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🪴草花たち その66     ヤリゲイトウ(槍鶏頭) 赤紫色か濃いピンクか 素敵な色のケイトウが咲いていました           (๑╹◡╹)ノ" ケイトウは古くに日本に渡来した植物で 「韓藍」と呼ばれて親しまれていたようです。 🌿「我がやどに 韓藍蒔き生ほし 枯れぬれど        懲りずてまたも 蒔かむとぞ思ふ」    (私の家の庭に、韓藍の種をまいて育てて、枯れてしまったけれど、懲りずにまた、種をまこうと思う)…女性を韓藍に例えた説もある。           山部宿祢赤人  万葉集 🌿「秋さらば 移しもせむと 我が蒔きし         韓藍の花を 誰れか摘みけむ」 (秋になったら染めようと思って、私が蒔いた韓藍の花を、いったい誰が摘んでしまったのだろう。…あの娘は誰のものになってしまったのだろう。) 詠み人知らず  万葉集     ☁️ *・゜゚・*:.。..。.:*・'🍃✨・*:.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ヒユ科 ケイトウ属 🔸学名   Celosia cristata 🔸英名   Feather cockscomb 🔸別名   セロシア  🔸原産地   インド~熱帯アジア 🔸花期   7月〜11月 🔸花色   黄  橙  赤  紫  桃色  白 🔸特徴   一年草。帰化植物。    日本へは中国経由で奈良時代に渡来。   茎は直立して太い。   葉は互生する単葉で、長さ5~20cmの卵形~    卵状披針形で葉柄がある。   茎の上部の葉腋や茎先に小さな花が円錐状に   集まった穂状花序がつく。 🔸品種   観賞用として栽培されているのは次の2種を元に   作出された園芸品種。   ⑴セロシア・アルゲンテア種(Celosia argentea)    …和名はノゲイトウ   ⑵セロシア・クリスタータ種(Celosia cristata)    …和名はケイトウ   近年は、矮性の羽毛ケイトウやヤリゲイトウが   主流になっており、夏らしい鮮やかな花色が魅力   でナチュラルガーデンに向いている。 🔸用途   観賞用    穂状花序   食用・薬用(殺虫、解熱、止血薬)        葉 薬用(殺虫、解熱、止血薬)    茎   薬用(殺虫、解熱、止血薬)    根   薬用(目の充血、強壮、消炎解熱) 種 🔖にゃんママさん主催      🏷ちっちゃいものクラブ 🔖 🏷月曜日はビタミンカラー              に参加します♡
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🪴草花たち  その64     ツルボ(蔓穂) 地面からニョキニョキ ツクシのような草姿 ♪( ´▽`) 先日の寄り道で出会いました💓 🔖yuyuさん主催      🏷金曜日の蕾たち 🔖にゃんママさん主催      🏷ちっちゃいものクラブ ちょっとしか花が咲いてないけど、 🔖mako(#^.^#)さん主催      🏷星屑ファンタジー            に参加します♡     ☀️ *・゜゚・*:.。..。.:*・'🍃✨'・*:.。. .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   キジカクシ科 ツルボ属   注) 分類体系によってはクサスギカズラ科とされる。 🔸学名   Scilla scilloides   Barnardia japonica 🔸別名   サンダイガサ    スルボ 🔸由来  ❇︎学名「Scilla 」 ギリシャ語の「skyllo(有害)」が語源。   地下茎部分が有毒であることから。  ❇︎学名「Barnardia 」 イギリスの園芸家「バーナード   (Edward Barnard, 1800's)さん」の名に因む。  ❇︎ツルボ   球根の外側の皮をはがすとつるつるとした坊主頭   に似ており「つるぼうず→ツルボ」になったと   いう説。  ❇︎ サンダイガサ   参内傘の意味。   花穂の形状が公家が参内する時に、供人が差し掛   ける長柄傘を畳んだ形に似ていることによる。 🔸原産地と分布   日本全土   朝鮮半島  中国本土とウスリー地方   台湾 🔸花期   8月~9月 🔸花色   赤  紫  薄紫 🔸結実   10月頃には発芽 🔸特徴   球根植物。多年草。   山野、林縁、堤防、草地等、日当たりの良い所に   多く群生する。   雑草扱いで一般の園芸用品店で売り出している   ことは滅多にないが、ツルボの仲間の植物である   「シラー」はヨーロッパ原産で品種が100種以上   ある。   日本にはこの一種のみ。   