前回のあらすじ:
葉焼けが原因で芸人を辞め、特殊メイク💄の世界に飛び込んだエリマキ帝王。
彼は夜な夜な「クラブ月世界」のステージで『女装多肉男子』として喝采を浴びていた。
かたや、弟子紫帝玉「礼二」はエリマキ帝王の名跡を継いだものの、元師匠との楽しかった日々が忘れられず、虚しい日々を過ごしていた。
そんな彼の元へ師匠の消息が知らされる。
クラブ月世界の扉の前に立った彼は、師匠を連れ戻すべく、扉を叩くのであった。


二人は、月世界スタッフの計らいにより別室に通された。
「し、ししょ～❗」
「すまなかったな。突然姿を消したりして」
「オイラ、寂しかったっす。ししょーに会いたかったっす！」
二人はそれきり黙りこんだ。

「オレはもう芸人には戻らないから」
「え⁉️何言ってるんすか。
すでにもう大成功を修めているじゃないですか❤」
「え！？オレは美のカリスマだぞ？お笑いなんか取れるか！！」
「おかしいな～？(　・ω・)師匠がクラブ月世界でロングランで受けまくってるって聞きましたよ？」
「⁉️！Σ(￣□￣;)」

エリマキ帝王はそのとき初めて知った...。😱
自分がショータイムではなく、合間のコント枠で出演していたことを。

「ししょ～、お願いです❤️オイラも一緒に女装コントやりたいです❤」
実は、春のメイクCMで、すっかり女装にハマった礼二であった。
彼らのコンビ復活はあるのか⁉️
エリマキ帝王の決断やいかに？


　　　　　続く🎵😉