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孤独なタニラーの一覧

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LeoN
★ちたのぷしす どうも♪ 本日はクラッスラ チタノプシス✨ メセンの「天女」でお馴染みの 「チタノプシス属」と似ているという理由で、 全く同じ亜種名が付いてるクラッスラ。 チタノプシスは、 1996年に南アフリカ、ナミビア南部の Grünau(グリュナウ)近郊で発見され、 1998年に学名記載されたアウセンシスの亜種✨ 現在アウセンシスには、 基本型を含め3つの亜種が分類されています。 亜種アウセンシス(基本型) 亜種ギエシー 亜種チタノプシス(本種) 英語風に読めば、 オーセンシス タイタノプシスですね😬 亜種名の「titanopsis」は、ラテン語の Titanos(石灰岩)+Opsis(~の顔を持った)の意味 名前から巨人族のタイタンや土星の衛星と、 何か関係あるかなと思ったけど無関係でした😅 突起のように見えるものは、 乳頭状突起(にゅうとうじょうとっき)と言い、 実は繊毛の集合体だそうです。 ちょっとキモい😝笑 植物ではないので余談になりますが、 メダカのオスの尻ビレにも、 二次性徴で現れる「乳頭状突起」があり、 これがオスメスを区別する目安になっています。 メダカ飼ってる方はご存知ですよね♪ 明日はGSお休みでーす -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Crassula ausensis ssp. titanopsis クラッスラ アウセンシス 亜種チタノプシス 別名 火星兔子(漢名??) チタノプノシス(❌) シノニム Crassula titanopsis(誤り) Crassula ausensis var. titanopsis(誤り) ※ssp.=subsp.=サブスピーシーズ(亜種)の略
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LeoN
★はなづきよ どうも♪ 本日は花月夜✨ 根岸交配に並ぶ国産品種 横森交配こと横森道二氏作出の交配種。 横森氏の命名は、はな「づ」きよのはずで、 「かげつや」や「はなつきよ」 という呼び名は、実は正しくないのです。 勝手に「カゲツヤ」とか名前つけちゃうのが そもそも混乱の元になってるのです。 作出者の意向を無視して、 勝手に呼び名変えたりするのはNGでしょ💦 何の権限があってそんなことすんでしょうね😑 花月夜(はなづきよ)は、 ♀エケベリア プリドニス(花うらら) ♂エケベリア エレガンス(月影) の交配種です。 白雪姫は月影×花うららで逆交配。 他にクリスタルという別名もありますが、 日本ではイリアの別名になっており、 海外ではE. glauca 'Crystal'という セクンダの園芸種の別名が 同じくE. 'Crystal'(クリスタル)です。 おそらくこちらのほうが、 名称に関しては先取のはずなので、 国内でクリスタルという品種名は、 イリアであってもなくても、 本来ならば使えないはずの名称です😬 また、 よく「Hanazukiyo」と書かれていますが、 命名が「ハナヅキヨ」であるなら 「Hanadukiyo」のほうがより正確ではないかと。 月夜は「つきよ」。 「す」ではなく「つ」に点々ですので🤔 白蓮華もクリスタルと呼ばれているものも 同交配から枝分かれした眷属でしょうけど、 こういうちょっとした差で、 別種扱いするのは日本独特の風潮ですよね😩 勝手ながら根岸交配同様に 「M.Yokomori Hybr.」と付加させて頂きました。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria 'Hanazukiyo' (M.Yokomori Hybr.) エケベリア 'ハナヅキヨ' 横森交配種 - 和名 花月夜(ハナヅキヨ) - 別名 カゲツヤ(❌) ハナツキヨ(❌) クリスタル(❌) シノニム Echeveria 'Crystal'(無効) Echeveria 'Kagetsuya'(誤り) Echeveria 'Hanatsukiyo'(誤り)
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LeoN
★すぱいらるすてあけーす どうも♪ 本日はセダム スパイラルステアケース✨ え、なにそれ⁉️ と思われた方も多いでしょう😝 普通はグリーンペットの名で 流通していることが多く、 たまに「ビラディア バテシー」 の名でも売られていたりしますが、 Villadia batesiiという名前は間違い。 品種自体が存在しない為、誤った名称です‼️ 正しくはビラディア属ではなく、 セダム属「スパイラルステアケース」が正名✨ ICNにもちゃんと載ってますし、 カクトロコ産のラベルも、 グリーンペットは「セダム属」になってます😬 学名の「v」は「w」に置き換わるので、 実際はビラディアではなく「ウィルラディア」 または「ウィラディア」が正しい表記ですけどね💦 ウィラディア属はセダム属の近縁ですが、 セダムとは花弁基部の構造が異なるようです。 このスパイラルステアケースについては、 野生種は確認されておらず、 自然交雑種の可能性もありますが詳細不明😬 Spiral Staircaseとは、 「螺旋階段」の意味で、品種名通り、 葉序は「互生」で、上や斜めから見ると、 生長点に近ければ近いほど葉が密になり、 螺旋階段状に展開しているのが分かります🤔 うーんフィボナッチ✨笑 明日はお休みでーす。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Sedum 'Spiral Staircase' セダム 'スパイラルステアケース' 和名?? 白花小松(シロバナコマツ) 別名 グリーンペット ビラディア グリーンペット(❌) シノニム Villadia batesii(無効)
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LeoN
