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ねこたんぽ
空の青なほ青くせり花梨の実 猫凡 今日は🏷️GS句会。俳句や短歌などご自由にお寄せ下さい。季語シリーズ新作「秋の季語16」も是非どうぞ🤗
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ねこたんぽ
本日GS句会です。🏷️GS句会、を付して、俳句や短歌など自由にお寄せ下さい。合わせて、新作みどりのまとめ「秋の季語15」もご覧頂ければ幸いです😻 高き人屈みて話す泡立草 猫凡 ユカリさんの🏷️2024秋の十草、二種目は(背高)泡立草で。
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ねこたんぽ
🏷️今日のお花で一句。 夢未だ叶わぬが佳し葛の花 猫凡
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ねこたんぽ
先日は🏷️GS句会ありがとうございました<(_ _)> 例によって幾つか感想・妄想を‥(敬称略) 秋夕映洗濯物もそのままに たぼ女 📝炊事に洗濯に忙しい夕刻、夕映の美しさに見惚れてしばし家事を忘れる。「美しい」という意味の語を一切使わず美しさを雄弁に物語る素敵な句です。 オホーツク目指し踏みゆく花野かな べにしし 📝嵐が丘のヒースの荒野を想起しました。幻想的で美しいのですが雄々しさも感じさせます 川音の響く傍ら葛茂る あおぞら 📝涼しいなぁ!五七五でこんなに涼しくなれるって省エネです。私はこのクズは花盛りと読んだのですが妻は青い葉の繁っているだけと。どちらかな?緑だけの方が涼感は上ですが。 硝子戸の草蜉蝣の眼金 種 硝子戸の草蜉蝣の眼に狂気(原句) 📝クサカゲロウの目は実際ゴールドで凄く綺麗です。薄緑の身体にそこだけ強い光を放っているようです。それを狂気とみた原句を私は推します。 月と往く歩調はいつも吾次第 そらもよう 📝なるほど〜。月はこちらの歩調にどこまでも合わせてくれますね。スタスタ先へ行ってしまう夫のことを踏まえての句だと知ると、ユーモアも感じます。 台風の去りしを告げる虫の声 ケロ女 📝シンプルですが共感を誘う句ですね。共に台風をやり過ごした生き物同士の連帯感も。 秋の潮白き帆影を遊ばせり いざよい 📝透明感ある青い海に白い帆、スーラに描いてほしいような幸福な一日。 水占い大吉溶けて秋牡丹 メイ 📝この水占いは白紙のおみくじを水につけると吉凶が浮かぶタイプでしょうか。大吉がすうっと淡く溶けて消える。秋牡丹つまり秋明菊の代表的花言葉「淡い思い」を踏まえて、見事にまとめられました。 丸刈りで木々は野分に立ち向かい risho 📝台風対策でバッサリ剪定された街路樹。痛々しい姿ですがしっかり踏ん張って生きています。 太陽の向き変わるバス中の秋 ゆん 📝通学か通勤?バスに射し込む太陽の角度で季節の移り変わりを知る。その陽射しは夏と違って幾らか柔らかく心地好い。妻💁🏻♀️もオススメの佳作です。 拙句から妻が選んだのは次の二句😊 行き帰り応援サンキューペチュニアの花 猫凡 海上の蒸気機関車夏の雲 猫凡 次回もGS句会をどうぞよろしくお願いいたします🤗
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ねこたんぽ
明日はGS句会。俳句、短歌、自由詩、どしどしお寄せ下さい。🏷️GS句会、を付けて下さいね。 勁さしか無き味気無さ花ユッカ 猫凡
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ねこたんぽ
