実の成る植物シリーズ第3弾で、おはようございます💛😊💛 今朝は脇屋友詞chefのレシピを参照に、生姜風味の海鮮朝粥と大好きなバッハをBGMに軽やかな気分で一日をスタートさせました🎻 https://youtu.be/c_wPyNs-P9w?si=xZKYkVjARePMjdWV 黄色いつぶつぶの花が特徴的な「細葉柊南天（ホソバヒイラギナンテン）」🌿🌿✨ 今の時期、近所の庭園や個人宅の生垣等でも散見される他、秋の生け花にモダンに飾る作品も観たことがあります。 細葉柊南天は中国南西部原産で、台湾やヒマラヤにも分布。 日本へは、”薬用植物” として明治初期に渡来したようですね🇨🇳→🇯🇵 根茎には薬効があり、中国名である”華南十大功労葉”からとられた生薬「十大功労葉（ジュウダイコウロウヨウ）」として活用されているのだとか💊✨ 薬効と用途は、清熱、鎮咳、解熱、眩暈、耳鳴、下痢、目の充血...等にも適用。 ＿花言葉は、「愛情は増すばかり」...他。

今日も実の成る木で、おはようございます❣️ 夏の間、密集したグリーンの小さな実を沢山つけていた小紫（コムラサキ）が、季節が進み、気品ある美しい紫色へと変化していました🌿✨💜😌💜✨🌿 名前の通り、見た目も「紫式部」に似ていますが、樹高のサイズが大きいのが紫式部であるのに対し、やや小さめなのが小紫。 また、実と実の間隔が開いているのが紫式部で、密集するように実をつけているのが小紫...と、対象に近づいてじっくりと観察をすることで、相違点に気づいたり新しい発見を得られたり☺️ 四季折々の花や木々に触れる日々は、感動と喜びに満ちています🌳✨🎶 ＿別名は、「小紫式部」、「小式部」。 花言葉は、「知性」、「聡明」...他。

陽を浴びた「ピラカンサ」が豊かに実り、美しく耀いていました🍒✨ 真っ赤な実の成る時期🥰 自然界の宝石を至る所で楽しめる季節ですね💕︎💍💎✨✨ 花名の由来は、棘のある枝に真っ赤な赤い実を沢山付ける姿から、ギリシャ語のピル（=炎）とアカンサ（=刺）の意味からイメージされたのだとか🔥 ピラカンサの実はヒヨドリの大好物🐦❣️ 他にもムクドリやツグミ、オナガなど野鳥達に人気の実ですが、鳥達は11月のピラカンサを決して食べないそうですね。 というのも、実には青酸系の毒（青酸配糖体）が含まれており、野鳥たちはその毒が、実がより熟す真冬の1-2月頃には完全に消えて無くなり、美味しくなることを本能的に知っているからだそうです👀✨ 厳しい自然と対峙しながら生きる野鳥達の、なんと賢く逞しいことでしょう‼️ ＿和名は、「常磐山査子」。 花言葉は、「美しさはあなたの魅力」...他。

11月だというのに、日中は初夏のような暑さを実感した連休初日＿☀️🎌✨ 今月のお料理picを😘❣️ 生でも加熱してお菓子にしても美味しい、追熟した旬の「ラ・フランス」をたっぷり使って、久しぶりに季節のタルトを生地から仕込んで、アーモンドクリームをたっぷり敷き詰めて焼き上げました✨🍐😋🍐✨ 今夜一晩冷蔵庫で寝かせて味を落ち着かせてから、大好きなマリアージュ・フレールの紅茶と共に、明日のティータイムに家族でゆっくり頂きましょう💞👨‍👩‍👦🍰🍽 ラ・フランスは、その名の通りフランス原産のバラ科ナシ属の西洋梨の一種。
日本への渡来は明治期で、生食用として本格的な栽培が始まったのは昭和末期頃だそうですね🇫🇷→🇯🇵 国内の栽培は主に、山形県が主流。 旬は10月中旬頃から12月頃迄で、11月はまさに、出荷の最盛期💫 お歳暮シーズンの年末まで、ラ・フランスの生産者様は休みなく働いて、文字通り、猫の手も借りたい程の繁忙期を迎えていらっしゃることでしょう🐾👨‍🌾💞😸🐾 ＿ラ・フランスの花言葉は、「癒し」、「不滅の愛」...他。