★えめらるどあいる どうも♪ 本日はグラウス✨ 登場は2回目です。 エメラルドアイル これがグラウスの国際的有効名(正名)です。 韓国ではKrauss(クラウス)と呼ばれています。 バラにも同名品種がありますよね。 まだエメラルドアイルで書いているのは、 自分くらいしかいないと思うんですが、 いつからグラウスで流通しだしたんだろう🤔 見た目が似ているせいか、 紅娘という名称で、グラウスと、 国産交配種の月錦(ツキニシキ)の2種が、 区別されずにごっちゃで流通しているのを 何度か目撃しています。 どうやら韓国でも一部で同じ状況のようです💦 紅娘って本来は月錦のほうの別名なんじゃ⁇🙄 確かに時期によっては見間違うほど、 両種は似ている時がありますよね。 もっとも月錦のほうはツルツルの厚葉なので よく見りゃすぐ分かる範囲だと思いますけど😬 交配親や詳細などが不明な品種ですが、 オーストラリアでは、 Bev Spiller(ベブ・スピラー)氏が 1981年に輸入したという記録があるので、 作出されたのは1981年以前と考えられます。 また、 普通に「グラウス」って言っちゃってますが、 スペルをよく見てください。 ここはラテン語関係ないので英語読みです。 読みがグラウスならば、 「Glause」のほうが正しいスペルのはずです。 まぁ「グラウセ」やポルトガル語とかだと、 「グラウス」とも読むので断定はできませんが… でも、 誰もエメラルドアイルなんて呼ばないよね(笑) グラウスのほうが響きがいいしカッコいいし😝 あ、あと「Emerald Isle」という同じ品種名で、 全然違う微毛種と、エメラルドリップルに似た 別種が流通しているのも確認していますが、 これらはどこかで名前間違っちゃってると思う😑 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria 'Emerald Isle' エケベリア 'エメラルド アイル' 流通名 グラウス 和名 紅娘(ベニムスメ) ※別種?? シノニム Echeveria 'Glauce'(無効) Echeveria 'Krauss'(無効) Echeveria 'Benimusume'(無効)
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LeoN
★さぶこりんぼさ どうも♪ 本日はラウ026こと スブコリンボサ✨ スブリギダ同様、 「サ」ブコリンボサではなく 「ス」ブコリンボサが正しい表記‼️ ネットなどで、 何の根拠もなく「サブ」が正しい とか書いている人がいますが、 ラテン語の「sub」はスブです😑 有名な話ですが、 Herb(ハーブ)の語源は、 ラテン語のHerba(ヘルバ)が由来です。 英語とは読みそのものが違うんです😬 スブコリンボサの原産地は、 メキシコOaxaca(オアハカ)州 Santiago Juxtlahuaca (サンティアゴ・フストラウアカ)や Laguna Encantada (ラグナ・エンカンタダ)周辺。 基本的に「ラウ」とつくものは全て、 ラウイの発見でも有名な ドイツのサボテン研究家 Alfred Bernhard Lau (アルフレッド・ベルンハルト・ラウ)氏の 採集によるものです✨ 数字はコレクションナンバー。 ラウ氏は元々ドイツ生まれの方ですが、 サボテン研究のために、 メキシコに定住した程の変態研究家(失敬)。 種小名の由来は、ラテン語の sub=(~下に)+corymbosa(散房花序)で、 散房花序(サンボウカジョ)とは、 無限花序(ムゲンカジョ)の一種で 花軸につく花柄(花を支えるための茎)が 下部ほど長く上部は短いため、 花序全体がドーム状に見える形態のこと。 また、エクスやエクウス、エックス、 エクスパルチカなどの名称は あくまで流通名や販売名であり、 学術的に有効な名前ではありません。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria subcorymbosa Lau026 エケベリア スブコリンボサ ラウ026 別名 ラウ026 サブコリンボサ エクス(❌) エックス(❌) エクウス(❌) エクスパルチカ(❌) パープルサブコリンボサ(❌) シノニム E. 'Equus'(無効) E. 'Expartica'(無効)
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LeoN
★みにま どうも♪ 本日はミニマ✨ ミニマは1967年に発見され、 翌1968年に学名記載された原種です✨ 原産地はおもに メキシコHidalgo(イダルゴ)州で、 Río Tula(リオ・トゥーラ)や Río Tasquillo(リオ・タスキリョ)周辺など 河川や河川に架かる橋の近くというのが特徴。 「ヒ」ダルゴじゃなくて「イ」ダルゴ‼️ ヒダルゴって書いてる人は多いです💦 メキシコはスペイン語圏の国ですので、 地名は英語読みではありません😑 中国語圏では、 ミニマは「迷你馬」と書かれます。 picはKöhres/Koehres(ケーレス)実生苗。 ケーレスの種子名(販売名)では、 「ECHEVERIA minima ,Puente Tasquila」 (エケベリア ミニマ プエンテ・タスキーラ) となっていますが、 採集者のフィールドナンバーなどで見ると、 産地名は「Puente de Tasquillo」 (プエンテ・デ・タスキリョ)の間違いのようです🤔 ICNでも同様に「Tasquillo」になってます。 タスキーラという地名は、 調べた限りイダルゴ州には存在せず… なのでタスキーラじゃなくて 「タスキリョ」が正しい読みです‼️ Puente(プエンテ)とは、 スペイン語で「橋」の意味もあるので、 該当地域を流れているタスキリョ川に架かる、 橋の近くが採集地なのでしょう。 おそらく、 橋の下は渓谷みたいになっていると思います。 本種はミニマというより、 E. pinwheel(ピンウィール)に 似ている気がしますが…🙄 明日はGSお休みでーす😝 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria minima ,Puente de Tasquillo エケベリア ミニマ プエンテ・デ・タスキリョ Köhres Seedlings シノニム E. minima,Puente Tasquila(誤り)
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LeoN