台風接近、避難、記念撮影。 先日はGS句会へのご参加ご閲覧本当にありがとうございました😊今回も感想を徒然なるままに。 打ち放つ金属音と残る夏 小菊 ✍️「甲子園」の語を用いずにそれを想起させる巧さ。打球音のみならず、飛んでゆく白球、試合あるいは大会後の余韻。素敵な一句で、妻もお気に入りです。 盆過ぎて呆け日焼けの皮を剥く RIANマスター ✍️夏の終盤の気怠さ、生の生活感が伝わってきます。 帰省した夫のあだ名新鮮に メイ ✍️長年連れ添った夫婦でもまだまだ知らないことは多い。夫の田舎で知った幼少期の夫のあだ名の新鮮さ。微笑ましい一句。そういえばこの夏、同級生から送られてきた私の高校時代の写真を見て、妻が似顔絵を描いてくれたのでした。いずれご披露⁇ 暮れかけの空の桃色サンドレス ゆん ✍️これは美しい句ですね〜。夏の夕景に溶け込むような色のサンドレス。個人的には小娘ではなくある程度の年増であって欲しい。 さっくりと刃を吸い込めし西瓜かな aiko ✍️お見事!上質のスイカのシャリシャリ感を「吸い込めし」と表して、涼しさ満点です。妻もお気に入りの一句。 日盛りや息する事を忘れおり いざよい ✍️まさに実感。炎暑の日中、空調の効いた部屋から一歩出た時など。 カーテンは真白野牡丹影ゆらぐ risho ✍️巧いなぁ‥まず字面が良いですね。カタカナ→漢字→ひらがな。視覚的リズムとでも言いたくなります。さらに、「真白」の位置。白いのはカーテンともノボタンとも解釈可能な仕掛けになっています。後者だとすれば、白と白が黒を生み出していることになりますね。いずれにしてもモノトーンのいわば静的な世界が、最後に「ゆらぐ」つまり動くのです。仕掛けに満ちた、それでいてすっきりと美しい一句。 老鶯とテッペンカケタカ共に鳴く そらもよう ✍️ウグイスとホトトギスの囀りが同時に聞こえてきたよ、という句です。両者は繁殖期を同じゅうするので囀りが同時期に聞こえるのは道理ですね。問題は、ホトトギスがウグイスに托卵することです。つまり、ウグイスの巣に卵を産みつけ、ウグイスよりも先に孵った雛がウグイスの卵を全部放り出す。ウグイスは自分の子だと思って一生懸命ホトトギスの雛を育てるのです。美しく穏やかな印象の囀りの背後では生命を巡る熾烈な駆け引きが繰り広げられているのです。 悠久を蝉生まれては地に落ちて 種 ✍️蝉は殆ど繁殖のためにだけ成虫になるようで、寿命は幼虫時代に比べてはるかに短い。生まれては落ちるように感じます。そんな営みが有史以来繰り返されてきたことに思いを馳せるということは、取りも直さず自分の人生を考えることでもあるのでしょう。 赤き実の間に朝顔二つ三つ 佐助 ✍️家庭菜園のトマトかミニトマトの間に朝顔がのぞいているという情景でしょうね。この朝顔は意図して植えたというより零れ種から育ったもの(であってほしい)。園芸家の意外な楽しみとして「あるある」ですね。 夏庭にひっそりと咲くエケベリア 皇帝ダ ✍️夏庭、ですから草が生い茂っていると想像します。エケベリアは丈の低い多肉植物。夏草の陰に発見されたのでしょうね。そこに植えたことを忘れていたか、何処からともなくやってきたか。これも園芸家あるある、です。 義父眠る寝息聞こえぬ蝉時雨 たぼ女 ✍️哀切極まる一句。芭蕉の、閑かさや岩にしみ入蝉の声、と同様、単調な蝉の合唱は死の静寂を浮き彫りにすると共に、読経のようにも感じられます。 拙句の中で妻が好きだと言ってくれたのは、 初蝉のちちいと細く叫びけり 猫凡 でした☺️ 次回もGS句会をどうぞお楽しみに〜🤗
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ねこたんぽ
今日は🏷️GS句会。 タグ付けして俳句や短歌をどしどしお寄せ下さい🤗 太陽に晒して青しハイビスカス 猫凡 みどりのまとめ「夏の季語19」も是非ご覧下さい。
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ねこたんぽ
🏷️今日のお花 彦島ナイスビューパークの白さるすべり。 散りし花吹かれて消えてさるすべり 猫凡 19日はGS句会。🏷️GS句会、を付けて俳句や短歌を寄せ合い、楽しみませんか。季題はなし、敷居もなし、気楽にどうぞ〜🤗
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ねこたんぽ
