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Bulbophyllum属の一覧

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阿南田零
途中で蕾が2輪しけて1輪しか残らなかったし、あまりきれいな咲き方じゃあなかったんで、載せるかどうしようかと思ったんだけど、一応うちに来てから3年目の開花だし、記録しとかないとね~。 バルボフィラム ビカラー Bulbophyllum bicolor ラン科マメヅタラン属(バルボフィラム属) 元々、香港のみから知られていましたが、その後、中国、ベトナム、タイ、ラオスなどからも発見されているようです。 この株は元々レピダムとして売られていたものでした。レピダム(フラベルム-ベネリス)はそれ自体地域変異が多く、面白いのですが、この株の開花参考写真として付けられていたものが、どう見てもレピダムのバリエーションじゃなく、デンティフェラムという種に見えたので、どっちが咲くんだろうな~と、ニヤニヤしながら買ってみたのでした。 で、先月末、蘭達をそろそろ屋外に移そうかな~と、引っ張り出していると、この株に蕾が上がっているのに気が付きました。かなり大きな蕾が3つ、この時点で『レピダムはないな、デンティフェラムってこんな大きな蕾になるんだ~』と思ってたんですが、開花が始まると、『えっ、デンティフェラムはこんな模様はないはず。なんだこれ?』って事になりまして、その時点で蕾2輪がしけてたので、『お願いだから咲いてね。正体だけは確かめさせて』と、お祈りしながらやっと開花に漕ぎ着けたのが5月の半ばでした。 HCで売ってるデンドロやカトレア、胡蝶蘭は、基本的に開花中の鉢植えを買うので、思ってたのと違う花が咲いた、とか、名札と実物が違った、なんててことは普通有りません。 蘭展の分譲会や即売会だと開花株や蕾付き株じゃない場合、時々、咲いてみたら名札と現物が違ったということも起きます。特に海外の種苗業者から仕入れてそのまま売っている場合はちょいちょい間違いが有ります。 ただ、今回のように、蘭メインの業者さんが自前で育成しているものを開花写真まで付けて販売しているものが、ラベル↔写真↔現物の全てが違っているというのは初めての経験でした。 ビカラーは元々欲しかった種だったので、今回は結果オーライでしたが、自分のとこでガンガン増えている種だったらショックだったでしょうね~。
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阿南田零
そう言えば、やっとアンブロシアが咲き始めました。 バルボフィラム アンブロシア Bulbophyllum ambrosia ラン科マメヅタラン属 クスクスランという名札で売られていることが有りますが、クスクスラン(Bulbophyllum affine) ではないですよ。 クスクスラン(Bulbophyllum affine) ではないですよ。 クスクスラン(Bulbophyllum affine) ではないですよ。 全然似てないですからね。 外置きの株は開花が遅くて、4月下旬にずれ込むのは珍しくないけど、GW過ぎるまで開花しなかったのは初めてでした。 今年は、花芽らしきものが覗き始めたの自体が3月に入ってだったから、今年はもう咲かないのかと、一瞬思いました。最終的に咲くには咲いたけど、花数は例年より少ないみたいです。 そもそもうちのアンブロシアは、『株の大きさに比べ花数が少ないよな~』と、毎年思ってたので、昨年の花後にアンブロシアの自生環境を確認し直しました。 その中で、滝の飛沫がかかる岸壁や、日当たりがよく、常に水が滴る花崗岩の岩棚で繁茂するという記述と、咲き乱れるアンブロシアにミツバチが群がる画像をを見つけたので、昨年は直射日光下で、腰水栽培したわけです。 そしたらバルブも葉もスゴくゴツくなったんですが、冬になっても水をやり続けてたので、たぶん花数が減ったのはそのせいです。いくら水が豊富な環境に生えるとは言っても、多少の乾燥ストレスをかけた方がよかったのかなと思ってます。自生地が東アジアですからね。冬季は降水量も少ないでしょうし。 ただ、花茎は例年の2倍くらい太く、花も一回り以上大きいです。