★えるいえろ どうも♪ 本日はピンクのアウレウム エル・イエロ✨ 休眠期に全体がピンクになる エル・イエロ産のアウレウムの一型。 いよいよ休眠期に入りかけのようで、 葉の一部がピンクに戻ってきました🙄 (ピンクだった時の姿は以前投稿してます) 現在、グリーノビアという属名は無効。 オーレアじゃなくてアウレウム‼️ エル「ヒ」エロじゃなくてエル「イ」エロ‼️ エルイエローとかエルヒーローとか論外です😤 日本橋を「にほんはし」 品川を「しなかわ」と言ったら変ですよね? 日本の津軽ミセバヤが、 海外で「tukaruense(※)」って書かれてたら ちょ!違っ!って思うでしょう⁉️笑 それと同じです😝 ※正しくは「tsugaruense」 El Hierro(エル・イエロ)とは、 スペインのカナリア諸島の南西端にある 島の名前であって、品種名ではありません😑 アウレウムの原産地は、 カナリア諸島の Gran Canaria(グラン・カナリア)島、 Tenerife(テネリフェ)島、 La Gomera(ラ・ゴメラ)島、 La Palma(ラ・パルマ)島、 そしてEl Hierro(エル・イエロ)島で、 標高数百㍍~2000㍍以上と上下の分布も広い。 水やり辛め過ぎて成長期を逃した感満載 はたして全体がピンクに戻るのだろうか🤔 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Aeonium aureum ,El Hierro アエオニウム アウレウム エルイエロ 和名 玉姫椿(タマヒメツバキ) 別名 アウレア(❌) オーレア(❌) オーレウム(❌) エルヒエロ(❌) エルヒーロー(❌) グリーノビア(❌) ピンクマウンテンローズ ピーチカップマウンテンローズ シノニム Greenovia aurea(無効) Greenovia ferrea(無効) Greenovia rupifraga(無効) Greenovia polypharmica(無効) Aeonium aurea ex El Hierro(無効)
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164
LeoN
★ぷらえあるつむ? どうも♪ 本日はセダム キムナキー✨ プラエアルツムやルテアの名称で 出回っているものの ほとんどがこれでしょう😬 ちなみに、ルテアという品種名は 実際には存在しません。 キムナキーは、 葉に透明感があり、厚みもあって 全体がオレンジに紅葉する品種です。 元々Pachysedum(パキセダム)として 発表されたようです🤔 最初から交配種扱いじゃねーか(笑) 原産地は、 メキシコ中央北部の大部分を占めている メキシコ高原と言われていますが、 論文記載された種は園芸種起源であった為、 自生地は現在でも確認されていないようです。 なので原種かどうかも微妙🙄 種小名はもちろん、 アメリカの植物学者キムナック博士に由来。 元々プラエアルツムという名称は、 Sedum dendroideum ssp.praealtum (デンドロイデウム 亜種プラエアルツム)で、 宝珠扇/宝樹(ホウジュセン/ホウジュ) のことでしたが、 現在はデンドロイデウムから分離され、 Sedum praealtum(プラエアルツム) という単独種となり別種となっています。 和名で宝珠/宝寿(ホウジュ)が、 Sedum dendroideum(デンドロイデウム)。 宝珠扇、宝珠ともに、 どちらもキムナキーとは異なる品種です。 これをカクトロコ産ので例えるなら、 「宝珠」 → セダム デンドロイデウム 「宝樹」 → セダム プラエアルツム となります。 カクトロコ産のラベルでは、 宝樹が「クラッスラ属」になってますが、 正しくは「セダム属」です✨ 和名の字違いがあるってのもややこしいすね😑 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Sedum kimnachii セダム キムナキー 別名 セダム ルテア(❌) プラエアルツム(❌) セダム キムナッキー シノニム Sedum clausenii(無効) Sedum decumbens(無効) Sedum dendroideum ssp.praealtum(別種の旧名)
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LeoN
★ぴーちぱーふぇくと どうも♪ 本日はピーチパーフェクト✨ 去年の冬より暖かかったのに、 今年はちゃんとピーチ色に染まった😁 やっぱ根回りですかね。 ピーチパーフェクトはその名前の通り、 外葉や葉の縁、葉裏が うっすら桃色になる品種。 アメリカのSempervivumで有名な園芸家 Edward Skrocki (エドワード・スクロッキー)氏から 流通したものが始まりと言われています✨ 薄紅蓮華と同じ、 マラコフィラの変種などと言われていますが、 原種という保証があるわけでもなく、 交配種の可能性も高いため、 カテゴリー区分が違うと思ってます🤔 岩蓮華(イワレンゲ)が母種である、 O. malacophylla var.aggregata マラコフィラ 変種アグレガタ=青の岩蓮華 はランナー型です。 そしてイワレンゲの地域変異種である O. malacophylla var.malacophylla マラコフィラ 変種マラコフィラ=玄海岩蓮華 も同様にランナー型ですが、 ピーチパーフェクトは株元に密集しながら殖える 非ランナー型で葯の色も異なります。 マラコフィラの葯は赤紫色で、 ピーチパーフェクトの葯は薄黄色です。 ここだけ見ても関連があるように思えません😑 ちなみに、アオノ岩蓮華のうち、 九州産の大型になるものがゲンカイ岩蓮華です。 ピーチパーフェクトに近い品種があるとすれば、 ジェイドムトウンタインという スチャラカな名称で出まわっている Orostachys sp. 'Jade Mountain' (オロスタキス ジェイドマウンテン) この品種が一番形態が近いです。 親種が同じかまたは同種なのかも⁉️ オロスタキス属は目だった研究者が少なく、 分類も綺麗に整理されていないようなので、 古いままの情報が多く、あまり深堀りできない💦 最近、 ただの千島小岩蓮華(チシマコイワレンゲ)を ピーチパーフェクトと称して、 フリマアプリで売られているのを見かけます。 千島小岩蓮華も株元に密集しながら殖えるため ピーチパーフェクトと同じ非ランナー型に見えますが、 実際は、母種の岩蓮華と同じランナー型なので、 今が似ていてもいずれはバレると思います(笑) -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Orostachys sp. 'Peach Perfect' オロスタキスの一種 'ピーチパーフェクト' 流通名 ピーチパーフェクト シノニム O. malacophylla var.aggregata 'Peach Perfect'(誤り) ※sp.=species=スピーシーズ(一種)の略
