いま、書斎の出窓から見える風景

じっと見ているが、動いていないように見える

実際には、山では、雨後の水滴や風によって動いているのであろう

鳥や虫や植物も変化している

雲も動いていないように見えるが、人間の目では識別出来ないぐらいの色の変化が絶え間なく起こっている

不思議なことに、言葉は変化しない

言葉の意味は、読み手、聞き手によって変化するが、言葉そのものは変化しないのである

そのように考えると、言葉は聖書にあるように｢神｣であるかもしれない

ただし、悪魔であることもある

さて、室内を見てみると、出窓には植え替えたばかりのガジュマルがある

多肉植物、食虫植物、洋らんが柔らかな空気をただ、楽しんでいるようだ

出窓の上を見ると、心を｢空(くう)｣にするスイッチの新婚旅行の写真４枚中二枚が見える

座卓を見ると、書類と共にセントポーリア10鉢がある

畳の上には、植物の本が五冊ほど広げられている

今日は、やっと、妻が私が病気であることを強く認識し、朝は病院へ行こうと言い、一週間分の薬を処方してもらった

前回のときに、この薬にしてほしいといったのにも関わらず、別の薬にされたので、本当になおるのか不安であったが、やはり、よくはならなかった

お薬手帳を示してまで、担当医に告げたのに、聞いてくれなかった。でも、今回はやっと、聴いてくれた

なんとか直さなければ、庭仕事も、地域のスポーツ大会にも出られない

今日は、お彼岸で墓参りをする予定だったが、行かずじまい

明日は月命日でお坊さんがこられるし、妻を美容院にも送り迎えをしなければならない

他にもたくさんの仕事がある

健康第一、休むぞ、と思ってもなかなか休めない日々だが、動ける身体に感謝するそのほか、感謝することが一杯

さあ、さあ、身体を治すぞ