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luna
🪴草花たち  その208     コバノタツナミソウ(小葉立浪草) タツナミソウ??? 何か違うような気がするなぁー👀 と思ったら、 当たっていたようで、 変種であり、園芸品種でもある 「コバノタツナミソウ」であることがわかりました。 違いは、大きさ。 一番わかりやすいのは、葉っぱの鋸歯の入り具合で コバノタツナミは鋸歯が3〜7対に対し、 タツナミソウは7〜14対と圧倒的に多いのです                 …ε-(´∀`; ) 陽射しが入りカメラ画面が真っ暗。 感覚でシャッターを押したら、 どこにピントがあっているのやら… の写真しか撮れませんでした😑 🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳🚲'・✨* :.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   シソ科 タツナミソウ属 🔸学名   Scutellaria indica var. parvifolia 🔸英名   unknown 🔸別名   コタツナミソウ (小立浪草)   ビロードナミキ   ビロードタツナミ 🔸由来  ❇︎コバノタツナミ   葉が1cm程と小さく(タツナミソウは1.5-3cm)   花が一方向を向いて重なりあう様子を打ち寄せる   波に例えた。  ❇︎ビロードタツナミ   葉に毛がありビロードのように見えることに因む。 🔸原産地   日本(本州:伊豆半島以西~九州) 🔸花期   5月〜6月 🔸花色   青紫色 🔸特徴   多年草。山野草。雑草。草丈5~20cm。   太平洋側の海岸近くの山地の木陰でみられる。   短い根茎をもつ。全体にビロード状の短毛が密に   はえる。   タツナミソウの変種で全体にひと回り小さい。   茎は断面が四角形で、基部が倒れて長く這い、   上部が立ち上がる。   葉は対生する単葉で広卵形~三角状卵形。縁に   3~7対の鈍い鋸歯がある。   茎先に長さ3~8cmの総状花序を出し、花は   一方向に偏る。花冠は2cmほど、筒部が基部で   折れ曲がって立ち上がる唇形花で上唇はかぶと状   で下唇は3裂。下唇には紫色の斑点がある。   果実は分果。
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luna
🪴草花たち  その199    スイバ(酸葉) 食べられる草① GSで拝見して、 スイバって綺麗な色しているんだなぁ と思ってから、見つけたかったお花。 このピンク色のお花が可愛い💕と思えるのですが、 何と雌雄異株の雌花でした。 この写真だと、わかりにくいですが、 ピンク色のは糸状の柱頭というものらしいです。 直径2mmの中の世界です。 団扇状になっているのが内花被片で、 中に種子が入っているのだそうです。 次は、雄株を探したくなりました。 日本では、山菜なんだそうで、食用可です。 気がつき始めたら、 フツーにその辺にあちらこちらに生えてました。 ↑私は、食べてみたことはありません💧   🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳🚲'・✨* :.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   タデ科 ギシギシ属 🔸学名   Rumex acetosa 🔸英名   common sorrel   sorrel   garden sorrel 🔸別名   ソレル   スカンポ (酸模)   スイッパ   …地方名は200以上 🔸由来   茎や葉を口に入れて噛むと酸っぱいことから   「酸い葉(スイバ)」。 🔸原産地   日本(北海道~九州)   北半球温帯 🔸花期   5月〜8月 🔸花色   雌花 赤   雄花 黄色 🔸結実   花後 🔸特徴   多年草。草丈30~100cm。堤防や田のあぜ、道端   などでみられる。雌雄異株。   江戸時代の幾つかの本草書に「酸模(さんも)」   としてスイバと読ませて書かれている。   