ムラサキ(紫) ムラサキ科　同属 白い花なのにムラサキとは、これいかに❓ 根が紫色なんです❗️ 植栽されているものですが、初めて見るお花です 丘陵地の草地などに生える 北海道から九州まで分布 花期は6〜8月(ここでは10月も咲いています) 1️⃣葉の付け根にある苞葉の間に、直径5mmほどの白い小さな花が咲く 花冠は5裂し平に開くのですが、この日は曇りで閉じ気味でした 下部は筒状 花は茎頂で咲きます 2️⃣果実 灰白色をした、３ミリの卵形で、熟すと4つに分かれる 3️⃣葉は互い違いに生じる(互生) 茎は株立ち状に直立する 葉や茎に荒い毛がある 太い根が紫の為、古代より染料とされた 💜紫根染💜 紫の根(紫根)から染料を取り、衣料等を紫色に染める事 紫根で染めた紫色は、古代の律令国家の最高位の色であり、貴族の憧れの色であったようです 紫草のにほへる妹を憎くあらば 人妻ゆえにわれ恋ひめやも 　　　　　　　　　　大海人皇子

綿(ワタ) アオイ科　ワタ属の植物、又はその種子を包む繊維 花はオクラの花によく似ています 白い色やピンク色もあるようです 果実が弾けると花の形になった綿の塊が出てくる(コットンボール) 綿花はその花のような綿のことを指します 英名はコットンフラワー 次第に綿の形にほぐれてきます 綿糸の材料 花と果実は下向きに咲きます 原産地は、熱帯、亜熱帯地方で、草木の部類に入る一年草 高さは60〜150cmで、花期と鑑賞期は7〜11月 真綿は蚕の繭からとる繊維で、絹の原材料となる 植物性の木綿(モメン)とは異なる 綿(メン)もワタと同じ意味だが、元々は絹の真綿と区別する為に木綿(モメン)と呼ばれていたが、次第にメンと呼ばれるようになった 綿(メン)は天然繊維で、吸湿性があって、肌触りも良いので、自分は化学繊維よりこちらの方が好きです❤️ シャツやTシャツ👕はこちらです❣️

フジバカマ(藤袴) キク科　ヒヨドリバナ属 別名　アララギ、香草(コウソウ)、欄草(ランソウ) 川沿いの湿った草地や、まばらな林に見られる ここでは湖南側の花壇に植栽されて居ます 花期は8〜9月(残り花は10月) 秋の七草として、万葉の時代から人々に親しまれてきた花である アサギマダラはこの花を好む蝶で、最高で2500km飛んだ事があるようです まだ来て居ないので楽しみです 1️⃣2️⃣3️⃣茎の先端に直径5mmくらいの小さな花を、長さ10cmくらいの房状の花を多数咲かせる 原産地は東アジア(中国〜朝鮮半島、関東以西の本州〜九州) 現在の日本では自生地が少なくなった為、絶滅危惧種となっている 万葉の時代には、源氏物語でフジバカマを蘭(ラニ)と詠んでいる 中国ではランと呼んでいたが、熱帯のシンビジウム属の種の花を指すようになった為、中国では蘭草と呼ばれるようになった 3️⃣4️⃣花序はふつう、５個の先が5裂した筒状花が多数集まっており、大きく2裂した雌蕊が突き出ている 雌蕊が出てくる時に、雌蕊の基部の雄蕊(茶色に見えるところ)と受粉する仕組み 雌蕊が枯れると、筒状花は空っぽになり、星のような形に見える 5️⃣葉　3裂した葉を探しましたが、ほぼ全裂で、浅い3裂もわずかでした 💖名前の由来は、花が藤色で個々の花が袴(今で言うズボンのすその部分)似て居ていると言う説が有力です 💖葉や茎を乾燥させると、桜餅の香りがすると言われています (桜の葉と同じ成分のクマリン)

日本古来より万葉の植物として親しまれているミセバヤ

今日のお花💜ナンバンギセル💜 南蛮煙管　かつては南蛮人(ポルトガル人、スペイン人)が使っていたキセルに似ている事 ハマウツボ科　ナンバンギセル属 古くは万葉集にも登場する寄生植物　 ススキの根元で、下を向いているので、物思いにふける人のように見えるこの草を「思い草」と詠んでいる 原産地　東南アジア〜東アジア、南アジアの亜熱帯から温帯 ススキの根元をかき分けると寄生していました 高さは10cm前後 花期8〜10月 他に寄生するものとして、イネ科の植物、ミョウガ、ギボウシシ、ユッカ、サトウキビ 探してみたくなります 光合成をせずに葉緑素を待たないので、植物の根から栄養をもらいます 葉がなく、地中で寄生する植物の根に自分の根を絡ませて栄養をもらいます 過去picより(2024.10月)

