和梨(ナシ)の野生種。
ヤマナシ(山梨)、別名ニホンヤマナシ。
在来説と中国渡来の梨が野生化した説があるそうです。
自生地は人里周辺にあるので、渡来説が有力みたい。弥生時代の遺跡から種が見つかっているそうです。
明治時代に二十世紀(松戸市)、長十郎(川崎市)が発見され、品種改良が盛んに行われたそう。
1959年『幸水』、1965年『新水』、1972年『豊水』が登場、この3つが『三水』と呼ばれる。
新水は記憶にありませんが、こうすい、豊水は今でも大人気。とても美味しいです😋

※二十世紀梨は鳥取だと思っていました😅
松戸には二十世紀という大きな公園があり、ここが二十世紀梨発祥の地だそうです。

『鈴なり』という表現がピッタリ♪
ピンポン玉🏓ぐらいの大きさの実がぴっしり付いていました。
木全体では相当な数😱

『鈴なり』の鈴🛎️は、巫女さんが神楽を舞う時に持つ神楽鈴。
持ち手(柄)のついた鈴(三連で下から7個、5個、3個ついている)
この鈴のように房となって沢山の実がついている様子を指す言葉となったそうです。

なお、ヤマナシは5年に一度大豊作を迎えるらしく、今年はその年に当たったのかな。
ここには毎年かなりの回数来ていますが、このような姿を見たのは初めてです✌️
1つ試食しましたが美味しくない。
生色には向きません^_^