太く短い黄色の地下茎がある。   茎は円柱状で赤みを帯び、縦に筋が入る。   葉には根出葉と茎葉があり、長楕円状披針形。   根出葉や茎の下部の葉では葉柄がある。茎の   上部の葉では無柄または基部が茎を抱く。   茎先に円錐花序を出し、小さい花を密につける。   花冠はない。雌花の柱頭は赤いため、雌花序は   赤く見える。雄花序は淡い黄色。   果実は痩果で翼状に発達した萼に包まれている。 🔸その他   日本では若葉を山菜として食べる。   ヨーロッパでは野菜として利用される。   根や花を薬用として用いる。   葉はハーブティーにもなる。   シュウ酸を含み、大量に食べると中毒の恐れが   あり要注意。
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luna
🌳木の花たち  その215     フジ(藤) 藤の花が綺麗でした。 万葉集には藤を詠んだ歌が26首あります。 📍藤波の 散らまく惜しみ 霍公鳥          今城の岡を 鳴きて越ゆなり                詠み人知らず (藤の花が散るのが惜しくて、霍公鳥が今城の岡を鳴き越えています。) ※「今城の岡」は奈良県吉野郡大淀町の今木ではないかといわれている。 📍 藤波の 影なす海の 底清み         沈く石をも 玉とぞ我が見る                  大伴家持 (藤波が影を映す海の底が清らかなので、沈んでいる石もまるで玉のように私には見えます。)                 <万葉集> 🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳🚲'・✨* :.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   マメ科 フジ属 🔸学名   Wisteria floribunda 🔸英名   Japanese wisteria 🔸別名   ①野田藤   ②紫草   ③松実草   ④二季草 🔸由来 ①野田藤の由来   大阪市福島区野田近辺が、江戸時代から藤の名所   とされていたことに因む。 ②紫草の由来   奈良時代ごろまで紫色の染料に用いられる「紫根」   を指していたが、平安時代に入り「紫」という   色彩表現が定着し、この頃より紫色の花という   意味で「紫草」とよんだ。 ③松実草の由来   藤の花が松を見ているように感じられる事に因む。   古来、藤の花は振り袖に見えることから女性に、   松は幹が太くどっしりと構えている姿から男性に   例えられて来た。松と藤は夫婦や男女仲の睦まじ   さを表すために並べて植えられることも多く、   この異名がつけられたとされている。 ④二季草(フタキグサ)   藤の花が春と夏の2つの季節に花を咲かせること   に因む。開花時期が4月~5月と立夏を過ぎても    花が咲き、旧暦では春と夏の二季に渡って咲く   ことから。 ⑤藤の由来  ❇︎「吹き散る」という言葉が由来。  ❇︎中国では「藤」という文字に「ツタ」という意味   があることから「藤」という文字が使われるよう   になった。  ❇︎江戸時代の儒学者・新井白石が書いた辞書「東雅   (とうが)」で「フシ」がなまったもので「節の   ある藤生(ツタ植物)のこと」と記されている。 🔸原産地   日本(日本固有種) 🔸花期   4月〜6月 🔸花色   紫色~淡い紅色 🔸特徴   蔓性落葉広葉樹。蔓は長さ20mほどになり右巻き   (上から見て時計回り)で、他物に絡みついて   登る。山地の林縁や明るい林内で見られる。   葉は長さ20~30cmの互生する奇数羽状複葉で、   長さ4~10cmの狭卵形で全縁の小葉が11~19枚。   始め毛があるが成葉ではほぼ無毛。   枝先の葉腋から下垂する長さ20~90cmの   総状花序に多数の花をつける。蝶形花で横向きに   咲き、花序の基部から先端に向かって順番に開く。   花序の軸と小花柄には白色の短毛が密生する。   果実は長さ10~19cm、幅2~2.5cmの扁平な   豆果で、表面にビロード状の短い毛が密生する。   豆果の莢はかたく、冬に乾燥するとねじれるよう   に割れて中の種子を勢いよく飛ばす。種子は   径11-12mmの扁平な円形で、光沢のある褐色。 🔸その他 ①『古事記』『万葉集』に登場する。 ②文様や意匠として古くから用いられ、家紋としても  使われている。
