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ねこたんぽ
買物帰り、「細かいことが気にかかる」悪いクセを持つ男との暮らしに疲れた妻の様子を見て、ささやかな息抜きになればと立ち寄った喫茶店、そこに此奴がいた。艶やかな厚い葉、カフェだけにコーヒーの木なのか?いや、将来ロシア女のように太りそうなこの幹は違う。根元には名刺がそっと置かれている。「パキポディウム ・ソフィエンセ」‥。 オレはAIかと思うほど機械的な応対をする、能面の様な顔のウェイトレスに尋ねた。 「これは売り物なのかい?」 「え、あ〜、ちょっと待って下さい、聞いてきます💨」 全く、マニュアルにない状況に直面するとこれだ。 待つこと1分、今度はファストフードの雇われ店長風のチャラい男が愛想笑いを浮かべながらやってきた。 「こちらですか?売り物ですよ」 ‥日本語!ありがとうございます、ご購入頂けます、ではなかろうか。そんな心の声を封印し、オレはにこやかに尋ねた。 「これ、パキポっぽくないけど、本当にパキポディウム?」 「えっ、と、あの〜、そう書いてあるんでぇ‥スイマセンッ!園芸店が定期的に置いていくだけなんで、僕ら全然分かんないんですよ、テヘッ」 駄目だな、この店は。店員教育がなってない。これでも下関では最良のカフェの一つなのだが。駆け出しなら舌打ちの一つもしてしまうところだったが、こちらも伊達にうん十年ホモ・サピエンスをやってきたわけではない。ゴルゴ13のようにさらりと言ってのけたさ。 「それをもらおう」と。 本当のところソフィアに一目惚れってやつだ。特にこの幹模様に、ね。 もちろん店員に尋ねる前に妻には言ったよ。 「買ってもいい?」
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ねこたんぽ
🏷️みしょり隊 ユッカ・トンプソニアーナ(Yucca thompsoniana)。リュウゼツラン科イトラン属。種子を蒔いてから一体何年になる。突如訪れたmy園芸ブームの初め頃だから、もう5年は経つのじゃないか?それなのに依然こんなただのイネ科の雑草のような姿(イネ科よ、スマヌ)。老成株のあの王者の風格の微かな予兆さえ全く無い。 しかし此奴は俺よりはるかに長生きするのだ。俺のいなくなった世界で、今までと同じように遅々として、淡々と、粛々と、己の歩みを続けてゆくのだろう。此奴には、いや、自然には敵わない。
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ねこたんぽ
海の日、彦島は生憎の大雨だ。彦島の浜辺の写真でも眺めて無聊を慰めるとするか。彦島は山口県は下関市に含まれ、関門海峡、響灘、小瀬戸に囲まれているため、温暖で、観葉植物が野生化しているのをしばしば見かける。この写真でも、誰もいない浜で2本にょきっと突き出して虚しくリゾート感を醸し出している奴がいる。ユッカ・エレファンティペス通称「青年の木」か、コルジリネ・オーストラリス通称匂い棕櫚蘭か?サンタ・バーバラ或いはパサデナに住みたいけれど無理、彦島の海辺で気分だけでも、と思ってかどうか知らないが、ここに洋風の邸宅を建てた男の「強者どもが夢の後」、家は既に失われ、此奴が独り我が世の春を謳歌しているのやも知れぬ。 廃屋のユッカ浜辺に唯独り 猫凡
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ねこたんぽ
自他共に認めるハードボイルドのオレが、見るからに園芸用の草花だと?PWだと?ハンギングだと?コーデックスでもユーフォルビアでも盆栽でもなく?どうした俺⁇ 良いじゃないか、別に。いい歳した男が単純に「あ、愛らしい‥🫰深い青‥美し過ぎて君がこわい‥」と感じたとしても。その上こいつはうまくすると毎年咲いてくれるらしい。大株になって、フェンスから溢れるように咲いたら、野生味といえば聞こえは良いが実は放置しているだけの庭に、此処にも人間が住んでいるんだぞという僅かな主張を添えてくれるのではないだろうか? とはいえ、コーデックスと盆栽を売りにしているオレの数少ないフォロワーには、オレがPWの草花を幾つか育て始めたことはどうか伏せておいて欲しい。
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ねこたんぽ
ある時はノリナ、ある時はトックリラン、またある時はボーカルネア・レクルバータ。やはりオレは徳利蘭とお前を呼ぼう。特に冬場は。寒い戸外で赤くなってるお前の姿は、しばれる夜に燗でもつけたくなる風情じゃないか。お前にマジックで顔でも描いて、ホッペは赤マジックで丸く塗ったら似合うんじゃないか?もっとも、メキシコ生まれのお前には日本酒じゃなくテキーラが性に合うのだろうけれど、それじゃアガベと同郷の共喰いだ、やっぱり日本酒の熱燗といこうよ🍶
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ねこたんぽ
