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小さな公園の一覧

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luna
🌳木の花たち(樹皮)  その131       センダンの樹皮 樹皮は紫黒褐色で縦に裂ける。 裂け方は、針葉樹のそれのように緻密なのだそうです。 針葉樹のそれがイマイチわからないのですが、縦に裂けた樹皮の特徴は見てとれます。 何だかクマが爪を立ててひっかいたかな?ʕ•ᴥ•ʔ🐾  みたいなイメージ 🌀ここでちょっと怖ぁーい話? 怖くはない話?   センダンは「獄門台の木」や「梟首の木」と言わ れるのを聞いたことはありますか?😱   『平家物語』に見られるようにセンダンの木に 罪人の首をかけてさらしていた時代があります。   何故そのようになったか、その理由は次の通り。   ①獄舎や処刑場の横にセンダンが植えられていた   ②(中世以降)センダンが「不浄の木」「悪木」    であると見なされていた   ③インドや中国などで邪気を祓う木とされていた   『平家物語』では源義朝などの首をかけてさらし   たとの記述があり、江戸時代には処刑場の周囲に   植えられていたようです。「棺桶の木」などと   呼ぶ地方もあり、火葬用の薪や棺桶材に使われた   とか。   南方熊楠全集 第6巻 新聞随筆・「紀州田辺湾の   生物」においても、『平家物語』で、源義朝、   鎌田政家の首を左の獄門の楝の木に懸けた、と   記述されていることや、また、インドや中国では   悪いものを遠ざけ、悪霊を静める木であるとされ   ていたことも書かれています。   西洋で「霊木」または「インドの誇り」 (ホリー・トリーまたプライド・オヴ・インジア)と 鑑賞される所以から、梟首の霊があばれぬよう、 この木でしずめたのかもしれません。 (参考 国立国会図書館 レファレンス協同データベース)
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🌳木の花たち  その127     ソシンロウバイ(素心蝋梅) 雪中四友シリーズ① 先月半ば、 葉っぱが沢山ついている状態で咲いていたロウバイです。 その頃は常緑蝋梅か???とも思ったのですが、 年を越したら、すっかり落葉していました。 蕾も沢山つき、開花も沢山していて、綺麗でした。 香りもマスクしていてもわかる程。 ソシンロウバイは種からの発芽率が良く、溢れ種でも発芽するのだそうです。    * 。.:**:¨°*・..。.:*☆(*˘⌣˘*)     ✨        ❄️ *・゜゚・*:.。..。.:*・'❄️'✨・*:.。. .。.:*・゜゚・*❄️✨ ⌘ ちょこっとメモ ⌘ 🔸品種あれこれ ①ロウバイ(蝋梅) 基本種で、花の中心部は暗紫色で、その周囲が黄色。  ワロウバイ(和蝋梅)とも呼ぶが、原産地は中国。 ②ソシンロウバイ(素心蝋梅) よく栽培されている品種。  花全体が黄色で、花弁が剣弁。ロウバイよりもよく  結実する。 ③マンゲツロウバイ(満月蝋梅)  花の中心に紫褐色の輪が入り、これが「満月」の由来。  実生の選別品。特徴は早咲きで12月末頃から開花し、  花弁が丸弁。花色が濃く、香りが良い。最近は  紫褐色の輪がなくても、丸弁で色の濃いものを  「満月」として販売しているものもあるらしい。  接ぎ木で繁殖。 ④トウロウバイ(唐蝋梅)  花が径3-3.5cmと大きいが、香りは弱い。  鬱金花(うこんばな)ともいう。
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🌳木の花・実たち  その 126     マツボックリ(松毛栗) 公園に、松ぼっくりが集められていました。 ごんぎつねの置き土産のようです。       …あれは、栗🌰だったか💧 何だか、気持ちがほっこりしたので、 写真におさめました。 アカマツ、クロマツ、ゴヨウマツ… 何の松の松ぼっくりでしょうか。 そこまで、わかったら、いいのになぁと 自分の知識のなさが不甲斐ない。 松ぼっくりの素敵な俳句を見つけました੧(❛ ᴗ ❛✿) 📍 「如月や 松ぼつくりを 蹴りし音」 涼野海音 📍 「松ぼくり 掃き寄せてあり 鯉の池」                 田中藤穂 ✨        ❄️ *・゜゚・*:.。..。.:*・'❄️'✨・*:.。. .。.:*・゜゚・*❄️✨ ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   マツ科 マツ属 🔸学名   Pinus 🔸英名   conifer cone   pinecone 🔸別名   マツカサ(松笠/松傘/松毬) 🔸由来  ❇︎「まつぼっくり」   マツの袋という意味。   