ヤブツルアズキ

里山にて。

優しい黄色の花がツル植物の群れの中でも目立っている。

この植物はアズキの原種らしい。
ヤマツルアズキが進化しなければ、我々は小豆料理を食べれなかった。

アズキがなければ、
あん饅はなく肉まんとピザ饅だけ、とか
温泉饅頭を割ったら黒くない、とか
泳げたい焼きくん！の歌はなかった、とか

そもそも祝いの席に赤飯が出せない。
（北海道は甘納豆だから大丈夫）

うちのお袋は昔から事あるごとに赤飯。
うちの子、つまり孫の祝い事にも必ず赤飯。

長男の誕生日にも社会人になって会社帰りに来るかも判らないのに、こんなに一杯！の赤飯。
きっと物覚えが悪くなりつつある今でも、孫が「美味い！＝楽しみ」と言った物事だけは、強烈に脳の最前列に残っているのだろう。

なんの話だった？
そうだ、ヤマツルアズキに感謝！
の話だな。

良い週末をお過ごしくださいませ。