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LeoN
★スージーQ どうも♪ 本日はセダム アングリクム スージーQ✨ これは国内どこ探してもほぼないと思います。 昨年GSユーザーで海外在住の方とご縁があり、 休暇でご帰国される際に分けて頂いたもの✨ 姫星美人という和名は、 本来「セダム アングリクム」のものです。 アングリカムという名で売られていても、 ニセの姫星美人であるダシフィルムだし、 ブレビフォリウムという名であっても、 正体はダシフィルムだったりが日本では普通です😑 本来の和名の持ち主であるアングリクム自体、 つまり本当の姫星美人はほぼ流通していません💦 スージーQは、 海外で流通しているアングリクムの斑入り種です。 リリース元は日本への出荷はしないとのことなので、 日本から直接購入することは、 業者さんでもまず不可能かと思います。 今後はどこからか輸入されるかもしれませんが🤔 見た目は斑入りのタイトゴメに見えますが、 実寸は斑入りタイトゴメの葉一枚分位の大きさ。 先日投稿した斑入りタイトゴメと 葉の形などを比べてみて下さい😁 葉の展開の仕方から、 ダシフィルムでないことはお分かり頂けるかと。 1苗1苗がかなり小さく、夏にも弱くて、 結構な量を分けて頂いたのですが、 夏が終わり残ったのは3分の1程でした💦(←下手) 斑入り種なので、実際これが、 アングリクムなのかどうかまだ断定できません。 間違ってもダシフィルムではないですが、 本当のアングリクムであれば、 中心が桃色をした白花が咲くはずです。 ちなみにセダム アングリクムの生産は、 気温25℃以上では厳しいと言われています。 だから日本では普及しないのか🙄 また夏がやってくるし、 沢山殖やす自信がまったくないです(笑) ここからは余談ですが、 「スージーQ」とは、 あのローリングストーンズもカヴァーしていた、 米シンガーソングライター、 デイル・ホーキンスの楽曲名のことなのか、 同じく米シンガーソングライター、 Suzi Quatro(スージー・クアトロ)の別名なのか、 1930年代に生まれたダンスのステップのことなのか、 由来がまったくもって不明であります😬 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Sedum angilicum 'Suzie Q' セダム アングリクム 'スージーキュー' 和名 姫星美人錦(ヒメホシビジンニシキ) 別名 アングリカム イングリッシュストーンクロップ
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LeoN
★斑入りタイトゴメ どうも♪ 本日はみんな大好き 斑入り大唐米(タイトゴメ)✨ まずは最初の落とし穴を(笑) タイトゴメと名が付いていますが、 実際はタイトゴメではなく、 セダム アルブムの斑入り種です‼️ 元々、国内で突然変異で出たものが 固定され今では園芸種となっています。 決定的な違いは花の色。 本当のタイトゴメは「黄花」 一部タイトゴメの名で売られているものや、 斑入りタイトゴメは「白花」です😬 白い花が咲くタイトゴメだから という理由で、 「白花タイトゴメ」 「黄花タイトゴメ」 と、園芸上は分類されていますが、 元々タイトゴメと名のつくものに 白花品種はありません😑 当然学名も違うわけで、 タイトゴメの学名は、 Sedum japonicum ssp. oryzifolium セダム ヤポニクム 亜種オリジフォリウム 母種は Sedum japonicum ssp. japonicum 雌之(女の)万年草(メノマンネングサ)で、 別名、一花草(イチゲソウ)とか、 駒の爪(コマノツメ)とも呼ばれています。 屋久島大唐米(ヤクシマタイトゴメ) 丘大唐米(オカタイトゴメ) 森村万年草(モリムラマンネングサ) 台湾大唐米(タイワンタイトゴメ) これらも同じように亜種になります✨ -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Sedum album Variegatum セダム アルブム 斑入り 和名 斑入り白花大唐米 別名 白花大唐米錦 シノニム Sedum oryzifolium Variegatum(誤り) Sedum japonicum ssp.oryzifolium(誤り) ※ssp.=subsp.=サブスピーシーズ(亜種)の略
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LeoN
★はむしー(本物) どうも♪ 本日はハルムシー(ハムシー)✨ 国内で流通しているハムシーは、 E. pulvinata(錦晃星)と E. harmsii(花の司)の交配種である 「錦の司(ニシキノツカサ)」ということを、 ご存知の方は多いと思います。 本物の「花の司」を手に入れようと思っても、 国内で入手できる場所は限られるし、 園芸種化の進んでしまった国内産よりも、 場合によっては海外から輸入したほうが 安上がりな場合もありますので、 昨年9月の中頃だったか、個人輸入しました✨ 発注した時期がダメだったせいで、 到着時に葉はほぼ全部取れており、 まさに「棒の状態」で届きました😂 棒にお金を払ったのはこの時が初めてです😑 ただの変態じゃねーか‼️笑 自生地株からの株分けの子孫ということなので、 原種のハルムシーで間違いないと思います。 原種本や自生地の写真などでも確認しましたが、 つまりこれが本当の「花の司」です。 どうです⁉️激しく地味でしょう⁉️ 本物は泣けてくるくらい地味なのです🤣 一般的にハムシーと呼ばれていますが、 種小名は、当時ベルリンの植物博物館に 在籍していたドイツの植物学者 Hermann August Theodor Harms (ヘルマン・アウグスト・テオドール・ハルムス)博士 への献名なので、ハムシーではなく、 「ハルムシー」が正しい読みかと🤔 仮に名前がハームスであっても、 学名の場合はハルムスと読みます。 ハムシーならハームシーのほうがまだマシ。 まぁハムシーの名で通っちゃってるので、 もはや修正不可能と思いますが…(こんなんばっか💦) ハルムシーの流通は、 ニューヨーク植物園で栽培されていたものが、 Oliveranthus elegans (オリベランツス エレガンス)の名で、 世に出されたのがはじまりとされています。 この影響で、一時はEcheveria elegansとも 呼ばれていたそうですが、それより先に、 本家のエレガンスの学名が決まっていたため シノニムになったという記録が残っています。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria harmsii エケベリア ハルムシー 和名 花の司(ハナノツカサ) 別名 ハムシー ハームシー シノニム E.'Pulv-oliver'(パルヴォリバー=錦の司) Oliveranthus elegans(無効名)