松ぼくりともいい、松ふぐりが転訛した語。 🔸特徴   マツカサはスギ、ヒノキまたはカイヅカイブキ   などにも良く似た実がつくが、毬果あるいは球果   (きゅうか)と呼び、針葉樹だけにできる果実の   形。   5月頃に、「マツのみどり」と呼ばれる小さな葉   をつけた新しい枝が伸び、その先に赤紫色をした   小さな実のようなものがつく。これがマツの雌花で、   大きく成長すると、球果(マツカサ、マツボックリ)   となる。   雄花は浮き袋のようなものがついている黄色い   花粉を出し、風に乗せて遠くの雌花に飛ばす仕組   みになっている。   枝についたマツボックリや地面に落ちたばかりの   マツボックリはウロコ(鱗片)がかたくて閉じて   いるが、乾燥するとウロコが反り返り、すき間   が開く。このすき間に羽をつけたマツのタネが   ある。つまり、タネが良く乾き、風に乗って遠く   へ飛べるよう、雨の日や湿った日にはタネを出さ   ないようになっている。これは自分のタネが親の   近くで芽を出さないようにするための工夫である。
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🪴草花たち  その137     ハナナ(花菜) 寒咲きハナナが咲いていました。 空気も凍てつく真冬の季節に 春が一気に来たような気持ちになります。   ✿੧(❛ ᴗ ❛✿) * 。.:**:¨°*・..。.:*☆ 📍 「世を戀うて 花菜の嵐 吹く中に 」                 飯田蛇笏 📍 「山吹も 菜の花も咲く 小庭哉 」                 政岡子規 📍 「窓低し 菜の花明り 夕曇り」                 夏目漱石 📍 「菜の花の 中を浅間の けぶり哉」                 小林一茶 📍 「菜の花や 摩耶を下れば 日の暮るる」                       与謝蕪村 ✨ ❄️ *・゜゚・*:.。..。.:*・'❄️'・*:.。. .。.:✨*・゜゚・*❄️ ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   アブラナ科 アブラナ属 🔸学名   Brassica rapa var. amplexicaulis 🔸英名   Rape   Field mustard   Oilseed rape 🔸別名   ナノハナ(菜の花)   ナバナ(菜花)   アブラナ(油菜) 🔸由来  ❇︎ ブラシカ(Brassica)   ラテン古名で「キャベツ」の意味 🔸原産地   日本  中国  ヨーロッパ など 🔸花期   12月~4月 🔸花色   黄色 🔸結実   6月頃 🔸特徴   秋まき耐寒性一年草。   十字形に黄色い4枚の花びらを咲かせることから、   十字花植物とも呼ばれる。   ハクサイと同じ仲間で、花を楽しむためにヨーロ   ッパで食用のチリメンハクサイ(縮緬白菜)から改良   されたといわれている。花つきがよく、葉は   縮れているのが特徴。   日本ではかつて種子から油を採る油菜が主役だっ   たが、現在は「ハナナ(花菜)」と呼ぶ白菜系の   観賞用が主役となった。   葉の多くは縮れ、不規則に波状の切れ込みがある。   草丈60~70cmになる太い茎に黄色の十字形を   した小花をたくさん咲かせ、群生すると黄色の   花が一面に咲きあふれる。主に花壇として利用さ   れ、早咲きのものは切り花として出回る。因みに、   菜種油を取るアブラナは切り花には使われない。   桃の節句にモモと一緒にひと組にして使う習わし   があり、現在でもその風習が残っており、モモと   ともに早春を告げる季節の花材として欠かせない   植物。   ハナナは花を観賞するだけでなく、野菜としても   栽培される。カロチンやビタミン類、カリウム、   鉄などのミネラルが豊富で栄養価が高く、サラダ   やカラシ和え、塩漬け、お浸し、お吸い物などに   使われ、ナバナ(菜花)と呼ばれる。この食用の   ナバナには次の2種に分かれる。   ①在来種(和種)…葉が黄緑色で柔らかく、花茎と    つぼみと葉を利用   ②西洋種…葉色が濃く、葉が厚く、主に花茎と    葉を利用する。   菜種油(植物油)の原料として栽培されているのは、   ほとんどが別種のセイヨウアブラナ(西洋油菜、   学名:B. napus)である。
