試行錯誤していて、最近この差に気が付きました(^^ゞ

一部『エーピンク』のように
なかなか発根してくれない品種もいますが^^;
押してダメなら引いてみると…発根しだしたりします。

根が2cm以上伸びたら
しっかり植え付けて大丈夫。
あとは鉢の縁から水やりして直接根元を濡らさないようにするだけ♪