鮮やかな赤と黄色のマーブル模様の花弁が特徴的な薔薇・「万華鏡」で、おはようございます😊☀️ 万華鏡が放つ明るいオーラと同様に、今朝の東京は素晴らしい秋晴れの晴天に恵まれました❤️💛✨🌹✨❤️💛 耐寒性に優れた薔薇なので、戸外での冬越しが可能。 上手に冬越しすると翌年にも見事に開花してくれるのだと、母が教えてくれました❣️ ... 玩具の’万華鏡’は、クルクルと回しながら覗く度に、実に様々な彩り豊かな造形美を見せてくれます🎶 中に入っているパーツは同じモノなのに、その瞬間にしか出逢えない、美しくて、時にハッとするような表情を魅せてくれます。 万華鏡の持つ面白さや変化の妙、精神に与える影響、神秘性、奥行きのある魅力...等は、多面的で魅力溢れる人間の心とも、よく似ているように感じます🕊✨🌈✨ ＿花言葉は一般公募より決まった珍しいタイプで、大正時代を代表する私も好きな童謡詩人・金子みすゞさんの『わたしと小鳥とすずと』より＿「みんなちがってみんないい」💞

奉祝 明治神宮秋の大祭” で出逢えた数々の素晴らしい菊花作品群のうち、最も私の心を捉えたのは、「国華冬化粧」と名付けらた中心部から神々しい光を放つ純白の大輪菊でした✨🤍🤍🤍✨ 昨年に引き続き、今期も神宮菊花展を満喫できて嬉しかったです😊💖 奈良時代に中国大陸より伝わった菊花🌼✨ 蘭、竹、梅と並ぶ「四君子」の一つで、十六葉八重表菊が皇室の御紋として定着していることは今更言うまでもないことですが、私の好きな『源氏物語』の《匂宮・宿木の巻》の文中にも以下のように菊花が登場します。 ……老を忘るゝ菊に、おとろへ行藤袴、物げなきわれもかうなどは、いとすさまじき霜枯れのころをひまでおぼし捨てず。 ＿光源氏の出家と死を暗示し、以後、薫君と匂宮の物語へと展開してゆくこの巻では、「老いを忘れる”菊”と、衰えゆく”藤袴”」という二種類の花を対比的に用いることによって、霜枯れの時期まで愛し続ける想いを切なくも美しい詩的な表現にしているのですね。改めて、季節の花々に心を寄せて生きる風雅な感性に魅了されます👘🇯🇵✨ 菊の花は、色別に花言葉も多種多様。 白い菊の花言葉は、「慕う」、「誠実な心」…他。

開花段階や咲く季節により、濃紫から赤紫→紫→灰紫色…へと七変化してゆく不思議な房咲きの薔薇・「リナルド」🌹🌈✨ 花名は、ヘンデルの同名オペラ・アリア『私を泣かせてください（涙の流れるままに）Lascia ch’io pianga』で登場する英雄騎士の名前から名付けられました👑🦄🎶 https://youtu.be/iPx_LydhlkY?si=JxUOa1PY0cSHkcK6 先日投稿した薔薇「コフレ」同様に、岐阜の河本バラ園・河本純子氏製💜 ”女性の育種家”という職業が日本ではまだ珍しいことを踏まえると、尊い存在ですね🥹🙏⭐️ ＿花言葉は、「誇り」、「尊敬」…他。 1999年に「男女共同参画社会基本法」が制定されてから20年以上経ちますが、今も尚男女の割合が大きく偏った職業が多くあるのが、日本の現実です🇯🇵💦 職業における”ジェンダーギャップ”の課題を乗り越えてゆく為には、私達一人ひとりの無意識の思い込み（アンコンシャス・バイアス）を自覚し、マインドセットを変えてゆく意識改革から始めなければならないのでしょう🌎

大好きな松岡美術館の帰り🎶 ハンギングテラリウムや観葉植物好きに人気の近所の穴場カフェで、色鮮やかな小さな花のコントラストが可愛らしい多肉植物、棘無花麒麟(トゲナシハナキリン)と出逢えました❤️🪴❤️ マダガスカル島が原産で乾燥に強く、暖かい場所であれば一年中鮮やかな花を楽しめることから、インテリアとしての鉢植えも近年人気のようですね😊🌱✨ 真夏の直射日光にも全く負けないずば抜けた耐暑性の強さは、温暖化の進む現代の暮らしに適応した植物の一種と言えるでしょう🌎✨ 花弁がたったの2枚で、上下に少し重なり合うようにして付く特徴的な花姿が、キスをおねだりしている時の唇の形のように見えることから、恋愛にまつわる花言葉が付けられたのだとか😘💋✨ 花言葉は、「早くキスして」、「純愛」…他。