山野の小さなお花 1️⃣オニドコロ(鬼野老) ヤマノイモ科　同属 別名　トコロ(野老) 北海道から九州の山野に生える 雌雄異株でこちらは雌株で花の下に果実があるので雌花 雌花序は下に垂れ下がり、雄花序は葉腋から直立する 雌花の大きさは約５mmで、３裂した雌蕊と、周りに退化した雄蕊がある 子房が膨らんできている 名前の由来　地下茎の髭根を老人の髭にたとえ、海の老人である海老🦐、野の老人を野老(ところ)、大きな葉を持つので、鬼をつけたという説 2️⃣果実　上向きにつき、３個の翼がある ヤマノイモのさく果と似ている 3️⃣葉　ハート型💚 4️⃣ヒメキンミズヒキ(姫金水引) バラ科　キンミズヒキ属 花の大きさ約５mm、雄蕊の数5〜８本 似ているキンミズヒキは、花の大きさ5〜８mm、雄蕊の数は10〜１３本なので、見分ける時のヒントになります 花びらの幅がキンミズヒキより細く、まばらなつき方の様な気がします 8/9

8月始まりの朝は、小さな花ながら群集してキラキラと明るく咲く、「女郎花（オミナエシ）」でおはようございます✨💛💛💛✨ 同じ30℃台でも、35℃を下回るだけでも随分と涼しく、楽に感じます🍃☺️🍃 "オミナエシ"は、東アジア一帯に広く分布するスイカズラ科の多年草。 撫子や萩等と同じく「秋の七草」の仲間で、『万葉集』や『源氏物語』にも沢山登場し、日本人には馴染み深い植物ですね🇯🇵💞👘 オミナエシ科の植物の根を乾燥させたものは、"敗醤（はいしょう）"という漢方で用いられる生薬の一つのようで、特定の細菌（主に黄色ブドウ球菌）に対する抗菌・消炎作用がある他、体内の熱を取り除いて解毒作用をもたらしたり、腫れ物を消して膿を排出する作用等もある、薬用植物だということが今回新たに分かりました💊🌱🌏 ー花言葉は、「美人」、「儚い恋」…他。

今日のお花💓ネジバナ💓 捩花　ラン科　ネジバナ属 日当たりの良い、やや湿った草地に生える自生の野草 野生のランとも言われ、小さいながらも花の構造はラン科の花だけあってとても美しいです 別名　モジズリ(綟摺)、ネジリバナ、モジズリソウ モジズリの名前はねじり乱れた模様の絹織物に由来 1️⃣2️⃣色の濃いもの 下から茎の左側から右斜め上に巻いている左巻き 3️⃣捻れていないものと、下の茎の右から左斜め上に巻いている右巻き 4️⃣白っぽい花で、右巻き 白花なのかな？少しピンク色が入っている 古くはもぢずりの名で百人一首でも詠まれた 「陸奥の　しのぶもぢずり　誰(たれ)ゆえに 乱れ染めにし　われならなくに」 意味　陸奥で織られる「しのぶもぢずり」の摺(す)り衣のように、乱れる私の心、いったい、誰のせいでしょうか。 私のせいではないのに、あなたのせいですよ というように、ネジバナのねじりを乱れた心と重ねています このような事から花言葉は「思慕」 万葉の時代からある奥の深い花ですね 過去写真より ただ今北海道、太平洋沿岸に津波🌊注意報⚠️8：37 自分の地域も1mです 皆様お気をつけ下さい

今日のお花🥀オキナグサ🥀 翁草　キンポウゲ科　オキナグサ属 本州、四国、九州の日当たりの良い原野に生える 花期は4〜5月 花弁に見えるのは萼で６枚、暗赤紫色で、最初は下向きに咲き、後に上向きになる 茎、葉、花(萼)の裏側は白い毛に覆われる(2025.4/4) 花後の果実は細い白い毛からふわふわの綿毛になり、老人の白髪のようになるのが、名前の由来(2025.4/21) 5️⃣クレマチスの花と綿毛 同じキンポウゲ科であるので、花後の綿毛が似ています こちらベージュでオキナ(翁)というよりオウナ(媼)という感じかな？

