🪴草花たち　　その159
　　　ミチタネツケバナ(道種漬花)

タネツケバナだとばかり思っていましたが、
タネツケバナは水田畦など湿った場所に生えるのだとか。
乾燥した公園や道端にはえているのはミチタネツケバナでした。


こうして見ると、素朴な可愛いらしさがあります。
花を囲むようにして棒のように伸びた実が面白い。

この付近はこれから成長するのか5cmほど？？？の
小さなミチタネツケバナばかりで、
ロゼット状に広がる葉っぱもミニチュアサイズ。


にゃんママさん主催🏷ちっちゃいものクラブ

‎أتمنى السلام العالمي🌤
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⌘ メモ　⌘
🔸科名・属名
　　アブラナ科　タネツケバナ属
🔸学名
　　Cardamine hirsuta L.
🔸英名
　　hairy bittercress
　　hairy shotweed
🔸別名
　　碎米荠 (sui mi ji) 中国名
🔸由来
　❇︎ 「種漬花」
　　苗代に種籾を播く前に水に浸ける頃に花が咲く
　　ため
🔸原産地と分布
　　ヨーロッパ　　東アジア
🔸花期
　　2月～4月
🔸花色
　　白
🔸結実
　　花後
🔸特徴
　　越年草。草丈10～35㎝。道端、荒地、芝生など
　　やや乾燥した場所に生え、増加傾向にある帰化
　　植物。1992年に宮城県から日本海側にかけて侵入
　　が報告され、関東地方など太平洋側でも見つかり、
　　広範囲に分布しているもよう。
　　茎は直立し、下部には下向きの毛があるが上部に　
　　は毛がない。茎の上部には葉が少なく、下部に
　　集まってつき、果期にも根生葉が残る。
　　葉は長さ 2.5～10㎝、羽状深裂し、小葉は普通
　　4～7対つき、広惰円形、頂小葉が最も大きい。
　　葉柄は長さ0.5～5㎝、葉柄や葉裏に粗毛がある。
　　花は白色の4弁花。花弁の長さ2.5～4.5㎜、
　　幅0.5～1.1㎜。雄しべは、普通4個まれに5～6個。
　　花柱は長さ0.1～0.6㎜。萼片は4個、長さ1.5～
　　2.5㎜、幅 0.3～0.7㎜。果実は長さ1.5～2.5㎝、
　　幅 1～1.4㎜、花のまわりに上向きに立ってとり
　　まくようにつく。
　　よく熟すと鞘が紫色になり、パチンとはじけて
　　種子をはね飛ばし、さやがコイル状になる。
　　種子は1列に14～40個入り、長さ0.9～1.3㎜、
　　幅 0.6～0.9㎜、淡黄緑色～淡黄褐色、扁平な惰円
　　形。
　　「タネツケバナ」は果期には根生葉がなく、小葉
　　　は細長い。雄しべが6個。果実が斜上し、揃わ
　　ない。