先日はGS句会への御投句、御閲覧本当にありがとうございました○︎┓︎今回も素晴らしい作品が多数寄せられました。感想を徒然なるまゝに。 三本目開ける麦酒は糖質ゼロ たぼ女 ※「糖質がおいしいって誰が決めたの」、「良い顔して飲むね」。糖質オフだからって飲み過ぎはダメですよ。 桑の実の色や手に染む懐かしき 佐助 ※今どきの子供らは桑の実を食べて手や口を染めることもないのでしょうね。昭和世代の感慨が滲みます。 生き難い世は世で生きて百日紅 種 ※酷暑にも負けずに咲き続けるサルスベリ。状況がどうあれ生きてゆこうという自分への叱咤、あるいは他者へのエール。植物がサルスベリである必然性が明瞭です。 雨宿り一期一会の旅の妙 あおぞら ※旅先の一コマが鮮やかに切り取られました。ザッとにわか雨、駆け込む軒先での旅人同士の語らい。二度と会うこともないであろう故それだけ心に残ります。 雨音を切り裂くようにウィンウィンと風の糸吐く扇風機ムシ ケロボ ※たーぼー*さんと全く同じで、私もピタゴラスイッチの「新しい生物」を思いました。電気屋さんの店先でビニール紐を靡かせていたような、音も割合うるさいレトロなタイプでしょう。前にしゃがんで「ア゛〜〜〜」って言いたくなります。 ざんざ降り一転一斉蝉時雨 そらもよう ※激しい雨音が瞬時に蝉時雨に入れ替わる転換の妙。音の性質が似ているところも素晴らしい。「一転一斉」が効いています。妻もこの句が好きで、「雨音も蝉時雨も、どちらも大きいのだけれど、不思議に静けさが感じられます」と。素敵な一句です。 一年の巡りの早さ青田波 芽生 ※青田波という季語には動きが含まれています。「巡り」という動きに呼応する気がします。青田が青田であるのも実に短い期間で、田んぼにまつわる季語が多数あるのも日々その姿が変化することと無縁ではないでしょう。毎年繰り返される営み、その中で老いていく自分、という苛烈な感慨も滲みます。 青時雨そっとうなじに手を伸ばす risho ※この句も妻のお気に入りで、「初々しいカップルを横目で見てる感じ」と。色気のある句なのにいやらしくないのは「青」のおかげでしょうね。絵画的な印象深い一句。 青田波寂しき景色励まして 小菊 ※さびれゆく町村でしょうか、風に揺れる青田が「負けるな」と応援している。勿論本当は自分が応援しているわけですが、心情を青田に代弁させている。抗い難いものに抗う心象風景。 アガパンサスの青が解けてつゆの明 いざよい ※良いですねぇ。梅雨明けを「アガパンサスの青が解けて」訪れるものとは!鬱陶しい気分が明るさへと優しく開けてゆくようで。アガパンサスを詠んだ句の決定版でしょう。 海月浮く海の初めの川の中 ゆん ※河口かな、そこにくらげがいた、それだけなのですが、本当に言葉の処理が巧みですよね。最初のkuの「う」、中七の最初の「う」が頭韻的に心地好い。さらには中七から最後までの「の」の連打、この楽しいリズム感。どこ吹く風とあなたまかせの気楽な浮遊感まで感じられます。唯一気になったのが「初め」。「始め」が正しいのかな?この使い分けは意外に難しくて、自信がありません。どなたか教えて下さいませ〜。 ハマユウの蕾の中に光差しそっと溢れる生命の息吹き yoko. ※浜木綿の蕾が綻ぶところに注目されたのがお手柄です。薄緑の中に純白が覗く。「蕾の中に光差し」の表現に説得力があります。生命の息吹きが「そっと」溢れる、も良いですね。溢れるといえば「ドッと」溢れそうなところを、注意深い観察者だけに分かる程度に人知れずさりげなく。 拙句から妻が選んだのは二句(๑´▿︎`๑)♫︎ 夏日影舗道に蝶を刻み付け 猫凡 見えぬもの掴んで守宮音も無く 猫凡 次回もGS句会をどうぞよろしくお願いいたします🤗
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ねこたんぽ
本日🏷️GS句会。 俳句、短歌、詩など気軽にお寄せ下さいね。お待ちしています🤗 唐薯や新芽デルタの赤き河 猫凡 みどりのまとめ「夏の季語17」もどうぞよろしく<(_ _)>
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ねこたんぽ
