リンドウ(竜胆)💙💙💙 リンドウ科　同属 分布地は本州、四国、九州で、在来種 原産国は、日本中国、韓国、シベリア 花期は9〜11月で高さは20〜80cm 花の大きさは3〜5cm 花は茎の先、上部の葉の脇に1〜数個付ける 茎が長く倒れています 5裂片の先が浅く、裂片は晴れてる時は平開し、曇れば閉じる 山や湿地で見たハルリンドウやフデリンドウに比べるかなり大きいでした 丘陵地や山地に生える多年草 お花の少ない時期に、秋晴れの青空の下、青紫色の花がとても映えて綺麗でした 葉は笹の葉に似ているので、ササリンドウ、エヤミグサ、イヤミグサの別名がある 漢字の竜胆(りゅうたん)は中国の呼び名から来ており、平安時代にリムタウ、リンタウ、リンダウという音が変化したもの 根は生薬で根が苦くて、熊の熊担(ゆうたん)より苦いので竜の担(竜胆)となった 植物の名前は根の様子からとる場合が多いです 紫式部と清少納言が愛した花 11/23

石竹（セキチク） 別名 : 唐撫子（カラナデシコ） 石竹という名は この花の葉が竹の葉に似てる ことから由来しています 平安時代に中国から伝わり 枕草子の67段 「草の花はなでしこ」で　 登場します

いみじううつくしきちごの いちごなどくひたる　（ 枕草子 ） あてなるもの。この段は削り氷に甘葛をかけて食べる話が有名ですが、その後に書かれている美しく可愛らしい稚児がいちごを食べるようす。クサイチゴかもという記事を多く見かけますがクチナシの足元で👀ナワシロイチゴかな？

木のさまにくげなれど…　（ 枕草子 ） 📸あふち（ センダン ）

紫の花の中にはかきつばたぞすこしにくき 　　　　:｡.｡•*¨*•.¸¸♪ 枕草子💟

枕草子📕 穏やかな春の匂いにつられて昼間、少し時間があったので近くをうろうろと植物観察してたらスミレを見つけました👀ほかにも清少納言が思い浮かべた草花を想像しながら草の花は…に書かれている植物も一部添えておきます。いとめでたし。

《 春は曙 》 春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく、山ぎは少し明りて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。 ご存知の枕草子冒頭の文です この椿は「曙」と名付けられていて、茶席にも使われ「あけぼのつばき」と呼ばれています 一重の大きな花で、花茎は8cm前後あります 淡い色合い・形ともに品格があり、眺めていて飽きない品種だと感じました 一概に椿と言っても、たくさんの品種があり、山茶花とともに、それぞれ 初春を楽しませてくれます 埼玉県 花と緑の振興センターには、たくさんの椿が植えられていて、付けられた名前と花とを結び付けて鑑賞すると楽しいですね☺️

①🟢緑の丸いフサフサ、苔玉みたい 何か、わかりますか？ 今日のお花のオモダカの実です 田んぼの土をもらったら、我が家のベランダで生えてきたオモダカです ②③オモダカの花は、雄花と雌花があって黄色の蕊が雄花 中央の緑色が雌花 雌花は、茎の下の方につくようです ④⑤オモダカの葉っぱは、ちょっと形が変わっていてカッコいい 葉の後ろから見る葉脈もステキ💓 葉の形が矢じりに似ていることから「勝軍草」とも呼ばれ、武人に愛された。また、「面高」と呼ばれるように「面目が立つ」という語呂にも通じる…って、どこかに書いてあった 家紋オモダカなので、どんな植物かと思っていた。 葉っぱと花の形が、まさに同じ🤩 目の前で育つオモダカを見ると、親しみを感じてます😊 あっ！『枕草子』にも出てくるそうです 「沢潟は名のをかしきなり。心あがりしたらむと思ふに」

✨光る君へ✨ つながりで、ヒナキキョウソウ🟪 公園で、ニワゼキショウが今花盛り いやちょっと待って、花の色が、違うやん こちらも、やはり新しい帰化植物なんだね どんどん、帰化植物増殖中！

《 純粋で燃えるような愛 》 秋の七草の一つ、ナデシコ(カワラナデシコ)が咲いていました 気候変動のせいなのか、このセンターであえて咲くようにしたのか分かりませんが、 可愛らしい顔を魅せていました☺️ ナデシコの花言葉は 純粋で燃えるような愛(赤) 純粋な愛(ピンク) 器用・才能(白) 《撫でし子》から、女性や子供にたとえられてきた花 万葉集・大伴家持が詠んだ歌に 石竹(なでしこ)の その花にもが 朝な朝(さ)な 手に取り持ちて 恋ひぬ日無けむ [あなたがナデシコの花であったなら、毎朝手にとって愛しまない日はないでしょう] 枕草子に 「草の花はなでしこ、唐のはさらなり やまともめでたし」とあります 🎶☺️

