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オキザック トリカブトの一覧
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【ハナカズラ(花蔓)】Part2 先程から引き続き「ハナカズラ」です☺️ ツル性トリカブトの希少種で福岡においては絶滅危惧種1A類指定です… 福岡ではこの山に僅か数株が残ってる程度で個体数が少ないのもありあまりいい写真は撮れなかったです💦 その中でもツル性なのが分かりやすいのがこの写真なので投稿します。 地元の方の熱心な保護のもと命を繋いでる状況です。 これから少しずつ個体数を増やしていってほしいものです👊😆🎶 (R1.10/14撮影分)
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オキザック
【ハナカズラ(花蔓)】Part1 トリカブトの中で唯一のツル性であるハナカズラ… 九州にしか自生しておらずそれだけでも大変珍しいトリカブトですが年々各地の個体数は減少傾向で近年は環境省カテゴリーで絶滅危惧種1B類に指定されてます。 私の住む福岡では現在はこの山にしか自生しておらず、しかも僅か数株が命を繋いでる状況です。 その為福岡県では絶滅危惧種1A類の指定です。 そんな貴重な「ハナカズラ」ですが地元の方の熱心な保護もあって毎年花を咲かせてくれているようです。これからもっともっと個体数を増やしてほしいものです。 頑張れ、ハナカズラ👊😆🎶 (R1.10/14撮影分)
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【タンナトリカブト(耽羅鳥兜)】 綺麗な紫色のトリカブト☺️ タンナトリカブトの葉の葉形は大きく2パターンありますがよく図鑑掲載されてる葉形がこちらでしょうね☺️🎶 (福岡県犬ヶ岳にて R1.10/11撮影)
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オキザック
【タンナトリカブト(耽羅鳥兜)】 (サンインヤマトリカブトを求めて) タンナトリカブトを観察するにあたりどうしても行く必要があった自生地 福岡県犬ヶ岳へ行ってきました。大分県との県境近くという事もあり高速を使っての道のりで遠かったぁ~💦🚗 狙いはタンナトリカブトの同種異名の「サンインヤマトリカブト」を見る事がその目的です。トリカブトは自生環境によりその形態に微妙な変化を生じる事が多いらしくその些細な違いを取り上げ別種亜種変種と専門家によって沢山のシノニム(同種異名)が生まれております。「サンインヤマトリカブト」は現在Yリストで「タンナトリカブト」のシノニム扱いの為どちらも「タンナトリカブト」で間違いはないのですが一目見たいと思うのも人の心情…せっかくの花の時期なので行って参りました😁 違いは雄蕊無毛のタンナトリカブトの雄蕊に毛が生えたものが「サンインヤマトリカブト」らしいです。前回10/5の「タンナトリカブト」の投稿でも軽くふれたのですがその時の投稿文の雄しべ雌しべを打ち間違えてました。気付いた時点で10/5投稿本文は訂正してますのてあしからずご容赦くださいませ😅 さて今回の目的地の犬ヶ岳は九州の山を対象としたある図鑑にこの地にあるトリカブトは全て「サンインヤマトリカブト」であったと掲載されてた為この地を選択したのですが…… 結果は私の日頃見ていたタンナトリカブトとあまり変わらなーい😱 雄蕊全てに毛が生えてるものかと思ってましたがどの花の雄蕊もほぼ無毛…たまに2-3本生えてるものがある程度でした😅❗しかもその2-3本が写真に写らない始末です…残念😅 専門家の齋木保久先生の1974年のレポートにトリカブトは些細な識別点でも取り上げないと分類が困難な植物であるがその些細な識別点の多くの特徴は群落内変異や環境による同種の変異の内に内包されるものが多いとあります。 特に雄蕊の性質は同一花内においても変化が見られ全く意味をなさないと書かれており私も今回まさしくそう感じました😱 でもそれはそれで一ついい勉強になりました😁 (福岡県犬ヶ岳にて R1.10/11撮影)