球根は卵球形で黒褐色の外皮に包まれ、ネギの   ような匂いがする。   葉は2枚が根際から根生し、長さ10cm~   25cmの扁平な線形。   葉の間から20cm〜40cmくらいの花茎を立て、   総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を   つける。 花は密につき、薄い紅紫色をしている。   花被片は6枚、雄しべも6本である。 開花時期には葉はないこともある。   花は6mm~7mmと小さく、群生している場所で   は非常に可憐に見える。   まれに白い花を咲かせる「シロバナツルボ」がある。 花後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、   種子が散布される果実)である。 🔸食用   江戸時代には飢餓の時の非常食として用いたそう で、鱗茎や若葉はよく晒すと食べられるという。 🔸薬用   薬としての効果もあるといわれています。 球根をすりおろしてガーゼにつけ、湿布として 使用すれば火傷、切り傷、神経痛、皮膚病に効果 があると期待されていました。近年の研究で、 実にもさまざまな効能があることがわかっている。   医薬品として、ツルボエキスを原料とした   うがい薬や化粧水なども販売されていまる。
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🪴草花たち  その40     ヤブガラシ(藪枯らし) 子供の頃、 ほんのりピンクや薄緑色のツブツブが大好きでした。 今、見ても、やっぱり可愛いと思います♡ 名前の通りヤブガラシなので、 迷惑な草花と言えばそうなのですが(*´ー`*) 「あるといふ ところにありし 藪枯 」             星野 立子 にゃんママさん主催 🏷ちっちゃいものクラブ        に参加します。     ☀️ *・゜゚・*:.。..。.:*・'🌳✨'・*:.。. 🍃.。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ブドウ科 ヤブガラシ属 🔸学名   Cayratia japonica 🔸別名   ビンボウカズラ(貧乏葛)   〈その理由〉   ❇︎庭の手入れをすることができないほどの貧乏人    の住処に生い茂る。   ❇︎この植物に絡まれた家屋が貧相に見える。   ❇︎この植物が茂ったことが原因で貧乏になって    しまう。 🔸由来   和名は藪を覆って枯らしてしまうほどの生育の   旺盛さを示している。 🔸分布   東アジアから東南アジア   日本国内では北海道西南部〜南西諸島まで分布。 🔸花期   6月〜8月 🔸花色   赤  橙  緑  桃 🔸結実   結実する個体は西日本に多く、東日本にあるもの   が結実するのはまれ。   2倍体(結実しない)3倍体(結実する)とあることが   研究でわかってきている。まだまだ研究の対象。 🔸特徴   つる性多年草。雑草。道端、林縁、荒れ地などに   生え、市街地では公園のフェンスなどによく   絡まっている。実やつるはリースの材料でも   お馴染み。   つるの長さは 2 〜 3 m。葉と対生する巻きひげが   伸びて他のものに巻き付き、覆い被さって葉を   茂らせる。   葉は5枚の小葉からなる鳥足状複葉が互生。    小葉は縁に鋸歯のある先のとがった卵形。   花は葉と対生する散房状の集散花序。     直径約 5 mmで薄緑色の花弁4枚と雄蕊が4本雌蕊   が1本ある。花弁と雄蕊は開花後半日ほどで散って   しまい、白色の雌蕊が中央に立った直径約 3 mm   の橙色の花盤(盤状の花托)が残る。この花盤は   蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。   多くの花が咲くが、他家受粉でしか結実出来ない   ため、種は少ない。実は熟すと黒くなる。 🔸その他   ❇︎食用    若芽は茹でて水晒しをする。    茹で時間は長めに、晒しも十分に(4〜5時間)    する必要がある。適度の滑りと辛味があるが、      多く食べると喉がいがらっぽくなることも。   ❇︎薬用    漢名は「烏歛苺(ウレンボ)」で、根は利尿・    解毒・鎮痛などに薬効のある生薬として利用。
