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もちっこの比べてみればの一覧

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4月8日撮影 小石川植物園 温室からツバキ園を経て 巨木ゾーンです。 春なので、芽吹きというのでしょうか? 若芽?が出てきています。 高い木がたくさんなのですが、枝をぐいーんと下に伸ばしていたり、ひこばえのような形で、わたしより下の目線で撮影できましたよー。 左上から時計回りで、 ボダイジュ(菩提樹) アオイ科シナノキ属 葉の付け根に赤っぽいものが付いていますが、これが苞葉なのかな??? 調べると、まさに総苞葉というようで、シナノキ属の特徴の1つのようです。 ここから花序がぶら下がるのだそうで、今頃、そうなっているのかもしれません。 花は6月。見に行かれるかなぁ? ユリノキ(百合の木) モクレン科ユリノキ属 これは赤塚植物園の入り口にあります。 可愛らしいチューリップのような形の花が上向きに咲くのですが、あまりに高くて、スマホじゃ全然撮れないのですよ。 こんな近くで花が見られたら良いのになぁ。 イチョウ(銀杏) イチョウ科イチョウ属 この状態の前のひこばえのてっぺんの芽もありました。あの形の葉がくるくる丸まったようにギュッと詰まっているのが解けて開いていきます。 詰まっていたのが開くと、こんなふうに放射状になっているのですね。 いつも落ち葉でお馴染みの葉ですが、枝に付いている状態をまじまじと見たことはなかったんだなぁと気が付きました😆 モミジバフウ(紅葉葉楓) フウ科フウ属 この木の実が好きです。 昔、リースを作ろうと思ってドングリや松ぼっくりを探しに公園に行ったときに、それらは拾い尽くされてしまっていて落ちていたのがトゲトゲの実でした。 なんか可愛らしいと思って拾ったのがフウの実だったのでした。 葉はモミジバと言いながら、ちょっと太めだなと思っていましたが、若い葉は、よりモミジっぽいと思いましたよー。
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4月8日撮影 小石川植物園 またやってしまった。 もちっこの比べてみれば。 植物園や公園などでは ラクウショウとメタセコイアが比較的近くにあることが多くて(小石川植物園は少し離れていますが、我が家の近くの県営公園などは道の向かい側に並んでいます☺️) つい、比べてしまいます。 ラクウショウは葉が互生というか、かなり大雑把ですが メタセコイアは葉も小葉のつき方も対生です。 なので、ラクウショウはフワッとした感じでメタセコイアはシャキッとした感じがしますね。似ていると言われますが、慣れてくると見た感じで分かるようになるのではないかな。 あとは、ラクウショウは別名ヌマスギで、水辺や湿地に生えていることが多いので、 呼吸をするために膝根(しっこん)と呼ばれる呼吸根が周りから出てきていることが多いです。 ここでも膝根が見られますが、今回は葉と幹を比べたので写っていません。 いつも書いている気がしますが、それぞれ違う良さがありますね! 花を確かめられなかったのが残念。 観察されたブログなどを拝見すると、2月の終わり頃に花を付けるようですね。 この、花のつき方も異なるようです。 来シーズンはそこにも着目して観察してみようっと思いました🥰 ラクウショウ(落羽松) ヒノキ科ヌマスギ属 メタセコイア ヒノキ科メタセコイア属
