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/盛夏の中にも爽やかに、涼し気風景作り出す鉢の中/の一覧

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カタバミ
8月、葉月。真夏、また盛暑の時期。何か毎年、その暑さは募るようであるが、私の散歩道の道際等の草花達は、その熱い陽の中にあっても、己が自身を一生懸命に、最大限に自己表現に向けようとしているようだ。 7月からの、熱い夏へ/夏の草花達の姿 ---その15。    /盛夏の中にも爽やかに、           涼し気風景作り出す鉢の中/  所用で出向く道すがらの、あるお住まいの前。 比較的大きな粋な鉢から、高く背丈を伸ばして、ふんだんに白い覆輪をつけた葉を持った草花が先ず目に入る。 近づいてみる。よく観ると真っ直ぐに伸びた草花の幾つかの茎の頂部に、多数のユニークな杯状の、白い小さな可愛らしい花を幾つか咲かせていた。 そこには、盛夏の中にも爽やかな涼し気なひとつ風景があった。  ハツユキソウ(初雪草/ユーフォルビア・マルギナタ) <‘ハツユキソウの和名’について、下記の「ハツユキソウ」より抜粋、次に: 花序が出始める頃になると、上部の葉は密集し、白い覆輪が入る。 ハツユキソウの名前は、この美しい葉に由来する。> ・ハツユキソウ<初雪草、別名 ユーフォルビア・マルギナタ>(トウダイグサ科 トウダイグサ属/ユーフォルビア属)  北アメリカに分布する一年草。 分布域は、ミネソタ州からコロラド州、テキサス州などを中心に広がっており、草原や牧草地などに自生している。 美しい草姿からアメリカでは広く栽培されており、逸出したものが各地で野生化している。 ハツユキソウの花期は7月~10月。 花期になると、真っ直ぐに伸びた茎の頂部に多数の花序を出し、小さな花を咲かせる。 花序はトウダイグサ科の植物に特有の杯状花序(ハイジョウカジョ)で、ユニークな形をしている。 杯状花序とは、カップ状になった総苞の中に、雄花数個と雌花が包まれる形になった花序のこと。 雄花と雌花は退化しており、雄花は雄しべ1個、雌花は雌しべ1個だけの構造となっている。 総苞は合着してカップ状になっており、この形から壺状花序とも呼ばれる。 白い花弁のように見えるのは腺体の付属体である。 腺体は淡い緑色の部分で、ここから蜜を分泌している。 ハツユキソウの花序には、雄花が数個の花序と、雄花数個と雌花1個の花序がある。 雄花と雌花から形成された花序では、雌しべが先に伸びて受粉すると子房が膨らみ、花序からぶら下がる形になる。 その後、雄花が成熟し雄しべから花粉を放出する。 葉は互生し、長さ5~7㎝、幅3㎝程度の長楕円形。 花序が出始める頃になると、上部の葉は密集し、白い覆輪が入る。 ハツユキソウの名前は、この美しい葉に由来する。 茎は上部で分枝し、草丈60~100㎝程度に成長する。 群植すると、夏の花壇に涼し気な風景を作り出す。 美しい葉は、切り花の素材としても利用できる。 ただし、茎を傷つけたときにでる乳液は、肌が弱いとかぶれることもあるので注意。 乳液を洗い流すと、水揚げもよくなる。 耐暑性に優れ、育てやすい植物。 病害虫の発生もほとんど無く、放任でも美しく育つ。 冬には枯れてしまいますが、こぼれ種でよく増える。 <ハツユキソウの近縁種> ハツユキソウが属するトウダイグサ属(ユーフォルビア属)は、世界に約2000種が分布する巨大な植物群である。 多くは熱帯の乾燥地域に分布しており、多肉植物として栽培される種を除くと1000~1500種の種が分類されている。 観賞用として栽培されているトウダイグサ属の代表的な植物(多肉植物以外)には以下のようなものがある。 →ユーフォルビア・カラキアス →ホルトソウ → ユーフォルビア・ポリクロマ →ユーフォルビア・ラティリス (出典・参考: ガーデニングの図鑑)