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🪴草花たち その23     オレガノブルガリ 道路脇の路肩に咲いていました。 近くにランタナも咲いていました。 その向こうは空き家になった民家があるので、 もしかしたら、この家の方がかつて植えられたものなのかもしれません。 最初コモンタイムだと思っていましたが、 ん?と思い調べていたら、 色々出てきてわからなくなりました。 👇 オレガノブルガリと教えて頂きました♡ ありがとうございます✨ 花言葉 「輝き」 「財産」 「富」  「自然の恵み」 「あなたの苦痛を除きます」 *・゜゚♫・*:.。..。.:*・'♬♪'・*:.。.♩♫ .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   シソ科 オレガノ属 🔸学名   origanum vulgare 🔸英名   oregano 🔸別名   ハナハッカ    ワイルドマジョラム 🔸原産地   ヨーロッパ~中央アジア 🔸花期   6月~8月 🔸花色   白  紫  桃色 🔸特徴   多年草。ハーブ。   草丈は直立で約30cm~60cm、根茎で広がるため、   グランドカバーにもなる。    やや穏やかな風味のハーブと房状に咲く装飾的な   花が特徴。   葉は卵形でハーブの香りがあり食用。   乾燥に強く低メンテナンスで育てられ、また暑さ・ 寒さに強く枯れる心配が殆どない。 🔸用途   葉はマジョラム種と比べるとやや風味が落ちる   ものの新鮮なままもしくは乾燥させて肉料理や   ピザのスパイス、ドレッシングやソース等に使用。 🔸その他   キッチンガーデン   ハーブガーデンにお勧めの花 🔸ギリシャ神話🇬🇷   愛と美の女神アフロディテが海の水から作り出し、   太陽をたくさん浴びるように一番高い山に植えたと   伝えられている。   
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🌳木の花たち その29    マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎) いつもの道をちょっと遠まわりしてみた。 今までなら素通りしていたであろう木に、 あっ、何だろう? 細くて、シュシュシユと伸びたのは、 マテバシイ の花。 もう少しすると、花穂がほわほわになるらしい…。 写真を撮っていたら、 通りすがりの人に、 写真撮ってるぅ〜と呟かれてしまった😅 あるあるだけど、 ま、2か月前の私なら撮らないか…🤣 *・゜゚・*:.。.⭐︎.。.:*・'🌳⭐︎✳︎*:.。.⭐︎ .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ブナ科 マテバシイ属 🔸学名   Lithocarpus edulis 🔸別名   マテバガシ  マテガシ  マタジイ       サツマジイ  アオジイ  トウジイ          …別名の多いこと🐕💦 🔸名前の由来   ❇︎学名のedulis はラテン語で   「食べられる」という意味。   ❇︎和名は葉がマテガイに似たシイノキという意味。    但し、分類はシイノキ属ではない。   ❇︎「待てば椎の実のようにおいしくなる」     という事から。 🔸原産地   日本 🔸分布   日本固有種で九州から南西諸島の温暖な沿岸地に   自生し、本州の房総半島の南端、紀伊半島に分布。 🔸花期   6月 🔸特徴   常緑高木。   日本に自生するマテバシイ属の植物は、本種と   シリブカガシの2種のみ。   幹は、暗褐青灰色、滑らか、若枝は無毛。   葉は、互生、楕円形で全縁。   厚く平滑で、光沢がある。   花は、黄褐色の10cm程度の雌雄花穂を結ぶ。   雄花は皿状の花被から長い12本の雄蕊が突き出る。   雌花は三つに分かれた雌蕊がある。   果実は所謂、堅果(どんぐり)で長楕円形、   2年かけて熟す。 🔸用途   樹木、街路樹、防風樹、防火樹材、建築材・器具材・   木炭・薪など。   果実は、実はタンニンをあまり含まないため、   アク抜きを必要とせず、そのまま炒って食用になる。   粉状に粉砕してクッキーの生地に混ぜると  「縄文時代のクッキー」になる。 🔸その他   ❇︎松浦市鷹島では、マテバシイを原料にした焼酎が    製造されている。   ❇︎神奈川県では、マテバシイを原材料にしたお菓子、    お茶、食品を製造販売している会社がある。