アミガサユリ(編笠百合) ユリ科　バイモ属 原産地は中国で、観賞用に栽培される事が多い 名前の由来　 釣鐘状の花の形を虚無僧が被る深編笠に例えたもので、花弁の内側に紫色の網目模様が付いている、この紋様も例えている 別名　テンガユリ(天蓋百合) 　　　バイモ(貝母) 高さ30〜60cm、半蔓性多年草球根植物 花色は薄黄緑色で、花径は3〜4cm 花期　3〜4月 地下にアルカロイドを含む白い鱗茎を持ち、古くから薬用植物として利用 この鱗片が向かい合っているので、二枚貝に例えたという この漢方を貝母(バイモ)と呼んだ ☆万葉集☆ 時々の　花は咲けども　何すれぞ 母とふ花の　咲き出来ずむ 訳　季節ごとに花は咲くのに、どうして「母」という花は咲かないのだろう 防人が母を偲んで歌ったもの 貝母とかけているのでしょうか？

ツバキ(椿) 1️⃣オトメツバキ(乙女椿) 2️⃣ベニオトメツバキ(紅乙女椿) 3️⃣4️⃣5️⃣不明 芸術作品の様な椿が綺麗です 主に山の方に咲いています 山の桜も少しずつ咲き始めましたが、その前に長く咲いてくれている色んな椿を愛でたいと思います 桜の花🌸は全体の姿を眺め、椿🌺は一輪ずつの花の重みを感じます 日本古来のそれぞれの花の素晴らしさがあります

ヤマアイ(山藍) トウダイグサ科　ヤマアイ属 ヤマアイの穂状の蕾から雄花が咲いてきました 雌雄異株で雄株しか見当たりません 花期は3〜6月 万葉集の時代から染め物に用いられた最も古い染料植物の一つ ただし、青色にはならず緑色になる 昔の人は緑を青と呼んだので藍と名付けたのかもしれない 葉も少し青みがあります 藍が畑で栽培され、山で自生する本種を山藍と呼ぶ

湖周りウォッチング👀 1️⃣2️⃣三頭咲の椿 普通の椿の木に花が3個くっ付いて一つになった花がありました これは突然変異なのかよく分かりませんが、珍しいなあと思いました サザンカでは三頭咲の品種があるようです 3️⃣4️⃣ボケ(木瓜) バラ科　ボケ属 去年はもっと桃色をしていたのに、今年は色が薄くなって優しい色合いです 5️⃣ヒドリガモとオオバン 湖岸の原っぱで仲良くお食事 草や種子、海藻が好物ですが、原っぱに居ることが多い オオバンはくちばしと額が白く繋がっているように見えて鍵穴みたいに見えます いっけん、不気味に見えますが可愛い鳥ですよ 顔なしみたいです もうすぐいなくなるのかな？

湖周りのウォッチング👀 1️⃣ヤマアイ(山藍) キンポウゲ科　ヤマアイ属 林内で雄花序の蕾を見つけました 球状の萼は三裂すると中から雄花が出てきます 去年からこの場所を発見 花が咲く頃又パチリしたいと思います 2️⃣樹木の芽吹き トサミズキ　シロダモ タブノキ　ハクモクレン　ハマビワ(浜名湖) 3️⃣ヒメウズ(姫烏頭)の蕾 キンポウゲ科　ヒメウズ属 花の大きさ4〜5mm 4️⃣クズ(葛)の冬芽と葉痕　毛深い木 5️⃣飛び立ったアオサギさん 抜き足、差し足、忍び足から逃げられたが、かえって良かった結果

植物園のお花🌸 1️⃣ハナシュクシャ(ホワイトジンジャー) 百合のような甘い香りがします 2️⃣マム(洋菊) 3️⃣ノカンゾウ(野萱草) 花期は7〜8月ですが、まだ咲いています 4️⃣ニホンハッカ(日本薄荷) 萼筒の裂片が鋭く尖っている 洋種薄荷の萼筒の裂片は三角形で見分けるポイント 5️⃣サルビアレウカンサ(アメジストセージ) 花穂が一斉に水面に長くせり出している姿が美しく、遠くから見ても存在感のある花です ベルベットのような質感のお花に見えるものは実は萼で、花は萼から飛び出して咲きます ここではよく見えませんが、他の場所で白い花が咲いているものがありました