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カタバミ
8月、葉月。真夏、また盛暑の時期。何か毎年、その暑さは募るようであるが、私の散歩道の道際等の草花達は、その熱い陽の中にあっても、己が自身を一生懸命に、最大限に自己表現に向けようとしているようだ。 7月からの、熱い夏へ/夏の草花達の姿 ---その15。    /盛夏の中にも爽やかに、            涼し気風景作り出す鉢の中/  所用で出向く道すがらの、あるお住まいの前。 比較的大きな粋な鉢から、高く背丈を伸ばして、ふんだんに白い覆輪をつけた葉を持った草花が先ず目に入る。 近づいてみる。よく観ると真っ直ぐに伸びた草花の幾つかの茎の頂部に、多数のユニークな杯状の、白い小さな可愛らしい花を幾つか咲かせていた。 そこには、盛夏の中にも爽やかな涼し気なひとつ風景があった。  ハツユキソウ(初雪草/ユーフォルビア・マルギナタ) <‘ハツユキソウの和名’について、下記の「ハツユキソウ」より抜粋、次に: 花序が出始める頃になると、上部の葉は密集し、白い覆輪が入る。 ハツユキソウの名前は、この美しい葉に由来する。> ・ハツユキソウ<初雪草、別名 ユーフォルビア・マルギナタ>(トウダイグサ科 トウダイグサ属/ユーフォルビア属)  北アメリカに分布する一年草。 分布域は、ミネソタ州からコロラド州、テキサス州などを中心に広がっており、草原や牧草地などに自生している。 美しい草姿からアメリカでは広く栽培されており、逸出したものが各地で野生化している。 ハツユキソウの花期は7月~10月。 花期になると、真っ直ぐに伸びた茎の頂部に多数の花序を出し、小さな花を咲かせる。 花序はトウダイグサ科の植物に特有の杯状花序(ハイジョウカジョ)で、ユニークな形をしている。 杯状花序とは、カップ状になった総苞の中に、雄花数個と雌花が包まれる形になった花序のこと。 雄花と雌花は退化しており、雄花は雄しべ1個、雌花は雌しべ1個だけの構造となっている。 総苞は合着してカップ状になっており、この形から壺状花序とも呼ばれる。 白い花弁のように見えるのは腺体の付属体である。 腺体は淡い緑色の部分で、ここから蜜を分泌している。 ハツユキソウの花序には、雄花が数個の花序と、雄花数個と雌花1個の花序がある。 雄花と雌花から形成された花序では、雌しべが先に伸びて受粉すると子房が膨らみ、花序からぶら下がる形になる。 その後、雄花が成熟し雄しべから花粉を放出する。 葉は互生し、長さ5~7㎝、幅3㎝程度の長楕円形。 花序が出始める頃になると、上部の葉は密集し、白い覆輪が入る。 ハツユキソウの名前は、この美しい葉に由来する。 茎は上部で分枝し、草丈60~100㎝程度に成長する。 群植すると、夏の花壇に涼し気な風景を作り出す。 美しい葉は、切り花の素材としても利用できる。 ただし、茎を傷つけたときにでる乳液は、肌が弱いとかぶれることもあるので注意。 乳液を洗い流すと、水揚げもよくなる。 耐暑性に優れ、育てやすい植物。 病害虫の発生もほとんど無く、放任でも美しく育つ。 冬には枯れてしまいますが、こぼれ種でよく増える。 <ハツユキソウの近縁種> ハツユキソウが属するトウダイグサ属(ユーフォルビア属)は、世界に約2000種が分布する巨大な植物群である。 多くは熱帯の乾燥地域に分布しており、多肉植物として栽培される種を除くと1000~1500種の種が分類されている。 観賞用として栽培されているトウダイグサ属の代表的な植物(多肉植物以外)には以下のようなものがある。 →ユーフォルビア・カラキアス →ホルトソウ → ユーフォルビア・ポリクロマ →ユーフォルビア・ラティリス (出典・参考: ガーデニングの図鑑)
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