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LeoN
★チュッパチャプス どうも♪ 本日はサウンデルシー✨ そろそろ休眠かな💦 アドニスの愛称で呼ばれていますが、 「サウンデルシー」が正名です。 「サン」デルシーじゃなくて 「サウン」デルシー‼️ アドニスは単なる流通名です。 アエオなのでカナリア諸島原産。 おもにLa Gomera(ラ・ゴメラ)島の、 北向きにそびえ立つ、 急斜面などに自生している原種。 - 種小名は、 イギリスの植物学者で昆虫学者でもある、 William Wilson Saunders (ウィリアム・ウィルソン・サンダース)博士由来 人名がサンダースでも学名はラテン読みなので、 「サウンデル」と読むのが正しい😬 アドニスという名称は、おそらく、 1936年に発見されたいわゆるアポロ群と呼ばれる、 地球近傍の水星横断(水星と軌道が交叉する) 小惑星の名前から付けられた名称でしょう🤔 休眠期は小惑星みたいだし、 見た目チュッパチャプスだし(笑) ラテン語表記の場合は、 Adōnisで「o」が長音記号のマクロン付となる。 アドニスの交配種は、 国内ではほとんど見かけませんが、 Aeonium canariense var.subplanum (カナリエンセ 変種スブプラヌム) との同属間交配種で、 Aeonium ×sanctisebastiani (サンクチセバスチアニ)が知られています。 変種名のサブプラナムは英語読み。 正しくは「スブプラヌム」。 余談ですが、 「カナリエンシス」という名称の品種は、 過去についた名前にも存在していません。 よって アエオニウム カナリエンシスという名は 誤った名称です。カナリエンセが正しい✨ -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Aeonium saundersii アエオニウム サウンデルシー 別名 アドニス チュッパチャプス サンデルシー(誤り) サンダーシー(誤り) サウンダーシー(誤り) シノニム(同種異名) Aeonium adonis sp.(無効) Aeonium saundersii 'Pinheads'(園芸名) Aldasorea saundersii(無効)
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LeoN
★さぶりぎだ どうも♪ 本日は原種スブリギダ✨ インスタネタなんで写真が結構前のです💦 当たり前のように、 サブリギダと呼ばれていますが、 これは英語読み。 正しい表記は「スブリギダ」です。 日本は特にスチャラカなちゃんぽん読みが多い😑 でも誰も直そうなんてしない。それが問題😬 地下鉄(subway)のsubと同じ意味ですが、 意味はラテン語のsubが語源です。 あくまでも学名はラテン語なので「スブ」‼️ ついでに言っちまうと、 subcorymbosaも「スブコリンボサ」‼️ メキシコ自体日本からすれば高地ですが、 産地のグアナファトはさらに高地なので、 蒸し暑い日本の夏はちと厳しいですね💦 びろんびろん伸びて焼けてしまった葉も、 やっと外へ外へと追いやられ、 綺麗な葉に生え変わってきました✨ 産地別のが他にもあるのですが、 この苗が一番回復が早い気がします🤔 ちなみに、パルメリという名称は、 シノニム(同種異名)のため現在は無効名。 よって正しくは、 Echeveria subrigida,Guanajatoとか、 Echeveria subrigida 'Palmeri', Guanajato って書き方のほうが分かりやすいと思う。 ようはグアナファト産の 旧パルメリタイプのスブリギダってことです。 パルメリーの名で、 交配種も存在するのでややこしい😑 カンテの学名は、 長いことsubrigidaとされてたのは有名なお話。 1997年になってやっとこ訂正されたようです。 subrigidaは「硬く曲がりにくい」という意味。 うん。確かにかてぇわ(笑) よって、1997年以前に、 スブリギダを親にした交配種に限っては、 実際はカンテの交配種ということになります。 特に古い書籍の情報は古いまま、 ネットも親情報が間違ってれば 子引きされた情報も当然間違いになります。 古い情報にはそれなりの「変換」や、 「アップデート」が必要になります。 明日はGSお休みしまーす。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria subrigida,Palmeri,Guanajato エケベリア スブリギダ パルメリ グアナファト Köhres/Koehres(ケーレス)実生苗 シノニム Echeveria palmeri(無効名) Echeveria 'Palmeri'(無効名)
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LeoN
