日光植物園の春花たち💕

水の中からニョキニョキとスマートなスギナみたいな茎葉を立てているのは、シダ植物のミズドクサです😍

ちょうど今頃、初夏を迎える時期に茎先にツクシそっくりの穂をつけます。これは胞子嚢穂なんですね。
ツクシとそっくりなのも当然、スギナはごく近縁で、その胞子嚢茎がツクシですから😍

日本庭園の水回りとかを昔から飾ってきたのは葉がなく茎だけの陸生のトクサ(砥草、木賊)。
砥草は茎を煮て乾燥させたものが研磨に使われたからで、今でも木製品の仕上げに使われているそうです😊 研磨剤になるのは大量のシリカを含んでいるからなんですね。

木賊は地名にも多い(木賊峠とか木賊温泉とか)ですが、茎を乾燥させたものは木賊(もくぞく)と呼ばれる生薬ということからきています。