棕櫚の花が咲いていました𓂃𖤥𖥧𖥣 棕櫚の木、唐めきて… 　　　　ー 枕草子（37段） 鐘撞の撞木として知られるこの木に清少納言は中国風の異国情緒があって卑しい人の家にあるべきものとは思えないのだと書いていました。以前知ってから少し身近になった植物が清少納言も見てたんだ〜としみじみ

お花見をしてきました🌸 春の鳥の 桜一つにとまらぬ心よ　 （ 源氏物語　若菜上 ） 透き通った美しいウグイスの声は聴こえてくるのに桜には全然止まらず近くの薮の中からずっと聴こえていました。清少納言も枕草子で宮中に鴬は止まってくれないと言っていましたし、なかなか自分の思ったところにウグイスは止まってくれませんね。

杜若ぞすこしにくき 　　　　　　　　　　ー 枕草子 𓍯·° ちょっとよそ見👀もう咲くの⁈

🪴枕草子に出てくる植物🪴 写真の他にクヌギ、浅茅、稲、松、五葉松、杉、ススキ、鬼灯、菊、ヤドリギ、桂、カタバミ、竹、桐、葵などもあるようです🌱

ずっと気になっている枕草子📚 ほぼ中身が分かりませんのでまずこの作品に出てくる植物が何か興味があったのでざっと調べてみたら今までで無意識に撮ったモノもいくつかあって。 源氏物語の植物とはまた違うんですね。 今のところ昔から身近にあった個人的トラウマのナワシロイチゴが一番驚き。

《 あてなるもの 》 藤の花といえば、まず思い起こすのは、気品のある紫色の花が藤棚から垂さがって耀いている姿でしょう ここ赤塚植物園でも本園に紫色の、万葉薬用園に白色の藤の花を観ることができます 艶やかな牡丹を堪能したあとで藤の花に接すると、心に静けさが蘇ってきます 古い時代から日本人に愛されてきた藤の花 清少納言は枕草子第四二段で あてなるもの、薄色に白襲(しらがさね)の汗袗(かざみ)。かりのこ。削り氷(ひ)にあまづら入れて新し金鋺(かなまり)に入れたる。水晶の数珠。藤の花。梅の花に雪の降りかかりたる。いみじううつくしき児(ちご)の、いちごなど食ひたる。 ❖あてなり、とは高貴なとの意 また、第四四段の木の花で 木の花は梅の濃くも紅梅。桜の花びらおほきに、葉色濃きが、枝ほそくて咲きたる。藤の花、しない長く色よく咲きたる、いとめでたし。 (あとは略) ❖しない長く　　しないとは花房のこと 拾遺集・源重之の歌に 《夏にこそ 咲きかかりけれ 藤の花 松にとのみぞ 思ひけるかな》 近世以前、藤棚のない時代には、松の木に絡ませて藤の木を生育させていました 松は男性を、藤は女性をイメージさせます