★もらにー どうも♪ 本日はリクエストにお答えして モラニー✨ 原種系はインスタで って分けようとしたけど、 やっぱネタ的に無理よね(笑) この品種は水やるとすぐ色冷めるし、 夏に激弱で枯れやすいので、 我が家の環境ではかなりの難物です💦 すでに棒になった先住さんも😭 モラニーは、 1957年にメキシコOaxaca(オアハカ)州の Totolapan(トトラパン)近郊にて、 Reid Venable Moran (リード・ヴェナブル・モラン )博士 によって発見された品種で、 1968年に再調査でモラン博士や、 キムナック博士(※後述)らに再度採集され、 1972年に学名がついた原種。 種小名は最初の発見者であるモラン博士に由来✨ 現在は、Oaxaca(オアハカ)州の San Pedro Mártir Quiechapa (サン・ペドロ・マルティル・キエチャパ) 付近で自生が確認されています😬 シノニム(同種異名)のプロクシィマは、 マクドゥガリーでお馴染みの、 アメリカの植物学者 Thomas Baillie MacDougall (トーマス・ベイリー・マクドゥーガル)博士 によって発見された品種ですが、 後にモラニーと同種とされ無効となりました。 余談ですが、 クラッスラやエケのキムナッキーでお馴染みの、 アメリカの世界的植物栽培家で植物学者 Myron William Kimnach (マイロン・ウィリアム・キムナック)博士は、 残念ながら昨年9月にお亡くなりになりました。 博士はカリフォルニア州にある、 ハンチントン植物園の元ディレクターで、 探検家としても有名ですし、 ヤシの木コレクターとしても有名人でした。 1958年に発足した、アメリカ国際多肉植物協会の 創設メンバーの一人でもあります。 博士がお亡くなりになる前年の2017年には、 Kimnachia(キムナキア)という新属が新設され、 リプサリスの一部が転属になり話題になりました。 多肉のコレクターや生産者で、 博士の名を知らない人はいないほど、 世界的に有名なエケベリアの権威の一人です。 故人のご功績を偲び、 ここに謹んで哀悼の意を表します。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria moranii エケベリア モラニー シノニム Echeveria proxima(プロクシィマ)
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LeoN
★玉蛋白 どうも♪ 本日はセダム玉蛋白✨ パープルヘイズの学名を覚えている方は、 あれっ⁉️と思われるでしょうけど、 皆さん親情報として、 某多肉屋さんのブログを参考にして 書かれている方が多いと思いますが、 現在では正しくない学名になっています! 本やネットだと、玉蛋白の学名は S. dasyphyllum var. suendermannii (ダシフィルム 変種スエンデルマニー) と書かれていると思いますが、 現在この名称はシノニムになっており、 種名や変種名としては使えない名称です。 早い話が、 「現在使われておりません」状態😬 さらに言ってしまうと、 スエンデル「マニー」じゃなくて スエンデル「マンニー」が正しいカナ表記。 現状の学名は、 今までパープルヘイズの学名とされてきた S. dasyphyllum var. granduliferum (ダシフィルム 変種グランドゥリフェルム) これが正しい分類の名称です。 語尾を「フェラム」と読むのは英語読み。 おそらくプロの園芸家でも、 誰もまだ書いていないのではないかと🙄 変種名のglanduliferumは、 ラテン語で「腺(セン)のある~」の意味。 ならパープルヘイズはどうなるんじゃ‼️ ってことなんですが、 ある程度の情報は掴んではいるものの ダシフィルムはセダムの中でも 特に多型性に富んでいるため、 種の線引きが難しく、 イマイチ決定稿に欠けるという理由から、 宿題にしておきます😝 少なくともパープルヘイズはもう、 グランドゥリフェルムではなくなった というのは間違いないでしょう🤔 ダシフィルムの原産地は、 北アフリカや南西ヨーロッパの スペイン南部、ポルトガル南部、 イタリアのSicilia(シチリア)島、 Sardegna(サルデーニャ)島、 フランスのCorse(コルス=コルシカ)島など かなり広範囲に分布していますので、 軽微な変異が多い理由が頷けますよね。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Sedum dasyphyllum var. granduliferum セダム ダシフィルム 変種グランドゥリフェルム 和名 玉蛋白(タマタンパク) 別名 毛姫星美人 グランデュリフェルム シノニム Sedum corsicum Sedum dasyphyllum 'Lloyd Praeger' Sedum dasyphyllum var. alternum Sedum dasyphyllum var. pulligerum Sedum dasyphyllum var. mesatlanticum Sedum dasyphyllum var. oblongifolium Sedum dasyphyllum var. suendermannii Sedum dasyphyllum var. vulgare 他多数💦
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LeoN
★とらんすばぁーる どうも♪ 本日はクラッスラのトランスヴァール✨ 誰が最初に言い出したのか、 ソシアリス(正しくはソキアリス)sp. などの名称で出回っていますが、 セツロサの地方型と思われます。 ソシアリスって、大きさ全然違うけど🙄 別名 「ヘアリー クッション クラッスラ」 セツロサの原産地は、 南アフリカ大陸の、 Zimbabwe(ジンバブウェ)共和国、 Mozambique(モザンビーク)共和国、 Eswatini(エスワティニ)王国 (旧国名スワジランド王国)、 Lesotho(レソト)王国と広範囲に分布しています。 ドラケンスバーグは、 トランスヴァール共和国 (正式国名が南アフリカ共和国)の山脈名。 C. setulosaは現在、 5つの変種に分類されており、 基本型である、 var. setulosa(変種セツロサ)の他に、 var. rubra(変種ルブラ) var. longiciliata(変種ロンギキリアタ) var. jenkinsii(変種イエンキンシー) var. deminuta(変種デミヌタ) などがあります✨ エケベリアでも何でも共通だと思いますが、 分布域の広い種というのは、 その分地域差である「変異」も多いようです😬 現在絶賛花芽祭り開催中でして、 バシバシとカットしまくってます💦 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Crassula setulosa,Drakensberg,Transvaal クラッスラ セツロサ ドラケンスバーグ トランスヴァール 和名なのか?? 毛海星(モウカイセイ??) 別名 ソシアリスsp.(❌) ソシリアリスsp.(❌) 綠毛星(漢名??) ヘアリークッションクラッスラ シノニム Crassula setulosa var.setulosa Crassula setulosa,Drakensberg Crassula 'Transvaal Drankensberg' Crassula socialis sp. Transvaal Drakensburg(誤り)