先日はGS句会に御参加・御閲覧ありがとうございました😊今回の作品からいくつか選んで感想を述べさせていただきます(敬称略)。 早苗田に雄々しき影の逆さ富士 いざよい 📝雄大で美しい日本の原風景です。 リラ香る街ゆく人の声高し 佐助 📝ライラック祭りの賑わいを視覚嗅覚聴覚で多角的に捉えた一句。心浮き立ちます。 通り道柿の花咲く夏近し あおぞら 📝柿の花は緑で小さく目立ちません。そこに目を留め季節の変遷を感じ取るところが素敵です。 朝顔に成田屋の声夏はすぐ じぇ 📝当然、この朝顔は団十郎でしょうね。えび茶の渋い大輪に向かって一声「たやっ!」。咲いた喜びが伝わってきます。 青嵐マーマレードを煮詰めをり そらもよう 📝外は青葉をザワザワ言わせる強風、キッチンで黄色い柑橘を煮詰めている。色の対比、動と静の対比が鮮やかです。 初夏の陽の窓のみ白き職場なり risho 📝コントラストの句でしょうね。夏は光と影の季節なのです。 夕焼けのみるみる溶けて無となりぬ 種 📝光と色彩の急速な移り変わりを上手に詠んだ一句ですが、人生を詠んだとも解釈し得る。 夏野ゆく季節の言葉を巡らせて べにしし 📝爽やかさ120%、これから夏の散策の時はこの句が友となるでしょう。 裏金よ卯の花腐し偉い人 芽生(メイ) 📝 卯の花腐しとは五月ごろの長雨のこと。じめじめして鬱陶しい感じが、政治腐敗のニュースにぴったりです。季語だけで中七、残り十文字、上手にまとめられています。 玉苗に雨雲溶かす逢魔刻 fooco 📝低く垂れ込めた雲を映す田んぼの水鏡、夕暮れ時の複雑な色彩が全てを包む。怪しげで幻想的な世界を「逢魔刻」という言葉が見事に表しています。 でろりんと伸びる浅蜊のくつろぎぬ ゆん 📝アサリの砂出しでしょうね。水管を伸ばして盛んに水を吐いている。この後食べちゃうんですけど。諧謔味溢れる名句です。 皆様の句からの妻セレクト💁🏻♀️は二つ。 時変わる微かな合図小判草 risho 📝時刻が変われば吹く風も変わり、コバンソウのシャラシャラした音も変わる、そういうことでしょう。小さな草に目を留めるrishoさんならではの感覚です。 朝刊の社説で包む夏薇 べにしし 📝夏のわらびと、朝刊の社説の取り合わせが新鮮!もうそれしかないと思えるから不思議です。名人級の一句かと。 拙句より妻セレクト💁🏻♀️は二句。 一滴を以て足れりと万年草 猫凡 病む人よジニアが今日も咲いている 猫凡 紹介できなかった方々も御参加本当にありがとうございました❣️ 次回もGS句会をよろしくお願いいたします彡:>)8┓︎
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ねこたんぽ
藤の滝青より出でて降りそそぎ 猫凡
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ねこたんぽ
小学生の頃、学校帰りに花屋の店先にしゃがみ込んでじっと見つめていた黄色いエビネ。ウン十年前の自分に言ってやりたい。「キミいい趣味してるよ」。
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ねこたんぽ
先日はGS句会への御参加・御閲覧ありがとうございました😊春の風情を俳句や短歌で満喫できましたね。皆さんの作品に私なりの感想をつらつらと(敬称略)。 残花降る京の中社の夢見殿 メイ 😺残花=春の末に咲き残った桜。中社= 神社を格式によって大・中・小に分けたうち第二位の神社。 賀茂社・住吉社の類。 遅咲きの桜が社殿に降るように散って夢見心地。幻のように美しい一景。 夜半の音めぐみ地に染む穀雨かな 佐助 😺夜、サーッと驟雨の音。翌朝には一晩でこんなに⁈と思うほど草の芽が伸びて。まさに春の恵みの雨ですね。 ものの芽の二、三歩歩きて時とまり さっち 😺これは園芸家の実感ですよね。歩き過ぎかけて振り返り、じっと見つめる。「歩」の字が重なってしまうので「歩きて」を「ゆきて」とするのはどうでしょうか? 真新しいスーツ飲み込む春電車 たぼ女 😺いかにも春、ですが、同じような服の集団が満員電車に呑み込まれて機械的に送られて行くと読めば、風刺とも受け取れる。面白いですね。 