カワズウリ　令和７年９月２日撮影 今年は、沢山収穫が出来ました。 「かわず瓜」（カワズウリ、カエルウリ）は、福井県原産の伝統野菜で、カエルの背中のような濃緑色の模様と淡緑色の肌を持つウリです。マクワウリの変種と考えられており、緻密な果肉が特徴で、歯切れの良さとほんのりとした甘みから、浅漬けやぬか漬けなどの漬物に適しています。福井県の方言でカエルのことを「ぎゃる」と呼ぶことから「ギャル瓜」とも呼ばれています。 特徴 名前の由来:淡緑色の表皮に、カエルの背中を連想させる濃緑色の模様があることに由来します。 肉質と食味:果肉はきめ細かく、肉質が締まっており、歯切れが良いのが特徴です。ほんのりとした甘みがあり、漬物に適しています。 形と大きさ:長さ20〜25cm、重さ600〜800g程度の円筒形で、漬け瓜として親しまれています。 栽培と産地:福井県で古くから栽培されており、昭和時代に入ってから育成されたと考えられています。マクワウリと交雑して誕生した改良種です。

カワズウリの花 １９９８年に発刊された「福井の伝統野菜」（ふるさと野菜の会編集・福井新聞社発行）によると、「カワズウリ」が生まれたのは昭和の時代に入ってからとされています。 カワズウリの特徴は、表面が淡緑色の肌にカエルの背中のような濃緑色の模様があることで、福井のカエルの方言を付して「ギャルウリ」とも呼ばれています。 ぬか漬け・浅漬けが主な食べ方です。外見に似ず肉質は柔らかく、漬けて１～２日目が食べ頃です。歯切れが良くしっとりした食感で美味です。