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4月1日撮影 牧野記念庭園 オオバベニガシワの雄花と雌花です。 こんなふうに違う形の花が付いていたら、どちらが雌花でどちらが雄花かは、もう分かるようになってきましたよ。 ぴろぴろ紐のように出ている方が雌花で、しべを広げているのが雄花ですね。 オオバベニガシワ(大葉紅槲) トウダイグサ科アミガサギリ属 ・中国東南部を原産とするトウダイグサ科の落葉樹。日本へ渡来した時期は不明だが、観賞用に植えられたものが野生化し、暖地では自生しているかのように分布する。 ・在来のベニガシワ(=アカメガシワ)に似て、より大きな葉を持つことからオオバベニガシワと命名された。オオバアカメガシワともいう。端午の節句に餅を包むカシワとの関係はない。 ・新芽の紅色や若葉のサーモンピンクが美しく、特にゴールデンウィークの頃は話題になりやすいが、新葉は半月ほどで緑色になる。 ・葉は枝から互い違いに生じ、直径15~25センチほどのハート型になる。葉の両面とも葉脈に沿って短い毛が密生し、あまり目立たないが、葉の縁にはギザギザがある。秋には紅葉するが春の新葉に比べると色合いは地味に見える。 ・4~5月にかけて咲く花には雌雄がある。雄花はヒトデのような形をした黄色い小花で、多数が泡を吹いたように咲く。雌花は紅色の糸を持った珍妙な形になる。雌雄同株で開花しやすいが、雌雄ともに小さな花であり、派手な葉の陰になって目立たない。 (庭木図鑑 植木ペディア より)
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1月3日撮影 上野東照宮 ぼたん苑 和の花たちがたくさんある、ぼたん苑です。 この花たちも。 以前、比べ方を教えていただきましたので ずいぶん分かるようになりました☺️ まずは葉です。 大きさはツバキの方が大きいです。 そして、サザンカの葉は先の尖り方が短いですが、ツバキはヒュッと細い部分が長めです。 サザンカの葉は鋸歯(周りのギザギザ)が目立ちますが、ツバキは目立たないかないものもあります。 葉を光に透かして見ると、サザンカはあまり透けて見えませんがツバキは葉脈が白く透けます。 表面もツバキはツヤツヤしています。 これらが分かると、花が咲いていなくてもわかりますね。 分かりやすいのは花ですね。 サザンカは広がって咲きますが、ツバキはカップ状です。 サザンカは花弁が一枚一枚散りますが、ツバキは花の姿のままぽとんと落ちます。 なぜかというと、ツバキの花は付け根のところが繋がっているのですね。 雄しべを見ると分かります。 サザンカは一本一本ですが、ツバキはもとのところが繋がっているのが分かります。 なぜ、ツバキはそうやってもとのところを繋げたのか?それは、鳥に受粉をしてもらうためだそうです。 ツバキは冬に咲きますので、虫はいない季節です。そこで、鳥に受粉を手伝ってもらうために、花弁の隙間から蜜を吸われないように、正面からしか蜜を吸えないようにしたのだそうです。カップ状に咲かせるのもそのためなのですね。 (参考資料:世話焼きグリーンLife       読まぬは一生の恥 ) サザンカ(山茶花) ツバキ(椿) どちらもツバキ科ツバキ属
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11月5日撮影 赤塚植物園 イネ科の3種ーーー! 間違えていたら教えてください🙇 ススキとオギとアシはよく似ています。 わたしはずっと全部ススキだと思っていました😅 去年、河川敷でススキだと思っていたものをオギかも?と教えていただき、ちょっと勉強してみたのですが、まだはっきり言い切れるほど分かっていません。 そんでもって、ススキの穂だけ上を向いていて比べづらくてごめんなさい🙇 《ススキ》には芒(のぎ)と言われる刺があります。 ススキという漢字がそれこそ芒(ススキ)なのですが、小穂の中の穎果(えいか)のまわりにつく護穎(ごえい)の先が尖って芒となっています。 