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ヤブツルアズキの一覧

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醜男
藪蔓小豆(ヤブツルアズキ) マメ科ササゲ属のつる性一年草。草地に生える。小豆(アズキ)の原種と考えられる。茎や葉に黄褐色の毛がある。葉は3小葉からなる。小葉は長さ3~10㎝、幅2~8㎝の狭卵形~卵形で浅く3裂するものもある。花期は8~10月。花は黄色で長さ1.5~1.8㎝。蝶形だが、竜骨弁は反時計方向に大きくねじれ、翼弁も左右非相称。果実は豆果。長さ4~9㎝の棒状でぶら下がるようにつく。中に楕円形の種子が10個前後入る。種子は小豆より小さい。 小豆は本種を改良したものといわれ、古代から栽培される。小豆は日本を含む極東アジアが原産とされ、食習慣があるのは日本、韓国、中国、ブータンなどに限られる。日本では吉事や祭事に昔から用いた。現在は4~5万haの作付けがあり、ほとんどが赤色の子実で、種子の大きさにより普通小豆と大納言小豆に分けられる。白餡用の白小豆もある。他に、祭事の赤飯や小正月行事用の小豆粥などに用いる。味をつけない小豆粥は、解毒、利尿、排膿の薬効があるとされる。小豆の年間消費量は10万トンで、70%程度が国内で生産され、その7~8割を北海道が占める。中でも十勝地方産の小豆を原料とする餡は風味が良く、『十勝小豆』が普通小豆のブランドになっている。大納言小豆としては丹波大納言(兵庫県、京都府)、能登大納言(石川県)、アカネダイナゴン(北海道)がある。小豆の仲間では、大角豆(ササゲ)、緑豆(リョクトウ)、毛蔓小豆(ケツルアズキ)、竹小豆(タケアズキ)が食用とされる。 出典『野に咲く花』『里山の植物 ハンドブック』『食材図典』
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のんたん
ノアズキとヤブツルアズキ 1️⃣ノアズキ(野小豆) マメ科 ノアズキ属 本州〜九州の日当たりの良い堤防 、路傍の草地、林縁 花期8〜9月 2️⃣ヤブツルアズキ(薮蔓小豆) マメ科 ササゲ属 小豆の原種と言われる 荒廃地や河原脇など草丈のある草地で、他の植物にからみついている 公園や里山の整備の行き届いた場所では殆ど見かけなく、道路脇の藪や、草刈りのしにくい急勾配の斜面などに生えている 花期8〜10月 どちらもよく似ているのですが、お花に違いがあります! さあ、どこでしょう? いつもどちらの花か分からなくなるので、花と葉、果実で比較してみました 3️⃣ノアズキ 花の竜骨弁は左翼弁と一緒に上を向き、左翼弁は竜骨弁を包まない 葉は横に長い菱形で3小葉からなる 豆果は広線形で約4cmでサヤエンドウのような形 蔓性多年草 葉がクズの葉を小さくしたような形で、別名はヒメクズ(姫葛) 竜骨弁の上はむき出し 4️⃣ヤブツルアズキ 花は左翼弁が竜骨弁を包み込む(竜骨弁の上の方) 葉は狭卵形〜卵形で浅く3裂するものもあり、3小葉 豆果は4〜9cmの線形 蔓性1年草 💛お花の大きさはだいたい同じくらい 💛左右非対称 💛竜骨弁がよじれた面白い花の形 💛ノアズキは湖周りの日当たりの良い土手で木に絡まっていたり、道端を這っています ヤブツルアズキは田んぼの横の湿地で、道路脇からの急斜面で、誰も踏み入れない薮に咲ています 💛どちらの花も、大きな花びら(旗弁)、小さな左翼弁、右翼弁、竜骨弁からできています
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