今日は与謝蕪村とカレル・チャペックの亡くなった日らしい。 蕪村(決して武論尊と間違えてはならぬ)といえば、「春の海終日のたりのたり哉」「菜の花や月は東に日は西に」。雄大で伸びやかで詩情溢れる素晴らしい句を残してくれた俳句詠みだが、俺のような素人には困ったお人でもある。春に海を見たらもうのたりのたりしか出てこないのだ。呪縛力パねぇ‥ カレル・チャペックといえば勿論「園芸家12カ月」。特に暗く厳しい時期に思い出すのが11月の章だ。停滞・沈滞し、絶望しかかっている人は凍土の下の瑞々しい根を見ろとカレルは説く。成長など全くなく、死んだように見える時にこそ、見えない部分が成長しているのだ。嗚呼、なんという励ましだろう‥ こうした偉大な先達たちに憧れ、励まされ、叱咤されながら、俺は今日を生きている。 風凍る中で蝋梅開きけり 猫凡
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ねこたんぽ
シンビって奴ぁケナゲだよな。 春の花後、植え替えもしてやらなかったせいで根鉢になってるに違いないのに、見て見ぬふりしてたんだよ。 古葉を取ってやるべきだと分っちゃいたんだが、手を突っ込んでムカデでもいたらヤダという腑抜けな気持ちから、それもしてやらなかったっけ。 液肥なんて気の利いたものは無論やったこともない。追肥には不向きなマグァンプK中粒なんかを気の向いた時にばら撒いただけだった。 要するに俺がお前にしてやったことはほぼ水やりに尽きるわけだ。そんな冷たい俺の仕打ちにも恨み言一つこぼさず立派な蕾をつけて‥ シンビって奴ぁケナゲだ。
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ねこたんぽ
家の外壁補修とやらで「植物を壁際から離して下さい」とハウスメーカーの担当者は2秒で言った。だが実際にそれをやるのは俺だ。やるのは2秒では出来ない。「600万ドルの男」でさえ。 俺は黙々と鉢植えを移動させた。此奴は日陰で此奴は雨の当たらぬ所、そして此奴は‥あーでもないこーでもない、終わりなき旅路のような作業の果てに、ま、2、3週間だからテキトーでいいんじゃね?と言う結論に至る。 そもそも俺が「植物を育ててみたい‥」と呟いた時、ハニーは、数鉢を大切に育てるのだろうと思ってOKしたのだ。俺も最初はそのつもりだった。しかしそうはいかないのが「植中毒」という悪性の病なのである。ついにはこんなふうに、世話しきれないほどの植物に埋もれてニヤつく体たらくに堕してしまうのだ。
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ねこたんぽ
誰が決めたか知らないが(注:☆りん☆さんです)、毎月30日は🏷️和菓子の日だそうだ。自他共に認める男前植物好きの男前(( 'д'⊂ 彡☆))Д´) パーン)として、今まではコーデックスとかユーフォルビアばかり投稿してきた俺だが、「和」菓子であることを忘れちゃいないか⁈和だよ和‼︎日本に自生する植物であってこその和菓子の日じゃないか(注:そんな縛りはありません)。 和菓子の日に相応しい植物を求めて彷徨う俺の目に飛び込んできたのはクサギとノブドウだった。ああ、クサギ‥鮮やかな紅の紙で包まれた青藍色の艶やかなその実‥おお、ノブドウ‥お前の本当の色は一体何なのか?ヤマトナデシコ七変化、お前こそ和菓子の日のアイドルに相応しい‥ ー植物男子ベランダーパロディ
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ねこたんぽ
塵かと吹けば生きてゐて飛ぶ 今日が命日の山頭火はそう詠んだ。 風の強い日だった。ドアを開けて外に出た俺の目に否応なしに飛び込んできたのは、転落し、無惨に四散したお前の姿だった。ガガイモ科フェルニア属。弾力に富むお前の肉体でも、1メートルの高さからの落下の衝撃には耐えられなかったのだろう。冷たい石の床に横たわったり、花麒麟の鋭い棘に貫かれたり、一体何時間この状態でいたのか。無駄だと知りながらバイタルを取ろうと近づいた俺は、紛れもない生命のしるしをそこに見たのだ。そう、生き生きとした白い根を!お前はまさに「生きてゐて飛ぶ」のだな。安堵した俺は、四散したお前の肢体をさらに細かく切り離し、新たな大地に乱杭歯のごとく突き刺してやったのだった。
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ねこたんぽ
フェルニア・プリムリナ(Huernia Primulina)、竜王角または黄花牛角、それも綴化。長い。長過ぎる。こんな名前を覚える酔狂な連中は彼奴らだけだろう。そう、エ・ン・ゲ・イ・カだ。彼奴らときたら、仕事や生活上の重要事項はすぐ忘れる癖に、何の役にも立たない雑草については嬉々として学名すら語るのだ。だが待てよ。「雑草という草はないんじゃ!」と誰かが力説していたのではなかったか。ましてや「何の役にも立たない」存在など、この世にはないのではなかろうか?そうでなければ真っ先に俺が自分を消し去らねばならなくなる。プリマドンナよ、ありがとう!お前は大切なことを教えてくれた‥(プリムリナだっつうの。覚えてないじゃん‥)
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ねこたんぽ