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★聖夜の薔薇 どうも♪ 本日は聖夜(静夜)のばら✨ みんな大好き根岸交配種です。 聖夜の薔薇は、 ♀デレンベルギー(静夜) ♂ザラゴーサ sp.ノバ の交配種とされており、 野薔薇の精(ノバラノセイ)とは逆交配。 根岸氏の交配リストでは、 静夜が「聖夜」になってたり、 ばらの字が全て「薔薇」だったりしますが、 個人的には粋な計らいだと感じます😁 時々ネットで見かける 「聖夜のバラ」ってのは、 なんか葉っぱがだいぶ広い気がしますが、 あれは個体差なんですかね? 持ってないからわからんけどかなり疑問🤔 片親のザラゴーサ sp.ノバについては、 根岸氏は「サラゴーサ ノバ」という表記です。 てか35年も前に書かれた交配リストなのに、 今より正しい呼び方とか、素晴らしいですね✨ 自分はそんな昔のことまでは知らないので、 当時の「ザラゴーサsp.ノバ」が、 今でも流通しているものと、 同じものかどうかはわかりません。 根岸氏は「サラゴーサ バル」 という名称もリストで使用していますが、 このバルはおそらく「var.」 つまり変種の略語のことだと思います。 重要なのは、 名称を使い分けて区別されている点です。 別物だからこそでしょうが、 どちらかが「ツルギダ」だったり、 今で言うところの「クスピダータ」だったり するのではないでしょうか🤔 残念ながら根岸氏の交配種には、 すでに現存しない品種もあり、 全てを知ることはできませんが、 素晴らしい交配種の数々を、 世に送り出してくれた偉大な愛好家です。 口伝は「後から話が盛れる」ため あまり信じないタイプの人間です。 記録として文字で残すことの重要さ、 大切さを学んだ気がしました。 うちのネタ帳も、 いつか誰かの役に立つ時が あったりするのかなと思いを馳せてみる(笑) -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria 'Seiya-no-Bara'(T.Negishi Hybr.) エケベリア 'セイヤノバラ' 根岸交配種 和名 聖夜の薔薇(セイヤノバラ) シノニム(同種異名) 静夜のばら 静夜の薔薇
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LeoN
★木立ブレビ どうも♪ 本日はブレビフォリウム ✨ 木立性ブレビフォリウムで知られているセダム。 学名の「v」は「w」の置き換えなので、 ガチ読みだと「ブレウィフォリウム」です。 一般的に「ブレビフォリウム」として 売られているものは、 そのほとんどが「ダシフィルム」です。 本種ならだいたい「木立性」と頭に付いてます。 ブレビフォリウムの原産地は、 おもにヨーロッパ南西部 (スペイン、ポルトガル、フランス、 イタリアのコルシカ島、サルデーニャ島)や、 アフリカ北西部のモロッコなど広範囲に分布。 一時期、Oreosedum(オレオセダム)という属に 分類されていたことがあるようですが、 正式な属名としては残らなかったようです🤔 もう一つ、 よく比較される似たような品種に、 木立ブレビを小さくしたような 「そよ風の天使」があります。 別名「白ブレビフォリウム」✨ 今まで、そよ風の天使は、 ブレビフォリウムの変種である S. brevifolium var.quinquefarium (ブレビフォリウム 変種クインクエファリウム) とされていましたが、 現在ではブレビフォリウムに統合されています‼️ 学術的に変種ほどの差がない同種ということです。 よって、 クインクエファリウムの名称は無効です。 古い情報をそのまま引用しているサイトや、 ブログが多いのでご注意ください。 以前の投稿で、花芽形状を話題にしたのですが、 どうも複数の花芽で何度か確認したところ、 大差ないということが判明しましたので この場を借りて訂正させていただきます🙇‍♂️ ただ、どちらもお持ちの方ならお分かりでしょう 伸び方で言ったら、 木立ブレビ=お行儀良く真っ直ぐめに伸びる そよ風の天使=あっちゃこっちゃ暴れ気味に伸びる ですよね⁉️ 学術的には同種なんでしょうけど、 見た目だけで違う種とは言い切れませんし、 でも特徴は明らかに違うし、 いったいどうなってんだって感じです(笑) もしかしたら、 元の産地の違いなのかなと思ってますが 今のところは、 確認のしようがないので断言できず…😅 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Sedum brevifolium セダム ブレビフォリウム 和名 木立(こだち)性ブレビフォリウム シノニム Sedum sphaericum Sedum brevifolium var.induratum Sedum brevifolium var.quinquefarium Sedum dasyphyllum ssp.brevifolium Oreosedum brevifolium
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LeoN
★姫牡丹 どうも♪ 本日はハルビンゲリ✨ みんな大好き! 沙羅姫牡丹の片親種です😊 が、、 最初にお断りしておきますが、 この品種、ハルビンゲリじゃないかも。 というのも、 論文に記載されている種と、 わが国で流通している種は、 違うものだと思われるからです🤔 もしくは、 「ハルビンゲリ=姫牡丹」とするのが、 そもそも間違っているのかもしれません💦 それと、 本種はラパスの名称でお馴染みの ハルビンゲリとは全く関係ありません。 ケーレスで真のハルビンゲリは、 サンホアキン産のみです😑 ハルビンゲリの原産地は、 メキシコ Hidalgo(イダルゴ)州や、 Veracruz(ベラクルス)州、 Querétaro(ケレタロ)州など。 ハルビンゲリは、 1958年に記載された品種ですが、 記載に使われたものは、 野生種ではなかったようです。 順序は逆ですが、記載の翌年、 ドイツ人のハルビンガー氏によって、 実際にイダルゴ州にて、 野生種が採集された記録があります。 お察しの通り、ハルビンゲリの名称は、 発見者であるハルビンガー氏由来の名称。 地名だと言っている方もいらっしゃいますが、 地名の「Halbinger」ではありません😬 重要なのは見た目うんぬんではなく、 「無茎種」と記載されている点。 これが全然違う品種なのかもという根拠。 ガッツリ有茎種ですからね🤔 picはいくつかある姫牡丹の中でも、 一番姫牡丹の名が似合うと思ってるタイプ。 植え替えてから1年半は経過していますが、 直径は3センチにも満たない大きさのまま。 少々下葉が焼けてしまい葉数が少ない😂 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria halbingeri エケベリア ハルビンゲリ 和名 姫牡丹(ヒメボタン) 別名 ハルビンケリー(誤り) ハルビングゲリ(誤り) シノニム Echeveria halbingeri var.halbingeri