『野分のまたの日こそ』 枕草子をふと思い出す… 今朝の職場付近の風景 樹々がキラキラして綺麗すぎて✨

🪴ベランダの花たち　　その14 　　　　　カワラナデシコ(河原撫子) 20年ほど前にタネから育てましたが、 花は綺麗だけれど、 草丈がヒョロヒョロととにかく高くなり、 どうしたものか状態になりました。 こちらは、改良種だそうですが、 花農家さんが育てた花苗だけに 綺麗に纏まっています。 花数も多く この優しい花色と花弁のヒラヒラに 魅了されてしまいます。 絶滅危惧種に指定している自治体もあるようです。 　　　　　　　(๑˘⌣˘๑) * ｡.:*♡ 📍 「我がやどに 蒔きしなでしこ いつしかも 花に咲きなむ なそへつつ見む」 (私の庭に蒔いた撫子は、いつになったら咲くで 　　しょうか。(咲いたら)あなただと思って見ようと 　　思っています。) 万葉集　　大伴家持 📍 「高円の 秋野の上の なでしこの 花うら若み 人のかざしし なでしこの花」 　　(高円の秋の野のなでしこの花、まだ若々しかった 　　ので、あなたは髪飾りにしたのでしたね。なでしこ 　　の花を。) ※ 丹生女王が大宰帥大伴卿:大伴旅人)に贈った歌 万葉集　　丹生女王(にふのおおきみ) 📍 「草の花は、なでしこ。唐のはさらなり。 　　　　　　　　　　　　大和のもいとめでたし。」 　　　　　　　　　　　　　　枕草子　　清少納言 🏷19日はピンクの日！(パールパーティさん主宰) 🏷ピンクの日 🏷ピンクワールドへようこそ 🏷ピンクワールド 　 　　　☀️ *･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･''･🏝* ✨:.｡.🐬 .｡.:*･゜ﾟ･* ⌘ メモ　⌘ 🔸科名・属名 　　ナデシコ科 ナデシコ属 🔸学名 　　Dianthus superbus var. longicalycinus 🔸英名 　　Fringed pink 🔸別名 　　ヤマトナデシコ (大和撫子) 🔸由来 　　河原に生えて、可憐な花を「撫子（なでしこ）」と言うことに由来する。 🔸原産地 　　日本（本州、四国、九州） 　　朝鮮　　中国　　台湾 🔸花期 　　7月〜10月 🔸花色 　　桃 🔸特徴 　　多年草。草丈30～80cm。日当たりの良い草原や 　　河原に自生する。 　　秋の七草の一つ。『万葉集』『源氏物語』『枕草子』 　　に登場する。　 　　ナデシコ属は世界に300種ほどある。比較的容易に 　　種間雑種が生まれ園芸品種も多く、ダイアンサス類 　　の交配親となっている。 　　日本では江戸時代、盛んに様々な変わり花が栽培 　　され、古典園芸植物の１つ。「伊勢（松阪） 　　ナデシコ」は三重県指定の天然記念物。 　　茎は直立して、上部で枝分かれし、節が膨らむ。 　　葉は対生する単葉で線形～披針形、粉白色を帯びる。 　　葉の基部は茎を抱く。 　　茎の先に集散花序を出し、まばらに花がつく。 　　花序の基部には3～4対の苞があり苞の先はとがる。 　　花径4～5cmほどで淡い紅色の5弁花。花弁は 　　先端が深く糸状に裂ける。 　　果実は円筒形の蒴果で熟すと先が4裂し、黒い種子 　　を出す。 　　全草、種子を薬用とする。 　

【八重の紅梅】学名:Prunus mume 一日の終わりにpic!!!ぬくぬくお休みを🌝💤 『梅』中国が原産で奈良時代まで輸入されていましたが、遣唐使によって白梅が伝わり、さらに平安時代に紅梅も伝わる事で一般化。清少納言も「枕草子」で「いとめでたきもの」として「木の花は、こきもうすきも紅梅」とあげてます。新元号の「令和」も、出典は「万葉集」の梅花の歌集であるよう、梅は古くから親しまれてきました🐈💖♪

🪴　草花たち　　その26 　　　　　　タチアオイ(立葵) タチアオイ第二弾。 こちらは、 お花が二つ仲良く咲いてます。 ( ´ ▽ ` )ﾉ♡ 📝さて、このタチアオイ、 　　枕草子の「草は」の章段に登場しています。 「葵、いとをかし。　　 　神代よりして、 　さるかざしとなりけん、　 　いみじうめでたし。 　もののさまもいとをかし。 　　　…（中略）… 　唐葵、日の影にしがたひてかたぶくこそ、 　草木といふべくもあらぬ心なれ。」 　　※最初の「葵」が二葉葵 　　「唐葵」がこの立葵と推測される。 *･゜ﾟ⭐︎･*:.｡..｡.:*･'🌿･*:.｡. .｡.:*･⭐︎゜ﾟ･*

お久しぶりです🌸 ちょっと前からの写真、まとめて出しちゃいますごめんなさい🙏 薄い色の紅梅。 いとめでたし🌸 枕草子 ［三十七］木の花は こきもうすきも紅梅。櫻は花びらおほきに、葉の色こきが、枝は細くて咲きたる。藤の花は、しなひながく、色こく咲きたる、いとめでたし。 清少納言殿は、梅壺の女房だったせいか、梅がお好き？

めぐり逢ひて見しや　 　　それとも　わかぬ間に　 　　　雲隠れにし 　　　　　　　夜半の月かな およそ1000年前の平安時代 自分の気持ちを自由に表せる文字として貴族女性で広まり始めたのが、｢かな文字｣で ｢ひらがな｣の誕生で有ります このひらがなを使って書いたのが｢源氏物語｣の作者である｢紫式部｣です。更に｢清少納言｣もひらがなを使って書いた随筆が｢枕草子｣です💜🍆🍇🍷👾