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【タンナトリカブト(耽羅鳥兜)】 写真は西日本ではごく普通に見られるタンナトリカブトです。葉形は大きく分けると2パターンあり私は写真①を Ⅰ 型、②を Ⅱ 型と個人的に呼び分けてます。困った事に図鑑やネットでよく見かけるのは Ⅱ 型で私の日頃の行動範囲では圧倒的にⅠ 型が多い状況でした。 図鑑の葉形だけをたよりに実際に野外観察を行うとまず混乱する状況に……😱 おそらくはトリカブトであろうと思う Ⅰ 型葉形ばかり目にする日々が続くのですから…💦 たまに Ⅱ 型葉形のみの株がありそれはタンナトリカブト…でもその近くに沢山見られる Ⅰ 型葉形の株は一体何⁉️とモヤモヤはつのるばかりでした… 九州にはツル性トリカブトの希少種「ハナカズラ」か「タンナトリカブト」しかないはずなのに⁉️…「コウライブシ」や「ツクシトリカブト」は既に幻の種となってるって話ですし……困った困った😖💦 そんなモヤモヤもある時期がきて解決です😅 それが⑧の写真(笑)😭(目から鱗) Ⅰ 型の株の生長とともに上部で Ⅱ 型が展開してるではありませんか(笑)… どちらも「タンナトリカブト」だったってお話でした😅 でも Ⅰ 型は Ⅰ 型、Ⅱ 型は Ⅱ 型で展開する株が多く混在型は数が少ないように感じます。今回は林縁に生えるタンナトリカブトの葉形でしたが日当たりが良い草原などに生えるとまた葉形が違ってきますよ☺️ 10/5に投稿した天山の「タンナトリカブト」が日なた型です🌞 トリカブトはこのように同種でも違いを見せる所が難しくもあり面白くもありますね🎶 数種類が存在する他県ではトリカブトの同定は大変だろうなーと常々思います😵 写真①:切れ込みが激しい葉形 Ⅰ 型 写真②:図鑑などで紹介される葉形 Ⅱ 型 写真③:上部はごくたまに全裂せず深裂となる葉がある 写真④:タンナトリカブトの花柄は屈毛 写真⑤:芽生え時期によく見る葉形で花の時期に 見るのは珍しいかも… 写真⑥: Ⅰ 型で展開する株 写真⑦: Ⅱ 型で展開する株 写真⑧: 下部が Ⅰ 型、上部 Ⅱ 型の混在株 写真⑨: タンナトリカブトの花 (写真①②③④⑤⑨…R1.10/11 福岡県犬ヶ岳) (写真⑥⑦⑧…R1.6/16 福岡県井原山)
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【タンナトリカブト(耽羅鳥兜)】Part2 昨夜から引き続きタンナトリカブトです。昨日は私の福岡で日頃登ってる山のタンナトリカブトでしたが此方は隣りの佐賀県の天山という山のものです☺️ 図鑑やネットのトリカブト紹介で佐賀県で掲載されてればここ天山のトリカブトの可能性大です。それだけ天山のタンナトリカブトは有名なのですがここでは山頂の原っぱで咲いてます。沢山の日光を浴びてるせいか節間も詰まったがっちりとした印象で茎も斜上する事なく直立、葉っぱも肉厚のタンナトリカブトですよね☺️ でも思いのほか草丈30センチほどで小さかった…❗😲 昨日投稿分の井原山のヒョロリとか弱い茎も斜上した葉もペラペラのタンナとはかなり違った雰囲気です。 昨日の井原山の写真では花しか写ってないため伝わりにくいかも知れませんが(笑)…でもどちらも同じ「タンナトリカブト」です☺️ 同種でもこのような違いが普通にみられる事は昨日の投稿でふれておりますがそんな所に今魅力されております。 九州各地のタンナトリカブトをみて回りたいものです☺️🎶 (佐賀県天山にて R1.9/26撮影)