なので、見た目ふわふわなのですが、穂をにぎにぎすると、ちょっとちくちくするのです。 《オギ》には芒がないと言われていますが、ここで撮ったオギと思われるものには芒かな?というものが見えたのです。なのでちょっと不安でした。 調べてみると、オギにも芒があるものがあるのだそうです。芒は〝ほぼない〟が正しいと書いてありました。(三河の植物観察) ススキと比べると、芒が〝ほぼない〟のが分かります。それから、穂の色は白いです。にぎにぎしてもふわふわな感じです。 わたしはオギのこともススキだと思っていたと気が付きましたよー😂 《アシ(ヨシ)》は2つとはちょっと違っています。オギと同じく芒はないのでするするしています。色は白くふわふわしません。茶色っぽいです。 それから葉の中央に目立つ筋がないのだそうです。(確かめていませんでした😅) 葉のつき方も違っていて、茎の途中からひょいっと出ている感じです。 本名はアシ(葦)なのですが、〝悪し〟に通じるということでヨシ〝良し〟に呼び変え、それが定着したようです。 ススキ(芒) オギ(荻) イネ科ススキ属 アシ・ヨシ(葦) イネ科ヨシ属
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10月16日撮影 湧水地にはジュズダマもたくさん生えています。ジュズダマは子どもの頃はお数珠にするというよりも、お手玉の中に入れてもらっていたかなぁ? ジュズダマ(数珠玉) イネ科ジュズダマ属 葉腋に数個の花序がつく。雄小穂と雌小穂があり、苞葉が変形した「つぼ」に納まった雌小穂群と「つぼ」から突き出した雄小穂群で1つの花序ができている。 雌小穂3個のうち、1個だけがブラシ状の花柱(白いものとえんじ色のものとがある)を出す。柱頭がしおれてから、雄花序の包穎が開いて葯がぶら下がる。「つぼ」が色づき、堅くなる。果実は「つぼ」の中で熟し、「つぼ」ごと脱落する。果実を含んだ雌小穂(稔実小穂)と含まない雌小穂(不稔小穂―2つの細長い小穂)が組み合わさっている。 (福岡教育大学 教育学部〔分野:理科、生物学〕福原のページ 植物形態学 より) ・古い時代に熱帯地方より渡来したと考えられる多年草です。普通の草地にも生えますが、水辺を好む傾向があります。市内でも池の縁や水路際などによく生えています。 ・花のない時期は、やせたトウモロコシのような姿をしています。草丈は1メートルから2メートルくらいになり、夏から秋にかけて、茎の先に花の穂をつけます。1つの穂に雄花と雌花があり、雌花の先に雄花の穂がつきます。雌花は苞鞘と呼ばれる壺のようなのものに包まれ、そこから2本の柱頭が顔を出します。 ・果実期になると苞鞘は石のようにかたくなり、表面に光沢が出てきます。これは長持ちするため、数珠やネックレス、お手玉の中身などに使われます。果実はしずく形なので、英語では、これを旧約聖書のヨブ(Job)の涙に見立て、Job’s tearsと言います。 (野田市ホームページ 草花図鑑 より) 雌雄同株です。自家受粉しないように雌花序と雄花序がでてくるのに差があり、雌性先熟となっています。 イネ科の雌しべ(柱頭?)はブラシのようにフサフサしているものが多いですね。けっこう好きです。 柱頭がつぼから出ているところも、もう雄花序が出てきています。でも、柱頭がフサフサしている間は伸びるだけです。 柱頭が萎むと雄花序の花が咲きます。 雄しべの葯が垂れ下がっていますね。 今はもうツヤツヤのかたいつぼになっているのでしょうね!! あとちょっと頑張れば、少し自分の時間ができます。ここは無理でも植物園などにでも、見に行きたいなあー🥰 雌雄異花と言って良いのかな??? 雌花期、雄花期ということで!
