タラノキ

ウコギ科タラノキ属
落葉低木
別名タランボウ、オニノカナボウなど。
新芽が山菜として有名なタラの芽である。
北海道〜沖縄に分布。
平地から標高1500m以上までの山地の原野、川岸、野原や藪、荒れ地に生える。
幹、枝、葉に鋭いトゲが密にある。
細い幹の樹皮には幹から垂直の伸びる大小の鋭いトゲが多くつくのが特徴である（②）
葉は互生し、幹や枝の先端だけに集まってつき、夏には傘のように四方に大きく開く。
秋には紅葉する。
花期８〜９月
幹の先端の葉芯から長さ30〜50cmほどある総状花序を複数つけ、多数の径3mm程度の白い小さな花を咲かせる。（①）
花弁は三角形で5枚、雄しべは5本で突き出ている。
果期１０〜１１月
黒色で直径3mmほどの小さな球形の果実となる。

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