「11日は棒の日」

マムシ模様の棒に出会いました！
これからの時期、日傘にするには　お洒落すぎる。

スルガテンナンショウ（駿河天南星）
別名：エンシュウテンナンショウ（遠州天南星）
サトイモ科テンナンショウ属の多年草、日本原産の在来種

細いのや、チビいの、斜めってるのが多い中、直立不動の凛々しい立ち姿。
地上部の茎のように見えるものは花序の柄と葉柄の下部が重なったもので、偽茎といいます。

中部地方の太平洋側山地で、東海地方特産です。
マムシグサ（蝮草）の仲間で、基本種であるムロウテンナンショウ（室生天南星）の亜種です。
仏炎苞は安定して緑色。
付属体の先端が急に丸く膨らむ。一度見たら忘れない種。

雌雄異株で、性は地下にある球茎の重さによって決まります。
テンナンショウの場合、球茎が4g以下が無性、21gまでが雄、それ以上は雌。

虫媒花で、多くはハエ類です。
雄性の仏炎苞には下部に開口部があり脱出できますが、
雌性の仏炎苞では閉じこめられ、受粉確率を高めていると考えられています。

それにしても、ここは　マムシロードか！？
沿道で、応援してくれている。