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🪴草花たち  その131    スイセン「ペーパーホワイト」 副花冠が白いスイセンに出会いました。 純白です。 雨上がりの公園に光が射したようでした。         。.:**:¨°*・..。.:*☆ (´ ︶`*) 🍬さっちゃんさん主催      🏷白い水曜日♡        に初参加させていただきました💕 🌟 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🎄'・*:.。. 🎁.。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ヒガンバナ科(ユリ科) スイセン属 🔸学名   Narcissus spp. papyraceus   Narcissus papyraceus Ker Gawler 🔸英名   Paper White Narcissus 🔸別名   シロバナスイセン(白花水仙)   フユザキスンセン(冬咲水仙)  🔸由来   花が紙のような白さをしていることに因む。 🔸原産地   地中海沿岸地方 🔸花期   12月~1月頃 🔸特徴   球根植物。多年草。   ペーパーホワイト(Paper White)は日本水仙   (ニホンズイセン)と同じ「房咲き水仙」の仲間   である。   平安時代に地中海沿岸から薬用としてシルクロー   ドを通り、中国を経由して渡来した。   ニホンスイセンは副花冠が黄色だが、この種は   雄蕊を除いて中心部も白く全体的に純白。   根際から生える葉は平たい線形で、葉身は15cm~   50cm程で、束になって生える(束生)。   花茎を伸ばし、茎先に総状花序(柄のある花が   花茎に均等につく)をつける。花茎3cmほどで   芳香がある。12月頃から開花し、スイセンの仲間   では一番早くから開花する。   花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、   種子が散布される果実)である。   
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🪴草花たち  その130     アフリカハマユウ(阿弗利加浜木綿)            雨上がりの公園に咲いていました。 草丈はわりと高め、茎もしっかり太め、 花も大きめ、強風の日が続いたためか葉っは薙ぎ倒されておりますが、周りにあるのがこのお花の葉っぱでしょうか… 存在感があり、花の綺麗な色に目がとまります。 宜しくお願いします。 ↓ 回答くださった方々 ありがとうございました💕 この後も、見に行ってみましたが、 あぁでもない、こぅでもないと考え、 アフリカハマユウが一番近いように思えるので、アフリカハマユウの🏷をつけることにしました。 名前がわかったところで、ホッとして、 やっぱりピンクのお花って可愛い💕 🍬yukoさん主催      🏷ピンクワールドへようこそ         に参加しまぁーす💕 🌟 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🎄'・*:.。. 🎁.。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ヒガンバナ科 ハマオモト属 🔸学名   Crinum bulbispermum 🔸英名   Orange river lily 🔸別名   かつてはインドハマユウと同定されていた 🔸原産地   南アフリカ 🔸分布   太平洋側の海岸線 🔸花期   6~8月頃 🔸花色   白に赤いスジが入るもの : 原種   白 桃色 赤 : 園芸品種 🔸特徴   耐寒性常緑多年草。球根植物。。暖地を好み、   海岸の砂地や花壇で見られる。   明治初期、インドハマユウとして渡来し広く普及   したが、最近になって間違いであることがわかり、   アフリカハマユウに改められた。この2種の違い   は、インドハマユウ(Crinum latifolium )   には花柄がほとんどないがアフリカハマユウ      (Crinum bulbispermum)には明瞭な花柄がある   という点。   