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10月1日撮影  地元駅に戻ってきましたよ。 今年はエビヅルが刈られていません☺️ でも、エビヅルは雌雄異株でこちらは雄株なのですね。実は未だにできません😓 今回は手でひっくり返して葉の裏を確認してみました😅 今まで何回か挑戦したのですが、片手で葉を裏返して片手でスマホのシャッターを押すのは 不器用なわたしには難しくて、なかなか上手く撮れなかったんです😆 エビヅル(蝦蔓) ブドウ科ブドウ属  和名エビは、葡萄類の古い総称。  甲殻類の蝦・海老をエビと呼び、葡萄をエビと呼ぶのは、葡萄の若い茎葉の赤紫色と蝦の体色との共通性に基づくというが、どちらが本来の呼称でどちらが喩えであるのかは、よくわからないようだ。 (跡見群芳譜 より) エビヅルは木本性のツル植物で、落葉。葉は3~5に浅裂から中裂する。若い時には全体的に赤褐色の綿毛が多く、葉の裏や葉柄などには落葉するまで綿毛が残る。特に葉の裏にはビロード状に綿毛が残っているので、同定は比較的容易。果実は食べられるとのこと。雌雄異株。  エビヅルは巻きひげで木に登る。巻きひげは登攀の道具としては、茎で巻きつく方法などに比べて優秀なものであるに違いない。しかし、巻きひげは葉の変形であるので、翌年には枯れてしまうことになる。したがって、巻きひげは一年生草本では有利な手法ではあるが、長期にわたって茎を支えることに関しては、あまり良い方法ではないのかもしれない。エビヅルは木本性のツルではあるが、大きく成長したものが無いのは、このようなことも原因の1つかもしれない。 (岡山理科大学 波田研ホームページ より) ノブドウ(野葡萄) ブドウ科ノブドウ属 ノブドウは北海道から沖縄まで分布する木本のツル植物である。木本性であるが、太くなって高木に届くまでになることは無い。主に藪や草原に繁茂している。花は夏に開き、花弁は5枚、雄しべも5本。花弁と雄しべは早期に脱落するようであるが、その後も蜜を分泌するようで、アリが多数訪れている。花の形はヤブガラシとよく似ている。果実は淡い紫色を経て空色に熟す。空色の果実は珍しく、コバルトブルーが秋の野山を彩る。残念ながら、切花にするとすぐに色あせてしまう。やはり野にあってこその美しさである。この果実は悪味でとても食べられないが、鳥には良く食べられると見えて、生垣などによく侵入してくるツル植物の1つである。 ノブドウは葉の形に変異が多い。3~5裂するがその程度には大きな違いがある。画像のように葉が深裂するものをキレハノブドウ(forma citrulloides ) として区別しているが、成長に伴う葉の変形はツル植物ではよくあることであり、中間型もあって同所的であり、特に気にする必要はないのかもしれない。若い個体が深裂するように思うが、そうでない場合もある。 (岡山理科大学 波田研ホームページ より) エビヅルの葉は裏にクモ毛があり、葉が白く見えます。ノブドウは葉脈上に毛があります。まさに。 花のつくりも違いますね! エビヅルはブドウ属、ノブドウはノブドウ属なので、ブドウと付かないエビヅルの方がブドウに近く、食べられます😆 ノブドウの花は上記にも書いてありますが ヤブカラシによく似ています。 エビヅルの雄花は、ここではまだ見ていませんが雄しべが目立ちます。これはつぼみなのかなぁ?このときでももう10月ですが。開花と同時に帽子のように落ちるという花弁を見てみたいです🥰
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10月1日撮影 奥武蔵超低山 タデ科天国その3 ここは休耕田というのですか? 超低山を下って、隣の超低山へ行くところの道なのですが、湿地になっていて いろいろな植物がたくさん生えています。 タデ科の花たちもたくさん! 可愛らしいので、つい撮ってしまい 撮ったら投稿したくなってしまうので 今回はコラージュして枚数を減らします😝 入り乱れて咲いていますが 左右で違う種です。 ⬅️ミゾソバ  ➡️ウナギツカミ まずは葉の形が違います。 ミゾソバは別名ウシノヒタイ。牛の顔を正面から見たように、耳がピロンと出ています。(この葉は小さいのでちょっとわかりづらいです。ついつい花ばかり撮ってしまって、葉が撮れていませんでした🙇) ウナギツカミの葉は細長く、茎を抱くように付いています。 そして、茎?花柄? ミゾソバは花柄に赤い腺毛がついています。 ウナギツカミは名のように、茎には小さな刺があります。 ミゾソバは葉のすぐ近くに花があることも多いですが、ウナギツカミは葉から離れて枝先に花をつける感じです。 花の大きさも違いますね。 ウナギツカミの方が小さいです。 この日はとても日差しが眩しくて 小さなウナギツカミの花になかなかピントが合いませんでした😅
