🌱ネコヤナギの雄花
2020.02.23撮影

モフモフの銀色の綿毛の中で雄しべが出番を待っています。
葯が赤色なので開花の前は花穂の芯がピンクっぽく見えます。
出番が来て、雄しべが花糸を伸ばしきると赤い葯が割れて、中から黄色の花粉が出てきます。
この株の場合は下から上に咲き上がっていますが個体により咲き方は違うようです。

雄しべの根元には線体と呼ばれる線状の器官があり、そこから蜜を出します。
ハチやアブなどの送粉者が訪れ花粉を身体にまとって雌花を訪れて受粉します。

さて今回はたまたまの場所で雄花を見たのですが雌花にはまだ会えていません。
雄花に比べると数が少ないようですが、雌花にもぜひ会ってみたいものです。