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阿南田零
3月10日開花、3月11日撮影、現在も開花継続中です。昨年は花芽が立ち上がって、蕾が膨らみ始めたところでしけてしまったので、2年ぶりの開花です。前回は4月の撮影でした。 2年前の開花時は、まだGSを始めたばかりの頃で、『たぶんロンギフロラムで合っていると思うけど謎バルボ』として登場しましたが·······合ってませんでしたm(_ _)m バルボフィラム シュードピクチュラタム(シュードピクツラタム、プセウドピクツラツム) Bulbophyllum pseudopicturatum タイとミャンマーに分布します。 学名中のpseudo-の部分は『偽の』とか『まがい物の』といったような意味なので、このバルボの学名を日本語にすると《偽ピクチュラタム》みたいな感じになります。 もちろん本家の《ピクチュラタム》(Bulbophyllum picturatum)というものがあるわけですが、ピクチュラタムとして紹介されている物の中にも、けっこう“偽ー”が混じってます。 そもそも、シュードピクチュラタムの発見された経緯自体が、ピクチュラタムとして採集・整理された標本の中に「なんか、少し違うものがあるぞ」ということから始まったらしいし、シュードピクチュラタムに関する情報自体が凄く限られている上に不正確なので、この二種の間で誤認が起きるのは、ある意味仕方ないことかもしれません。 といいつつ、これらの話は海外での事情で、日本のサイトでは、“本家”ピクチュラタムですらマイナーで、しかも、シルホペタルム キクチガタム(Cirrhopetalum kikuchigatum)という、命名法上あり得ない“偽名”で紹介されていることもしばしばあるくらいで、シュードピクチュラタムは名前すら出てきません。 ちなみにうちの株はバルボフィラム アウラタム(Bulbophyllum auratum)としてやって来ました。どうも、海外で(恐らく花色から)この名で出回っているケースもあるようですが、アウラタムが全くの別種であることは、画像検索をかければ一目瞭然です。
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63
阿南田零
昨年咲いた中で一番お気に入りがアナンダレイなら、一番面白かったのがこれですね。昨年10月8日頃と10月23日頃の2度咲いてます。 Bulbophyllum. sp.で買って、3年くらいで開花に至ったので、うちの環境が合ったのか、強健なのかうちに来たバルボとしては極めて順調ですね。しかもバルブ4つで花芽が3つ、それぞれの花芽に2輪ずつ咲くという花付きの良さ。 咲き始めはバルボ類に有りがちな腐敗臭というか魚介臭(具体的には湿気た煮干しやスルメのような臭い)だったのが、日が経つにつれ、フルーツ香が混じり始め、最終的にはロウバイの花と桃を合わせた様な香りになって終わるという変化が有りました。一体誰が花粉媒介してるんでしょうか? ちなみにこの株はボルネオ/カリマンタン島産だということだったので、このバルボの正体は Bulbophyllum artvogelii バルボフィラム アートヴォゲリー(アルトウォゲリー?、アルトフォゲリー?)のようです。2015年に記載されたばかりの新しい種です。 ちなみにマレー半島産だったら Bulbophyllum variabile バルボフィラム ヴァリアビレと判定してたでしょう。恐らくこの2種は同種で、最終的にはアートヴォゲリーはヴァリアブレのシノニムになるんじゃないかと思います。
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51
阿南田零
