バイケイソウ（メランチウム科シュロソウ属）

遊歩道に入るとすぐ、2m近いバイケイソウが咲いてました。
奥に進むと群生してるところもありました。
お花は地味ですね。

バイケイソウは本州・北海道、樺太・千島・朝鮮・中国・ウスリー・カムチャッカなどに生育する多年草。湿原周辺の草原や明るい林内などに生育する。短い地下茎を持ち、群生する傾向が高い。春に芽を出し始め、初夏に高さ１ｍ以上にもなる花茎を出す。茎葉は長さ20～30cmで平行脈が顕著。折れ曲がって葉を構造的に補強している。花は６月の後半から８月にかけて咲く。花は薄い緑色であり目立たないが、よく見ると着物の柄に似合いそうな、シックなものである。花の直径は８～25mm。花弁の周辺は毛状にちじれている。雄しべは６本で柱頭の先端は３つにわかれている。