珍しい水中花が、咲はじめました。

「火曜はマクロの発表会」

バイカモ（梅花藻）

キンポウゲ科キンポウゲ属の多年生の沈水植物。

梅花藻は絶滅危惧種で、岐阜県では郡上（西和良地区）と中津川と醒ヶ井の３箇所が有名です。
その内の、中津川のミニ中山道の清流黒沢川の自生地を訪れました。
日が暮れたので、ライトで照らしながらなので、上手く撮れませんでした。

冷涼で流れのある清流中に生育し、初夏から初秋にかけてウメの花のような白い花を水中につける。
水温が一年を通して１４度前後に保たれている事と水質が良い所にしか育たないデリケートな植物です。
葉は濃緑色で分裂し、流れに沿って1メートルほどに伸びる。
静水では育たず、水槽での生育も困難。
山菜としてウダゼリなどの名称で食用にもなる。
冷水を好むため、北日本では水路や河川などに広く分布するが、西日本などでは上流や湧き水のある地域に分布域が限られる
イチョウバイカモなどの近縁種とは違い、浮葉は形成しない。
またバイカモには水生昆虫が寄生するほか、ハリヨなどの淡水魚が巣や産卵床として利用することが知られている。