先日ボストしたアナンダレイの昨年の5回の開花記録です。3鉢が代わる代わる咲いたのですが、左上から順に 1. 7月22日 鉢No.1 一昨年咲いた鉢と同じ鉢です。ストライプがなく花全体に小さな赤いドットが散りばめられています。花茎は長く下垂します。 2. 8月14日 鉢No. 2 花茎が長く下垂するところはNo.1と似ていますが、ストライプがあります。リップ以外は赤い色素がほぼなく、ストライプも色味が抜けている感じです。 3. 9月18日 鉢No. 3 先日ボストしたのと同じ株ですが1回目は9月に咲きました。ドット、ストライプ共にあり、赤い色素が鮮やかです。花茎が太短くあまり下垂しません。 4. 10月14日 鉢No.1の2回目の開花です。1回目、一昨年と同じタイプの花が咲きました。 5. 11月1日 先日ボストした鉢No. 3の咲き始め頃です。9月18日と同じく、花茎が太短く、赤いドットとストライプの明瞭な花です。 それぞれの鉢内では同じ様な花が咲くので、開花毎に特徴の違う花が咲くわけでは無さそうです。とすると株分けする前から複数個体が一鉢に入っていたということになりそうです。 元は小さなバルブ6~7つの小苗だったんですが、その中に少なくとも3個体もひとまとめになっているってどんな状況でしょう?無菌播種実生苗だったのか、業者さんなどが植替えた際に出た千切れバルブ、くずバルブの寄せ集め苗だったのか? どちらにしても福袋的でお得な気がしてるのは変でしょうか😅
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45
阿南田零
冬場のラックに押し込められた時期に咲くので(しかも花芽が細くて、それとは気づかず気根と見間違えてたりして)、いつの間にか咲いてて花が終わってたりするかわいそうな子。 昨年は夏の管理が不十分だったせいで花芽は多分これひとつ。しかもちっちゃい!でも、タイミングよく咲き始めに気がついてお披露目となりました。 バルボフィラム マキシラレ Bulbophyllum maxillare フィリピン、ボルネオ/カリマンタン、マレー半島~オーストラリアの熱帯アジアに広く分布する。 ずっとバルボフィラム ブルメイで覚えていて、つい最近までその名で呼んでたし、一般的にもブルメイという名が浸透してるかと思いますが、最近上記の名前に変わってたみたいですね。 なんでも、ブルメイという名は命名の際に不手際というか、ルール違反があったらしく、学名としては失格名ということらしいです。 寒さにあまり強くなく、この個体はうちでは2代目ですが、初代は一晩で真っ黒になって枯れました。 広域分布種で地域変異もある種なので、ある程度の寒さに強い系統もあるのかもしれませんが、あの枯れ方がトラウマになって、かなり過保護に育ててます。そのせいか、株だけはどんどん大きくなります。元々夏場の生育は旺盛な種ですね。
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62
阿南田零
10年は経ってないと思うけど、そこそこ昔に、小さなバルブ2~3個の小苗を買いまして、ほぼ1年に1バルブしか出ないし、数年おきに1バルブ枯れるので、中々大きくならず、花も付かなかったバルボフィラム ヴァギナタム(Bulbophyllum vaginatum)。 昨シーズンやっと蕾が上がり、花が拝めると思ったら、咲く寸前でしけてしまった。 今シーズンも昨年11月の頭に花芽がついたけど、その後、今年の1月末まで全く動きがなかったので、今回もダメかとすっかり諦めていたら、気がつかないうちに花茎が延びていて、あれよあれよという間に咲いちゃいました。 って、これってヴァギナタムじゃなくてメデューサエじゃないですか❗ちゃんとBulb. vaginatumってラベルもついてる苗だったのに‼️ てな訳で、長年ヴァギナタムだと思って育てて来た蘭はバルボフィラム メデューサエでした。 バルボフィラム メデューサエ Bulbophyllum medusae マレー半島、タイ、ボルネオ島、小スンダ列島、スマトラ島に分布、海抜約0~400mの熱帯雨林に自生する。  ちなみに、じゃあ、ヴァギナタムは見れなかったかと云うと実は見れてまして。 というのも、これまた手持ちの株のうちバルボフィラム シウラム(Bulbophyllum thiurum)というラベルのついた株が、昨夏知らないうちに咲いてまして、その花がシウラムではなくヴァギナタムだったという、ヴァギナタムの開花を期待してたらメデューサエだったのと逆で、ヴァギナタムだと思いもしてなかったら、ヴァギナタムに出会ってしまったという落ちでした。 そのヴァギナタムの花はまた別の機会に。
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