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🌳木の花(果実)たち その26      ボケの実(緋木瓜)   赤い花の木瓜、緋木瓜の実ができ始めていました。 薄桃色が何とも言えず綺麗です♡ そのまま食べたら渋いらしいですが、 ボケ酒は美味しいらしいです。    ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪ 🏷あっ火曜日    に参加します *・゜゚・*:.。..。.:*・'🍑⭐︎✳︎・*:.。.⭐︎ .。.:*・゜゚・* ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   バラ科 ボケ属 🔸学名   Chaenomeles speciosa 🔸英名    Flowering quince 🔸別名   カラボケ   トウボケ   中国(漢名): 貼梗海堂(ちょうきょうかいどう) 🔸由来   ①果実が瓜に似ており、木になる瓜で     「木瓜(もけ)」が「ぼけ」に転訛(てんか)     した ②「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛した。   『本草和名』(918年)には、果実の漢名を   木瓜(もくか)、和名を毛介(もけ)として登場   する。 🔸原産地   中国 🔸分布   日本では本州から四国、九州にかけて植栽、または   自生。北海道南部では種類が限定される。 🔸花期   3月〜4月 🔸結実   夏 🔸特徴   落葉広葉低木。   平安時代に日本へ渡来し、観賞用に栽培された   帰化植物。   花は、朱色の5弁花を咲かせる。   短枝の脇に数個つく。   果実は楕円形。果皮は黄色味を帯びて落果する。   実はカリンと同じような大きさで長さ10センチ   ほどで形はいびつだが、良い香りがする。 🔸品種の大別   紅花の品種: ヒボケ(カンボケ)   白花の品種: シロボケ   紅白入り混合: 更紗ボケ 🔸利用   果実酒(ボケ酒)   ジャム   生薬 🔸その他   鎌倉市の九品寺は木瓜の名所
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🌳木の花(果実)たち その21 びわ(枇杷) あ、あれは、びわ…o(*゚▽゚*)o💓 どこを見ても実がタワワで、豊作です♪ 🏆気になる?気にならない?     びわ生産量ランキング2020  1位 長崎県   2位 千葉県  3位 鹿児島県  4位 香川県  5位 兵庫県   6位 和歌山県  7位 愛媛県   8位 大分県  9位 高知県 10位 熊本県 🌟見たことある!食べたことある!         びわの品種あれこれ ❇︎茂木(もぎ) ❇︎田中  ❇︎大房  ❇︎瑞穂 ❇︎クイーン長崎(福原早生) ❇︎涼風 ❇︎白茂木 ❇︎陽玉 ❇︎涼風  ❇︎楠      ❇︎長生早生  ❇︎室戸早生 ❇︎森尾早生 ❇︎長崎早生 ❇︎なつたより    ❇︎戸越 ❇︎房光 ❇︎里見  ❇︎房姫 ❇︎富房 ❇︎湯川    ❇︎土肥 ❇︎E173 ❇︎本間  ❇︎山川 ❇︎麗月 ❇︎はるたより      ❇︎福原 ❇︎希房(種なしびわ)        …まだまだありそう🐕💦  中国びわ🇨🇳 ❇︎冠玉 ❇︎大五星 「枇杷の実の 天を仰ぎて 太りけり 」                 上村占魚 ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   バラ科 ビワ属 🔸学名   Eriobotrya japonica 🔸英名   (Japanese) Loquat 🔸原産地   中国南西部   日本(四国、九州)に自生。 🔸名前の由来   葉の形や実の形が楽器の琵琶に似ていることから。 🔸分布(広まり方)   中国南西部が原産で日本には古代に持ち込まれたと   思われる。主に本州南部、四国、九州に分布。   またインドなどにも広がり、ビワを用いた様々な療法   が生まれた。中国系移民がハワイへ、日本からは   イスラエル、ブラジルへと広まった。トルコや   レバノン、ギリシャ、イタリア南部、スペイン、   フランス南部、アフリカ北部などでも栽培されてい   る。 🔸花期   11 - 2月 🔸結実   5月〜6月 🔸特徴   常緑小高木。   果樹としても栽培されている。葉は濃い緑色で大き   く、長い楕円形で、表面にはつやがあり、裏には   産毛がある。その大きな葉陰に楽器の琵琶に似た形   をした一口大の多くの甘い実がなり、黄橙色に熟す。 🔸その他   民間療薬、びわ茶、果実酒、木材、などにも利用。
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🌳木の花(果実)たち その20 グミ(ナツグミ?) 陽当たりが良くない為か、元気がなく、可哀想な感じだな…といつも思っていた木なのですが、ふと見たら、赤い瓜のような形の実がなっていました。  いつ花が咲いていたのかと思います。 名前をグミと教えて頂きました。 ありがとうございます💓 小学生の音楽の時間グイミの歌を先生から教えて貰ったのを思い出します。 ♬ グイミのいとこはシャシャブ プイッ  シャシャブのいとこはグイミ プイッ  渋いけんど甘い 甘いけんど渋い 渋い  シャシャブのいとこはグイミ     ※グイミもシャシャブもグミの方言名 「茱萸折て 山を出づるや 茸狩 」               正岡子規 ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   グミ科 グミ属 🔸学名   Elaeagnus 🔸英名   Silverberry   Oleaster 🔸別名   グイミ: 方言名 グイ=棘 ミ=実   ビービー、ブイブイ、ゴブ : 中国地方   シャシャブ: 方言名 宇和島(愛媛) 「しゃぶりつく」         から。 🔸原産地   アジア ヨーロッパ 北米 🔸分布   ユーラシアから東南アジアにかけて50〜70種。   E. trifloraはオーストラリアにまで分布している。   ギンヨウグミ(E. commutata)は北アメリカ唯一   の固有種。   日本にはナツグミ(E. multiflora)、アキグミ   (Elaeagnus umbellata)、ナワシログミ   (E. pungens)、ツルグミ(E. glabra)、    トウグミ、ビックリグミなど十数種がある。    商業的に利用されないが庭などに栽培される。 🔸花期   10月(ナワシログミ)   4月~5月(ナツグミ) 🔸結実   5月頃 ナツグミ、ナワシログミ、ツルグミ   6月頃 ビックリグミ(大王グミ)、セイヨウグミ   10月頃 アキグミ 🔸特徴   グミは大和言葉。常緑または落葉低木。つる性の      ものもある。葉は互生し、葉や茎には毛が多い。   茎にはとげがある。花は両性または単性、萼は   黄色で筒状、先が4裂し、雄蕊が4本。花弁はない。   挿し木、取り木、接ぎ木などで増やす。前年枝の   節から伸びた新梢に開花結実する。開花後、萼筒   の基部が果実を包んで肥厚し核果様になる。果実は   楕円形で赤く熟し、渋みと酸味、かすかな甘味が   あって食べられる。
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🌳木の花(果実)たち その17 キイチゴ (カジイチゴ/ 梶苺) この葉っぱは木苺だぁー🍓と思ったのですが、なかなかどうして写真が撮りにくく、こんな写真しか撮れませんでした…_( ̄▽ ̄;) 私は、この葉っぱを見たら 「キイチゴ 」と言ってしまうのですが、 「カジイチゴ」という名前がキチンとあるのでした…(^^;; 今月は、桑の実に始まり、 ヤマボウシも実ができたら美味しいとのこと、ユスラウメ、カジイチゴと 「美味しい実」続きです。 ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪ 「木苺を 天のあかるさに ゐて食ひつ 」                     木村蕪城 ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   バラ科 キイチゴ 属 🔸学名   Rubus trifidus 🔸表記   構苺 梶苺 🔸原産地   日本 朝鮮半島 🔸分布   関東地方以西の太平洋側、四国、九州に分布。   海岸から沿岸の山地を中心に自生。 🔸花期   2月〜5月頃 🔸結実期   6月頃 🔸特徴   温暖な季候を好む落葉低木。暖地では、葉の多く   が越冬するため半常緑低木とすることもある。   キイチゴ の中では樹高が高く2〜3m。枝はあまり   分枝せず地下茎を伸ばしてヤブを形成する。   庭木としても植栽するが、横に広がるため   広い場所が必要となる。   茎は若草色、又は赤褐色で太くなると木質化する。   キイチゴ属では珍しく棘を持たないが株が小さい   時は棘が生える場合がある。      花期になると、新しく伸びた枝先に花序を出し   白い花を上向きに咲かせる。径3~4㎝程度の5弁花。   中心には雌蕊とそれを囲む多数の雄蕊があり、   花弁にはシワがよる。      実は径1㎝程の球形で小さな核果が集まった集合果。   熟すと橙黄色となる。食用可で、上品な甘さで、   酸味が無く美味。      葉は互生し、幅、長さ共に6~12㎝の広卵形で、     掌状に3~7裂(多くは5裂)、裂片の先は尖っており   縁には重鋸歯がある。無毛。カジイチゴの名前は、   このように葉の形がカジノキに似ていることが由来。