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9月11日撮影 都立薬用植物園 ジュズダマは子どもの頃によく見ていた植物でした。 でもいつの間にか見かけなくなり、すっかり忘れていましたが、植物観察を始めて、 赤塚植物園で見つけて 「うわ、これ、昔見ていたような!」 と思い出した感じです。 この植物園でも見つけたので 念のため撮っておこう!と思って撮りました。 そのあと歩き回っているとワサワサたくさん生えていて 「すごいな、これ!」と思って撮ると、そこの札にはハトムギと書いてありました。 そういえば、これ、前にも経験したような😆 ハトムギといえばヨクイニンですね。イボができたときにお世話になった漢方薬です。 比べてみましたが、右側は札があったので確実にハトムギですが、 左側はジュズダマで合っていますか??? ジュズダマ(数珠玉) イネ科ジュズダマ属 ハトムギ(鳩麦) イネ科ジュズダマ属 ジュズダマは水田の畦、用水路や河畔など、水辺を好む多年草です。 雌花序は壺型の苞鞘(ほうしょう)内部にあり、毛糸のような柱頭を伸ばしています。苞鞘を突き抜けて下垂している部分は未開花の雄花序です。 果実は苞鞘に包まれたまま熟します。暗褐色や灰色に熟したジュズダマでお手玉やネックレスを作ったご記憶のある方もいらっしゃるでしょう。 ハトムギはジュズダマの栽培型です。ジュズダマはハトムギに比較して苞鞘が球形に近く硬いこと、熟したときも上向きであることなどで区別できます。 【生薬名】センコクコン(川穀根) 【薬用部分】根 【用途】鎮痛などに民間薬として利用 【分布】熱帯アジア (東京都薬用植物園 季節の花 より) ジュズダマは、水辺を好む多年草で、1~2mになる大型の草本です。熱帯アジア原産で、日本には古い時代に移入されたと見られています。 葉は、細長い被針形(幅の広い線形)で、先端は尖ります。 ジュズダマ属の特徴は、雄花と雌花があること。果実の形をしているのは鞘状の苞葉で、雌花はその中にあり、苞葉鞘先端の開口部から白い糸状の柱頭を伸ばします。 雌花は、結実する1つの他に、退化して結実しないものが2つあり、後日、花軸の穴に残る2本のひも状のものになります。 雄花は、苞葉鞘の中を抜けて伸びだす花軸の先端に房状につきます。開花時には、黄色い葯が垂れ下がります。 ハトムギはジュズダマの変種で、鳩が好むことから近代になって付けられた名前です。 以前は、一反歩(約10アール)から4石採れるとして四石麦(しこくむぎ)と呼ばれていました。 過去に食用とした地域もありますが、現在では、主食代わりはなく、食用としては健康茶などで利用されています。 ジュズダマとハトムギを比較すると、ハトムギは、一年草であること、草の丈はジュズダマよりやや低く、種皮は爪で割れる程度に柔らかく、果実の形は細くなるという違いがあります。 また硬くなった苞葉鞘の模様も、ジュズダマは線の幅が太く、まだら模様になる部分もあるのに対し、ハトムギは細い筋が入ります。 それ以外は、両者はよく似ていますが、ハトムギは栽培品種で野生化していないことから、 フィールドにあるのはジュズダマとみることができます。 (http://boo-bee.cool.coocan.jp/plants/monocommelina/hatomugi.htm より 検索したところ、このページのみが出てきたため、出典元のブログのトップページにたどり着けませんでした)
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