ミヤマホタルイ（深山蛍藺）　カヤツリグサ科

亜高山～高山帯の高層湿原や池沼に生える多年草
花序は茎の途中から出ているように見える。　

地味でも花が咲いていなかったら、これも素通りしてたかもしれません☺️

立山弥陀ヶ原の「ガキ田」と云われる池塘には地獄に堕ちた餓鬼が飢えをしのぐためミヤマホタルイを稲🌾に見立て、田植えをしたと云われています。
日本三霊山の一つである立山には山岳信仰に由来する名前が他にも残っているそうです。

たくさんの池塘がみんな本当に田んぼみたいでした〜

余談で、苗場山の名前も池塘が水田に苗を植えたように見えるから苗場と名付けられた説があるそう。

「ホタル」のいそうな場所に生えるから、と云う
ホタルイ（これは平地に生えるホタルイのこと）の高山型。

「イ」は畳表やムシロの材料に使う藺草（いぐさ）の事

＊8/6立山弥陀ヶ原