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一筆狼さんのお出かけ先,メナモミ,八ヶ岳南麓の投稿画像

2022/10/07
雌菜揉み。(長文)
雄ナモミ(オナモミ)に対して、雌ナモミと呼ばれる。メナモミの「ナモミ」は、古代の強壮薬をつくるとき、葉や青い実を揉んだ汁を使ったことから「菜揉み」となった説が有力とされる。

似た花姿に外来種のオナモミとコメナモミがあるが、在来種のメナモミは茎や葉に白い開出毛がビロード状に密生しているところで見分ける。茎は直立し1m以上の高さになる。葉は卵状で対生し、翼のある長い葉柄。

枝分かれした茎の上部に円錐花序の黄色(赤みも混じる)の頭花を多くつけている。頭花は縁に3裂の舌状花、中央に筒状花がつく。外側にヒトデのような5つの総苞片。花床の鱗片と総苞片には、腺毛が密生してイボイボに見える。これがひっつき虫になり、くっつく。

北海道から九州までどこにも生えているようだが、八ヶ岳南麓の林道わきで初めて見つけた。アップにすると頭花を包む小さなヒトデがいるようで、一風変わった水中植物にも見える変わり種である。
2022/10/07
おはようございます。

毛だらけの面白い姿🤣
舌状花のオレンジがチャームポイント🧡
ナモミは菜揉なんですね(ღ✪︎v✪︎)
2022/10/07
@すずはな さま
ナモミのもうひとつの説は、「勿(な)揉み」。勿かれは、禁止を表し、いけないの意味。藤原道真の歌の下の句、「あるじなしとて春な忘れそ」にある「な...そ」の形で忘れないで、の「な」。揉んではいけない、となり、最初の説と逆の意味になる。

オナモミは服などにくっ付くが、わずか1日で落ちて春の発芽に備える。薬用植物の立場で考えると、揉んでつぶす人に「揉むな」と忠告する意味ととらえるべき名前となる。

なかなか凝った説でわかりにくいが、もともとはこちらの説から始まったという学者がまだ多いのかもしれません。
山渓の「野草の名前」を参照しました。
2022/10/07
@一筆狼 さん

名前の由来 面白いですね。
後の人がこじつけた感もありますね。

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四季折々の山野草を追い駆けます。 八ヶ岳南麓、標高1000m辺りから発信しています。

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植物