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luna
🌳木の花たち  その187     コブシ(辛夷) コブシの花が開き始めていました。 コブシがたくさん咲いた年は豊作になるという言い伝えがあるのだそうです。  一年を通して身近にある木ですが、 何故か葉っぱや実やら黄葉やら 全く記憶にないところがなんとも残念です。 📍「青みたる なかに辛夷の 花ざかり」 良寛 🌤 *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳🚲'・✨* :.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   モクレン科 モクレン属 🔸学名   Magnolia kobus 🔸英名   Kobushi magnolia 🔸別名   ヤマアララギ(山蘭)   コブシハジカミ(辛夷椒)/古名 ヤマモクレン(山木蓮) タウチザクラ(田打ち桜)   タウエザクラ(田植え桜)   イモウエバナ(芋植え花)   タネマキザクラ(種まき桜)   ボウシュンカ(望春花) 🔸由来 ❇︎コブシ   ゴツゴツした果実の形が握り拳に似ることに因む   が個体差があるため、蕾の方が拳に似ており蕾を   名の由来とする説もある。 ❇︎ ヤマアララギ(山蘭) ❇︎コブシハジカミ(辛夷椒)   コブシの蕾や果実は噛むと辛みがあることに因む ❇︎ タウチザクラ(田打ち桜) ❇︎タウエザクラ(田植え桜) ❇︎イモウエバナ(芋植え花) ❇︎タネマキザクラ(種まき桜) コブシの開花を農作業の準備の目安に使ったこと   に由来し、これに類する様々な地方名がある。 🔸原産地   日本  韓国(済州島) 🔸花期   3月下旬~4月上旬 🔸花色   白 🔸結実   9月~10月頃 🔸特徴   落葉高木。落葉広葉樹。樹高8~25m。   方向指標植物。   北海道から九州まで日本全国の山林や日の当たる   原野に自生する。   代表的な里山の花木だが、葉が大きくて木陰を   作りやすいため、街路樹や公園樹としての利用も   多い。また、落葉後の枝ぶりには力強さがあり、   これが庭木として多用される理由の一つ。   日本特産のようなイメージを持つが、韓国の済州   島にも自生する。   蕾は銀色の毛を持つ3枚の「萼片」で覆われて   おり、葉が展開する前、小枝の先に直径6~10cm   ほどの花が1輪ずつ咲く。 花弁は白で外側は赤紫色を帯びるのが特徴。9枚   ある花弁のうち3枚は小さくて目立たない。雌雄   同株で花弁の内側には細長い棒状の花床があり、   その上部には緑色の雌しべが、下部にはクリーム   色の雄しべが、それぞれ螺旋状に並ぶ。   葉は長さ6~13cm幅5cm前後。歪んだ卵形で   先端が凸状に飛び出す。互生し、裏面は淡い緑色   を帯びる。若葉には毛があるが成葉では無毛。   枝葉にもレモンのような香りがあり、折ったり   燃やしたりすると強く匂う。   果実は長さ10cm前後に及ぶ集合果。熟すと自然   に裂け、中から赤い「仮種皮」に包まれた種子が   白い糸を引きながら垂れ落ちる。種子は黒く、   表面には線状の模様がある。   葉は秋に黄葉するものの期間は短い。 🔸樹皮   幹の直径は最大で70センチほど。樹皮は灰白色   で樹齢を重ねると浅く裂ける。材の見た目はホオ   ノキに似るが硬めで加工しにくく、質もホオノキ   に劣る。稀に茶室の床柱や器具材、楽器、家具   などに使われ、コブシで作った炭は金銀の研磨に   使われる。 🔸用途    花にはレモンのような香りがあり、蕾と共に花酒   や花茶に使われる。また、乾燥させた蕾は漢方で   「辛夷(しんい)」といい、副鼻腔炎や鼻炎の   緩和、鎮痛剤として使われる。   蕾と果実は食用にはならず、染料として使われる。
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