シダ植物。ジメジメしたところを好む陰気な奴らだ。俺が日頃奴らをじっくり見ることもないのも当然だろう。不用意に鉢を手に取ろうものなら、鉢裏によくいるグニャリとした別の奴ら(あえて漢字で「蛞蝓」と書かせて頂く)に触れてしまうのが怖い、もとい、嫌だからだ。それでも毎月4日はシダの日らしい。誰が決めたか知らないが、シダ連中にとっては月に一度脚光を浴びる有難い日なのだ。そんなわけで久しぶりに並べてみると、放置プレイの割には元気じゃないか。雪の下など侍らせてる奴もいる。これからはもう少し関心を向けてやることにするか。そんな気持ちも今夜には淡雪みたいに失せているのかもしれないが‥ (「植物男子ベランダーのパロディシリーズ」って、シリーズ化したんか〜いっ😝)
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ねこたんぽ
目覚めが悪い。左の鼻と耳に閉塞感がある。こんな時は無理にでも身体を動かすべきだ。いつもなら出勤途中に出すゴミを、今わざわざ歩いて持って行こうじゃないか。湿気を含んだ朝の空気の中、ゴミ出しを終えて帰ってきた俺の視界に飛び込んできたのが此奴だ。スズメガのためだけに夜開く烏瓜の花。情けなく萎れてはいるが、藪枯らしにしがみついて踏ん張っているようだ。そうだ、諦めるのはまだ早い。NSS(Nintendo Switch Sports)の「とてもつよい」がどれほど「とてもつよい」であろうと、敗北から学んで立ち上がり、挑み続ければ、いつかきっと‥ 烏瓜しばし執着してみるか 猫凡
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ねこたんぽ
エゴノキの高枝を切っていたら、手にビリリと電撃痛。落ちた枝の葉裏にはヤツが。そう、ヒロヘリアオイラガだ。ポップ過ぎるデザインとカラーリングからは想像も付かない凶悪な毒針毛を持っていることで知られている。俺は痛む左第3、第4指にガムテープを貼っては剥がしを繰り返した後、おもむろに新ウナコーワクールを塗布した。驚くほどアッサリと痛みは去り、俺はつぶやくのだった「口ほどにもない奴‥」。その後この木の下を通る度にビクついていることは俺だけの秘密だが。 ※植物男子ベランダー風に綴ってみました。再放送を求む!
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✢fooco✢
夕陽が沈む山の端を写したら、 偶然、自動車が写りました。 なんとなく好きなので・・・ 🏷️「半分そら」に参加させてください。
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BlauLeaf
サルコカウロン・クラシカウレが開花しました トゲトゲムチムチのボディに似合わず 白くて繊細なお花でした
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BlauLeaf
イナバウワーのポーズを決めてる セサモタムナス・ブッセアヌス 肌はささくれて薄皮が剝け 体の中から錆びた釘が突き出ている ちょっと不気味な灌木です
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BlauLeaf
キフォステンマ・ベティフォルメ 夏型ですが加温ケースで発根管理中なので 葉っぱがワサワサになってきました 緑の肌を覆う薄皮は生長すると剥がれます ぽっちゃり体形に親近感が湧くなぁ
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BlauLeaf
センナ・メリディオナリスは マダガスカル原産のマメ科の灌木です 夏型なのでほとんど落葉していますが 同じマメ科のネムノキのような葉っぱは 昼は開いて夜は閉じる就眠運動を行います ムキムキマッチョな幹がたまりまセンナ
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BlauLeaf
アロエ ペグレラエ 夏は青緑でクールな感じですが 冬はホワイトピンクに色づきました 葉っぱは厳つく尖っていますが ロゼット状に綺麗に展開しています
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BlauLeaf
コラロカルプス グロメルリフロルス 何とも奇妙なヒダの入った白肌が魅力です 渋い爺さんの風貌でしょうか
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BlauLeaf
11月22日はいい夫婦の日 寄り添ってるように見えるでしょうか 抱きついたり襲いかかってるようにも 見えちゃいますね ※令和寄り添って🏷に参加しています
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BlauLeaf
パキポディウム・ブレビカリックス 扁平だけど筋肉隆々です
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BlauLeaf
ホリダスのダブルフラッシュ フラッシュ(新葉展開)は年に1,2回だから 葉っぱが固まるまでは晴天が続いてほしい ※令和の芽🏷に参加しています
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