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【タンナトリカブト(耽羅鳥兜)】Part1 9月の北海道旅行で北国のトリカブトを見る事が出来ました。北海道は礼文島や利尻島など含め13種類のトリカブトが自生してる地域です。私の住んでる九州ではトリカブトは限定されその殆どがこの「タンナトリカブト(花柄屈毛)」です。それ以外は九州にしか存在しないツル性の希少種「ハナカズラ」が僅かながら各地に残ってるぐらいです。ほぼ幻になってしまった種に「コウライブシ(花柄開出毛)」がありコウライブシとタンナの雑種の「ツクシトリカブト」も報告が挙がらない状況です。10年前の専門家調査にて宮崎のある場所でコウライブシの大群落が発見されたそうですが今でも残ってるかどうかは不明です。 という状況ですからツル性の「ハナカズラ」でなく花柄屈毛なら九州では「タンナトリカブト」と決めつけてもほぼ問題ない状況です。 ところがこの「タンナトリカブト」が場所によりその雰囲気に違いがあります。トリカブトは同種でも形態変異が著しく変化に富み中にはその形態に些細な変化を生じるものを出てくるなどでそれを変種と見なすか亜種とするか別種と見なすか専門家により分かれ分類は混乱してるようです。実際に雄シベ無毛のタンナトリカブトの雄シベに毛が生えたものを変種「サンインヤマトリカブト」と見なす時期があったそうですが今は同種の形態変異のうちに内包され種を越えるものではないという見解でどちらも「タンナトリカブト」のようです。「サンインヤマトリカブト」は同種異名のシノニム扱いになってます。このように場所や生育環境により微妙な違いを見せるトリカブトは非常に難しくまた興味深い植物だなーと思います。毒には注意が必要ですが九州各地の「タンナトリカブト」をまず観察していきたいと思ってます😃 【追記】 サンインヤマトリカブト説明に誤りがありました😅 雄シベと書く所が雌しべになってた為→「雄シベ無毛のタンナの雄シベに毛が生えたもの」と本文訂正してます💦😆 (福岡井原山にて R1.9/16撮影)
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【トリカブト(鳥兜)】Part3 北海道旅行シリーズ☺️ 今回北海道に行くにあたり時期的に出会う事になるであろうと思ってたトリカブト… 沢山の種類の中でも「エゾトリカブト」は事前に予習しておりました。「葉は3全裂し奥の小葉が深く切れ込み5角形のシルエット、小葉の基部は葉柄状となる。茎は斜上し中程から弓なりになるものが多いが時に直立するものをある」…フムフム、成る程と😲 今回のこの写真がその予習した弓なり「エゾトリカブト」に近いイメージですが他にも数種が存在する土地ですし観察不足は否めない為同定は避けた方がよい気がしております😅 さてその「エゾトリカブト」ですが実はトリカブトPart1で既に投稿済みです。その自生地として紹介されてるオロンコ岩で撮影したものなので「エゾトリカブト」で投稿しておりますがもし今回のものも「エゾトリカブト」であれば見ての通り雰囲気がまるで違います。 オロンコ岩はがっちり直立で葉の質も肉厚でこちらは華奢なイメージです😃 最初のオロンコ岩のものは「時に直立」のそのタイプです。でもこの辺がトリカブトの面白い所と日頃から感じている所で私の住んでいる九州の「タンナトリカブト」でも同様の事は見られます。林縁などの日陰ではひょろっと徒長して斜上弓なりになり日なたの草原等では節間がつまってがっちりとした体型で葉質も肉厚になります。葉形などは場所場所で違いを見せますし隣同士や同株でも違う事も多々あります。生育環境が大きく左右する為と専門家の門田裕一先生も言われております。同一種が場所や生育環境によりその他箇所にも微妙な違いを生み別種変種亜種と分類も混乱し沢山のシノニム(同種異名)が生まれてしまってるそうです。毒草で名高いトリカブトはその分類においても専門家泣かせの種のようです☺️ (北海道 阿寒湖にて) (R1.9/10撮影)