風に乗る相撲甚句や藤の花 いざよい 😺温かい風、伸びやかな甚句、揺れる藤の花、関係なさそうなのに見事に三位一体で春を演出しています。 菜種梅雨全てを溶かし暮るる街 そらもよう 😺春だというのに暗く重い雨続き。うんざりして気力まで溶けて無くなりそう。春の物憂い一面を捉えてお見事。 存えてそぞろに歩くさくら道 IDK90 😺病気か事故か、大きな試練を乗り越えて今が在る。その意識は「普通の」散歩が決して普通ではないことを教えてくれます。 ハムサンド花ひとひらの午餐なり risho 😺桜が散り始めた公園のベンチでランチ、ハムサンドという具体が効果的で、春とはと聞かれた時、こういう季節ですと答えたくなる一句。 昨日より明日より今日の萌黄色 小菊 😺目の前の黄色い花畑に対する一期一会の感動を余すところなく表現しきって素敵です。 かすかなる音を降らせて桜蕊 ゆん 😺うーむ、巧い‥花弁でなく蕊が散ることへの着眼もさることながら、それを音として表すとは!美し過ぎます。 負け烏目には涙か春悔し 種 😺カラスの縄張り争いも激しくなる季節。当の本人たちは真剣そのものですが傍目にはユーモラスで、春に似つかわしい。 妻の琴線に触れたのはニ句。💁🏻♀️ 「どちらも冬にギュッと縮こまっていたものが緩むような幸せ感がありますね❤️」 点描の色味を足して春野かな そらもよう ハムサンド花ひとひらの午餐なり risho 拙句から妻が選んだのはニ作💁🏻♀️ 迷ひ道 突如現る 一面の 菜の花畑 二人を祝ふ 猫凡 夜桜のひとひらひらり犬の墓 猫凡 自句自解を一つ。 長き夜独頭蘭(ほくり)に独り語りとは 猫凡 📝 独頭蘭つまり春蘭は花茎の先に一輪が俯き加減で控えめに咲きます。孤独な人の問わず語りにそっと耳を傾けてくれるように。 次回もGS句会をどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>
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ねこたんぽ
薄衣を纏ひて眩し小楢の芽 猫凡 今日は🏷️GS句会。俳句、短歌、自由詩などご自由に御投稿下さい🤗 みどりのまとめ「春の季語13」もぜひご覧下さい🙏
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ねこたんぽ
黒椿が咲きました。この翌日にはポトリと落ちてしまいました。 黒椿暗く光りて鎮まれり 猫凡
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ねこたんぽ
先日はGS句会に御参加・御閲覧ありがとうございました<(_ _)> お遊びとはいえ、考えてみれば私如きが「賞」を差し上げるのもどうなのかと思い、今回からは心に残った作品に感想を述べさせていただく形としますね。 錦糸卵桜でんぶ春うらら ゆん ※食べ物を並べて春うららと受けただけ、それだけで身体一杯に春を感じさせる素晴らしい句。黄色とピンクの暖色、甘味、語感、口ずさめば気持ちも身体もほぐれてくるようです。 菫咲く菫の影も細く咲く たぼ女 ※路傍の小さな菫の花、その細い影に目をとめる感性が素敵だなぁ。 やはり春草も心も先を向き あおぞら ※冬に縮こまっていた心が緩み解れる感じ。希望を感じさせる句。 春を食む罪ほろ苦き昼餉かな risho ※ふきのとうなど春ようやく伸び出したものを摘んで食す。人には喜びですが植物からすると?そんな思いをほろ苦い菜の味に込め、朝でも夕でもなく昼餉と受ける、巧いですねぇ。 存えて杏の花もほころびぬ IDK90 ※ながらえたのは自分か植物か。どちらも、なのでしょう。今ここで命あることの喜び。 風光る葉擦れの音は軽やかに そらもよう ※木漏れ日と肌を撫でる風の感触と葉擦れの音とが三位一体で爽やかな春を感じさせます。 白れんや咲いていよいよ風緩む メイ ※大ぶりで、花弁も厚めのハクモクレンが開く。風の強さも温度も緩んだ春本番に似つかわしい。 妻の琴線に触れた句は以下の三句でした💁🏻♀️ 湯に放つ揺蕩う若布鮮やかに たぼ女 嘴磨いでギロリ凄むか春烏 種 取り出して洗いたき眼の春嵐 ゆん 拙句から妻が選んだのは二句😊 黄昏に開くは桃か唇か 猫凡 改造の夢の跡地に酸葉咲き 猫凡 今後もGS句会をどうぞよろしくお願いいたします🤗
