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ジョー
朝活で出逢った野花🌼 チチコグサ チチコグサはハハコグサと同じくキク科ハハコグサ属の二年草(または越年草)です。 学名は「Gnaphalium japonicum」といいます。「Gnaphalium」とは、ハハコグサ属のことを指し、「japonicum」は、日本産という意味の、男性名詞です。 つまり、学名的にも、はっきりと「父」と「母」が分類されていることになっていて、おもしろいですよね。 日本全土の道端や公園、空き地などで見られます。 チチコグサも白い綿毛が生えていますが、可視部分には生えておらず植物本来の緑色に見えます。 ハハコグサは黄色く明るいので良く目立ちますが、チチコグサは地味な花です。 目立たない存在なので「父子草」というのだとしたら、父親としては困ったものです。。。 葉や茎には薄い綿毛が生え、特に葉の裏面は密生して、白くなっています。 花は5月~10月。茎先に頭花が10数個集まっています。 よく似た外来種のタチチチコグサは、茎の上の方で葉腋にいくつも頭花の集まりをつけていますので違いが分かります。 ☆花の特徴 花のつきかたはハハコグサと同じですが、チチコグサは茶色い花をつけ、苞葉は星形のように広がります。花期は5月~10月で、ハハコグサよりもやや長く咲き続けます。 5月の終わりごろから、垂直に伸びた茎の先端に、花を咲かせるようになります。 夏の終わりから秋にかけ、種を作ります。 種は、綿毛があり、風により広範囲に飛ばされ、また新しい場所に根付きます。 ☆葉っぱの特徴 チチコグサもハハコグサと同様に根出葉と茎葉がありますが、ハハコグサとは異なり花期も根出葉が残ります。 またチチコグサは横にひろがりやすい性質があり、這うように茎を伸ばして増えていきます。 ☆強い繁殖力 チチコグサの種は、綿毛がついているため、かなり広い範囲まで飛ぶことができます。 そのため、小さな種が1つ根付いただけでも、1年であっという間に発生範囲が広がってしまいます。 そうならないためにも、1年に2回、徹底した駆除が必要になります。 チチコグサの仲間は、人や車に踏みつけられても、そう簡単には枯れません。 その上、近年は、除草剤に対しても耐性がついてきているのでは?という報告も出ており、生命力の強い雑草の仲間の中でも群を抜いて繁殖スピードを早めています。 しかし、チチコグサも外来種のちちこぐさの仲間が台頭しつつあり、在来種のちちこぐさ自体は、個体数を減らしているのではないかと言われていなす。 もし邪魔にならない場所で、在来種のちちこぐさを見つけた際は、そっとしてあげるのも、良いかもしれませんね。 チチコグサは、見た目が地味なため、花を咲かせるまでなかなか気づけないこともあります。 しかし、生長スピードも早いので、気づいた時には、すでに種が飛んでいる・・・ということもあります。 春と秋は、特にちチチコグサの仲間に注目し、その存在を見逃さないようにしましょう。
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ジョー
朝活で出逢った野花🌼 ハハコグサ 学名:Gnaphalium affine 科名:キク科・ハハコグサ属 分布:日本全域、中国、インド、マレーシア 分類:二年草(または越年草) 花期:4月~6月 別名:御形(おぎょう、ごぎょう)、這子草(ほおこぐさ)、仏耳草(ぶつじぐさ)、鼠耳(そじ)、餅花(もちばな) ☆名前の由来 ハハコグサは植物全体が白く柔らかい毛で覆われており昔はこれを「ほうけ立つ」といい、転じてホオコグサと呼ばれていました。その後さらに転訛してハハコグサと呼ばれるようになったのが名前の由来として有力です。 また、白い毛が植物を覆う様子を母親が我が子を包み込むことになぞらえハハコグサと呼ばれるようになり、漢字で「母子草」と書くようになったともいわれています。 ☆花の特徴 草丈10~30cmほどの茎の先端に、頭状花序で小さな球が集まったような黄色い花を咲かせます。 花の中央にある筒状のものは両性花で、その周辺にある糸状のものは雌花です。キク科の植物によくみられる舌状花は、ハハコグサにはありません。 