今日のお花　ユズリハ

赤い茎(葉柄)がずっと気になっていたユズリハです。


ユズリハ科 ユズリハ属

常緑樹でありながら、若葉に座を譲るように、春に古い葉が落ちて新しい葉と入れ替わる事から、世代交代のシンボルとされています。

葉は互生して、枝先にらせん状に集まっていて、葉身は垂れ下がる。

長さは8 - 20cmほどの長楕円形から倒披針形で、先端は短く尖り、基部はくさび形。葉の裏側は白みを帯びる。
長さ8 - 20 cmほどある葉柄は赤紫色を帯び、本種の特徴にもなっている。


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因みに世代交代のシンボルのユズリハですが、
年神様の乗り物として、ユズリハの落ち葉に乗って祖霊は天上界へ昇ったと考えられました。
祖霊が帰るときも同じ乗り物で帰ってくるだろうと想像したので、門松にユズリハを結んで帰るべき家の目印としたという事です。
また、常緑樹（常磐木）であることや、葉柄の赤い色が呪力があると信じられたことも、ユズリハが正月と結びついている理由でもあるそうです。