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milk cocoa さんの雑木林,フユノハナワラビ,山野草の投稿画像

2024/10/11
フユノハナワラビ(冬の花蕨)

ハナヤスリ科

本種は光合成を行うための栄養葉という葉と、胞子を付けて散布するための胞子葉という2種類の葉をそれぞれ1枚ずつ付けますが、栄養葉は秋から翌春まで地面すれすれの位置に展葉しており、胞子葉は晩秋から冬にかけて出現して高さ15~30cm程度になり、2~3回分岐した枝に2列に球状の胞子嚢(ほうしのう:胞子が詰まった袋。胞子が成熟するとはじけて胞子を散布する)を密生します。
胞子葉の姿があたかも花が穂状に咲いたように見え、出現するのが冬頃であるので、「冬の花蕨」と呼ばれます。
冬に出現することから、「寒蕨(かんわらび)」の別名もあります。ちなみに本種の仲間には夏に胞子葉が出現する「ナツノハナワラビ」もあります。この場合の「蕨:ワラビ」は分類学的な意味でのワラビの仲間ということではなく、シダ植物である、という程度のことを指しています。
なお、科名であるハナヤスリとは、ハナヤスリ属の胞子葉がハナワラビ属のように分枝せず、棒ヤスリを連想させる形をしていることに由来します。
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植物