花が咲きおわるとたんぽぽと同様に、実の部分に綿毛をつけ風にのって種子を飛ばし繁殖します。 ☆葉っぱの特徴 ハハコグサは根元からロゼット状に生える根出葉と茎から生える茎葉の2つから成ります。 冬の寒い期間は葉がロゼット状になっていて、茎は短い状態です。あたたかい春になるにつれて根出葉は枯れてへら型の葉をつけ、茎をぐんぐんと伸ばして花を咲かせます。 ハハコグサのやや厚みのある葉は全体的に白く柔らかい毛に覆われており、これは害虫からの食害を防ぐためのものだと考えられます。 3月の桃の節句には若葉で「母子餅」とよばれる草餅を食べ、のどの不調には乾燥させた全草をお茶として飲むなど、ハハコグサは古くから私たちの生活に身近な植物でした。 あたたかくも強い想いの込められた花言葉をもつハハコグサを道端などで見かけたら、ぜひ足をとめて眺めてみてくださいね。
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昨日の雨☔が嘘のように晴れました☀️✨ 早速、朝活へGo💨 朝活で出逢った、ヒメウズ😊 あまりに小さな白い花✨ 下向きの花🌼 撮影するのに四苦八苦😅 やっとの思いで撮影📸 ヒメウズ(姫烏頭)  キンポウゲ科 ヒメウズ属   花言葉:「不変」「ずっと待ってます」  別名:トンボソウ(蜻蛉草) 名前の由来:葉や根の形状が同種のトリカブト(鳥兜)に似ていて小型であることから、小さなトリカブトと言う意味。    ☆花の特徴 関東以西~九州に分布する多年草です。 道端、畑、空き地、山の縁など何処にでも生えてる。 草寸15~30cmほどで、茎は細くヒョロヒョロとしています。  花期は3~5月。 茎の先に5mm程の小さい花が、釣鐘・風鈴状で、下を向いて咲きます。     花の大きさは5mm前後と非常に小さいのですが、じっくり見るとなかなか凝ったつくりです。 真ん中の雄しべと雌しべを囲むように淡い黄緑色の花びらが並び、その周りにごく淡い紅色(ほぼ白色)の萼が星形に付きます。葉は三出複葉でやや青みがかった緑色に見えます。 ☆毒性について 名の由来のトリカブトに似てるとは、花や葉が似てるのではなく、塊状の根の形が似てることからです。 ヒメウズの根も、アルカロイドを含んでおり有毒です。 漢字を当てると「姫烏頭(ひめうず)」となります。 「烏頭」はトリカブトの漢名で、トリカブトに似ていて小型なので、小さいという意味の「姫」を冠してこの名があります。 実際、葉形は似ていなくもないですが、花姿はまったく異なります。有毒植物で、葉や茎を切った際にでる汁に触れるとかぶれるおそれがあるので、観察の際は気をつけましょう。
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《コメツブツメクサ》 マメ科シャジクソウ属の1年草です。 明治時代の後半にヨーロッパ、西アジアからはいってきた外来種で、日本に定着して野生化しています。 野生化しているので雑草という扱いですが、直径5mmほどの小さな黄色い花が群れて咲く光景はとても可愛らしいです。 花が黄色いことからキバナツメクサ(黄花詰草)ともよばれます。 丈夫でグランドカバーとして用いることもできる植物です。 クローバーとして知られるシロツメクサ、アカツメクサ(ムラサキツメクサ)もコメツブツメクサと同じマメ科シャジクソウ属の仲間です。 生息する場所も同じような場所です。同じ場所で混ざって生えていることもあります。 ☆名前の由来 ツメクサ(詰草)とは、仲間のシロツメクサ(白詰草)から由来しています。シロツメクサ(白詰草)はオランダからのガラス製品の保護に詰められて緩衝材として使われていたため、詰草とよばれるようになりました。 コメツブツメクサ(米粒詰草)は詰め物として使われていたということはありません。 しかし仲間のシロツメクサ(白詰草)によく似ていて、米粒のように小さい花を咲かすことからコメツブツメクサ(米粒詰草)とよばれるようになりました。 ☆花について コメツブツメクサの開花時期は5〜7月。 花の大きさは直径は5mmほどです。コメツブ(米粒)くらい(3mmくらい)の花びらが数個から20個集まって小さな球形(金平糖のような姿です)になっています。 