花言葉は「どこか遠くへ」「あなたを信じます」   「快楽」「清潔」…軽く大きな種が、波に運ばれ   てどこまでも流されていくことから付けられた。   厚く光沢がある根生葉は太く長い線形で幅約10cm、   長さ約50cmほど。根生葉の間から、やや扁平で   太い花茎(偽茎)を伸ばし50~100cm。   花茎先端に薄い皮に覆われた大きな蕾のようなも   のを形成し、その皮膜が破れると、中から十数個   の蕾が現れる(散形花序)。茎の上に輪状にユリの   ような漏斗状の花を多数、次々に開花させては   萎んでいく。10~20個も開花するものもある。   花径6cm〜10cm。   虫媒花で芳香のある花にスズメ蛾を呼び寄せ受粉、   球形の果実が成る。熟して裂開した果実から種子   が落下し、そのまま海を漂流し砂浜に漂着し発芽   する。   白色花が代表的だが、園芸品種には桃色花品種    などもある。葉は光沢のある緑色で長く太いのが   共通項。
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🌳木の花たち  その120      ソシンロウバイ(素心蝋梅) 葉がたくさんついています。 私はかつて、これほどまでに葉がつき、 どっしりと株立した蝋梅を見たことがありませんでした。 しかし、木にはしっかり 「ロウバイ」の名札がついています。 なので、 ずーっと、本当に蝋梅が咲くのかと見ていましたが… いつの間にか、まぁるい、小さな蕾がたくさんつき始め、とうとう、葉っぱの影になって、 咲いていた花を一輪、見つけました   (๑˘⌣˘๑) * 。.:**:¨°*・..。.:*☆ 本当に蝋梅でした。 感動的な一瞬でした。 この木、未だに緑色の葉を茂らせていますが、 落葉するのかも見ていきたいところです(笑) 📍 「臘梅や いつか色ます 昼の月 」              有馬朗人 📍 「臘梅や 枝まばらなる 時雨ぞら 」              芥川龍之介 📍 「臘梅や 樅をはなるる 風の音 」              古舘曹人 🌟 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🎄'・*:.。. 🎁.。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ロウバイ科 ロウバイ属 🔸学名   Chimonanthus praecox   Chimonanthus praecox var. lutea(ソシンロウバイ) 🔸英名   Winter sweet 🔸別名   カラウメ(唐梅)   ナンキンウメ 🔸由来  ❇︎中国名「蝋梅(ラ ーメイ)」を日本語読みした  ❇︎花の色や光沢が蜜蝋(みつろう)を連想させる為  ❇︎臘月(陰暦の 12 月)に 花が咲くから                …諸説あり 🔸原産地   中国 🔸花期   12月中旬~2月 🔸花色   黄 🔸特徴   落葉低木。耐寒性、耐暑性が強い。   中国では文人画に好んで描かれた早春に咲く4つ   の花として、玉梅(白梅)、茶梅(山茶花)、水仙   とともに「雪中四友(せっちゅうしゆう)」と   呼ぶ。また、厳寒期に咲く花木の代表格として、   梅、椿、水仙とともに「雪中四花」とも言われて   いる。   江戸時代初期に日本へ渡来し、ほかの花木に先駆   けて咲く香りのよい花が愛され、生け花や茶花、   庭木として利用されてきた。   高さは2~4mで、幹はよく株立ちする。樹皮は   淡灰黒色で、横に長い皮目がある。   葉は対生、長楕円あるいは卵状長楕形、鋭尖頭、   基部はくさび形。縁は全縁、質はやや薄く、ざら   つく。   12~2月に葉が出る前に、芳香のある黄色い花が、   下向きあるいは横向きに咲く。「ロウバイ」は   内側の花被片が暗紫色で、外側が黄色。花弁は   透明感があり。蝋質を思わせる。それに対して、   内側も黄色の花被片を持つのが「ソシンロウバイ   (素心蝋梅)」でロウバイに比べると、花全体に   ボリュームがあり豪華。ロウバイと言うと、   ほとんどこのソシンロウバイのことが多い。   花の後、花床が大きくなって長卵形の偽果となる。   木質化し褐色、短毛を密生する。実は、若い内   は緑色が強く、上向きになる。   実が熟すと乾燥し、黒色の種子が5~20個入る。   種子は有毒。分類上は、蒴果のように見える部分   は花床が肥大した偽果で、黒い種子に見える部分   が果皮をまとった痩果。   冬芽は枝先に2個並ぶのが特徴。
