先日地元のお山の登り口で、お山の岩壁に張り付き観察されてる方を見つけてお声掛けしました。
冬虫夏草を教えていただきました♪
⚠️見る機会の少ない冬虫夏草なので、投稿させてもらいますが、苦手な方はごめんなさい🙇‍♀️

これはキシノウエトタテグモに感染した冬虫夏草の一種「蜘蛛茸」だそうです！

一般的に言う冬虫夏草とは「虫から生えるきのこ」の総称で、昆虫やクモなどに寄生する「虫草類」というきのこ（菌類）のことを指すそうです。

クモタケ(蜘蛛茸)
日本ではほとんどの場合キシノウエトタテグモに生じる。このクモは地中に筒状の巣を作り，地面との境である巣の上端は蓋(⬇️の写真で蓋が見られます)がついている。このクモに感染したとき，この菌は巣の底にいるクモから長い菌糸の束を出し，蓋を押し開けて地上に伸び出し，その先端に粉状に多数の胞子を作るそうです。

⬆️の写真では、土中のクモが白い菌糸に被われているのが見えています。
⬇️これは大きな蜘蛛茸でその方も驚いてらっしゃいました。

冬虫夏草と言うと、万病に効く薬を想像しお聞きしましたが、残念ながらクモタケからは主だった薬効成分は知られておらず、薬用の冬虫夏草としての活用法はないそうです。

学者さんのような方にお逢い出来、冬虫夏草の蜘蛛茸を初めて見せていただきました。

📷2023/6/29 地元のお山