ひとつひとつの花びらの形は蝶形です。グランドカバーにも利用できることからわかるように、地面を這うように生育するので草丈は大きく育っても20〜40cmくらいです。 ☆花言葉 コメツブツメクサの花言葉は「お米を食べましょう」です。 コメツブ(米粒)からイメージした花言葉ですね。 もう一つは「小さな恋人」。 小さな可愛いらしい花の姿から由来しているのでしょう。 ☆コメツブツメクサの特徴 花の大きさは直径5mmほどの黄色い花 コメツブツメクサは米粒詰草(米粒のように小さい花) 学名はTrifolium dubium ヨーロッパ原産の外来種で野生化しています。 黄色い花が一面に咲く可愛いコメツブツメクサ(米粒詰草)についてご紹介しました。 野生化した植物で園芸店などで販売しているものではありません。 しかし花期の5〜7月にはあちこちで見つけることができるかもしれません。是非探してみてくださいね。
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☆基本情報 和名:ハマエンドウ 学名:Lathyrus japonicus 科名:マメ科 分布:日本全土 花期:4月 花の色:赤系・ピンク系 ☆特徴 海岸の砂浜に生える多年草で、葉や茎は白っぽい緑色をしていて無毛です。 4月頃、紫色のエンドウに似たきれいな花を咲かせます。 葉は複葉で、先端に短い巻きひげがあります。 草丈は低く地面に沿って延びて行きます。 庭に植えるスイ-トピ-を含む属で、どれも花が美しく、托葉が小葉より大きいという特徴がある。 学名のjaponicusが示す通り、日本の在来種です。 ☆ハマエンドウを食べる 根以外の部分を食べる事が出来ます。 若い芽や葉っぱを採取して食べます。 花や実も食べられます。 実を収穫する際は、若い実を採取します。 黒く熟した実は、硬くて食べられません。 実には有毒成分が含まれているので、大量に食べないようにしましょう。 *食べ方 さっと茹でて水に浸します。 おひたしや和え物がおすすめです。 水洗いして、天ぷらにして食べると、春を実感出来て良いです。 ☆栽培する 日当たりの良い、水はけの良い場所で育てて下さい。 特に肥料は要りません。 簡単に美しい花を楽しめ、食べる事も出来ます。 温暖化や開発等での海岸の侵食により、他の海浜性の山菜と共に、生育場所が減少し、数が減少しています。 海浜性植物を守る為にも、温暖化防止や環境破壊対策に感心を持って生活し、後世にも美しい光景を残して行きたいですね✨ 撮影場所📸 鹿児島県肝属郡東串良町柏原海岸 撮影日 2022/4/16
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コウボウムギ ☆基本情報 コウボウムギ(弘法麦) 別名:フデクサ(筆草) カヤツリグサ科スゲ属 学名:Carexkobomugi Ohwi 花期:4月~6月  多年草 草丈:10~30cm 日本・朝鮮・台湾・中国等の東アジアが原産で、国内では北海道から沖縄にかけて分布する在来種です。 海浜植物で、砂浜に生育します。 名の由来は、根茎の繊維を弘法大師の筆に、穂を麦に見立てたものという説が有力。 別名のフデクサ(筆草)は、地下茎の葉鞘の繊維で筆を作った事から。 ☆特徴 長い地下茎があり、時に10mを超える事もあります。 匍匐茎によって繁殖し群落を作ります。 葉は根元から出て、長さ20cm内外の線形で、微細な鋸歯があり、反り返ります。 所々の節から花茎を出し、10~20cmに立ち上げます。茎は3稜があり、断面は3角形です。 雌雄異株です。 ☆花・果 花期は4月から6月頃。 それぞれの花穂は4~6cm。雄花は緑色で、1枚の鱗片があり、雄しべが包まれます。 雌花は茶色で、長さ1cm内外の扁平で楕円形をした果胞があり、1枚の鱗片があります。 果胞は壺状で、底に雌しべがあり、先端の口から柱頭を出します。 海岸の砂防が見込める重要な植物の1つです。 浜辺にコウボウムギが顔を出している光景はインパクトがありますね。 撮影場所📸 鹿児島県肝属郡東串良町柏原海岸 撮影日 2022/4/16
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