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🪴草花たち  その129     サガギク(嵯峨菊) キクが俯き加減に咲いていました。 茎も花弁も細くおそらく嵯峨菊かと…。 江戸菊、肥後菊と共に日本三大名菊の一つだそうです。 この公園で嵯峨菊にお目にかかれるとは思わなかったです。 今日も小さなハッピーに出会えました       ✿(❛ ᴗ ❛) * 。.:**:¨°*・..。.:*☆ 🌟 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🎄✨'・*:.。. 🎁.。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   キク科  キク属 🔸学名   Chrysanthemum morifolium 'saga giku' 🔸英名   Saga chrysanthemum 🔸原産地   京都嵯峨地方の大沢池 🔸花期   10月〜11月 🔸花色   白  赤  黄  オレンジ  ピンク 🔸特徴   耐寒性常緑多年草。宿根草。   単頂花序の茎頂に頭花(管状花:中心の膨らんだ   黄色い部分と舌状花:花びらが乱れ咲きタイプと   真っ直ぐ上に散らすタイプ)がある菊の園芸品種。   草丈は50~150cm、花径は3~6cmほど。   糸のように細い管弁が特徴です。   嵯峨天皇の時代に大沢池で自生していた菊が原種   とされ、大覚寺で品種改良を行い完成した品種群。   かつては「門外不出」としていた大覚寺では、   毎年11/1~30に催される「嵯峨菊展」が秋の   風物詩となっている。ほうき仕立て、七五三など、   独特の仕立て方がある。 🔸古典菊   古典菊とは、江戸時代までに日本各地で楽しまれ   ていた伝統的な菊づくりのこと。 ①嵯峨菊 京都大覚寺境内に自生していたものが先祖で、   京都嵯峨地方で育成されたもので、はじめ平らに   咲いたのち、細い花弁が立ち上がって茶筅状になる。   ほうき仕立てと七五三作りが正式の仕立て方と   されている。   他のキクと比べて細いので支柱を使う。 ②伊勢菊(松阪菊)   伊勢地方で発達したもので、嵯峨菊から変化して   出来たものといわれ、中輪は伊勢菊、大輪は   松阪菊と呼ばれていたようだが、いつの間にか   全体が伊勢菊と呼ばれるようになった。咲き   はじめは嵯峨菊に似ているが、花弁が垂れ下がる   のが特徴。 ③肥後菊   熊本で発達し、長い間門外不出とされ、ごく   限られた人しか栽培を許されなかったことで有名。      今でも保存会の品種は、役員会の審査をパスして   会員にならないと苗を分けてもらえないとか。   大中小輪があり、いずれも一重咲きで花弁の間   がすいたパッチリした咲き方が特徴。伝統の正式   の仕立て方は非常に難しい。 ④江戸菊 東京で発達した中輪の菊で、一度平らに咲いたのち   花弁が立ち上がり、ねじれたり、折れ曲がったり、   種類によってさまざまな変化をする。その為、   狂い菊、芸菊とも呼ばれている。   9~15本立ての「篠作り」に仕立て、日毎の花弁   の変化の様子を楽しむ。 ⑤美濃菊 名古屋、岐阜地方で発達した広幅花弁の八重咲き。   花芯を囲む帆を立てたような花弁(帆立て花弁)が   整然と並んでいるのが良い花とされる。 ⑥奥州菊 青森地方で発達した菊で、花の上部が両手でギュッ   と掴んだような形に盛り上がるので大掴みとも   呼ばれ、最近では大掴みと呼ぶのが一般的。   掴みの部分が山二つの型を女咲き、八の字型にな   ったものを男咲き、掴みと走りの間にモクモクと   雲がわいたような花弁がつくと、特に豪快で   雲咲きと呼ぶ。