《庭に植えておくと雷が落ちない》…という、古来からの言い伝えのある避雷針とされた「木大角豆(キササゲ)」の実が、三溪園・聴秋閣手前の小川の脇に沢山ぶら下がり、茶色く色づいているのをお見かけしました🫘🫘✨ 元々は中国原産の木で、名の由来は、若い実が弓なりにそり返る様子がささげ（捧）持つ形に似ていることから、「木ささげ」になったのだとか🌳✨ 『神農本草書』という薬草の知識が集録されている中国最古の薬物書に記載されている”梓白皮”が、まさにこのキササゲの樹皮であることも、今回学びました🔎📖✨ …それにしても、長～～～い実ですね😆‼️ 薬効は、利尿、腎炎、解熱。 生薬名は、梓実（しじつ）。 花言葉は、「夢心地」＿。

早いもので、10月も最終日に＿🍂✨ ハロウィンに因んで、実家のお庭シリーズより、明るく深みのあるオレンジ色寄りの黄色い薔薇・「グラハム・トーマス」を🧡🎃💛 イギリス人の育種家・David Austin氏が、オールドローズとモダンローズを交配して作り出した比較的新しい系統の薔薇。 カップ咲きの四季咲きで花期が非常に長く、花持ちも良く、強いティーローズの香りが特徴の人気の高いブリティッシュ・ローズです💞🥰🌹✨ 2000年には、香りの良い薔薇に贈られる英国王立バラ協会「ヘンリー・エドランド・メダル」を受賞。 同時に、薔薇愛好家にもっとも喜びを与えた薔薇に与えられる「ジェームズ・メイソン賞」も受賞し、41カ国加盟のバラ協会が投票で決める「バラの殿堂入り」を果たしました。🏅🏅🏅✨ 2001年にイギリスのハンプシャー州・ラムジーにある「モティスフォント・アビー」のローズガーデンを訪れた際には、このグラハム・トーマスが至る所に植栽されており、来訪者を優しく明るい笑顔ですっぽり包み込んで、地上の楽園のような雰囲気を創り出していました🇬🇧🌹✨ ＿花言葉は、「友情」、「あなたに恋をしています」…他。

本日の打ち合わせの帰路途中＿🗼✨ いつも通る芝公園のタワーを臨む薔薇のアーチに、艶やかなローズピンクの薔薇・「ベビー・キャロル」が、澄み渡るように青い秋晴れに映えて美しく咲いていました✨🌹🥰🌹✨ ＿花言葉は、「愛の誓い」、「可愛い人」…他。 クライアント様との雑談の中で、最近読んだ本の話題から哲学者・三木清氏の名著『人生論ノート』の中で書かれていた 、「時には人々の期待に全く反して行動する勇気をもたなければならぬ」＿の意味について、互いの意見交換に大変盛り上がりました💞📖✨
 他者の期待に応えなければならないと思うと、本当にやりたいことができなくなる。 自分以外の何者かが自分に期待している人生を生きれば、確かに大きな破綻をすることはないのかもしれないが、それと引き換えに、かけがえの無い、価値あるたった一度きりの”自分の人生” を真の意味で生きることができなくなってしまうことになりかねません。 人生のターニングポイントで取り返しのつかない後悔や虚無感に襲われてしまわない為にも、誰もが自分の人生を自分自身の意思の力でデザインし、自己責任で伸び伸びと主体的に生きる権利に目醒め、”自分の人生” を悔いなく生きて良いのだと思います。🤗🌈✨

実家のお庭に母が大切に育てているのは、淡いグリーンの外弁に包まれて、中心は上品な藤色の花弁がびっしりと重なり合うように咲く薔薇・「コフレ」です🌹✨ 半世紀以上に亘り、御夫妻で薔薇の育種やオリジナルの品種作りも尽力なさっている、岐阜・河本バラ園製のもの💜✨ http://www.kawamotorosegarden.com/ アンティークな雰囲気と繊細な造形が魅力のロゼット咲きの薔薇で、コフレを上手にアーチに誘引されている邸宅のアプローチをたまに拝見したりします︎が、花瓶に数本飾るだけでも、空間に優美な雰囲気がもたらされ、とても優雅でロマンチックな気分を味わうことが出来る大好きな薔薇のひとつです🥰❣️ 花名は、フランス語で ”宝石を入れる小箱”を意味するCoffret（コフレ）から🇫🇷🎁✨ ＿花言葉は、「気品」、「高貴」。