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ねこたんぽ
今日は🏷️GS句会。俳句、短歌、川柳、自由詩などお待ちしています。完全自由参加です。 枯死逃れ大楠芽吹き天目指す 猫凡 みどりのまとめ「春の季語12🌷」もupしました。🏷️春の季語12、などからご覧頂けます。
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ねこたんぽ
①最近見つけた「隙間ネイチャー」 ②引くとこんな感じ。 舗装より出でしものの芽文明笑ふ 猫凡 明日は🏷️GS句会。俳句・短歌、自由詩、詩的つぶやきなど御自由にご参加下さいね〜🤗
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ねこたんぽ
今日は🏷️GS句会。 俳句・短歌はもとより、川柳、自由詩、都々逸など御自由にお寄せ下さい。 梅開く胸におぼろに「春の海」 猫凡 みどりのまとめ、季語シリーズ新作『冬の季語10』も是非! 🏷️冬の季語10、からどうぞ〜🤗
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ねこたんぽ
🏷️今日のお花 菜の花や咲き昇りしが天遠し 猫凡
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ねこたんぽ
先日はGS句会に御参加・御閲覧ありがとうございました。今回も素敵な作品が多数寄せられました(敬称略)。 足肩に毛布引っ張りあと5分 じぇ 枯れ芙蓉黄泉を拒みて母卒寿 芽生 湯豆腐の腹に染み入る健やかさ 霜降りて果てる命やポリゴナム 太古よりメタセコイアは宇宙目指す ゆん 煤払窓に映れる顔磨く 城崎や垣根の上の屋根の雪 そらもよう 父辰年一月生まれ男子なり 海暮れて帰る家なき冬鷗 種 悴める手を合わせつつ天仰ぐ 青空に一斉に散る寒雀 プードルと毛皮のマダム街を行く べにしし 休広忌奥から出したる黒タイツ今は使わぬ洗剤香る 小菊 能登思い捻れば出る湯の後ろめたさ 風花や母の鼻唄四曲目 たぼ女 一日を舞い踊るごと師走かな risho 歳旦の胸ふさがるるニュースかな 香瑞 土の気を我に知らしむ寒牡丹 小春日にふわり解され寒牡丹 ケロ女 祈りごと絵馬に託して雪の杜 Thymus 今回のねこ賞はべにししさんです💮 悴める手を合わせつつ天仰ぐ べにしし 📝ねこ評:かじかんだ手を擦り合わせる近景から、遠い北陸の地で被災した人々の寒さを思う遠景への転換。自らの体感から所縁なき人の境遇を思いやることの出来る生き物、それが人間。深い思いをさりげなく。 拙句から妻が選ぶミセスねこたんぽ賞は‥ 水鳥や流るゝといへ流されず 猫凡 皆さんの作品から妻が選ぶ裏ミセス賞は3作です👏👏👏 青空に一斉に散る寒雀 べにしし 休広忌奥から出したる黒タイツ今は使わぬ洗剤香る 小菊 土の気を我に知らしむ寒牡丹 ケロ女 これからもGS句会をどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>
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yoyo
枯れ芙蓉でしょうか🤔 初めて出会った美しい花後です✨🤎🎶 俳句の季語にもなっているそうで、やはり多くの人の印象に残るのでしょうね✨😍 アオイ科フヨウ属の落葉低木 なんだか私も一句詠みたくなりました😅 枯れ芙蓉 目を奪われし 土手さんぽ yoyo
233
ねこたんぽ
年明くに地轟て光無し 猫凡 能登半島地震で被災された方々の苦しみ、哀しみを思うと言葉もありませんが、人的被害が極力少なくすみますように。大変な中にもほっと一息つける時がありますように。
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