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🪴草花たち  その128     ヒマラヤユキノシタ 優しいピンク色で、可愛いらしく、 景色に彩を添えています。 この時期に咲いていると言うことは 二季咲きでしょうか??? ↑ 二季咲きでした。 春にも咲いていました。 🍬yukoさん主催      🏷ピンクワールドへようこそ 🌟 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🎄'・*:.。. 🎁.。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ユキノシタ科 ヒマラヤユキノシタ属(ベルゲニア属) 🔸学名   Bergenia 🔸英名   Himalayan creeping saxifrage 🔸別名   エレファンツ・イヤー   オオイワウチワ(大岩団扇)   オオイワグンバイ(大岩軍配)   サクラカガミ(桜鏡)   ウインター・ベゴニア(Winter begonia) 🔸由来  ❇︎「Bergenia」(ベルゲニア)   ドイツの植物学者カール・ベルゲン(Karl August   von Bergen / 1704~1759)の名前に因む。  ❇︎「ヒマラヤ雪の下」   ヒマラヤ地方が原産で寒さに強く、雪が積もった   その下でも緑の葉を茂らしていることに因む。 🔸原産地   東アジア~中央アジア、南アジア(ヒマラヤ地方) 🔸分布   中国、アフガニスタン、パキスタン、ネパール、   チベットなどにあり、高山の森林や高原、岩場   などに自生。 🔸花期   12月~   2月〜4月 🔸花色   濃ピンク~淡ピンク  白 🔸特徴   常緑性多年草。原種は高山植物。花壇、鉢、   ロックガーデン、グラウンドカバーにできる。   株の成長はゆっくりだが、一度根づくと何年も   ほとんど放任でよいため重宝される。   日本には明治初期に渡来。   革質で厚みのある楕円形の大きな葉を地面に張り   つくように広げ、どっしりとした安定感がある。   葉長は15~20 cm、葉幅10 cm。   太い根茎が横に伸びて樹木のような形になり、   年数を経るごとに風格が増し、草丈は15~30cm   ほど。   花は集散花序、花径1~3 cm。   ベルゲニア属は、東~中央アジアに8種ないし   10種があり、園芸品種が多数育成されている。   ヒマラヤユキノシタという名前は、もともとは   ベルゲニア・ストラケイ(Bergenia stracheyi)   につけられた和名だが、現在は、交配種も含めて   ベルゲニア属全体がヒマラヤユキノシタと呼ばれ   ている。   大型種から小型種までさまざまで、花が丸く   固まって咲くもの、長い穂になるものなどがあり、   花色も赤から白まで幅がある。春だけでなく、    秋にも咲く二季咲き品種も育成されている。
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🪴草花たち  その125    フレンチラベンダー フレンチラベンダーが咲いていました。 ハーブ系のお花は秋が深まって、冬の到来の時期でもまだまだ頑張って咲いていますね。 それでも、寒いのか お耳がちっちゃいです🐇 木本性ですが、草花として扱われる事が多いのだとか。 曖昧な存在ですね。 🍬にゃんママさん主催      🏷ちっちゃいものクラブ 🍬yukoさん主催      🏷ピンクワールドへようこそ *・゜゚・*:.。..。.:*・'🎄'・*:.。. 🎁.。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   シソ科 ラベンダー属 🔸学名   Lavandula stoechas 🔸英名   French Lavender 🔸原産地   地中海沿岸 🔸花期   5月~7月頃 🔸花色   紫系  ピンク系  ブルー系  ホワイト系など 🔸特徴   多年草。木本性(もくほんせい、茎が成長して木質   化する植物)だが、草花として扱われる事が多い。   フレンチラベンダーは多くの品種がある中、   ストエカス系またはデンタータ系に区分される   観賞用の品種。   花は細く伸びた茎の先端に稲穂状に花が付き、   花穂の先に葉がつくのが最大の特徴。葉とは   いうものの緑色ではなく、紫色や白い色をして   おり、これを苞葉(ほうよう)と呼ぶ。苞葉は   花穂を守るために葉っぱが変異したものである。   4枚ほどの苞葉が花穂の先端につき、ウサギの耳   のようにも見える。   香りはやや弱いが、花が散った後も苞葉が残り、   長い期間鑑賞できる。ドライフラワーにも向く。   ラベンダーの中では耐暑性、耐寒性があり丈夫。