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LeoN
★でるる どうも♪ 本日は交配種のデルル✨ 去年の梅雨時期に 外葉をガッツリ焦がしてしまい、 かれこれ2周分は葉っぱもいだので、 今じゃ半分の大きさに😂 め、面目ない⤵︎⤵︎⤵︎ デルルは、 ♀エケベリア デレンベルギー(静夜) ♂エケベリア ラウイ の交配種とされています。 親のデレンベルギーは(静夜)としてますが、 日本の静夜とは少し異なるタイプでしょう🤔 der(デレ)+lu(2文字でラウ)=デルル?? 韓国苗での流通が多いため、 韓国の品種だと思ってる方も 少なくないと思いますが、 元はベルギーで作出されたものです✨ 雌雄逆交配である、 ♀エケベリア ラウイ ♂エケベリア デレンベルギー(静夜) は、Echeveria 'Luber' (エケベリア 'ルーバー')という別品種です。 lu(2文字でラウ)+ber(ベル)=ルーバー?? デルル、ルーバー、 どちらもベルギーの同じ愛好家が作出したもの。 当然、 花粉親がどちらになるかによって、 見た目の雰囲気も変わってきます。 交配順を気にせず載せてる方も多いですが、 いずれの交配も品種名がついているため、 交配式を逆に書いたら違う品種になります(笑) そういう品種って結構多いんですよ💦 また、命名には先取権がある為、 同交配に勝手に名前をつけたりはNGです😑 エケベリアの白美人とか モロにNGだと思うんだけどなぁ… どうも韓国苗のデルルを見ていると、 ルーバーも混ざってるんじゃないかと 思ったり思わなかったり🙄 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria 'Derlu' エケベリア 'デルル' 別名 エケベリア デレウイ(無効)
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★紅司(尖葉) どうも♪ 本日はノドゥロサ✨ 和名で紅司(ベニツカサ) と呼ばれている原種。 原産地はおもに、 メキシコ プエブラ州の Tehuacán(テワカン)や Tecamachalco(テカマチャルコ)、 オアハカ州の Mitla(ミトラ)周辺、 Cuajimoloyas(クアヒモロヤス)、 San José Lachiguirí (サン・ホセ・ラチグイリ)など。 葉裏が赤くなる品種は数多いですが、 葉表に模様の入る数少ない品種です✨ モロケロティスの片親でもある 地味な品種ですが、 個人的には好きな原種の一つ😁 わが国の本やネットなどでは、 紅司=ペインテッドビューティー とされていたりしますが、 Painted Beautyは海外の園芸種名で、 紅司よりも大型になる少し異なる品種です。 静夜の宴と静夜との差みたいなもんで、 ウインナーとソーセージは別物 というのと理屈は同じはず🙄(←違うわ!) 丸葉のものと、 尖り葉のものが流通していますが、 遺伝的な違いなどはわかっていないようです🤔 Nicolás Bravo(ニコラス ブラボ)という メキシコの政治家と同じ名前で、 海外種子が流通しています。 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Echeveria nodulosa エケベリア ノドゥロサ 和名 紅司(ベニツカサ) シノニム ノデュロサ ヌドロサ(誤り) Echeveria misteca Echeveria discolor Echeveria sturmiana
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★袋雪の下 どうも♪ 本日は多肉じゃないです😅 我が家で唯一の 食虫植物セファロタス✨ セファロタスは英語読みです。 正しいラテン語読みは「ケパロトゥス」 ゆるくしてケファロトゥスですかねw 植物に限らず、全ての学名共通ですが、 学名の「C」は「K」の置き換えです。 なので「Ce」はセじゃなくて「ケ」。 クラリスでもキュラリスでもいいですが、 頭は「ケ」なんです‼️ ですがケパロトゥスじゃあ まったく馴染めないと思うので、 セファロタスで書くとします😝笑 セファロタスは、 オーストラリア南西部に自生する 一属一種の食虫植物です。 海岸沿いの岸壁の上とかに自生してます。 上から見ると、 ちょうど蓋の部分が 「ユキノシタ」に似ているせいか、 袋雪ノ下という和名があります✨ picは 昨年春に株分けして殖やしたもの。 過去に種子も取れたりしたんですが、 実生苗にチャレンジしてみたものの、 自分の技術では、 小苗まで育てるのが無理でした😅💦 増やすなら株分けが手っ取り早いです👍 親株にしているものは、 かれこれ8年??以上維持しています。 ただ、毎年増えては減っての繰り返し。 うちでは使わなくなった水槽を ベランダに置いて年中屋外栽培なので、 真夏に半分は確実に溶ける😂 でも秋から徐々に復活して、 ちょうど今くらいの時期から 真っ赤になってきて紅葉MAXになります。 (紅葉時のものは過去に投稿してます) ウツボカズラとかはあまり好みませんが、 セファロタスは小さいし、 何より腰水さえ維持できれば、 多肉と一緒に育てられるのでオススメです😊 -∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴- Cephalotus follicularis ケパロトゥス フォリクラリス 和名 袋雪ノ下(フクロユキノシタ) シノニム セファロタス フォルリキュラリス セファロタス フォリキュラリス ケファロタス フォリクラリス ケファロトゥス フォリクラリス 他、読み方色々
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