2022年3月14日(月)、曇のち晴れ、ホワイトデー。

きょうは、ホワイトデーだったので、年金生活者なのでささやかなプレゼントを妻にしました。
最初は、妻の希望通り回転寿司だけだったのですが、やまぐちフラワーランドへ連れて行くことを提案したら、大喜びをしてくれました。

早速、ランチ後に柳井市にあるやまぐちフラワーランドへ行きました。そこで妻が気に入ったマーガレット・ストロベリーホイップ、ビオラ(写真は撮影していない)を購入し、その帰りにもう一軒お店により、チューリップとオステオスペルマムニ種類、ラナンキュラス(黄色)を購入して帰宅しました。すぐに植え替えを二人で行って、鉢に植え付けました。
妻はとても喜んでくれました。
夕食は、七輪火鉢を囲んで焼肉をして祝いました。
本当に幸せなひとときです。
長い歴史にあって、日本が平和で幸せな時代に生まれ合わせたのですから。

でも、科学技術がとても発展した今、権力を持った悪人の決定で、大勢の殺戮が行われ、更に負の連鎖が始まります。

私は、大学では主に法学を学び、同時に哲学、宗教について学びました。そこでは、わからなかったのですが、自分の存在した職場で、悪人がいることを学びました。
それを確信させた著書は、先日、紹介した、バーバラ・オークレイ『悪の遺伝子　ヒトはいつ天使から悪魔に変わるのか』(イースト・プレス)でした。
それまでは、根っからの悪人はいないと思う気持ちが強かったのですが、この本を読んで悪人の存在を確信したのです。　

現在の日本の刑法は、人は環境によって変わる、元々は善人なのだから、応報刑ではなく、教育刑にすべきだという法哲学に則って作られています。

でも、遺伝子によって生まれつきの悪人や、遺伝子が環境によって後天的に悪人になる場合があるのです。

この家に来て、浄土真宗のお経を読むことになり、その中で、人は「善人」、「不善を為す者」、「悪人」に分けられていることを知りました。法話を聞くと、善人と悪人は阿弥陀様によって救われるが、不善を為す者は救われないと聞いた記憶があります。
私はこれに対して、異論があります。確かに悪いことをする人を見て見ぬ振りをしたり、悪だと知りながら悪人の命令に従う人がいますが、その人たちは、まだ善の心を忘れたわけではありません。悪人の力が恐ろしく、自分や自分の家族を守るために悪人に従っていると思われるからです。
でも、悪人は悪を悪とも思いません。全ては自分の利益にすることは、正しいとされているからです。

悪人になってしまった人を善人に戻すことはほぼできないと思います。
ブッタも孔子も悪人には近寄るなと終えしています。
そのとおりだと思います。
悪人に嫌われる存在こそが善人の証拠だと思います。だから、悪人に嫌われることは良いことだと思います。

そのためには、一日も早く、「悪人」の定義を定め、悪人が権力の座につかないように、システムを構築しなければならないと思います。

そうでなければ、地球を破壊する兵器が存在する現代では、世界が滅ぶことが現実になると確信しています。

私自身、悪人と一緒にいたときは、心がボロボロになりました。労災保険審査会は、不法行為、違法行為を部下に下す人間は世の中に当然いる、そのことであなたがうつ病になったとは認定できない、あなたは、家族がうつ病になったから、あなたもうつ病になったと三審とも判断され、労災認定はありませんでした。
このことを通じて思ったことは、私が自殺していれば労災は認められたが、自殺しないと認められないと強く感じました。
国の制度は、申請主義であり、申請しても、よほどの事例の積み重ねがない限り、認めないということです。
私は、この労災申請と認定審査のあり方を見て、労災保険が積極的に労働者を救済するものでひないと知りました。

労働組合に掛け合って、労災認定について、行政訴訟に支援してくれるように頼みましたが、大学組織とこれ以上摩擦を起こさないために、私の依頼は退けられました。これが現実です。
そして、その後においては、反省しない努めていた組織は、うつ病の人間を増やし続けています。
残念なことですが、そのときは、私が勤めていた組織には、悪人に従う「不善を為す者」が多かったからだと思います。
だから、今も、混乱をした組織であり、被害者を出し続けている結果になっています。

早く、悪人のことを認めて、「不善を為す者」が反省をして、「善人」になる道を選んでほしいと思います。そうでなければ、私が存在していた組織は、破滅すると思います。

花のようにきれいな心を取り戻すこと、いい香りのする花のように、人が人を癒やすことができる組織になって欲しいと思います。