＿箱根湿性花園探訪シリーズより⛰ 山地のひんやりと湿った岩壁などに生える、涼しげで趣のある「岩沙参(イワシャジン)」とも出逢えました💜✨ 釣鐘形の可憐な花姿を多数垂れ下げているのが特徴的で、秋の高原地等で良くお見かけする他、愛らしく繊細な雰囲気があることから、床の間を優しい雰囲気に飾る茶花としても昔から愛されている日本産の秋の山野草の一つですね☺️🇯🇵 岩沙参の変種には、鳳凰三山の特産品で葉姿が美しい「鳳凰沙参」や、萼片が線形の「姫沙参」、北海道の高山地帯等に分布する「白山沙参」…等、色々と仲間があるのだとか🍀 どれもまだ出逢えていないので、いつかお目にかかれると嬉しいな💕 別名は、「岩釣鐘草」。 花言葉は、「感謝」、「誠実」…他。

先日の箱根湿性花園の散策では、風に揺れる繊細な花姿が印象的だった「人字草(ジンジソウ)」の盆栽仕立てにも出逢えました‪🌱‬‪‬✨ 日本の固有種ですが、今では各地に於いてレッドリスト（準絶滅危惧種）に指定されており、天然に自生しているものは採取不可とされている植物だそうですね🇯🇵 真っ白な五花弁のうち、下部の二枚だけが長く伸びた形状が漢字の「人」の字に似ていることから、その和名が名付けられた人字草。 実は、先月末の栗駒山登山時に一枚岩の折り重なる沢登りの際に、湿った岩場の割れ目にひっそりと咲く数本の人字草を発見したのですが、集中力と緊張を要する難所でひとり呑気に植物を撮影する訳にもいかず、また団体行動である以上後続者の足止めとなってはならないと速やかに判断し、泣く泣くカメラに収めるのを諦め、濁流の道を慎重に進んだのでした🥲💔 だからこの日、思いがけず人字草と嬉しい再会を果たすことが出来て、まるで探し求めていたものに偶然出逢えた時のようなピュアな気持ちになり、心躍りました☺️💖 花言葉は、「秘めた恋」他＿。

丸みを帯びたコロンとした均整の取れた花姿に、ピンクと淡いオレンジイエローの絞りが入るロゼット咲きのフランスの薔薇・「デルバール」が、独特の華やかさと可愛らしさいっぱいに咲いていました🇫🇷🌹✨ 上品な薫りをベースに、ほんのりとスパイシーさやフルーティーさの混じる甘くて優雅な花香も魅力です✨ʚ🎀ɞ✨ デルバール以外で、香り豊かな代表的なフレンチローズの品種と言って直ぐに頭に浮かぶのは、メイアン、ギヨー、ゴジャール、シャンテ・ロゼ・ミサト、ナエマ、サンテグジュペリ…あたりでしょうか🥰❓ 幾つになっても”ときめく気持ち”の大切さを思い起こさせてくれる、魅惑的な薔薇です💖 ＿花言葉は、「愛」、「美」…他。

”しなやかな女性の指先” に例えられ、その名が付けられた高級品種の葡萄・「ゴールドフィンガー」が、月替わりのエントランスを飾る巨大盆栽に美味しそうに実っていました✨🍇🍇✨ 巨峰等に較べると、皮はやや剥きにくいのが難点ですが、実は弾ける程にジューシー。 薄皮ごと食べるシャインマスカット等と同様に糖度が高く、酸味が少なくて甘みが強いのが特徴で、スーパー等の一般の市場にはなかなか出回らない為、幻の葡萄と評されたりもする希少種です💎✨ ＿味覚の秋❣️ 美味しそうな実のなる木は、飾っているだけでは勿体無～い‼️と感じてしまうのは、食いしん坊の私だけでは無いでしょう😋🎶 花言葉は、「好意」、「陶酔」…他。

