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naoさんのシュンジュギク,山野草,日光植物園の投稿画像

2022/07/29
7/20 日光植物園

とっても小さい野菊の花がありました。
「シュンジュギク (春寿菊)」と言って、ミヤコワスレの母種のミヤマヨメナの蛇紋岩変性だそうです。
中部以西と四国の蛇紋岩地に限らず石灰岩地や花崗岩地にも分布するらしいのですが、狭義に解釈して東海地方と四国の蛇紋岩地に生息するのだけをこの種とする考えもあるそうです🤔

もう終わりかけで花はえらくスカスカですが、写真を見る限りミヤマヨメナと変わらないように思います。
葉の鋸歯が深く欠刻状で、強い光沢があるのが特徴らしいですけど、終わりかけのせいなのか?この写真の花はあんまりそんな感じはしなかった😅

ちなみに、名の由来は、春に咲き初夏まで花期が長いことからの命名だそうです。
2022/07/29
かわいい💞歯抜け感が、かわいいです✨
2022/07/29
@滝山こまち さん
まあ、なんともの歯抜け感がハンパないですね🤣
花時期のミヤマヨメナはとても清楚な綺麗な菊ですけどねえ😍
2022/07/29
@nao さん🌻蛇紋岩変性とは、なんですか❓
2022/07/29
@滝山こまち さん
蛇紋岩は超塩基性岩石でマグネシウムを大量に含む岩です。
このマグネシウムは植物の水分吸収能力やカルシウムの吸収を低下させるとも言われていて、そこの植物相はきわめて特異になりやすく、繁殖力の強い一般の植物の侵入を阻害して、氷河時代からの生き残りが存在してる例も多い地帯です。
関東周辺では、谷川岳や尾瀬の至仏山、庚申山などが有名で、そこだけに存在する変種や特異種があります😊

これがまた水に濡れると無茶苦茶滑るんですよ。至仏山の下りで雨が降ってたりすると危なくて…😂

似たようなものに、秋吉台や四国カルストが有名ですが石灰岩地があって、普通の岩のケイ酸がほとんどなく、サンゴの殻由来のカルシウムが過剰で、植物が必要とするカリウムやリンが不足して、これまた特異な植生を作ります。

2022/07/30
@nao さん❗ご丁寧に教えて下さりありがとうございます🌸氷河期からの生き残りが存在しているなんて、凄いなぁー
2022/07/30
@滝山こまち さん
高山植物の多くはそうですね。
氷河期の寒冷な気温に適応してきたものが、段々と暖かくなって高い山に逃げて生き延びた植物たちが多いです😊

人に歴史あり、植物にも遙かなる歴史があるということですね😍

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山歩きと山野草、キャンプにバイクが大好きなアウトドア爺でございます。 GSにジョインしたのは、2019年9月、それまでは山歩きと高山植物オンリーだったのが、あっという間に平地や低山の山野草に引き込まれて、今やほとんど雑草ハンターと化してます😅 永年の喫煙🚬の報いで、2020年と2022年に二度も肺🫁を切ることになってしまって容量はほぼ半分、さすがに雪山やキツイ山には行けない体になってしまいましたが、そこそこの山で山野草を探す山行はまだまだ続けていきますよ。

キーワード

植物