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🪴草花たち  その123       ニホンスイセン(日本水仙) 日本水仙が綺麗でした。 📍 「吹雪く中 水仙なほも 花かかぐ 」 山口青邨 📍 「月落ちたり 水仙白き 庭の隅 」                 正岡子規 📍 「初雪や 水仙の葉の たわむまで」                  松尾芭蕉 📍 「家ありて そして水仙畠かな」                 小林一茶 📍 「水仙に 狐あそぶや 宵月夜」                 与謝蕪村 🌟 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🎄✨・*:.。. 🎁.。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ヒガンバナ科 スイセン属(ナルキッスス属) 🔸学名   Narcissus tazetta var. chinensis 🔸英名   Japanese daffodils 🔸別名   金盞銀台(キンサンギンダイ) 🔸由来  ❇︎中国の古典にある「仙人は、天にあるを天仙、   地にあるを地仙、水にあるを水仙」から、綺麗な   花姿と芳香を「仙人」とし、「水仙」。  ❇︎日本には修行僧が持ち帰ったとされ、中国名の   「水仙」をそのまま音読みにして「スイセン(水仙)」   となる。  ❇︎ 「金盞銀台」   蓋し金盞は副冠であり、銀台は花冠で、その花 の形の形容。 🔸原産地   イベリア半島を中心とした地中海沿岸地域 🔸分布   国内では、本州の関東地方以西、四国、九州の   海岸に野生化 🔸花期   11月中旬~4月 🔸花色   白   🔸特徴   球根植物。多年草。   日本へは中国から平安時代末期頃に渡来したと   言われ、野生化していることから、ニホンズイ   セン(日本水仙)の名前で呼ばれ、伊豆、紀州、   越前岬などに群落を作って咲いている地域がある。   丈は30~50cm。葉は20~40cmの細長   い線形で平たく白い粉をふいたようになる。その   葉の間から花茎が伸び、数個の花を横向きに咲か   せる。花の直径は2.5~4cmほど。花弁のよう   に見える部分は「花被片」で、6個に分かれて   いるように見えるが、もとの部分では合着して   いて筒状になっている。その咽喉の部分に黄色で   杯形のカップがついていて、これを「副花冠」   という。雄蕊が6本、雌蕊は1本。   暖かい地方なら年内に開花するのは珍しくはなく、   開花時期は半年ほどとなり、かなり長い。  🔸品種   花形による分類   ⑴ラッパ ⑵大杯 ⑶小杯 ⑷八重咲き   ⑸トライアンドラス系 ⑹シクラミネウス系   ⑺ジョンキル系 ⑻タゼッタ系 ⑼ポエティクス系   ⑽野生種 (11)スプリットコロナ …など。    ニホンスイセン(日本水仙)は、このうちタゼッタ   系に入る。   
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luna
🪴草花たち  その122     トケイソウ(時計草) 寒くなって来ましたが、 青々とした葉を広げています。 蔓がくるくるくるくる➿➿と なんとも微笑ましい。 今は葉っぱだけですが どんな花が咲くのか初夏の訪れが楽しみ💕 …って、どれだけ先の話でしょう(๑˃̵ᴗ˂̵)笑         🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🍁✨・*:.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   トケイソウ科 トケイソウ属(パッシフロラ属) 🔸学名   Passiflora 🔸英名   Passion flower 🔸別名   ボロンジカズラ(梵論葛) 🔸由来す  ❇︎トケイソウ   花が文字盤のある時計のような形態になる事から  ❇︎ ボロンジカズラ(梵論葛)   花を梵論子(ぼろんじ=虚無僧の原形)に   見立てたもの。  ❇︎Passion flower   花の様子を十字架に張り付けられたキリストに   擬えたもので、パッションは「受難」を意味する。 🔸原産地   南米  オーストラリアなど 🔸花期   5月~10月(品種による) 🔸花色   青  紫  白  ピンク  黄 🔸結実   7月〜10月 🔸特徴   常緑蔓性植物。多年草。熱帯植物。   熱帯アメリカを中心に、およそ400~500種が   あり、日本へは、ブラジル、パラグアイ、アルゼ   ンチンに分布するパッシフローラ・カエルレア   〔P. Caerulea〕が江戸時代中期の享保年間   (1716-1735)オランダから渡来した。