ハート型の葉が特徴の「日向水木（ヒュウガミズキ）」が美しく色づき始めていました❣️ 自然の創り出す色彩の美しさに毎年ハッとさせられる秋が、とても大好きです✨🍁☺️🍁✨ 春には、淡い黄色の花が俯くような可愛らしい姿で沢山開花していた日向水木＿。 花後にゆっくりと芽吹き、初夏は爽やかな青葉で目を楽しませてくれて、秋は鮮やかなグラデーションに紅葉し、魅了してくれています✨🍃🍂✨ 先日のニュースで、異常気象を最前線で研究なさっていらっしゃる三重大学の教授・立花義裕先生が、北極の温暖化など年々世界各地で観られる異常気象による現象が ”ニューノーマル化” していることを指摘し、「…日本の四季のリズムである春夏秋冬もいずれ無くなり、”二季”になっていくでしょう……」と、語っておられました🌎💦 https://news.yahoo.co.jp/articles/8a99ca7fdd0576a717923411fffc8e13e179ebff そんな豊かな変容を愛でることの出来た四季のある恵まれた日本に暮らせているのも、そう遠くない未来にはノーマルでは無くなるのだと想うと、より一層有難く感じられます。 その季節、その瞬間にしか味わえない美を見過ごさずに、愛でながら暮らしてゆきたいと改めて感じます✨✨ ＿花言葉は、「思い遣り」、「信頼」…他。

空気の冴える秋＿。 何処からともなく独特の馨しい甘い薫りが、爽やかな秋風に運ばれて参ります🍃 近所のお庭や公園、街路樹、瀟洒な住宅が建ち並ぶ住宅街の塀伝いにも…一斉に咲き出したオレンジ色の「金木犀（キンモクセイ）」が今は盛りと満開で、その優美な芳香で辺りを包み込んでいました😊🍊✨ 金木犀は、日本の庭木としても人気の常緑小高木。 春の沈丁花、夏の梔子、冬の蝋梅を加えた「四大香木」としても有名ですね🇨🇳🌳✨ 原産地は、中国南部(広東省、広西チワン族自治区、雲南省等)。 別名は、「丹桂｣や｢金桂｣。 白ワインに金木犀の花を三年間漬けこんで発酵させた桂花陳酒は、かの楊貴妃も愛した、三千年以上も歴史を有する中国のお酒としても有名ですが、アルコールがあまり強くない私は、乾燥させた金木犀の花弁を高山烏龍茶等にブレンドして頂く桂花烏龍茶も好きです💛🥃✨ ＿花言葉は、「陶酔」、「真実の愛」…他。

色味を抑えた淡くシックなブラウンベージュのアンティークカラーと上質な絹の布肌のような繊細な花弁の重なりがモダンで美しい、薔薇・「シャルロット・ペリアン」でおはようございます🌹✨🇫🇷 その名の通り、20世紀に活躍されたル・コルビュジエやジャン・プルーヴェと協働しながら、機能的で美しい家具を沢山世に送り出してきたフランスを代表する女性建築家でありデザイナーだった、シャルロット・ペリアン（Charlotte Perrian 1903-1999）に捧げられた和薔薇で、薔薇作家・國枝啓司さんが〈Rose Farm KEIJI〉で作ったオリジナル品種です🥰🇯🇵 國枝さんと言えば、今上天皇と雅子皇后のご成婚時に、雅子皇后自ら選んだ「プリンセスマサコ」を献上されたことでも話題になりましたね💕︎ https://www.wabararose.com/ その國枝氏に薔薇を作出させる程のインスピレーションやパッションを与えたシャルロット・ペリアン氏＿。 彼女は、ドイツ軍がフランスへ侵略した1940年に、長い船旅で初めて来日。 日本の民藝運動を主導してきた柳宗理や河井寛次郎らとも交流を深め、日本の建築工芸界に大きな足跡を残しました。 また、柳宗悦との出会いから、”フォルムは視覚と触覚に訴えかける”…という名言を残し、バウハウスが提唱する「機能美」から生まれるフォルムに賛同しつつも、日本の民藝との出会いを経て、それを超えたところに「人とフォルムの関係」があると悟った点が、彼女の鋭い感受性と聡明さを物語っているように感じました🌈✨ 彼女の軌跡に関する記事はこちらでもお楽しみ頂けます🪑✨ https://wv-eel.com/?mode=f45 ……薔薇は時として、作出者の薔薇に込められた熱い想いや、その背景となる豊かなストーリーとも出逢えることがありますね💞