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🌳木の花(果実)たち その15 ユスラウメ(山桜桃梅) 漢字表記は色々あるようですが、 桜と桃と梅、美しい春の花が全部❗️ 何とも欲張りですo(≧▽≦)o この木にも、桜が咲く頃に、 花が綺麗に咲いていましたが、 赤い実がビッシリ、たわわに実っていました。 収穫するなら今という感じ♫ 見てるだけでも美味しそうな実です。 薄甘い酸味のある実で、 ジャムや果実酒になるそうです。 種は漢方薬にもなるようです。 小鳥さんたちもこれだけあれば、 お腹いっぱいになるわね ♪(*^^) ゆすらとる 童に山鵲(さんじゃく)は 揺曳(ようえい)す              飯田蛇笏 ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   バラ科 サクラ属 🔸学名   Prunus tomentosa 🔸英名   Downy cherry,   Nanking cherry 🔸別名   ユスラゴ(俗名)   ヨソランメ:茨城県西南地域   リッサ:福島県相馬市 🔸表記   梅桃 梅桜 桜桃 山桜桃梅 🔸原産地   中国北部、朝鮮半島   モンゴル高原 🔸花期   3月下旬~4月上旬 🔸実   6月〜7月 🔸特徴   落葉低木。   春に梅や桜に似た美しい花を枝いっぱいに咲かせ、   初夏にさくらんぼのような真っ赤な小さな果実を   実らせる。   新芽の明るいグリーンも美しく、花も実もない時期   も楽しめる丈夫で育てやすい庭木として人気の果樹。 🔸名前の由来   ユスラウメの名は、花が梅の花に似ている   ことや枝の上部に繁茂して風が吹くと揺れやすい   こと、枝を揺さぶって実を落とすことなどから   その名が付いたと言われている。また、江戸時代に   日本に渡来したときの名「ゆすら」が残り   (ハングル語の「移徒楽(いさら)」がなまった   言葉)、梅に似ていることをプラスしてユスラウメ   になったという説もある。
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🌳木の花たち その11 ヤマボウシ(山法師) 風に揺れる枝に白い花がゆらゆら… あれ?と見上げたら、ヤマボウシが咲いていました。 まだ、5月も半ばだと言うのに…。 ヤマボウシというその名前は、その花を僧兵の頭、総苞片を白い頭巾に見立てたのだとか。 僧兵と言ったら、真っ先に武蔵野弁慶を思い浮かべてしまいます。 そんな木の花ならば、きっと和歌がありそうだと調べたら、万葉集に登場していました。 「この夕(ゆうへ) 柘のさ枝の       流れ来(こ)ば   梁(やな) 打たずて 取らずかもあらむ 」              万葉集 解釈:この夕暮れ、柘の小枝がもし流れて来たら、   梁(魚を獲る仕掛け)を打ってきっと獲ってやるぞ。 ※ 川で鮎釣りをしていたら、川上から、ヤマボウシの  枝が流れてきて、家に持ち帰ったら、美しい女性  に変わり、妻にしたという伝説が背景にある歌。 ヤマボウシが、なんともロマンチックです。 ヤマボウシはその育てやすさから、街路樹、公園樹として多く植栽されており、 また庭木でシンボルツリーとしても人気。 ⌘ メモ ⌘ 🔸科名・属名   ミズキ科    ミズキ属(サンシュユ属/ヤマボウシ属) 🔸学名   Cornus kousa  (Benthamidia japonica) 🔸英名   Kousa Dogwood   Japanese Flowering Dogwood 🔸別名   ヤマグルマ   ヤマグワ(山桑)   ツミ(柘) …万葉 🔸原産地   中国 朝鮮半島 日本 🔸花期   6月中旬~7月中旬 🔸形態   落葉小高木。   葉は対生し、楕円(だえん)形または卵円形。   全縁でやや波打つ。花は淡黄色で小さく、多数が球状   に集合し、その外側に大形白色の総包片が4枚あり、   花弁のように見える。果実は集合果で9月頃に赤く   熟し食用になる。種子は大きい果実には3~4個、   小さい果実では1個入っている。果肉はマンゴーの   ような甘さで、シャリシャリと砂糖粒のような   食感がある。果実酒にも適する。   ジャムにも美味しいとGSさんに教えて頂きました♡ 🔸品種   株だち…一般的なヤマボウシ   ベニバナ…濃いピンクの花色。   サトミ…薄いピンクの花 形にまるみがある。   紅富士…濃いピンクの花で形は尖っている。   ステラピンク…ピンク色の花。ハナミズキとの          交配種。   ミルキーウェイ…花付きが良い   スノーボーイ…白斑入りの葉。   ウルフアイ…白斑入りの葉で、花を観賞する為に改良         された品種。   ゴールドスター…黄色の班入りの葉。   ビッグアップル…果実が大きく食用に適している。   源平…紅白混ざっている花色。            etc. 🔸その他   ❇︎市の木    宮城県栗原市    新潟県胎内市    兵庫県宝塚市    福岡県直方市    長崎県雲仙市   ❇︎町の木    山形県金山町    広島県神石高原町  
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