先日より東北地方は大雨が降ってるというのに、さらに台風とは……😿🌪️
　最近、毎年どこかで洪水が頻発しますね。

　そんなニュースを見て、地元の洪水にまつわる伝承を思い出しました。
　その伝承は、大体以下のとおり。

　激しく雨が降る夜。川が増水し、あふれんばかりになっている様子を、付近の村の若者たちが心配して見守っていた。
　すると、雨の降る夜間の暗闇の向こう、無数の波頭がどんよりと蛇のようにうねる濁流のさなかから、流れる轟音に混じって「やろうか、やろうか」と言う声が聞こえてきた。
　暗中の濁流から響く声を聞き、一同は色を失い、気味悪く思って黙っていたが、この声を挑発と思ったか、恐れて答えなければとおびえたか、中の一人があえてこれに「寄越さば寄越せ！」（寄越せるなら寄越せ）と答えた。
　この返事を受けてか、川の濁流はたちまちに勢いと量を増して若者らを飲み込み、かろうじて逃げ延びた者も必死でそれぞれの集落へ帰るが、川の流れはそれらの集落にも襲いかかり、辺り一面は湖と化した。
　周囲を湖にした濁流はなかなか引かず、数日後に水が引いたとき、辺りには水死体が無数に転がっていたという。

　この川から聞こえる声を、周辺地域では"ヤロカ水"と呼んで恐れたとか。
　なお、声が聞こえた云々という話の真偽はともかくとして、実際に当地で洪水が度々発生した（時には集落が一つ丸ごと消えてなくなった）ことは事実だそうな🌊💬🙀
　うわー、イヤだな。そんなもん寄越さんといて❗😭

　で、picはそんな洪水を起こしかねない雨水を吸いまくったエキノプシス達。
　洪水になるくらいなら、大人しくサボテンにでも吸われてくださいな、雨水達🙏🌵