久しぶりに季節の常備菜のお料理picを🌼 色を愛でる季節ですね💕︎ 菊花が出回る時期になると、紫に黄色…と繰り返し買い足すほど作り続ける菊花の甘酢漬🇯🇵😋❣️ 小松菜やほうれん草等の青菜のお浸しと和えたり、酢味噌和えや菊花ご飯、蕪の麹漬けや蓮根サラダと合わせてみたり…と、幾らでも応用が可能🥢✨ 年によって、普段使う千鳥酢をりんご酢や黒酢に変えてみたり、きび砂糖を黒糖や国産蜂蜜に置き換えてみたりと、素材や配合を僅かに変化させるだけで味わいも繊細に変化し、新たな食のインスピレーションが湧いてくるからホントに楽しい🎶😋🍯 おまけに、食用の紫菊には、アントシアニンや葉酸、ビタミンB1、B2、E、K、葉酸菊花栄養豊富の他、最近目にする脂肪の蓄積を抑えて糖の吸収を穏やかにすると言われる「クロロゲン酸」も含まれているとのことですから、栄養豊富でアンチエイジングにも適した身近な薬膳食材と言えるでしょう💞 ……そろそろ、毎秋恒例の明治神宮・秋の大祭奉祝 菊花展の開催も気になる季節となって参りました✨🌼🥰🌼✨

ツンツンと硬く尖った葉の塊の中心部から、ニョキッと伸びる茎の先にバナナの房を立たせたような鐘状の白い花を付けていたのは、久しぶりに出逢えた「君が代蘭(キミガヨラン)」でした🪴✨ 元々は北米原産の植物で、”ユッカガ”という独特の蛾によって花粉が媒介し受粉される為、日本では開花しても結実しないようで、代わりに挿し木や株分けで増やすようですね🇺🇸✨ これまで、度々この葉を観たことがありましたが、株が熟し、房状の見事な花をこのように沢山開花しているのをタイミングよく観ることが出来たのは今回が初めてで、嬉しかったです😊❣️ 花は白の他、黄色や紅色の花を咲かせるものもあり、柔らかい細葉タイプや斑入りの幅広まで、実に50種類以上もの品種があるとか。風水学では、金運や魔除け、邪気祓い効果…等の意味があることと比較的育て易いことから、近年人気の観葉植物のようです✨🤍💛❤️✨ 花言葉は、「恵まれた人」、「颯爽」…他。 別名は、「千手蘭」、「ユッカ」…他。

細枝に淡いピンクの花弁が特徴の薔薇・「ラ・フランス」が、長い夢から目覚めるように、優しく微笑みながら開花し始めていました🌹✨ ラ・フランスと言えば、大輪一輪咲きのハイブリッド・ティー(HT)種として、最初に作出された歴史上価値の高いフランスの薔薇としても有名です🇫🇷✨ この品種により、切り花の大半を占めるハイブリッドティーローズが確立され、ラ・フランスの1867年以前に育成された薔薇をオールドローズ、以降の薔薇をモダンローズと呼ばれるようになりました💕︎ 過日、友人と訪れた旧古河庭園＿。 全体的にまだ三分咲きで、やはりピークは都心の紅葉同様に11月が見頃でしょうか🥰 ＿花言葉は、「癒し」、「感銘」…他。

朝露を浴びて花開くアメリカの薔薇・「オクラホマ」が、艶やかなオーラを放ちながら、ゆっくりと綻び始めていました🌹✨ 「パパ・メイアン」、「ミスター・リンカーン」と並ぶ、黒赤系統の薔薇名花3兄弟に数えられていることでも有名ですね🇺🇸 HT系の四季咲きで、ベルベットタッチの花弁、濃い色彩、強い芳香共に、いかにもアメリカらしい自己主張強めな薔薇です😆❣️ 花言葉は、「決して滅びることの無い愛」。

ひらひらと、柔らかな淡いピンクの花弁が特徴のイギリスの薔薇・「ルセッタ」が、心地好い秋風と光の中で、ふんわりと咲いていました☺️🌹✨ 花名は、恋愛や友情の裏切りや葛藤をテーマにしたW.シェイクスピアの初期の喜劇作品、『ヴェローナの二紳士』に登場する二紳士の一人、プローテュースの恋人であるヒロイン・ジュリアの侍女のルセッタ（ルチェッタ）が由来🇬🇧✨ 日本でも、蜷川幸雄氏演出によるミュージカルが公演されましたね👗🎩✨ イギリス留学時代、美しいキューガーデンにも咲いていた想い出深い薔薇です🎶