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【トリカブト】Part2 北海道旅行シリーズ☺️ 先程は同じ場所に咲いてた「エゾトリカブト」を投稿しました。 知床世界自然遺産センターの紹介ではこの場所に自生してる「エゾトリカブト」の紹介は多数みられます。 ですがその場所で最初に見たのがこの写真の株です。最初葉の切れ込みの細さからとっさに「エゾノホソバトリカブト」が頭をよぎりました。 後で調べた所「エゾノホソバトリカブト」は北海道でもまた場所が違う高山帯の自生種で細葉は細葉でも葉全体のシルエットも若干違いました。 私の地元九州の「タンナトリカブト」で株により葉の切れ込みが様々でその株全体の形相までまるで違うトリカブトの難しさは体験済みなのでこれも「エゾトリカブト」なのかと頭を抱える事になりました。 分布域から道北から道東にかけては他に「カラフトブシ」「シコタントリカブト」「シレトコブシ」などが自生してるようです。光で透けた花弁のシルエットや花柄の屈毛も加味して葉の切れ込みを考えると個人的には「カラフトブシ」では⁉️と思うのですが…😵 今の所「オロンコ岩」での「カラフトブシ」情報は見つけられないでいます😅💦 私の住んでる九州では例外もありますがほぼ「タンナトリカブト」1種に限られるので同地域に数種ある地域は大変ですね😲 (北海道 ウトロ港近くオロンコ岩にて) (R1.9/9撮影)
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【エゾトリカブト(蝦夷鳥兜)】 トリカブト Part 1 北海道旅行シリーズ☺️ トリカブトは簡易検索で30種類もしくは40種類以上が日本に自生してると紹介してるサイトを多く見かけます。 実際にYリストで数えてみると69種類もありその殆どは図鑑掲載すらされてないのでは⁉️と思えるものばかりです。同じ種類だと見なされてるシノニム(異名同種)はカウントせずレイジンソウを除いてもこれだけの種類がある事には正直ビックリです❗😱多少ミスカウントもあるかもしれませんが…😲 トリカブトに関しては種類多く掲載してるのはコンパクト版でない原色牧野植物大図鑑 「離弁花・単子葉植物編」で22種類の掲載がありますがそれでも補えきれてない状況です。 ではトリカブトの図鑑をみて少しは同定の助けになるかと思いきや余計混乱する事になり困ってしまいます。というのもトリカブトは同種でもその形態変異の幅が広く図鑑に載ってる一つの葉形やその他特徴におさまるようなそんな簡単なものでないようで頭抱えてます😅 下部の葉は切れ込みが深くその裂片も細く中部上部にいくにつれ図鑑掲載のイメージには近くなりますがその切れ込みは隣同士、また同株でも多種多様…一体どれが本当の姿⁉️と見れば見るほど分からなくなります。一度掴みかけたイメージが別の個体の出現でガタガタと崩されてしまいます。色々な個体をみて地道に観察するしかなさそうですね。 その地域ならではの種が狭い分布域で自生してるので観察地がどこなのかが一番重要のようです。今回の投稿のトリカブトはウトロ港近くの「オロンコ岩」に自生してたものです。 知床世界自然遺産センターの紹介ではこの場所(オロンコ岩)に自生してる種は「エゾトリカブト」と紹介されてます。ところが例のごとく隣同士が別種に見えます。混生してるように思えるほどそれぞれの株ごとの様子は違っておりました。全部エゾトリカブトかも知れませんし別種も混生してるかも知れません。 その中でも私なりに「エゾトリカブト」と思えるものを選んで今回投稿しました😁✌️ 私の地元九州のトリカブト(タンナトリカブト)1種の観察だけでも難しいと日頃思ってましたが北海道は様々な種が存在する土地… 今回その難しさを改めて実感しました😲 (北海道 ウトロ港近くオロンコ岩にて) (R1.9/9撮影)
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