万葉植物 1️⃣2️⃣3️⃣4️⃣フジバカマ(藤袴) キク科　ヒヨドリバナ属 白いフジバカマの花 ヒヨドリバナとよく似ています 新元号の「令和」は、万葉集にある「初春の令月にして　気淑(よ)く風和ぎ　梅は鏡前の粉を被(ひら)き　蘭ははい後の香を薫す」という文章に基づいて制定されました 万葉集に登場する蘭(あららぎ)はフジバカマだと考えられています 蘭とはフジバカマや東洋蘭のように香りの良い植物を刺す総称 5️⃣ケイトウ(鶏頭) ヒユ科　ケイトウ属 古語　からあい(漢藍) 中国を経由してトライした植物で、万葉の時代には染め物の材料に使われた 漢の国から来た染料になる植物と言われ、漢藍(からあい)と呼ばれた

ハギ(萩)の花　いろいろ 1️⃣ヤマハギ(山萩) 2️⃣ヌスビトハギ(盗人萩) 3️⃣アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩) 4️⃣ハギ.エドシボリ(萩.江戸絞り) 5️⃣イヌハギ(犬萩) まだまだ夏のような気温が続いていますが、お花は正直で秋に向かって色んな萩の花が咲いてきました🎶 いつになったら秋らしくなってくるのでしょうか？ いきなり冬が訪れるのかな？🍂🍁

万葉植物 1️⃣2️⃣ツリガネニンジン(釣鐘人参) 別名　トトキ　ツリガネソウ 3️⃣シロバナツリガネニンジン(白花釣鐘人参) 4️⃣5️⃣ヤブラン(薮蘭) 万葉集の言葉　やますげ(山菅) ぬばたまの　黒髪山の山菅に　小雨降りしき　しくしく思ほゆ 　　　　　　　　　柿本人麻呂 訳　黒髪山のやますげに小雨が絶え間なく降るように、ずっーとあの人ことを思って居ます 薮蘭にずっと降り続く雨と自分の気持ちを重ねている情景が浮かび上がります 先に投稿したぬばたまの枕詞も出て来て、イメージも膨らみます

ヌバタマ(射干玉)(野干玉)(烏珠)(烏玉) アヤメ科　同属 ヒオウギの実が沢山出来ていました。 その中にとても風情のある美しい種子ができているものがありました ぬばたまとは黒くて光沢のあるヒオウギ(檜扇)の種子の事である 黒い事から、万葉集では髪の枕詞として用いられた その他に、「黒」「夜」「夢」などの言葉にもかかります

オケラ(朮)(をけら)(うけら) キク科　オケラ属 花期は9〜10月で、本州から九州の 日当たりの良い山地に生える 雌雄異株　雌花と両性花がある 春の若芽は天ぷらなどの食用になる。 梅雨の時期、オケラの乾燥した根を室内で焚いて、いぶし湿気やカビ防止に用いた🟰おけら燒くと言う をけら詣り 京都八坂神社 大晦日から元旦に社前でオケラの根を入れてかがり火を焚く 参詣人はその日を縄に移して消えないように振りながら、持ち帰って、神棚や仏壇の灯明に点じ、又、元旦のお雑煮を作る際の火種にし、一年の無病息災を祈る 魔除けの植物 生薬名　白朮(びゃくじゅつ) 根茎が、整腸、利尿 「恋しければ 袖振らむを　武蔵野の　　 うけらが花の　色に出(づ)なゆめ」 訳　貴方が恋に苦しくなったら、私が袖を振りましょう。だから武蔵野のうけらの花の色のように。 一目につかない花のように、貴方は恋心を決して人前に出してはいけません 主人や義父が京都出身でをけら詣りの話しを聞いて知ってはいたものの、植物については初めてで、山の中では、万葉集の様に目立たない花だなあと思いました。 コウヤボウキのお花をたくさん集めた様な感じです

こんばんは⭐️ ギボウシの白い花🤍咲いていました🤍 キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属の総称♡ ♡アジア原産♡多年草🌱 和名ギボウシ♡ 学名ホスタ（Hosta）♡ 花言葉🌸静かな人、沈黙🌸

🌿アセビの蕾

見せばや ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属 別名 玉の緒 今夏の猛暑にも耐え、元気に咲いてくれました☺️ 🏷️今日のお花

今日のお花🏷𓈒𓏸︎︎︎︎アケビ 初めて青森にきました。浅虫温泉♨️で森林浴のアクティビティに参加。といっても参加者3人は私たち三姉妹のみ(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎) 途中、アケビを見つけて味見💕 爽やかな甘み😻