現在でも   日本で最も普及している種の一つで「トケイソウ」   というと広義ではトケイソウ属すべてを指すが、   狭義では本種を指す和名になる。カエルレア種は   花径は10cmほどで、花びらは淡い紅色や青、   副花冠は紫色で真ん中だけ白になる。帰化植物。   蔓は15~20mまで伸び、木質化する。分岐が多く、   葉が繁茂しやすいためグリーンカーテンにも適し   ている。   葉は互生する長さ10~18cmの単葉で、縁は   全縁、掌状に5~7つに深く裂け、長めの柄が   あり、葉の付け根には目立った托葉があるのが   特徴。   葉の根元には長さ5~10cmの巻きひげがあり、   これで他のものに絡みつく。   葉腋に径10cmほどの花が単生し微香がある。複雑   なデザインだが、萼片・花弁とも5個ずつありその   内側にある多数の副花冠が目立つ。副花冠は細い   糸状や短いヒゲ状で放射状に付くものが多いが、   長さの長短、先端のよじれ、筒状と様々で   個性的。   蕊は、放射状に広がる5個の雄蕊と、1個の雌蕊で、   雌蕊は先端が3つに分かれて膨む柱頭が大きく   目立つ。色の組み合わせや形状は品種によって   多様。    花後に球形あるいは楕円形の長さ5~6cmの果実   の(液果:果皮が肉質で液汁が多い実)ができ、黄色   ~紫を帯びた褐色に熟す。より大きな果実がなる   クダモノトケイソウはパッションフルーツとして   知られ、ジュースなどに使われる。  🔸用途   ブラジルでは民間薬として鎮咳・頭痛・不眠症   に用い、中国でも全草を痛み止めに用いる。 (参考 庭木図鑑 植木ペディア ・ヤサシイエンゲイ・植物図鑑EVERGREEN・みんなの花図鑑・みんなの趣味の園芸)
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luna
🪴草花たち  その119     ストック 公園の花壇にストックがズラリと整列です。 まだ、植えたばかりのようでしたが、 これから、それぞれ成長して、 花色、色とりどり、華やかになるのを期待して   (´ ︶`*) 。.:**:¨°*・..。.:*☆ 色々ある中、 可愛いピンクのストックにズーム💕 🍬yukoさん主催   🏷ピンクワールドへようこそ 🍬yuyuさん主催   🏷金曜日の蕾たち 🍬 🏷ピンクワールド   🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🍁✨'・*:.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   アブラナ科 アラセイトウ属 🔸学名   Mattbiola 🔸英名   hoary stock   stock   tenweeks stock 🔸別名   アラセイトウ   コアラセイトウ 🔸原産地   ヨーロッパ南部 🔸分布   南ヨーロッパから北アフリカ 🔸花期   11月~5月 🔸花色   赤  黄  紫  桃  白 🔸特徴   原種の花は小さく紫色の一重咲きで、南ヨーロッ   パから北アフリカに広く自生している。   日本には江戸時代初期に渡来し、大正時代末期に   は千葉県安房地域で、日本最初の切り花生産が   開始された。   本来は多年草だが、日本では、夏・秋まき一年草   扱い。   茎の基部が木質化し、全体に灰色のやわらかい毛   がはえている。   葉は互生する単葉で、長さ10cmほどの長楕円形~   倒披針形で全縁。色はやや灰色がかった緑。草姿   は冬の間ロゼット状で根元の葉は大きめになる。   毛のある有毛種と毛のない無毛種がある。   伸ばした花茎に総状花序を出し、芳香がある4弁   花をつける。一重咲き、八重咲きがある。   果実は長角果。 🔸品種  ❇︎系統 ①主茎のみ咲かせる無分枝系(スタンダード)   ②枝分かれさせて側枝も咲かせる分枝系(スプレー)  ❇︎花形   ①高性種   切り花用で、80cmほどになる。タネでよく   出回る。   ②矮性種   草丈は20cmからで、花壇や寄せ植え用。   店頭で出回るポット苗は矮性種が多い。 🔸その他   古代ギリシャやローマでは薬草として扱われて   いた。16世紀の書物に八重咲きの記録があり、   16世紀末にはイギリスで園芸草花として広く栽培   されていた。
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